気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

東国原の条件

2009-06-29 06:41:36 | Weblog
次期衆院選に自民党からの誘いに対して、東国原知事は立候補の受諾条件として、全国知事会作成の地方分権の提言をマニフェストに盛り込むことを求め、更に「私を次期総裁候補として戦う覚悟があるか」と尋ねたそうである。
一方で、県民の意向も意識しているようで、講演会では「今後、国政がこんなに動くチャンスがあるだろうか」と国政転身への理解を求めたそうである。しかし、「本気で日本の代表になりたいなら、まずは知事としての仕事をやり遂げるべきだ」と不満を口にした主婦もいたそうで、会場はそうした雰囲気に満たされていたようである。
私は、“自らを党総裁候補とする”との条件を聞いたとき、断るためのジョークと取ったのであるが、どうやら本気であるらしく驚いた次第である。
自民党の各派閥総会でも批判や反発が相次いだそうである。真面目で実力のある国会議員も大勢いると思われるが、様々な理由で裁候補になれないのが現状であろう。そうした中で反発が起こるのは当然である。彼に対しては、もう少し良識があると買っていたのだが・・・。

アルコール依存症

2009-06-24 05:31:11 | Weblog
アルコール依存症――現在ではあまり使われなくなった言葉であるが、慢性アルコール中毒、略して「アル中」のことである。最近この“アルコール依存症”が増えているそうである。
この患者は全国で80万人と推定されているそうであるが、定年後に患者になる人の割合が増えているのだそうだ。1999年に20%だったのが2008年には30%に達している。定年後に依存症になる人の特徴は・・・
[几帳面で真面目]、[ 律儀で世話好き]、[ 人付き合いは苦手]、[ 仕事中心の生活で、自分や家族のための時間が少ない]、[ 元々お酒に強く、周囲からも強いといわれている]人たちだそうである。 退職後に地域から“孤立”しないことも必要であるが、そのためにも、現役時代からできるだけ地域社会とのつながりを持つことが必要なようだ。
一般に女性は男性ほど世間との接触が少なくはないが、女性ホルモンはアルコール代謝を阻害する要因となるので、同じ量のアルコールを摂取しても男性より2倍の悪影響が出ると言われている。その点では女性も注意が必要である。

リニア新幹線

2009-06-23 06:47:14 | Weblog
JR東海が、最高時速500キロで2025年に開業を目指す、首都圏⇔中京圏の“リニア中央新幹線”のルート問題が本格化してきたようだ。
JR東海は、南アルプス直下を貫通する「直線ルート」の優位性を強調しているが、長野県などは、迂回ルートを主張しているそうである。地元の希望として理解できなくもない。
だがJR東海は18日、2つの北への迂回ルートの建設費の試算を公表して、それが1907年に公表した直線ルートの建設費(5兆1000億円)を1割以上も上回るという事情を説明している。迂回ルートは距離が長くなるのは当然であり、新たな用地買収に時間も掛り、計画が遅れるという面も出てくるであろう。開業が遅れれば、同社の長期債務残高の返済計画にも支障を来す恐れは充分にあり得る。JR東海が直線ルートを主張するのは当然であろう。
私が利用すると仮定すれば、直線ルートを望む。JR東海は、沿線の神奈川、山梨、長野、岐阜の4県に1駅ずつ設置する方針を打ち出しているようであるが、“スピードアップ”という本来の目的を考えれば、長野県には気の毒とも思えるが、JR案が妥当な線だと思っている。

ふくろう会

2009-06-22 06:25:57 | Weblog
3年前にも触れたが、毎年6月の第3土曜日には高校時代の同窓会が開催される。卒業が昭和29年であり、戦後教育制度が変わり従来の中学が新制高校に移行したため、その第6回生であるところから、会の名称を「ふくろう会」と定めている。
会の運営は、浦和・大宮・川口地区が交代で担当するが、今年はわが川口地区の当番であった。後輩でもある市長を招待し、今回はシャンソン歌手も招いて雰囲気も華やかに進行した。
記念写真は私が担当したが、つくづく参加者も少なくなったものだと思う。全学年で400人もいたのが今回の参加者は40名を切ってしまった。欠席者の理由の殆んどが“体調不良”である。毎回、開会の冒頭に“物故者への黙祷”を捧げるのも恒例になってしまった。
病魔に魅入られた自分を不幸だと思った時もあったが、予想したほどの機能低下もなく、皆の前で挨拶もこなせた自分は幸せだと思えるようになった。
この「ふくろう会」もあと何年続くかとの悲観的な見方も多く、一時は自分でもそう思ったが、しょせん人生は限りあるもの。プラス思考で行こうと心掛けている。

ワンセグ

2009-06-20 06:37:38 | Weblog
セグメントとは、「全体を分割したものの1部」という意味であるため、使われるシーンによってその意味は変わり、特定の何かを表しているわけではない。
セグメントという言葉の意味はごく一般的なため、古くからマーケティングや経営における分野でも使用されている。そうした中で最も新しく登場したのが、デジタル放送の関連用語として用いられた「ワンセグテレビ」であろう。
日本の地上デジタル放送では、1つのチャンネルを13のセグメントに分割し、従来の地上アナログ放送と同等画質の放送ならば、僅か4セグメント、ハイビジョン放送でも 12セグメントで足りてしまうのだそうだ。いずれの放送にしても、13セグメントの最後1つが余ってしまう。この1セグメントが移動体向けの放送用に区分され、それを利用したのが「ワンセグ」放送である。つまり、1つのセグメントを利用した放送であるが故に「ワンセグ」と呼ばれるのである。
移動体向けの「ワンセグ」放送はその性質上画質は落ちる。しかし、その画面は小さいために、移動中でも見られるという意味では充分な魅力を備えていると思う。

中国語

2009-06-19 06:06:39 | Weblog
日本人にとって中国語は便利な言葉であると思う。
全く判らなくとも文字を書くことによって通じることも多い。「電脳」と書けば「コンピュータ」のことだと判るし、「電脳病毒」と書けば「コンピュータ・ウイルス」だと想像がつく。「鼠標=マウス」もコンピュータ用語と判っていれば理解できなくはない。しかし、ときには手紙のつもりで「手紙」と書いても中国人には通じず、便所紙:トイレット・ペーパーと解釈されることもあるようではあるが・・・。
中央処理機芯片:CPU 。鍵盤:キーボード。硬式磁盤:ハードディスク。顕示器:ディスプレイ。軟件:ソフトウェア――などもあり、なるほどと頷ける。コンピュータ関連から離れて、無性婚組:セックスレス夫婦なども知ってみれば納得がいく。
以下の中国語からは何を想像するであろうか? “無性婚組”の部類と考えられる言葉もある。
「冨婆」「毛片」「黄色電影」
※ 因みに中国語で「老婆」とは「妻」のことを指すようである。

公園遊具

2009-06-18 05:53:05 | Weblog
最近、公園のブランコの数が急激に減っているそうである。設計不良や老朽化で事故が起こり、財政難のために充分な整備が行なえないためだという。
公園遊具の5割以上が老朽化しているというが、その標準使用期間は「木造10年、金属15年」と定められているそうで、修理をすれば長く使える。長期間放って置くこと自体が怠慢である。
実際、「整備会社」に依頼すると多額な費用が掛るらしい。しかし、遊具の整備は飛行機の整備などと違って、そうちょくちょく行う必要はないであろう。極端な表現をすれば、「整備会社」など使わず、役所の職員が担当すればいいと思う。
事故が起こるのは“可動部分の耗部と柱等の下部の腐食”が主な原因であるから、1年に1度も点検をすれば大丈夫だ。修理の必要が認められたら、その都度交換修理をすればよいだろう。
専用の「整備会社」と契約した場合、必要もない“してもしなくても良いような”ことをして、報告書の提出が主な仕事になって仕舞いがちで、無駄ともいえる。また、指を挟む等の事故は設計の問題であるから、老朽化とは別けて考えるべきであろう。

31歳の市長

2009-06-16 06:40:27 | Weblog
千葉市では、前市長が公共工事に絡む汚職事件で辞職したのに伴い、14日に出直し市長選が行われた。結果は民主・市民ネットなどが推薦した前市議の熊谷俊人氏(31)が当選した。大手通信会社の勤務を経てから政界入りしたようだが、全国で最年少の市長となった。
中央官庁からの「天下り人事」の廃止や、入札制度改革、大型公共事業の見直しなどを訴え有権者の支持を集めた。だがこの勝因には、政党の選択と共に、“見かけの良さ”と31歳の新人という“未知への魅力”もあったであろう。
若い人の1番の魅力は、情熱と純粋さだと思う。反面、政治家としての市長に必要な、ベテラン議員相手の根回しや協調の面では不安もある。前にも書いた「阿久根市長」の例もあり、前途の多難も思いやられる。他所の市のことながら気にかかる。
名誉と歳費と利権を求め惰性で務めている政治家が多い中、真に選挙民の幸せを思い、身を捧げてくれる政治家の出現が望まれている。諦めてはいけない。

市長のブログ

2009-06-15 06:59:22 | Weblog
鹿児島県の北西部に総人口24,000人強の阿久根市があり、その市長である竹原信一氏(50)が話題を呼んでいる。経歴は、2005年に市議会議員に初当選、2008年には市長に初当選を果たした。しかし、2009年市議会は市長不信任決議案を全会一致で可決した。竹原氏は議会を解散したが、その後の議会で再度不信任決議案が提出され、賛成多数で自動的に失職した。しかし、この5月31日の出直し市長選挙で再選された次第である。
2度も不信任決議を突き付けられた理由は、通常とは変わったこの市長の行動にある。
常日頃からブログで自分の意見を発表しているが、①「阿久根市議会で最も辞めてもらいたい議員は?」というテーマで、全市議会議員15人の名前をあげて投票を募ったり、②税収20億円のうち17億3000万円が人件費だと、全職員268名の給与明細を発表したりしている。
当然、議員や職員とは対立する結果になるが市民の支持率は高い。しかし、投票率82.59%で再選された彼の行政手法には賛否両論が渦巻いている。彼のブログのURLは、
http://www5.diary.ne.jp/user/521727/

鳩山総務相の更迭

2009-06-14 06:40:39 | Weblog
麻生首相が、盟友といわれた鳩山総務相を更迭した。
麻生主相は「日本郵政」の6月株主総会で西川社長を含む取締役の一新を考えていたようだ。今年2月に鳩山総務相に会いその工作を指示したという。だが5月に入り、鳩山氏は後任の目途も立たぬうちに、指名委員会の一部委員に「首相は西川氏を代えるつもりだ」と伝えたそうである。
指名委員会には、郵政民営化を進めた小泉元首相と親しい財界人が多数名を連ねている。そうした委員を通じて鳩山氏の動きを知った小泉時代の竹中総務相は委員を説得し、指名委員会は5月“西川続投”の方針を決めた。この時点で動きを封じられた鳩山氏の敗北は決まったようだ。
これほど騒ぎが大きくなっては後の社長を引き受ける民間人などいない。「かんぽの宿」払い下げ問題等を考えれば、鳩山氏の「西川追放!」発言は国民受けする言葉であったが、事前にスタンドプレーとも取れる行為に出たのは、政治家としての資質にも疑問がある。
それにしても、今後西川体制で進む「日本郵政」の動きを見守っていかねばならない。

押し紙

2009-06-13 06:16:58 | Weblog
皆さんは「押し紙」なる言葉を知っているだろうか? 自分が週刊誌で知ったばかりなのにこんな表現をするのも気が引けるのであるが・・・・
「押し紙」とは、新聞社が販売店に押込み販売した新聞のことであり、一般読者に届かぬまま処分される新聞のことを指すのだそうだ。その存在をある程度は想像していたが、「押し紙」とは初耳であった。以下はそれについての「週刊新潮」の記事を参考にしている。
統計によれば、全国紙の発行部数は読売新聞の1,002万部をトップに、朝日新聞803万部、毎日新聞383万部と続く。この発行部数は世界の新聞紙と比較しても群を抜いた数字だそうであるが、これは新聞社の発表による数字で、実際に廃棄される量は、新聞社により異なるが2割とも3割とも5割とも言われている。勿論この売れない分は販売店の負担になる。
新聞社は売れる以上の新聞を印刷し販売店に押し付け「発行部数」を嵩上げすれば、新聞の売上も広告収入も増える仕掛けになっているのだ。新聞社は揃って否定しているが、「週刊新潮」が販売店から大量に回収している古紙回収業者の現場写真を掲載していた。

卵かけご飯

2009-06-12 07:22:21 | Weblog
近頃“卵かけご飯”の人気が凄く、各地に「卵かけご飯」の専門店もオープンしているそうだ。昨年1月に開店した店の、味噌汁・漬物とセットにした当時の「定食」の値段は300円で、売り上げは予想を大きく上回ったそうである。
このT.K.G.と呼ばれている「卵かけご飯」、戦中・戦後の食糧難の時代は別として、その後、卵が安くなってからは一番簡単に栄養の摂れる手ごろな食べ物だったと思う。だが昨今、「365日たまごかけごはんの本」なるものまでが出版され、多数のレシピも発表されている。
“グルメ”にも飽きてさっぱりしたものを欲した人たちが食べ始めたのであろう。最近その食べ方に関しての能書きが盛んであるが、生卵にそんなものは不要だろう。
ご飯の上で生卵を割りその上に醤油を掛けるのが王道のような説が多い。だが私は、早めに冷蔵庫から出して置いた卵を他の器に落とし、醤油を入れて軽くかき混ぜてからご飯に掛ける。もちろん炊きたてご飯の使用は必要条件だが、卵による温度低下を少しでも抑えるためである。トッピングなどは、その時に応じて好みのものを使用すればいいし、なくても充分に旨い。

カラス

2009-06-11 07:23:54 | Weblog
カラスが人を襲うといわれるが、人間が縄張りに近づくことによって威嚇や攻撃を受けるのだ。5月~6月は卵が孵化し雛を育てる時期であり、防衛本能によるのだそうである。これからは襲われなくなるであろう。
カラスはその習性として、大きな樹木、鉄塔など人間から離れた高いところに巣を作る。そして雑食性の鳥だ。余った食べ物を木の穴や石の下に隠す「貯食」をする知恵もある。都市部では、植木鉢の中やエアコンの室外機の陰などを隠し場所とし、然も賞味期間を考え傷みやすいものから早く食べるという非常に頭の良い鳥であるそうだ。
都市部のカラスは、食べ物の2/3を生ごみなど人間の生活に依存している。夜中にゴミの収集を行う大阪ではカラスが少ないそうだ。カラスが増えたのは人間がそうさせているからである。
日本神話で神武天皇の道案内をした3本足の烏:八咫烏(やたがらす)を始め、カラスの神話は世界に広がっている。1952年特別天然記念物に指定されているトキも、江戸時代は田畑を踏み荒らす害鳥とされていたそうだ。時代共に評価は変わる。あくまでも人間中心の世の中である。

ナンバー

2009-06-10 06:26:58 | Weblog
外食に出かけた夜のことである。アルコールが入るため車を利用するわけにもいかず、往きはバスで帰りは散歩がてらに歩いた。途中、女房が2品ばかり買物をするというので、私はその駐車場わきのベンチに腰を下ろしていた。その時、母親に連れられた3~4歳の子供が私の前を通るときに手を振ってくれた。もちろん私も振り返した。
2人はすぐ近くに留めてあった車に乗り込んだ。子供は後部席のシートベルトに括られていたが、私の前を通るときに再び手を振った。私も同じように応えた。それを見た母親はそのまま通り過ぎるにはちょっと抵抗を感じたのかも知れない。窓を開けて、
「すいませんね。本当に!」
「いいえ! 可愛いですね。ところで、お宅にはお風呂がないのですか?」
突拍子もない質問にキョトンとしていた彼女に、ナンバーを指しながら更に続けた。
「そこにそう書いてありましたので・・・」
意味を察した彼女は、ニコッと笑い「26-71」の車を発進させた。予想もせぬ愉快な一時であった。

キャラメル

2009-06-09 07:11:17 | Weblog
「キャラメル」とは、ポルトガル語の「カラメロ」から来た言葉であり、本来は調味料の一種なのだそうである。戦前から「森永ミルクキャラメル」で育った私は、あの歯につくようなキャンデーが「キャラメル」だと思っていた。
だが最近は、「生キャラメル」なる言葉が幅を利かせている。牛乳・生クリーム(動物性)・グラニュー糖・ハチミツ・バニラビーンズ等も使用した「花畑牧場の生キャラメル」が発売されたからである。“12粒850円”――大変高価とは思いながらも話の種に買ってみた。旨い! 舌の上ですーっと溶けていく感じで、“歯に付くのが当たり前”との考えを変えさせられた。
この「生キャラメル」は家庭でも簡単に?作れるそうである。しかし、簡単とはいっても火加減や仕上げのタイミングで、見栄え・味が違ってしまうであろうことは容易に想像できる。
先日スーパーで「森永キャラメル」を見つけて買ってみた。昔ほどではないが多少は歯に付く。だが「生キャラメル」の値段の1/10であることを考えれば、これも買う価値はあるなと感じた。