気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

由比と「桜えびかきあげ天丼」

2007-05-31 06:57:19 | Weblog
歌川広重の「東海道五十三次絵」でよく知られている静岡県の「由比」は“桜えび”で有名だ。国内“桜えび”水揚げ量の100%が駿河湾産であり、主要な漁期は4-6月までだそうだ。正に今が旬だ。
この由比港特産の“桜えび”は、昨年11月に地域ブランド「由比桜えび」として登録されたそうで、一段と知られるようになった。最近テレビでも何度か紹介されていた。
この影響か、由比港漁業協同組合直営「浜のかきあげや」の「桜えびかきあげ天丼」に興味を持った。偶々食べてみたいという人に誘われ、平日を狙い夫婦2組で出かけた。
朝7時に出発、東名高速を利用し由比到着は10時、時間があったので、日本新三景の一つである“三保の松原”まで足を延ばした。樹齢650年の“天女の羽衣の松”を見学し、12時少し前に由比港へ戻った。しかし、食堂の前には、既に大勢の人が列を作っていた。
流石に、駐車場に停まっていた車のナンバーは殆どが静岡・沼津だったが、私たち以上に遠方の群馬からの車もあった。1個200円のかき揚げ2個を乗せた600円の「桜えびかきあ
げ天丼」と100円の味噌汁で昼食、味は、想像していた通りの味と表現しておこう。

麻布十番

2007-05-29 05:53:04 | Weblog
麻布十番は若い人にも好まれているお洒落な街だ。
難を言えば、交通が不便だったが、地下鉄南北線が開通してからはその点も解消され、以前にもまして多くの人が訪れるようである。
この街には立派な大きいお寺もある。鍋島家の菩提寺でもある曹洞宗の賢崇寺というお寺だが、ここに女房の姉が埋葬されているので時々出かける。
麻布十番は、戦後行われた東京都の区画整理の際、新宿・渋谷・池袋などの副都心クラスと同等に扱われ、他の地区より優先して区画整理が行われたそうだ。
1980年代になり東京都のモデル商店街の指定を受け、新計画で生まれたのが「パティオ十番」と呼ばれる多目的広場だ。≪「道路」を人が滞留する「広場」として整備したことは画期的なことだ≫と言われている。
ここには洋風感覚の店舗が軒を連ねている一方で、温泉があり、寄席気分を味わえる。また、「総本家」を名乗る旨い蕎麦屋が競い合っている。日本蕎麦に目が無い私にとっては、それも魅力の中の1つである。

蜷川幸雄

2007-05-27 05:27:43 | Weblog
私は蜷川幸雄をよく知っている。
≪「俺、小泉純一郎をよく知っているんだ!」「凄いじゃないか!」「向こうは俺のことを知らないけれどな」≫――こうした話とは次元が違う。
もう10年くらい前になるだろうか、地元川口へ戻ってきていた蜷川幸雄から声を掛けられた。私は、小学校以来の知り合いからという感覚ではなく、「世界のニナガワが俺に声を掛けてくれた!」との誇らしさを感じたものだ。
私達は太平洋戦争勃発直後の昭和17年の春に同じ小学校へ入った。彼は小学校時代から優秀で、殆どの時期を級長・学級委員長としてで過ごしていた。
彼は開成学園を経て芸大を目指したが叶わず、演劇の路に進んだが、その後の活躍については私が述べるまでもないだろう。昨日の新聞にも活動記事が掲載されていた。
最後に、一般には知られていない情報を1つ。私たちが子供の頃は全員が坊主頭と言ってもいい時代であったが、なぜか彼は“坊ちゃん刈り”だった。彼が走り回ると、ふさふさとした髪は爽やかに上下に揺れていたものだ。今の彼からは想像もできないであろうが・・・。

緑資源機構

2007-05-26 07:07:38 | Weblog
役人の不祥事が後を絶たない。
社会保険庁問題のように、直接自分の年金に関わることでもないため、今回の緑資源機構問題には一般の関心が向きにくいようだ。
この緑資源機構とは、林道の開設・森林の造成を主な業務とし、それらと関係する農用地や土地改良施設等を整備する事業を行なっているそうだ。
今回問題になった談合は「林道測量」の入札に関してで、OBが天下りした法人の利益のために行われた。また、林道工事を手がける土建業界にも多くのOBが天下りしている。
今回の談合では落札金額・落札会社の決定は資源機構が主導し、その実行役は生え抜きに任せている。何とも悪質だ。林道事業問題に取り組んでいる猪瀬氏も述べている。
≪身内のために計画を立て、投資し、回収するような世界が出来上がってしまった。小泉政権で公共事業の見直しが行われ、官製談合が摘発されるようになり、その流れで林道業界も告発されることになった。容疑は独禁法違反だが、実態は林野ファミリーによる大がかりな税金の着服とみていいだろう≫

ふるさと納税

2007-05-25 06:57:55 | Weblog
税金は国税と住民税からなり、国税は日本国全体を見てバランスよく使い、住民税は自分の居住地に納め、道府県と市町村のために使用されるものと理解している。ところが、いま自民党は「ふるさと納税」制度を参院選の公約に盛り込む方向で検討しているようである。
この「ふるさと納税」制度とは、都市と地方の税収格差を是正する手段で、納税者の意思で納税額の一部を出身自治体などに移せる制度だ。総務省は「住民税の1割程度」を対象に、ふるさとや第二の故郷に納税することを想定しているようだ。
だがもともと強制的に徴収される税金だ。今更そんなところで自由など不要だ。国と地方とで多くのデータを揃え真剣に議論する問題だと思う。制度を複雑にすることもないだろう。
勿論、この制度に対しては、東京都の石原知事や大阪府の太田知事は反対している。本来住民税は、住民サービスを受けることに対して納入義務が生ずるのだと思う。にも拘わらず「ふるさと納税」を選択した住民は居住地への負担分は減少し、受益者負担の原則が歪み不公平感が生ずる。素人の私にも納得できない。何故だ? 選挙目当てか?

ティー・バッグ(Tea bag)

2007-05-24 07:21:21 | Weblog
皆さんは“紅茶や緑茶の葉などを入れた小さな袋”を何と呼んでいるだろうか?
そう、あの「ティー・バッグ(Tea bag)」のことだ。簡単な英語であるから、殆どの人は正しい呼び方をしていると思う。だが総ての人がそう呼んでいるとは限らない。
ティー・パック(Tea pack)、ティー・バック(Tea back)などと呼んでいる人も多いようだが、これは何も消費者だけがそう呼んでいるわけではない。カタカナ表示ではあるが、これら3つの総ての名称で販売されている。
ハンドバッグも同様だ。買う人がハンドバックと呼ぶのは仕方がないとしても、高級輸入バッグを販売しながら“ハンドバック”と表示しているのを見るとうんざりする。
今の時代である。この程度の英語は正しく使って欲しい。「グ」と「ク」を間違えると意味が違ってしまうことぐらい解かっているはずだ。
「ティー・バック」とはアノ下着のことだ。しかし、これも和製英語で、正しくは「タンガ(tanga)」というのだそうだ。でもイメージを連想できて、「T-back」は最高の和製英語だと思う。

ファミレスと茶髪

2007-05-23 06:46:39 | Weblog
先日、≪16歳「茶髪」少女 バイト先からクビ通告 個人で労組(ユニオン)へ≫とのニュースが報じられた。
この少女は昨年中学を卒業後、1年間ファミリーレストランで働いていたが、新店長に髪の色を黒くするよう指示されたがそれを拒否し、「それなら一緒に働けない」と告げられたという。それを受けて彼女は個人加盟できる労働組合に入り、団体交渉では16人もの支援を受け、今まで通り働くことを認めさせたという。その後の彼女は「16歳でも、働く人の権利を知らないと絶対損をする。」と周囲に言いふらしているそうだ。
この件に関する意見は当に2分されている。私にはどちらが正しくどちらが間違っていると言い切る自信はない。ただ、まえの店長は“当たらず触らず”、新店長は生真面目だったのかなとの気はする。また、茶髪を禁止するなら一般常識などに頼らず、限度基準の茶髪の見本でも備えておくべきかもしれない。その方が、「・・・ではご注文を繰り返します・・・」等の画一的な下らぬマニュアルを作るより先だろう。
それにしても、こんな方法で勝利を勝ち取ったこの少女?の未来に、些かの不安を感じる。

ブログ検索エンジン「NAMAAN」

2007-05-22 06:33:32 | Weblog
私たちがインターネットで“もの”を調べる場合、人気№1の「Google」を始めとする検索エンジンの世話になる。だが、ブログの検索にはこれ等の一般検索エンジンでは上手くいかない。ブログ専門の検索エンジンが必要だ。
私は幾つかのブログ専門の検索エンジンを試してみたが、その中で抜群に気に入ったのが「NAMAAN」である。1番の魅力は、他のエンジンより、求めるブログを見付けられる確立が高かった。これは他の人の多くのブログについても繰り返し試した結果である。また結果のレイアウトが美しく大変楽しい。
「NAMAAN」の使用により、ブログタイトル:私の場合「気が向いたとき」、あるいはその日その日のタイトルや文中のKey-wordを、また時の話題に上っている単語・言葉を入力すれば目的のブログを見付けることができる。
「速報性重視で最短1分で結果に反映」はオーバーな感じもするが、検索結果にヒットしたブログの作成日や更新経過時間も表示され便利である。
必要なときには思い出して欲しい。

正副議長

2007-05-21 06:13:44 | Weblog
わが街の市議会では18日に臨時市議会を開き、新しい議長・副議長を選出した。
その結果は正副議長ともに女性が選ばれた。事務局によれば、女性が正副議長を務めるのは全国でも珍しいそうだ。
今の時代、私は議長が女性だろうが男性だろうが、そのようなことには拘らない。それよりも気になるのは、議長・副議長の任期の問題だ。正確に言えば就任期間の問題だ。
本来ならば適任者が任期4年を務めればいいとも思うのだが、短期間のたらい回しで実質任期は1年が現状だ。まあ考え方によっては、特別に難しい職務でもない議長職だから、皆で平等に順番にやろうとの申し合わせによるものであろう。あくまでも自分たちの都合を優先させた決定としか考えられないのだが・・・。
その結果、議長職手当を独り占めすることもなく、引退後は多くの人に“元市議会議長”なる経歴が残るのだから、彼らにとって、そんな結構なことはないのかも知れない。

法科大学院

2007-05-20 06:47:46 | Weblog
法律家になるためには当然国家試験に合格しなければならないが、2010年までは2つのルートがある。
1.法科大学院に進学し、新司法試験に合格していくルート
2.従来からの司法試験に合格するルート
2011年以降は、法科大学院を卒業して新試験をパスするか、従来からの司法試験から変わった予備試験に合格することにより新司法試験の受験資格を得えて、それに合格する方法である。この「法科大学院」は法曹に必要な学識及び能力を培うことを目的として2004年4月に創設されたものだ。
文部科学省の発表によると、法科大学院の2007年度入試で、募集人員に対する志願者の倍率は、全体で7倍程度と前年度並みだったようだ。その内容は、最も倍率が高かった学校で17.4倍、最低?は1.2倍だったが、全74校のうち、33校が定員割れだったそうだ。中には定員60人に対し、入学者が僅か27人という情けない学校もあったという。
大学も学生に選択される時代になった。従来のような経営姿勢では生き残れない。

コウノトリ

2007-05-19 06:54:05 | Weblog
最近話題になっている「赤ちゃんポスト」の正式名称は「こうのとりのゆりかご」だ。このコウノトリは、国の特別天然記念物に指定され、両翼を広げると2mにも及ぶ、水辺に棲息する鳥だ。
コウノトリが生きていくには、田んぼや河川、巣となる高い木が茂る山林といった自然環境が必要で、日本では昭和46年に兵庫県の豊岡盆地で国内最後の野生コウノトリが姿を消したという。
“コウノトリも棲息できる”そのような自然環境は、私たちにとっても住みよい環境であるわけで、この現実は、そうした自然が消滅した証拠でもあろう。
昭和60年にソ連からコウノトリの幼鳥6羽を貰い受け、平成元年には10羽の雛が誕生したそうだ。現在、豊岡市にいるコウノトリの数は、100羽以上にもなり、その中には野生のもの1羽も含くまれているという。
平成17年9月には世界初の放鳥が行なわれ、数日前まで、そのコウノトリのペアが人工巣塔で卵を抱いていたそうであるが、どうやらこの方は失敗に終ったようだ。残念である。

党首討論

2007-05-18 06:54:01 | Weblog
それほど期待はしていなかったが興味は抱いていた、安倍首相と小沢民主党代表による党首討論が16日ようやく実現した。 
通常国会召集から約4か月後と大変遅い開催となったようだ。テーマ選びなどは小沢氏のペースで進められたようで、一応攻めている形の小沢氏も手の内には何もないようで、質問が長く迫力不足の感じは否めなかった。攻められている阿部氏も従来からの発言の繰り返しのような感じだ。これでは有権者に重要政策の違いが見えてこない。いま最大のテーマである憲法改正の問題についても、正面から取り組んで白熱した討論をしてもらいたかった。
討論後、自民党の中川幹事長は「自らの政策、理念を語らず、揚げ足取りに終始した」と小沢氏を批判した。一方民主党の鳩山幹事長は「首相が論点から逃げている印象を与えた」と指摘した。
この2人、お互いに相手側の発言は的確に見ている。できれば、自分の党の党首についても適切な評価をして欲しい。

坂本冬美の「情けない話」

2007-05-17 08:02:51 | Weblog
昨日、歌手の坂本冬美がテレビ番組に出ていた。
小堺一機の番組「ごきげんよう」に、珍しく洋服での出演だった。
その中でのテーマ「情けない話」が面白かったので紹介することにする。
ある日彼女はデパートの洋服売り場でパンツを買おうと思ったそうだ。だが生憎、試着室に持ち込んだパンツはサイズが少し大きすぎた。それを脱いだところで考えたそうだ。
――自分のに穿き直し、外へ出て下のサイズを持ち込み、また今穿いたばかりの自分のパンツを脱ぐのも面倒だ―― 首から下をしっかりカーテンで包み店員を呼んだ。
「あのーすいません! 1つ下のサイズをお願いします」
呼ばれた男性店員は彼女の顔を正視せず、ニコリともせず、緊張した面持ちだったそうだ。その品を持ってくると、話もせず直ぐに去ってしまったという。
この店員、彼女が坂本冬美であったことに気が付いたかどうかは判らないが、奥の鏡に、諸に写っていた下半身パンティ1枚の後姿には、確実に気付いていたらしいとのことであった。

結婚していない理由(複数回答)

2007-05-16 07:27:20 | Weblog
読売新聞によると、男女各500人合計1,000人の30歳代の未婚者を対象にしたアンケートで、以下のことが判明したそうだ。
結婚していない理由(複数回答)は以下が上位を占めている。
1.「異性と知り合う機会がない」(45%)
2.「理想の相手がいない」(40%)
3.「自由な時間が減るのがいや」(28%)
4.「独身暮らしに満足」(26%)が上位に挙がった。
ここで3番.4番の考えに対してはいろいろと意見が分かれるところであろうが、本人の意思であるから、それ関しては一先ず置いておく。
2番目は、結婚したいのなら自分を冷静に見つめて適当なところで手を打つべきだろう。
問題は1番の人だ。機会がない筈はない。半分は異性だ。積極的に動き、人に好かれるよう努力すれば、やがて人間性も認められ好意も持たれるだろう。特別の美男美女でもない限り、努力もせず多くの異性からのプロポーズなど夢だ。ただ待っていても駄目だと思う。

神田祭

2007-05-15 06:46:37 | Weblog
13日の日曜は上野の鈴本演芸場へ出かけた。
12時半から4時半まで最前列でたっぷりと堪能させてもらった。
ちょうどこの日は神田神社の「御輿宮入」の日だと知ったので、途中湯島天神にもお参りし、神田まで足を延ばした。
隔年に行なわれる神田祭の行事のうち、例大祭は5月15日固定で行われる厳粛な行事だそうだ。そして、「御輿宮入」はその5月15日に近い日曜日に行われるのだという。従って今年は13日に行なわれたという次第だ。
ただし、5月15日が日曜日に当たる際は「御輿宮入」が優先され、通常固定で行なわれる例大祭の日程がずらされるのだそうだ。
私が神田神社に着いたのは5時近くになり、もう多くの神輿が宮入を待っている状態であった。残念ながら一番盛り上がる時期を見ることはできなかった。少しは予備知識もできたので、次回は早い時間に出かけてみよう。