気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

世界禁煙デー

2009-05-31 06:14:29 | Weblog
5月31日は、WHOが制定した「世界禁煙デー」である。“禁煙を推進するための記念日”であり、国際機関によって定められた“国際デー”の1つである。
以下に、WHOのホームページに記されている文章の一部を紹介する。
『多くの人々は、タバコが健康に悪いことは知っていても、タバコのもたらす害の大きさを知りません。タバコは、予防可能な死亡原因の代表です。毎年タバコによって早死する人は世界中で500万人以上います。これは、エイズ、マラリア、結核による死亡者の合計を上回っています。
タバコ産業は、タバコがもたらす恐ろしい健康被害から目を逸らさせようとしています。これに対抗するため、WHO の「タバコ規制枠組み条約」に沿って、“タバコのパッケージにタバコの害がよくわかるよう写真やイラストを用いる”よう義務付けた国が増えています』
ある調査によるとタバコを吸い始めた切っ掛けは「映画などで観て格好よかったから」というのが多いため、外国の映画などではそうしたシーンを禁じている国も多くなったようである。また、タバコのパッケージも、「これを見ても吸うのか?」と感じるような強烈なものがある。

言葉

2009-05-30 06:01:30 | Weblog

私が4週間ごとに通う病院の外来診療は、まことに合理的である。
診察室には多数の診察台が並んでいて、それぞれの患者を若い先生方が問診をしたり診察をし、その結果をカルテの一部に書きこみ下準備をして置く。最後に教授先生の所に移動して目的の診察をしてもらう流れになっている。
先日の若い先生は女医さんであった。いつものように顎の下から首にかけての触診をしていた時に、他の先生に呼ばれ席を外したが直ぐに戻ってこられた。だが、そのときの第1声が「もう1度触らせてください」であった。
普段は「顎を引いてください!」と言うだけであるから、「触らせてください」を聞いた時には違和感を受け、下らぬことを連想して笑いを堪えるのが大変であった。場所柄から、「その代わり私にも・・・」などと軽蔑されそうな冗談を言わずに済んだが・・・。
また食事に入った中華料理店では、お茶を注文した際に「冷たいのですか? アタカイのですか?」と聞かれ、思わず「アタカイの!」―――言葉に関して面白い体験が続いた1日であった。


メンテナンス

2009-05-28 06:18:25 | Weblog
gooブログはメンテナンスのため、27日(水) 午前6:30 ~ 10:00の間、3時間半にわたり全てのサービスを利用できなくなると前もって報じていた。
前回のように予定時間が延びてしまいイライラするのも嫌だったので、当日は5時過ぎに起きてパソコンに向かった。原稿をアップし、コメントに回答し、知人のブログにコメントしても6時半にはならなかった。
このように予告された時間は、終わりが延びてしまっては困るが、早くスタートするわけにもいかない。バスの時刻表と同じである。バスは早く来てはいけないのだが、そのために10分程度の遅れはざらである。今回メンテナンスがどの程度の時間に始まるか興味が湧いたので気にしていたが、予定時間からそれほど経たずに始まったようである。
メンテナンスに関しては、いつも多数の意見が寄せられるが、「この時間帯は困る」「予定の時間内に終えて欲しい」「もっと快適に使えるように努力して・・・」等々、自己都合だけの勝手なコメントが目立つ。傍で眺めていても感じのいいものではない。総て無料なのに・・・。

北朝鮮

2009-05-27 05:27:10 | Weblog
北朝鮮は今年4月に長距離弾道ミサイルを発射し、これを非難する国連安保理の議長声明などに反発して核実験を行うと予告していた。また、核問題を扱う6か国協議のボイコットも宣言した。
その北朝鮮が25日、「地下核実験を成功裏に実施した」と報じたが、その直後に日本海に向け3発の短距離ミサイルも発射したようである。
中国には事前に通報していたようであるが、これは国連での制裁に加わらないでもらうための狙いであろう。日本政府は「厳重に抗議し、断固として非難する」との声明を発表したが、質問された麻生首相は「私の限界を超えている」との情けない発言をしている。
米大統領・中国外務省・ロシア大統領も相次いで非難声明を出してはいるが、具体策は示していない。国連で如何なる結論が出されるにしても、日本が満足できる結果にはならぬであろう。
それにしても国力の弱い北朝鮮が、このような駆け引きで世界の大国を相手に奮闘していることにはある意味で感心してしまう。恥も外聞もない行動ではあるが、見習うべき点がなくもない。

アトム通貨

2009-05-26 06:14:10 | Weblog
「アトム通貨」なる地域通貨を知っているだろうか? 漫画「鉄腕アトム」で有名な、日本を代表する故手塚治虫が活躍した高田馬場で5年前から毎年新しい紙幣が発行され、今年で6年目に当たるそうである。
「アトム通貨」とは、“地球環境・地域社会・国際社会に優しい社会作り”を理念に掲げ、それ等に対しての貢献者に贈られる「Thanks money」である。貨幣単位は「馬力」で、1馬力が1円として計算され、加盟店で現金同様に使用できるという。
今回の第6期から埼玉県内で初めて我が川口市の商店会でも導入されたが、そのシステムは、加盟店が「通貨実行委員会事務局」から通貨を購入し、イベント参加者などにプレゼントし加盟店で使用できる。
川口の商店会では21店舗が参加し、オープニングイベントも企画されているようであるが、主催者は「周辺住民にアトム通貨の理念を理解してもらい、環境意識の高まりに貢献できれば」と話している。ユニークな企画が実を結べば結構である。

寄席の日

2009-05-25 06:05:36 | Weblog
速いものである。あと1週間ほどでこの5月も終わり6月に入る。
その6月の第1月曜日は「寄席の日」である。いつからどのような理由でそう決まったかは解らぬが、もう何年か続いているようだ。「6・5」→「ロク・ゴ」→「ラクゴ」から6月5日は「落語の日」というちょっと頼りない説もあるから、それに近い日で「寄席の日」と定められたのかも知れない。あくまで推測である。今年は6月1日が「寄席の日」である。
この「寄席の日」にはいろいろのサービスがある。入場者には粋な絵の描かれた昔ながらの竹でできた団扇が配られ、入場料も安くなる。民間の寄席では普段の半額になる。流石にその金額ではシニア割引は廃止になるが、いつもより低料金で入場できる。
元々安い国立演芸場では半額にはならぬが、一般の人は大幅割引になる。高齢者は縦来から格安の割引サービスを受けているので、いつも通りに入場することになるのだが・・・。
当日、寄席好きな私は何処かへ行かぬわけにはいかない。プログラムを検討した結果、喬太郎・さん喬・小円歌・馬風・歌武蔵・喜多八・歌之介が揃った「新宿末広亭」と決めている。

馬鹿貝

2009-05-23 06:51:05 | Weblog
寿司ネタに用いられる「アオヤギ」が「バカガイ」と呼ばれるのは知っている・・・と思っていた。だがそれは逆で、「バカガイ」が「アオヤギ」と呼ばれているのだそうだ。
先日のテレビ番組で魚の専門家が、出演者に「アオヤギ」を指して「これ本当は何というか知っていますか?」と聞いた。聞かれた彼女が答えられずにいると、「“バカガイ”っていうんですよ!」と言ったのである。逆だと思っていた私は、万が一の間違いであるかも知れぬと調べてみたがその通りであった。学術名にはっきりと「バカガイ科」というのがある。
バカガイという名称の由来は、ハマグリに似ているが殻が薄く壊れやすいことから、“破家蛤”“馬珂蛤”→「バカガイ」と名付けられたようであるが、東京千・葉県などで「バカのように沢山とれた」ためとの説もあり、また、殻から飛び出したオレンジ色の“斧足”(ふそく)なる部分が、人が口から舌を出している様子に似ていることから「馬鹿貝」と呼ばれる所以でもあるようだ。
尚、この貝が「アオヤギ」と呼ばれるのは、その昔、バカガイの集積地が千葉県市原市の青柳いう地名であったため、その名称で呼ばれるようになったそうである。

GNPとGDP

2009-05-22 05:51:14 | Weblog
何年か前まで、日本では経済統計の指標としてGNPが使用されていた。しかし現在はGDPが使用されている。これら2つの指標の違いは以下の通りである。
GNP:国民総生産、GDP:国内総生産といわれ、これは“国内で新たに生産されたモノやサービスの付加価値の合計額”のことである。「経済統計の王様」とも呼ばれている。一方GNPは国内に限らず海外での日本企業の生産額も含むものである。従って、“国内の景気”をより正確に反映する指標として、現在はGDPが重視されている次第である。
その、今年1~3月期のGDP実質成長率は、年率換算で前期比マイナス15.2%と戦後最悪に落ち込んだと発表された。昨年10~12月期もマイナス14.4%であり、2期連続でマイナス成長のワースト記録を更新したことになる。
だが、企業の思惑外れで売れ残った在庫もようやく減り始め、最近はメーカーの減産態勢にも歯止めが掛りつつあるようで、先行き明るい兆しも見え始めているとも報じられている。何れにせよ一般庶民は、歯を食い縛ってこの不況を乗り切る以外に方法はないのだ。頑張ろう!

柳家権太楼

2009-05-20 06:48:17 | Weblog
久し振りに永田町の「国立演芸場」で寄席芸を楽しんできた。
この演芸場は全てが指定席となっており、最前列の真ん中、最良の席であった。私は常に、どうせ“生”で鑑賞するのなら間近がいいと思っている。後ろの席では微妙な表情が判らぬから、どこの寄席へ行っても、いつも前列の中央辺りに席を占める。
今回の目玉は、やはり“トリ”を務める“柳家権太楼”であった。この権太楼は、テンポもよく独特の雰囲気で多数の登場人物を実に巧みに描き分ける、数少ない東京出身の噺家である。
人には「相性」「好み」というものがあるが、私の評価基準は、顔は良くても悪くても構わないが味のある人に魅かれる。自分で笑いながら話すような人は好きになれない。そんな条件を総てクリアーしている権太楼は、もちろん私の好きな噺家の5本の指に入る。
そのような芸人の噺を聴き満足なひと時を過ごしたが、観客の殆どが高齢者であった。高齢化社会になり、寝たきりの後の惨めさは考えるべき問題であるが、ウイークデーの昼間から寄席を楽しんでいられる現状を考えると、幸せな面も多分にあるのだと思えてきた。

「60歳のラブレター」

2009-05-18 06:43:06 | Weblog
早速、封切り初日に映画「60歳のラブレター」を観てきた。
2000年から住友信託銀行が、「60歳のラブレター」という、長年連れ添った夫婦が感謝の言葉をハガキに綴る企画を立てたそうである。結果、毎年多数のハガキが寄せられ、何万通にも及んだそうだ。それ等の中の3通の想いを基に、それぞれの絆を描いた作品である。
定年退職を機に妻とは離婚し、若い恋人が経営する事務所に再就職した男、仕事に打ち込んでいた余りに婚期を逸した派手な女性と出逢って悩んでいる、5年前に妻に先立たれ娘と暮らしている冴えない医師、青春時代にビートルズに熱中し、現在は女房にどやされながら魚屋を営む男――3人の男と相手の女性との物語である。
やはり若い人たちの関係とは違い、それぞれのシーンに於いて“30年の重み”というものが滲んでいる。別れることも一緒になることも簡単には行かない。
尚、映画のテーマから外れるが、戸田恵子の“濃い化粧をした顔”とスッピンとの落差には驚いた。頭では解っていだはずだが、些かがっかり! 女性にはいつも綺麗でいて欲しい。

松本清張

2009-05-17 06:55:43 | Weblog
今年は松本清張生誕100年記念に当たるそうである。
先日、文芸春秋で彼の担当編集者として30年に亘り接してきた藤井康栄氏が、ラジオで彼について語っていた。その彼女は、学生時代から近現代史を専攻し、小説の資料収集も手伝い、「松本清張記念館」設立にも関わり、現在はその館長を務めている。
松本清張は1909年 広島県広島市で誕生、小学校時代から小倉で過ごしたようである。生活環境は、実父が定職を持たず貧しかったため、中学へ行けなかったそうである。しかし、当時は義務教育の尋常小学校6年だけで終わる人が1/3もいた時代である。文藝春秋の臨時増刊号に、明治44年に写真館で写した幼児期の写真が載っているそうであるから、高等小学校を卒業している彼は本人が書いているほど貧乏ではなかったのであろう。
しかし学歴コンプレックスの無念さから、「学歴の克服」が彼の生涯を貫いた闘志となり、『人生には卒業学校名の記入欄はない』という自信に満ちた結論に達したようだ。英語も独学で身につけたようである。コンプレックスに悩んでいるのは、学歴だけで実力のない現在の人の方ではないであろうか?

「フィード」

2009-05-15 05:47:21 | Weblog
インターネットをやっている人は「フィード」に気付いていると思う。「お気に入り」の脇に「履歴」と一緒に表示されている。
「フィード」とは英語の“feed”であり、その意味は「与える」とか、「供給する」などの意味がある。インターネットに於いては、ウェブサイトのブログやニュースサイト・ラジオ放送などのコンテンツを配信用に加工した文書のことであり、私の好きな落語なども含まれている。より明確にするために、ニュースフィード、Webフィードと呼ばれることもある。
ではそれらの配信用に加工された情報はどのように利用されるのであろうか? 一例として、パソコンの「フィード」欄から「iTunes」なるソフトに取り込み、次にパソコンに「iPod」を接続すれば、それ等の情報は自動的に「iPod」に取り込まれ楽しむことができる。
実際の操作方法については、インターネット上の解説・書籍等、参考になる情報は幾らでもある。やってみれば難しいことはない。せっかくインターネットと縁ができたのだ、音楽や多くの情報を外に持ち出して時間を有効に利用したい。楽しめるものは大いに楽しまねば勿体ない。

ポータブルオーディオ

2009-05-13 07:05:54 | Weblog
私が学生であった頃、そして社会人となってからも、音楽を聴くには部屋に据えられたステレオ装置に頼ったものである。
しかし1970年代にはラジカセが登場し音質面で劣るとはいえ、屋外でも充分音楽を楽しめるようになった。更に1979年には、ソニーが「ウォークマン」を発売し、いつでもどこでも美しい音楽を聴くことができるようになった。それが世界的な大ヒット商品となり、この「ウォークマン」なる言葉はヘッドホンステレオの代名詞となり、その「ウォークマン」はその後も進歩をし続けた。
同じ年にNTTが自動車電話のサービスを開始したし、また同年にNECはパソコンの名機「PC-8001」を発売している。30年前の“1979年”に、デジタル家電の三種の神器(パソコン・携帯・ポータブルオーディオ)が揃って誕生したわけである。
その素晴らしい「ウォークマン」も、最近はアップル社の「iPod」に水を空けられたようだ。「iPod」は、プレーヤー機能と共にインターネットでの音楽・その他の情報配信機能を組み合わせた人気絶大な商品である。その機能に魅せられた私は、年甲斐もなく?購入した次第。

片仮名と平仮名

2009-05-12 06:58:30 | Weblog
「ちい散歩」なるテレビ番組がある。タイトルの通り地井武男が「散歩」をして歩く番組である。
今回の散策は蔵の町として知られる栃木市であった。町の中を流れる川も美しく、昔の風情を残す落ち着いた雰囲気を漂わせていた。彼の寄った場所の1つである史料館は、昭和13年まで銀行業を営んでいたという、歴史が感じられる立派な建物であった。
勿論そこには頑丈な金庫も残っていた。金庫にはダイヤルが付きものである。通常、ダイヤルには“数字”が刻んであるが、そのダイヤルには“カタカナ”が刻まれていた。だがそのことに対しては「へえー」と感じた程度で特に驚きもしなかった。
しかし、説明役を務めていた20代と思われる女性が、「普通ダイヤルには数字が打ってありますが、この金庫には数字の代わりに“ひらがな”が打ってあります」と言ったのには驚いた。私にとっては考えられない間違いである。
私たちが小学校に入って先ず習うのは片仮名であったが、今は平仮名から習うようである。そうしたことも影響してか、彼女には「カナ=ひらがな」なのかも知れない。時代の流れを感じた。

桑田と清原

2009-05-11 06:45:39 | Weblog
先日発売された週刊誌の広告に、清原の言葉として「一時は桑田を憎んだこともあった」と載っていた。言うまでもなくあのドラフトの件に関しての言葉である。
桑田と清原、この2人はPL学園で出会った。それぞれ1年生の時からエース・4番バッターとして活躍し甲子園にその名を残したし、お互いに認め合い固い友情で結ばれていたようである。
桑田は早大行きを公言していたし、清原は尊敬する王監督のいる巨人入りを望んでいたようだ。巨人も清原指名をちらつかせていた模様で、その通りに進めば何の問題も起こらなかった。
だがプロ野球のドラフト会議に於いて、巨人は強行に桑田を指名して獲得、清原は西部に入団することとなった。当時のマスコミでは、巨人と桑田の密約説が報じられていた。大人の社会に翻弄されとはいえ、この桑田の裏切りによって2人の間に深い溝が出来たのは事実である。
後に清原が1軍復帰するに際し、引退した桑田が彼のために練習を積みバッティングピッチャーを努め、KKコンビの熱い友情が復活したとマスコミは報じていた。しかし、そう簡単に“憎む前の2人の関係”には戻れないような気がするのだが・・・。私の度量が小さい?