気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

一目惚れ度

2010-06-30 06:34:18 | Weblog
先日のテレビ番組で、松下由樹が「性格の自己分析」をやっていた。
落ち込み度:3、運の良さ度:4、涙もろさ度:3、負けず嫌い度:5、そして驚いたことに、“一目ぼれ度:0”であった。
一目惚れとはその名の通り、一目見ただけで特定のその相手に対し夢中になる心の状態を指すのであろう。
今まで私は、外見・仕草が素敵と感じた異性を見れば、殆ど総ての人間が一目惚れするものだと考えていたので、彼女の“一目惚れ度:0”には意外な感じを受けた。彼女の説明によれば、「見ただけでは内面が判らない。惚れる場合は接触をしていろいろ理解してから・・・」だそうである。選ぶ相手に困らない美人でも一目惚れはすると思うのだが・・・。
お互いに構えた場合は別であるが、通常の場合、「“第一印象”はその人の実態をよく表している」との説もある。付き合いを始めると色々と格好を付け飾り立てるので“素”が見え難くなるというのである。
一目惚れからスタートした恋愛は意外と上手く行くそうである。そうしたカップルのうち、その後長期的な付き合いや結婚に至る人は70%にも至るというデータもあるという。

野球賭博問題

2010-06-28 07:00:34 | Weblog
日本相撲協会は、本日28日に予定していた名古屋場所の番付発表を延期すると発表した。
大関琴光喜を始めとする少なくとも40人に近い力士が、暴力団の資金源となる野球賭博問題に関係し、名古屋場所の開催が危ぶまれている。例え開催してもNHKは、「今の対応のままでは中継できない。どのような抜本的対策を打ち出すかが判断材料となる」と語り、場合によっては中継放送の中止を仄めかしている。
だが昔から地方巡業等の関係上、相撲協会と暴力団とは関係がなくはないようだし、力士同士の間でもサイコロ・花札等の博打は行われていたようで、そうした雰囲気の中、ゲーム感覚で法律を破った者もいるのであろう。勿論それは悪いに決まっているが、今まで刷新の具体案も示さずに来たのは協会の大きな責任である。それが何故今回急に?
入門間もなく稽古に励み、戸惑っている力士もいるという。その他多くの関係者は開催を前提として動いているそうだ。
周囲に迷惑を掛けないという点からも、今回は通常通り開催し、以後の違反者は厳罰に処したら如何だろうか? それには力士の最終監督責任は協会に帰するように改める等、協会の機構改革を実行するのが大前提となるが・・・。

名月院

2010-06-26 05:44:33 | Weblog
多くの皆さんの紫陽花の写真に刺激を受け、私も急遽出掛ける気になった。
行先は鎌倉に決めた。どこで見ても花自体にそれ程の違いはないと思うのだが、やはり名所といわれるところはスケールが違う。それなりの所で鑑賞したいと思ったのである。
紫陽花見学に先立ち、鎌倉駅から鶴岡八幡宮まで歩き、大石段脇の、例の倒れた大イチョウのその後も見てきた。根の部分からも移植された幹の部分からも多くの葉が茂り、全くの素人ながら、再生の期待を感じた。
お参りと食事を済ませ、別名“あじさい寺”とも呼ばれる北鎌倉の名月院までタクシーで向かった。境内では量だけでなく珍しい種類の花も楽しめたことは勿論であるが、紫陽花を抱えたお地蔵さんの像もあった。2人の若い女性が、左右からそれぞれお地蔵さんの肩に手を掛け寄り添うように微笑んだポーズで写真を撮ってもらっていた。
「そんな写真を撮ってもらったら、お地蔵さんも喜んじゃうね!」 タイミングよく上手く喋れた。リハビリ成功! 一瞬にして彼女たちの笑顔からは嬉しさがこぼれ落ち、ニッコリと頷いた。美しさと楽しさを満喫できた小さな旅であった。

別れ

2010-06-24 05:20:02 | Weblog
また同年齢の友人を失った。彼はここ数年調子を崩していたが、最後は肺癌でこの世を去った。
彼とは40年近く以前、社会人となってから知り合った。当然のこととして、子ども時代・学生時代からの友人とは異なり、ある程度の距離をおいての付き合いから始まった。
最初のきっかけは選挙であった。お互い自分にないものを持った相手を認め合ったのだと思っている。その後はPTA・その他の会でも一緒に活動するようになり、よく酒も酌み交わした。やがて家族包みての付き合いにまで発展した。
同い年とはいえ、頭が切れリーダーシップ・行動力のある彼からは多くのことを学んだ。彼からの今年の年賀状には、『調子は如何ですか。私の方は何とか“生”にしがみついています』との添え書きがあった。改めて読んでみると悲しい。
この春私は退院したが、舌癌を患うと肺癌に転移する危険性は大きいと聞いている。どちらが先かは判らぬが、何れそれほど遠くない内に別れの時が来るであろうとの予感はあった。先日久し振りに訪ねたが、眠りに就いたところだと聞きそのまま帰ってきた。その時会えなかったのが残念である。その彼の告別式が一昨日行われた。合掌!

認知機能検査

2010-06-22 05:41:47 | Weblog
運転免許証を更新する者の中75歳以上の者は、講習予備検査として「認知機能検査」を受けなければならない。今回、私は初めてそれを受けてきたのでその様子を報告する。
黒板には当日の年月日・曜日が書いてあり、その下に「8時30分開始」とある。腕時計を仕舞うよう指示を受ける。
時間になり担当講師が一通りの説明をした後に、黒板を消し、「それでは検査を開始します」と用紙が配られ1ページ目を開かせられる。問題は『今日は何年何月何日ですか』『今日は何曜日ですか』『今何時ですか』―― A(最良0点)
次に、4個の絵を描いたパネル4枚を順に見せられる。それぞれを「これは鳥の鶏です。これは電気製品のラジオです・・・」と示した後、無関係の問題で時間を過してから、「鳥」「電気製品」等のヒントに従い16個の答えを書かせる――B(最良16点)
最後は時計の絵を書かされ、それに指示された時刻になるよう針を書きいれる問題であった。――C(最良7点)
総合点=7.731+0.641×A-0.523×B-0.315×C・・・・・理想点:-2.842
総合点が36点以上は記憶力・判断量が低く、36点未満はやや低く、0点以下は心配なし。私は [-2.842]でまだ安心。

プロフィール

2010-06-20 07:22:35 | Weblog
ブログのプロフィール欄を見ても殆どの人が自分の写真を載せていない。その気持ちはよく理解できる。
理由は、美男美女でないから自信がない・何となく恥ずかしい・嫌なことに巻き込まれたら困る等々いろいろあるであろう。私自身も4年以上に亘り“NO IMAGE“で来た。しかし考えてみると、実生活では顔の良し悪しに拘わらず常に隠して置くことなどできはしない。いくら嫌だと思っても、最後のお別れの際には大きな写真を飾られてしまうのである。
ブログ上で何かを発表すること、特に自分の思いを綴る場合、永い間には知らず知らずのうちに自分の多くを曝け出していることになる。先日“遺影”を作成し終えてから考えた・・・顔を隠すことにどれ程の意味があるのであろうかと。
そう考えている内に、「一部先輩と同様に自分も写真を掲載してみようか?」と心が揺れ始めていることに気付いた。多くの人がそうすれば情報量も多くなり、ブログ生活の楽しみも拡がるというものである。
ジョークでヘップバーンの写真を載せていた微笑ましい人もいたが、ブログ上とはいえ尤もらしい嘘や誤魔化しはいけない。もし私が写真を掲載するとしたら、当然それはカツラを使用せず髪も染めていない私本人のものである。

ラジオ深夜便

2010-06-18 06:59:37 | Weblog
NHKの放送「ラジオ深夜便」では午前3時台からは「にっぽんの歌こころの歌」を放送している。
このコーナーでは、作詞家の特集・作曲家の特集・歌手の特集が放送されるが、時には「昭和歌年鑑」も放送される。先日は“昭和歌年鑑:昭和37年の流行歌”であり、懐かしく素晴らしい歌の連続を楽しむことができた。
君恋し(フランク永井)・下町の太陽(倍賞千恵子)・コーヒー・ルンバ(西田佐知子)・琵琶湖周航の歌(ペギー葉山)・赤いハンカチ(石原裕次郎)・可愛いベイビー(中尾ミエ)・・・等々。「可愛いベイビー」は、今は口煩いといわれる60台半ばの中尾ミエが、16歳の時キュートな清純派歌手としてリリースして大ヒットした曲である。
そしてアナウンサーが問いかけた。「昭和37年、貴方は何をしていましたか? どのような思い出がありますか?」
昭和37年といえば、1月に彼女と出会った年である。そして、年内の12月にその彼女は私の嫁さんになった。私の人生に於いて転換点になった年でもある。皆さんにとって、昭和37年はどのような年であったのだろうか? 特別の思い出をお持ちであろうか? 他人ごとながら興味は湧く。

国民新党

2010-06-16 05:28:06 | Weblog
「全国郵便局長会」が、代議士僅か数名の国民新党へ3年間で約8億円もの献金していたという。「全国郵便局長会」とは特定郵便局長により構成された任意団体である。では「特定郵便局」とはどのような郵便局なのであろうか?
1.郵便局の土地・建物は、特定郵便局長の所有物であり、国が局長に対して家賃を支払っている。
2.局長は国家公務員である。もちろん給与は公務員待遇。
3.公務員なので、定年はあるが、子供等に世襲制的に地位を受け継がせることができる。
4.給与とは別に年間に数百万程度の渡切経費が支給される。
5.公務員なので、たとえ郵便局の営業成績が悪くとも、収入減を心配することはない。
等々の非常に大きな利権に恵まれている。これら「特定郵便局長」にとって郵政民営化は死活問題である。その彼らの利権確保の為に、民営化を元に戻そうと躍起になっているのが、郵政議員である亀井静香率いる国民新党なのである。郵政改革を少しでも元に戻すことが国民新党の唯一の目的と言っても過言ではあるまい。

同窓会

2010-06-14 06:27:08 | Weblog
6月になると同窓会が開催される。大学と高校それぞれ学年単位の同窓会である。
大学の方は第2土曜日(次回からは第2水曜日)、高校の方は第3土曜日と決まっている。昔は夕方6時か7時に始まり、解散後は当然のように2次会・3次会へと散って行った。だが相当以前からスタイルが変わってしまった。
先ず開始時刻は正午絡みになった。そして会費は以前より大幅に安くなった。理由は言うまでもなく、“夜遅くなると辛い”・“あまり酒も飲まなくなった”・“多くの者が後期高齢者となり収入が減っている”等々の誠に情けない理由による。
12日には池袋で開催された大学の同窓会へ参加した。目出度いことに、毎回開会に先立って恒例のように行われる“新たな物故者に捧げる黙祷”も、今回は必要なかった。「近況報告」や雑談も殆どが病気や薬の話である。自分も同じようなことを言っているのだから他人のことをとやかく言える立場ではないが・・・。
会費が安いからとて体調不良では出席できない。参加者は年々少しずつ減っている。今週は高校の同窓会もあるがそちらも気に掛かる、本当のところ、自分自身あと何回参加できるか全く予測が付かない。

遺影

2010-06-12 06:26:07 | Weblog
ある程度の年齢になれば、自分の葬儀のときに使用される写真に関心を持つ人も多いのではないだろうか? 「この顔が気に入っているので、その時にはこの写真を使ってもらう!」――そうした言葉もしばしば聞く。
私も今から30年程前、その準備にと自分の気に入った写真にバックの処理を施し、祭壇用のサイズに伸ばしたことがある。しかし、その後は理由もなく直ぐには死なないような気がして、写真の更新をしないままで今日に至ってしまった。
ところが先日、80歳を過ぎた知人の葬儀に参列したが、祭壇の写真は大変若々しかった。聞くところによれば、長男の結婚式の集合写真から抜き出したもので20年以上も昔のものだと判った。改めて使用する写真の撮影時期について考えた。現在と離れ過ぎていては不自然である。さりとて病床に就くようになってからでは適した写真は見付からぬ。
私の場合、今度は無駄にならないだろうと考え、“遺影の更新”を開始した。素材は今から数年前のもので、叔母の葬儀に参列したとき、新幹線の中で撮った写真だ。着ていたのが略礼服であるからバックの処理だけで済んだ。これを見た女房は「自分のだけでなく私のも作ってよ!」――結果、黒服でバックの色も同じなお揃いの“遺影”が出来上がった。

箱根

2010-06-10 18:42:27 | Weblog
津軽半島・下北半島への旅行に出掛けたのは昨年9月であり、以来旅行には行っていない。近い所でゆっくりと温泉にでも入ってみたいと思っていたところ、インターネットで手ごろな「温泉プラン」が目に入った。
箱根の姥子温泉まで新宿からバスで送り、現地に着いてからは希望の観光地まで車で送ってくれる。そして翌日も又バスで新宿まで連れ帰ってくれるという企画である。申し込みは前日まで受け付けるシステムなので、天気の様子を見ながら前々日に申し込んだ。そのため部屋も、希望する数少ないタイプのものに変えてもらえた。
箱根は一応見るべき所は見ているので、今回は大涌谷と湿生花園の見学だけに止めた。だが以前と様変わりなことに気がついた。大涌谷ですれ違う人、ロープウエーで一緒になった人の言葉の殆どが日本語ではないのだ。
初日ロープウエーで出会った外人に、雲で覆われた山の麓を指して尋ねられた。「あれはFUJISANですか?」そうだと答えると悲しそうな顔をしていたので「明日は見えますよ」と告げた。予想通り今日は素晴らしい富士山が見えた。その後、偶然にも彼と再開したのであるが、その時彼は富士山がはっきり写ったカメラを示し、昨日とは対照的に笑んだ。

川幅日本一

2010-06-08 05:18:20 | Weblog
わが埼玉県には、流域面積最大を誇る阪東太郎:利根川や荒川が存在し、それらの河川面積が埼玉全土に占める割合は日本一だそうである。ということは水量に恵まれ土地だと思ってしまう。
更にその埼玉は、「川幅日本一」という記録も持っている。大方の人は利根川の一部と想像するであろうが、然に非ず荒川に存在する。場所は鴻巣市滝馬室と「吉見百穴」で知られる吉見町大和田の間であり、その川幅は2,537mという。しかし、その場所は河口でもなく川の中間点であり、実際に眺めても水が流れている幅は30mぐらいしかない。
2008年2月、国土交通省荒川上流河川事務所の調査で、全国最長と認定されたそうである。国土交通省は両岸の堤防間を「川幅」と定義しているそうである。詳しくは、“水害時に予想される最高水位:計画最高水位での堤防間の距離”を指すのだという。従って、河川敷も“川の一部”と見なされるのである。
民家?と思われる建物も存在する2キロ半にも亘る河川敷、これが“川幅”だと説明されても、納得できたような、何か納得し切れないような気分である。

映画「RAILWAYS」

2010-06-06 05:34:23 | Weblog
中井貴一が主役の「RAILWAYS」を見てきた。久し振りの映画鑑賞であった。
島根県にある一畑電車の運転手になりたいという夢を持ったまま大会社のエリートサラリーマンになった主人公は、仕事に追われ家族を省みることがなかった。その彼が、周りの環境の変化による影響も大きかったが、49歳にして自分の夢であった運転手になるという物語である。
日本の原風景の残る島根を舞台にした、ほのぼのとした物語である。ストリーの中のエピソードには触れずに置くが、様々な電車が登場してその意味でも楽しい。
中井貴一は、若くして交通事故で亡くなった飛び切りの二枚目:佐田啓二の息子であるが、残念?なことに父のようなタイプではなかった。「サラリーマンのような役しかできない!」と言われた時期もあったようであるが、先輩の小林桂樹から「世の中80%がサラリーマンなのだ。そうした役が殆どで、仕事はいくらでもある」と励まされ一念発起したそうである。今回の「RAILWAYS」でのような役は誠に適任であると感じた。

子ども手当

2010-06-04 05:23:38 | Weblog
一部の自治体で「子ども手当」の支給が始まった。
日本の現状は、≪少子高齢化が進行し、2010年現在は、3人の現役世代で1人の高齢者を支える形になっているが、2055年には1人の現役世代で1人の高齢者を支える状況となることが見込まれている≫――そうである。
そして、厚生労働省はこの手当の目的を次のように説明している――≪子育てにかける予算でみると、先進国の中で日本はGDP比で最も少ない国の一つとなっており、合計特殊出生率もG7諸国中最低です。こうした状況を踏まえ、次代を担う子どもの育ちを社会全体で応援するという観点から、子ども手当を実施します≫
この制度に対しては「財源の問題」「税金のばら撒きと公平性」「外国人を含む受給対象者の問題」等、多くの批判がある。景気浮揚のためと説明されることもあるが、当初の目的はあくまでも少子化対策である。
だが若い夫婦は自分たちの生活をエンジョイする傾向が高まっている。昔と違い子どもの養育には莫大な費用を必要とする現在、月々僅か1~2万円の為に、改めて子どもを産もうなどと考えるであろうか?

「ラヂオ体操第4」

2010-06-02 05:41:50 | Weblog
“このラジオ体操“は、4月1日の公開から2ヶ月経った現在もサイト上でのアクセス数は伸び続けている。人気はぐんぐん上昇しているようで、総アクセス数は120万程にもなっている。
ラジオ体操の音楽に合わせ、3人の女性がテレビ体操よろしく椅子も使用して運動を開始する。最初は特別変ったこともないが、35秒も経つと様子が変わってくる。中国雑技団の技には及ばないが、ヨガのようなポーズも取り入れて、一般人には困難と思えるビックリポーズの連続である。まあ普通の人では付いて行けないであろう。
だが、この動画、途中にコマーシャルも入っていなかったが、NHKのラジオ体操とは無関係であることが判った。アディダス ジャパン(株)が展開するスポーツウェア「TAIKAN(R)」のプロモーションの為のものであり、最後の最後に大きく表示されたロゴが洒落ていてよく効いている。
期待し過ぎるとがっかりするかもしれないが思わず笑ってしまった。とにかく1回は見て欲しい。
「ラヂオ体操第4」で動画検索すれば簡単に見られる。