気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

ある出来事

2008-05-31 05:44:03 | Weblog
「隣町の蕨に90円ショップを開店したのでご案内に参りました」
やって来た男はそう言い、ついては見本の品物を5品ほど差し上げたいのでお出でくださいと続けた。家の前では別の男が集まった人達に3点の品物を配った後に、間もなくいろいろの品物を積んだ車が来ますから近くの空き地へ来てくださいと誘った。
その直後最初の男が再びやって来て、交通事情を理由に別の場所を指定してきた。私は女房にそんなところまで行くなと言ったのだが、ちょっと見てくると出掛けた。
案の定、安いものを配った後に“26万円以上もする温熱治療器契約”の話になったそうだ。女房を除いた全員が応じる姿勢を示し、結果、邪魔な女房だけは帰されたという。
行って見たがる女房に「万が一建物に入れられたら気を付けろ! 絶対高価な品物の契約はするな!」と言っておいた私の注意が功を奏したようだ。それがなかったら恐らく遣られていただろう。もちろん、「90円ショップ」の話など出鱈目であった。

お寺の言葉

2008-05-30 05:37:39 | Weblog
お寺から戴く書物には、人生の指針になるような素晴らしい文章が溢れる程に記されている。確かに有益な文章ではあるが、楽しいということとは縁遠い。またお寺の入り口には同じ目的で、標語のような言葉が大きな字で表示されていることが多い。
私の散歩コースにもお寺があり、そこを通ったときのことである。そのお寺の入り口にも掲示板があり私の関心を惹いた。男女2人のカットと共に通常とは雰囲気が異なる“句”が掲げられていたのだ。「夫婦だけなら男と女・・・」と都々逸調に「7・7・7・5」の韻を踏んだ出だしであった。お寺にしては珍しい。
そんな雰囲気が嫌いでない私は楽しくなり、釣られて最後まで読んでしまった。
だが、そこはお寺、期待通りというか期待に反してというか、人生を考えさせる立派な句で締めくくられていた。
「・・・しかし子がいりゃ父と母」――結婚して子供を作ったからには、最後まで責任を!

欠伸(あくび)

2008-05-29 05:42:55 | Weblog
先日テレビのクイズで「欠伸はうつるか?」との問題があった。
正解の解説をしていた専門家は「うつります!」と言っていた。その説明によれば、「周りの人が欠伸をしているのを見ていると、自分もその気になって欠伸をしてしまう。うつるのです」と説明していた。
だが私はそれ以前に、別の専門家から、「欠伸は、うつるわけではありません。大勢の中の誰かが欠伸をした場合、同じ雰囲気の中にいる他の人も同じように欠伸をしたい状態になっているわけです。たまたまその人をみて次の人もしたに過ぎません。うつったわけではありません」との説明を聞いていた。
欠伸は、「寝不足」「退屈」などの結果、脳に酸素不足を来たした時に起こる一種の反射運動であり、一気に大量の新鮮な空気を取り入れる自然な行動である。
従って、新鮮な空気の屋外からその部屋へ飛び込んだ人は、他人の欠伸を見ても影響されないそうだ。こんな問題を“○×クイズ”として取上げることに、疑問を感じた。

柳家紫文と与謝野馨代議士

2008-05-28 05:34:53 | Weblog
今回のネタは、私が大のファンである紫文師匠のブログから拝借。
彼が千代田区のあるパーティーに呼ばれ得意の「長谷川平蔵」ネタを披露したときのことだそうだ。
この「長谷川平蔵」ネタとは、様々な職業の人と水商売風の女が橋の上ですれ違い、そのとき前のめりに崩れ落ちた男とそれを見た女の会話の「オチ」を楽しむものだ。
『もし! 金魚売りさん、ケガはなくて?』 『ええお蔭さまで・・・』
『それはよかった。で、この出目金の隣にいる金魚はなんていう金魚なの?』
『これねえ、“年金”っていうんですよ。これが最近評判悪くってねえ。
 金魚すくいの仲間も、これだけはどうしようもねえって言うんですよ。
 なにしろ、年金だけはすくいようがねえんです』
貴賓席に座っていた自民党の与謝野馨代議士は、彼を睨んでいたが怒って席を立ってしまったそうだ。その程度で怒って帰るとは与謝野馨代議士もスケールが小さい。

世界平和度指標

2008-05-27 05:29:57 | Weblog
英国の経済誌「エコノミスト」の調査部門が、世界平和の持続性を目的に作り上げたのが「世界平和度指標」(Global Peace Index)である。この指標は、全140ヵ国を対象に調査して纏められている。
同指数は、武器売買の実態や近隣諸国との関係、軍事費、テロ発生の危険性、国内の犯罪状況など24項目を考慮し、平和実現の程度を数値化したものであるそうだ。一部項目の評価方法に異論もあるようではあるが、各国を評価する参考にはなるであろう。
今年は2回目で、去る20日、今年の「世界平和度指数」が発表された。
日本は昨年同様5位で、主要8か国では最高にランクされている。防衛費のGDPに対する比率や犯罪率が、他の国より低い点が評価されたようである。1位アイスランド、2位デンマーク、3位ノルウェーで、最下位は2年連続でイラクであるという。
主要8か国の中では米国が97位、ロシアは131位、英国は昨年同様49位だそうである。そうした点から見ると、希望が持てない国と思った日本も、満更ではないようである。

サツキの盆栽

2008-05-26 05:44:49 | Weblog
私のまち埼玉県川口市は“鋳物の町”として定評がある。だがそれと同時に植木産業も盛んであり、外国の行事等にも参加し、海外にまでその名を知られている。
そうした経緯もあり、当川口市には他に誇り得る「グリーンセンター」がある。
この「グリーンセンター」は1967年(昭和42年)、武蔵野の面影を残す自然林の中に、市民の健康増進を目的としてレクレーション施設等を設置し、都市公園として開園した。約14ヘクタールの広大な雑木林に囲まれ、大芝生・つづじ山・花壇・ロックガーデン・花木センター・全長600mを走るミニSL・ローマの滝をモデルにしたといわれる大噴水広場などが配置されている。自然科学知識の向上に寄与するとともに、市民の憩いの場として活用されている。
そのグリーンセンターで、関東地区の愛好家から寄せられた「サツキの盆栽」106点が展示されているとの情報を得た。自然な環境にも浸り、清々しい空気を吸ってきた。

裁判員PRキャラ

2008-05-25 05:38:35 | Weblog
来年5月に始まる裁判員制度を控え、そのPRのために裁判所・検察庁・弁護士会が様々なマスコットキャラクターを登場させている。その数は60にも及ぶそうである。
中には、それらのキャラを携帯電話のストラップにして配っているところもあるという。堅いイメージの払拭を試みているのであろうが、「このキャラから裁判員制度を連想しろといっても無理では?」との疑問が湧く。私には全く理解できないようなデザインが殆どである。これでは国民の関心を引くのに、何の役にも立たない気がするのだが・・・。
また、それらの製作費用は弁護士会の分を除き、総てが税金から出ている筈である。何故各地でバラバラに作るのであろうか? 法曹3機関が統一したPR機関を作り、皆が納得する優れたものを1種類だけ制定し、それを有効利用すればよかったと思う。
そうすることにより当然必要経費も少なくて済むであろうし、最大の目的である、“新制度の意義も広く国民に知らしめる”ことも可能であるはずである。

国立演芸場Ⅱ

2008-05-24 05:43:04 | Weblog
先日、「国立演芸場」が誕生した経緯と、そこへ私が聴きに行く予定であると記したところ、あり難いことにその記事を覚えておられた方から「寄席は如何でしたか?」とのコメントを戴いた。
地理的には地下鉄「永田町」下車で徒歩5分強なので、他よりは多少不便である。もちろん、出し物は落語と色物によって構成されていて、民間の寄席とそれほど変らない。寄席では落語2に対して色物1の割合であるが、「国立演芸場」では落語と色物が交互に行なわれている。前座は別として、落語5席と間に色物が入る。
民間の興行は5時間弱で入場料が2,000円台後半、高齢者割引でも2,000円以上はする。「国立演芸場」の場合、それと比較して時間は1時間ほど短いが、半値以下の1,100円であるから非常に安い。採算内容が気になるくらいである。
全席が指定で建物の造りが素晴らしい。民間最高の「鈴本」の上を行っている。金に糸目はつけない? 流石は独立行政法人の運営である。

美人局(つつもたせ)

2008-05-23 05:58:57 | Weblog
お笑い芸人長井秀和が、フィリピン滞在中に美人局(つつもたせ)に引っかかり、民事裁判中であると週刊誌2誌が報じている。
「美人局」とは、男が妻や情婦に他の男を誘惑させ、それを言いがかりにして、その男から金銭をゆすり取ることである。ヤクザ者などが使う手口であるが、元々は博打用語から出た言葉だそうである。
ところで新聞報道によれば、高校生が交際をしていた女子中学生を使い、出会い系サイトで誘った男性から金を脅し取ったとして、恐喝の疑いで逮捕されたそうである。正に美人局である。交際相手の中学3年の少女も同容疑で書類送検されるようである。
具体的には、中学生が男性会社員と路上で逢い、そこへ高校生が現れ「俺の女に手を出すな。まだ中学生だぞ!」と脅迫、「ATM」から現金を引き出させ3万円を脅し取ったという。ヤクザの行動そのものである。彼らは同様の犯行を4件も繰り返し、「援助交際をするような奴が悪く、金を取っても悪いとは思わない」と供述しているそうだ。

10円硬貨

2008-05-22 05:47:51 | Weblog
さる15日、京都の3大祭りの1つである「葵祭」は終った。次は夏の祭りである八坂神社の「祇園祭」だ。そして最後が10月22日に催される平安神宮の「時代祭」であると理解している。
私も一応、下賀茂神社・八坂神社・平安神宮と総ての神社を訪れてはいるが、
その他にも京都には素晴らしい建造物が沢山ある。その1つが宇治の「平等院鳳凰堂」であろう。左右対称のこの建物は本当に美しい。それ故に10円硬貨のデザインにも採用されているのであろう。
だが何分にも直径が2センチ半にも満たない大きさである。手に取って見たところで、図柄の大体は判るのであるが細かいところまでは不可能である。ましてや眼の衰えた私には、どう足掻いても見ることができない。そこでマクロレンズを試してみた。
結果は、予想通りその威力を発揮してくれた。これならば何方にもその詳細を見極めることができるであろう。

マクロレンズ

2008-05-21 05:55:12 | Weblog
あの「ヤマダ電機」からレンズが入荷したとの連絡を受けた。
予てからマクロレンズに興味はあったが、さし当たって花のドアップを撮りたいわけでもなかったので、今まで延び延びになっていた。マクロレンズとは、通常のレンズより対象物に近付くことができ、“実物大の画像”をカメラに納めることができるレンズである。
ところで、この度ブログ仲間の「かおりん」さんが、花の撮影目的でマクロレンズを買った。これで眠っていた私の関心が刺激されてしまったわけである。私が買ったのは純正ではないが、定評があり、純正品以上に私を魅了したレンズである。また1つ楽しみが増えた。

平沢勝栄議員

2008-05-20 06:42:51 | Weblog
昨年末近くだと思う。TBSニュースでアナウンサーが報じていたのを思い出した。墨田区の区議会議員が、選挙用宣伝カーのガソリン代を不正請求していたという事件である。
この度、国会議員についても同じような問題が持ち上がった。何れも不正と思われるような方法で法定限度一杯の金額を請求し受け取っていたというのである。
その姑息な手段は、“毎日定容量を給油したという不自然なやり方で、請求金額を限度額に合わせる”という方法であった。放送関係者の鋭い?というか極自然な疑問に対し、何人かの議員は非を認め謝罪の言葉とともに、全額返還したそうである。
だが、テレビによく出ているあの平沢勝栄議員は、「毎日20時間以上も走り続けた」と考えられないようなな言い訳をし、「実際にはもっと使っているが、法定限度額に抑えて請求した」と居直っている。こんな人の言うことは総てが信じられなくなる。
『議員の常識は世間の非常識』とはよく言われる言葉であるが、またも実感させられた。

タクシー代2200万円

2008-05-18 05:50:42 | Weblog
わが関東の恥を曝すようであるが、調べれば全国何処も同じような情況だと思う。
この度、民主党の菅直人代表代行らの視察によって、国土交通省関東地方整備局(さいたま市中央区)の道路部職員7人が、2007年4月から2008年2月にかけて、深夜帰宅等のために、計約2200万円のタクシー代を使っていたことが明らかになったという。
都内に住む職員は深夜帰宅の際にタクシーを使い、190回で490万円もの金を浪費していたそうだ。もちろんこの金は道路特定財源を原資とする道路整備特別会計からである。
今回の調査は、予てより関東地方整備局が、「タクシー券が適正に使用されていることは担当職員が確認している。その後半券は廃棄した」と局ぐるみの犯罪とも思えるような発言をしていたからだ。
一説には、遊んだ後に役所へ戻り、そこからタクシーを利用したり、金券ショップへ売却との疑いも持たれている。それが真実かもしれない。徹底的な解明を望む。

成都

2008-05-17 05:29:02 | Weblog
私は2002年の10月、中国の「山峡クルーズ」の旅をした。
旅行内容は、三国志ゆかりの地を訪ね、赤壁・白帝城めぐりを含む7日間の日程であった。もちろんそれ以外の見所も多数あった。
コースの始まりは上海を経由し「成都空港」に到着、第1夜は「成都」に宿泊した。流石は四川省の省都であるだけに美しい街であった。翌日は「成都」の市内観光と、広大なる敷地を有する「パンダ飼育センター」で充分な時間を過ごし、数え切れないほどのパンダを見てきた。
よく「本場の中国料理は日本人の口には合わない!」といわれるが、このときの料理は旨かった。以前に上海その他で食べたものより遙かに旨い「四川料理」を堪能できた。
その地域が震災に遭い、繁華街の近代建築は崩壊を免れたようであるが、50,000人以上が死亡し、被災者は1,000万人にも上るという。心からお悔やみを申し上げる次第である。

国立演芸場

2008-05-16 05:57:47 | Weblog
東京には民間の常設演芸場:寄席が4ケ所あるが、その他に日本で唯一の「国立演芸場」が1979年3月に創設されている。所在地は最高裁判所と隣り合せの、千代田区隼町である。
この「国立演芸場」は、独立行政法人日本芸術文化振興会が運営する「国立劇場」に所属している。そしてこの「国立劇場」は、その他に歌舞伎や演劇が行われる大劇場と、文楽・邦楽・日本舞踊が行われる小劇場とで構成されている。
そもそもは、芸人団体からの「演芸資料館」の設立を要望がされたのが始まりだそうだ。その話が進むうちに演芸場も併設しようということになり、現在の形になったもので、本来は演芸資料館内の演芸場なのだそうである。
悪名高い“独立行政法人”の運営ではあるが、ここは「後期高齢者医療制度」とは違い、高齢者に優しい。2,000円の入場料が何と1,100円である。だが、果たして利益を出しているのか赤字なのかは知らない。とにかく20日の席を予約した。