気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

メラトニン

2008-02-29 06:53:06 | Weblog
今、日本人のおよそ5人に1人が、睡眠に関する何らかの不満や悩みを抱えているという。
大脳が長時間活動した後は「睡眠物質」と呼ばれるものが脳内に蓄積されるそうだ。その結果、人はその「睡眠物質」“メラトニン”の効果により、疲労を感じ眠気に襲われる。睡眠を取ればこの睡眠物質が消えてなくなり、脳は再び活発に活動するようになるという。
メラトニンは “眠りを誘うホルモン”であり、脈拍、体温、血圧を低下させる。それにより睡眠と覚醒のリズムを上手く調整し、自然な眠りに誘う作用があるとされている。
メラトニンには、朝になり太陽の光が目に入ってから15時間前後たたないと分泌されないという性質があるという。夕方以降暗くなってくると分泌量が増えるのだそうだ。
70歳を超えるとメラトニンの分泌は減り、夜中にも目が覚め、朝の目覚めは早くるそうだ。そうした場合、夕方以降に人工的に「メラトニン」を投与すると、夜ぐっすりと眠れるようになるそうだ。だがあくまでも、規則正しい生活が第1であろう。

サイパン島

2008-02-28 06:49:33 | Weblog
三浦和義容疑者の逮捕で今このサイパン島が注目を浴びている。
この島は我われ日本人には大変関わりの深い島であるから、少なくともその名は聞いたことがあるであろう。
日本の南約2400キロ、珊瑚礁に囲まれてマリアナ諸島にあり、グァム島のすぐ北に位置する。熱帯性の海洋気候で、1年を通しての気温は27~8度と温度差があまりなく、温暖な気候に恵まれている。正に常夏の島である。
この島は数多くの国に帰属した歴史を持つ。1920年には国際連盟の委任により日本が統治することになった。従って第二次世界大戦中は日本軍の司令部があり、連合国軍が上陸の際には、激しい戦闘になり日本軍は玉砕した。今でこそレジャーの島になったが、以前は日本人にとって、そうしたレジャーとは無関係な悲しい島であった。
サイパン島の所属する北マリアナ諸島は1981年、アメリカ合衆国内の自治領として留まり、その年にロス疑惑事件が起きた。今回の逮捕はこの“アメリカ領”の条件が効いた。

八木優希

2008-02-27 06:45:31 | Weblog
つい最近、可愛い女の子を見つけた。満7歳の子役だ。
八木優希――2000年10月生まれであるが、2001年に仮面ライダーシリーズでデビューしているようであるから芸暦は長い。「アイフルホーム」や「関西電力・オール電化」、「住友林業」のCMにも出演しているそうである。
私は、月曜日のテレビドラマ「薔薇のない部屋」で、香取慎吾の娘役として確りした演技でドラマを盛り上げているのを見たのが初めてである。
『おおきくなったらじょゆうさんになりたいです。オーディションをうけてきまったといわれたときは、わくわくします。ゆうきがきたかったせいふくやドレスがきられました。
おうまさんやバイクにのれました。しらなかったことをたくさんおしえてもらえました。
いろんなひとになれることがとくにたのしいです。これからもいろんなひとのことをみて、こころにのこるやくになれるようにがんばります』
こんな可愛い作文を書く彼女。わが家の孫は、もうそんな時期を過ぎてしまった。

「わが人生の歌がたり」

2008-02-26 06:52:48 | Weblog
NHKラジオの「第1」では、「こころの時代」を放送している。
朝4時5分に始まり、それぞれの分野で活躍している人がいろいろと語る番組である。専門的な番組ではないため、その内容は様々である。従って、毎日聞いていると楽しみながら知識が広がるという利点もある。
この番組の毎月最終日曜日は、五木寛之の「わが人生の歌がたり」である。戦後ピョンヤンの街をさまよい、ソ連軍に暴行を受け、その危険地帯から命がけの脱出をした頃の彼の人生から始まり、当時の流行歌を解説しながらそれらのレコードを聴かせる内容だ。
一昨日の日曜日はその第35回であり、内容は、まだ金沢に住んでいて、直木賞を受賞した翌年の昭和43年頃の話であった。紹介された歌は、青江三奈の「伊勢佐木町ブルース」、森進一の「花と蝶」、都はるみの「好きになった人」、そしてデュエッと曲の「新宿ブルース」等の懐かしい曲であった。
特に朝早く眼が覚めてしまう、ある程度の年齢に達した人にはお勧めの番組である。

麺とオリーブオイル

2008-02-25 05:38:09 | Weblog
日本各地には評価の高いブランド品の麺がある。讃岐の手打ちうどん、名古屋のきしめん、小豆島・三輪の手延べ素麺、それ以外にもいろいろとある。
先日のテレビで、その小豆島の手延べ素麺が紹介されていた。時期的な問題からであろう、暖かいつゆをかけた「にゅうめん」として食べるところであった。だがその食べ方が予想もしてもいない方法だったので「えっと!」と思った次第。地元のアナウンサーがその丼に、小豆島名産のオリーブオイルをたっぷりと掛けたのである。
ところが、それを食べたタレントは「旨い!」 決して演技ではない。その顔には本当に美味いとの表情が現れていた。
麺類の好きな私は、昼食によく“冷凍うどん”を食べる。昨日は“盛り”にして食べたが、そのときテレビで見たタレントを思い出した。私は彼の表情を信じ、付け汁にオリーブオイルを入れてみた。コクがありまろやかになり、想像したよりも遥かに旨かった。ちょっと抵抗があるかもしれぬが、是非1度お試しあれ。

坂東眞理子

2008-02-24 06:17:07 | Weblog
内閣府初代男女共同参画局長・昭和女子大学長であり、大ベストセラー「女性の品格」の著者としても有名な坂東眞理子氏。
彼女は東京大学を卒業し、男と同じように働きたいと考えたが民間では受け入れられず、公務員になったという。当時、他に同様な女性が4人ほどいたそうであるが、結婚や子供ができたことを機に全員が辞めていったそうである。
雇用に関する男女平等が世界的な流れであったことは事実であるが、彼女の働きが日本の男女平等に貢献したことは事実であろう。職場では子育てのための有給休暇が大幅に認められるようになった。だが坂東氏自身、現実に男と同じに仕事をするには母親に子供を預け、親にも子供にも迷惑を掛けたと述懐している。
多くの女性が社会で活躍するようになったが、それと引き換えに母子の絆が弱くなりあるいは切れてしまうマイナス面も現れている。それが現在の憂うべき風潮と無関係とは言えぬだろう。坂東氏のように環境にも恵まれ並外れた能力の持ち主は少ないのだから。
先日彼女の話を聴いて、女性の社会進出を喜ぶと同時にそんなことも考えてしまった。

e-Tax

2008-02-23 06:05:01 | Weblog
税務署から確定申告の用紙が届いた。できれば「電子申告・納税システム:e-Tax」を利用するよう勧めている。
私の場合、弟が税理士で総てを処理してくれているのでその必要はないのだが、興味を持ったので国税庁のホームページを覗いてみた。
勿論パソコン・OS・ブラウザ等に制限はあり、更に次の準備が必要だ。
1.住民票のある市区町村の窓口で、住民基本台帳カード(ICカード)を入手し、電子証明書発行申請書等を提出して“有料”の「電子証明書」(公的個人認証サービスに基づく電子証明書)の発行を受ける。
2.家電量販店やインターネット販売で「ICカードリーダライタ」購入する。
3.ICカードリーダライタのドライバをインストールする。
4.電子証明書のソフトウェア等のインストールする。
“2”は出費を要するが、“2~4”は1度だけで済むのであろう。だが“1”はパソコン上では済まず、結局毎年市役所等へ出かけることになる。面倒臭がりの私は考えてしまう。

100ドル

2008-02-22 07:00:54 | Weblog
昨年末には、ソニー・コンピュータエンタテインメントが北米で、それまで599ドルで販売していたゲーム機:プレイステーション(PS3)を100ドル値下げして499ドルで販売した。これは、販売戦略もあるであろうが、PS3に使われている青紫色半導体レーザーのメーカーである台湾企業が、生産規模を拡大して製造原価の引き下げに成功した結果であるそうだ。
また、2005年に米国で「100ドルノートPC」構想が発表された際、「興味深いが100ドルなんて絶対に不可能!」と思われていたようだが、つい先日、待望の「100ドルノートPC」についての詳細な仕様が明らかにされた。発展途上国向けの低価格コンピュータの発売が一歩実現に近づいたわけである。
また、海外のブログで、「1週間に100ドル節約する方法」などの記述もみられるようだ。
これ等は何れも頼もしい情報であるが、困った情報もある。米商品市場で連日1バレル当り100ドルを記録した原油先物が、20日には101ドルも更新したとのニュースである。

シニア料金の廃止

2008-02-21 06:56:26 | Weblog
割引料金には様々な目的があるであろう。
収入的に弱者であると思われる学生や高齢者に対するサービスの意味をもつもの、客を引き寄せるための割引、常連客といえる会員に対する感謝?の意味を込めたものなど様々あると思う。
近年ブームといわれている寄席の定席は、東京では上野・新宿・浅草・池袋の4箇所にある。それぞれがそれぞれの割引制度を設けているが、新宿では学生割引だけでシニア割引はなく、浅草では今月から“シニア割引のみを廃止”ということになってしまった。
その浅草の廃止理由は、「諸般の事情により平成20年2月9日より廃止することにいたしました」だけである。
若い人の足が寄席へ向くようになったとはいえ、客の殆どは「シニア割引」の対象者だ。そう考えるとこれは実質的な値上げで、寄席には大きな収入増になるであろうがその分我々には負担増になる。だからといって行かぬわけにもいかぬ。ぼやくだけである。

斎藤隆夫

2008-02-20 06:20:23 | Weblog
また福田内閣の不支持率が上昇し51%に達した。最近の日本の政治家には幻滅を感じるが、それほど昔ではなくとも気骨のある政治家もいたのだ。
大正から昭和初期にかけて政界で活躍し、“憲政の神様”の1人といわれる「斎藤隆夫」である。衆議院議員当選13回で、当時の民主党最高顧問・国務大臣を2回務めている。信念に基づく彼の演説には定評があり、国会における名演説が3つあるといわれている。
その1つが1925年(大正14年)の普通選挙法に対する賛成演説であり、その2つめは1936年(昭和11年)の粛軍演説であり、その3つめは1940年(昭和15年)の支那事変処理に関する質問演説であると言われている。3つめの中では「聖戦などと言ってもそれは空虚な偽善である」と決めつけ、陸軍の反感を買い懲罰委員会にかけられるという大事件に発展したそうだ。戦後も同志の強い勧めにより入閣して活躍したという。昭和24年に亡くなった。
演説名人の彼だったが、時前に脱稿した原稿を完全に頭に入れてから演説したという。

好々爺

2008-02-19 06:02:21 | Weblog
「好々爺」――気のいいおじいさん。善意にあふれた老人。
若い者から慕われ人生の先輩として尊敬される爺ちゃんで、平凡な年寄り(勿論男)が目指す理想像のように定義づけられている。「好々」は、もとは中国語で「ハオハオ」で「よしよし」「まあいいかな」とかいう意味だそうで、いつ会っても「よしよし」と言っているじいさんの意味だそうである。
本来はそのようにいい意味で使うのであろう。だが、唯ニコニコしているだけで、何があっても怒らず人畜無害だが、他人の役にも立たない人を嘲笑して使用することもある。
ところでこの言葉、最近はあまり使われない。年配者の一部で使われている程度のようである。だから信じられないような面白い話も飛び出す。
ある高等学校の国語の試験で、「好々爺」の読み方を「スキスキじじい」と答えた生徒がいたというのである。そしてその話には続きがあるり、仲間の1人が「それでは“好々爺”とは“エロ爺”ってことか?」と言ったとか・・・。

世界中を「南極」にしよう

2008-02-18 07:05:54 | Weblog
最初この言葉を耳にしたとき、その意味を理解できなかった。
嘗てイギリス・フランス・ノルウエー・アルゼンチン・チリ・オーストラリア・ニュージーランドの7カ国は南極に領土権があると主張し、イギリスとアルゼンチンは、立てた旗の奪い合いというトラブルも引き起こしたそうだ。
そうした中、1959年、米ソの疑心暗鬼により南極条約が制定された。第1条で軍事基地の設置・軍事演習の実施・兵器の実験を禁止し、第2条・第3条で科学観測の自由と各国の協力を謳っている。そして第4条では先の7カ国の領土権は認めつつも、第1条から第3条で事実上の「領土権凍結」という状態を創りあげている。
また地下資源の開発についても、1991年、環境破壊につながるとして「今後50年間、鉱物資源の開発に関わる活動は禁止」との方向が打ち出された。
国際社会は「国家」対「国家」と国単位で動いていて争いが起こっている。南極は“国境もない人類の理想を先取りした地球上で唯一の地”と言われている。

ジャガー横田夫妻

2008-02-17 05:57:38 | Weblog
2回目を迎える今日の東京マラソンは出場者も多彩で面白そうだ。
約15万人の応募者から選ばれた3万人以上がが参加するそうだが、その中でも私が興味を持っているのは、2004年にジャガー横田と結婚し、ちょっと頼りない旦那さんとしてのキャラで売っている消化器外科医の木下博勝氏である。
テレビ出演の際は常に、6歳も歳上で強い女房の尻に敷かれているというイメージの強い先生が、どこまでやれるのだろうか?
ジャガー横田は「私はスポーツをやってきたから、それが如何に厳しいかを知っている。生半可の気持でできる筈がない」と言っていた。一方、木下博勝氏は「何とか完走して、女房に尊敬してもらって優しくしてもらいたい」と言っている。
既に「ナイスカップル大賞」も受賞し、昨年「愛のデュエット」でCDデビューした2人である。“生半可の気持でできる筈がない”との科白は、勿論“完走できたあの人は素晴しい人”とのノロケの伏線であろうが、結果が楽しみだ。

「時事放談」と「小汀利得」

2008-02-16 07:14:11 | Weblog
「放談」とは、辞書によれば『思うことを憚らず語ること。思いつくままに順序もなく語ること。また、その話』とある。従って“時事放談”も一般的な言葉と言えなくもない。
だが「時事放談」は大昔のテレビ番組である。現在も日曜の朝に総理経験者等が登場して再開されてはいるが、この番組のそもそもの発足は、50年以上前の1957年であった。
細川隆元と小汀利得2人の対談形式で始まった。1900年生まれで新聞記者・衆議院議員を経た政治評論家の細川隆元と1889年生まれで後の日本経済新聞社の社長を務めた時事評論家の小汀利得。彼らの歯に衣着せぬ毒舌は大変魅力があり評判になった。その面白さは現在の番組の比ではない。
それ程人気のあった中の1人「小汀利得」に関しての記事を、最近多数のブログで見かけた。オバマ人気からの発想だろう。だがその多くが『小“浜”利得』と“汀”の字を間違えている。ものを書く場合、特に人名には気を付けねばいけないと思う。自戒した次第。

オバマ・小浜

2008-02-15 06:55:34 | Weblog
福井県の小浜市や長崎県雲仙市の小浜温泉が話題になっている。
いうまでもなく、アメリカの大統領予備選の影響である。いずれも、大躍進しているオバマ候補の人気に便乗して町興しを企んでいるようであるが、そうした動きに関し、オバマ候補本人も気分はよさそうである。小浜市の市長は、早くもオバマ候補の出身地ハワイのホノルル市との姉妹提携を考えているとか・・・。
アメリカで民主党が政権を取ると、現在の共和党政権よりは日本に対して厳しい態度をとってくると予想されているようである。だが、共和党の有力候補であるマケインには、“他の候補者に物足りなさを感じた有権者の「消去法」による結果”との見方もあり、70歳を超えているという点でも魅力に欠ける。
現在オバマ候補と争っているクリントン候補には“夫婦で大統領”という点で抵抗を感じる。やはり若い理知的なオバマ候補の方が魅力的だ。もし彼が大統領になっても、意外と親日になるかも知れない。そう願って期待している。