気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

黄斑変性

2007-08-31 06:50:32 | Weblog
歳を取ると先ず歯が駄目になり、次は眼に来るらしい。
黄斑変性とは、網膜(カメラのフィルムにあたる組織)のほぼ中央にある黄斑というところに異常な老化現象が起こり、ものが歪んで見えたり、見ているものの中心が欠けて見えなくなる症状を呈するそうだ。
黄斑変性は、加齢に伴う黄斑の変化によって起こる疾患で、高血圧や心臓病、喫煙、栄養状態(ビタミン、カロチン、亜鉛などの不足)、遺伝などの関与も報告されているが、完全には解明されていないそうだ。だが、高齢者の失明原因の一つであることには違いなく、特にタバコは悪いそうだ。そして、TVやパソコンの普及により眼に光刺激を受ける機会が非常に多くなったことも原因の一つと考えられているそうだ。
尚、日本人男性の発病率は女性の約3倍で、特に男性に発症しやすいそうだ。
病状の発見方法は、表示図の中央の白い点を見詰め片目づつチェックしてみる。 縦横の線が歪んで見えるところがあれば、すぐに眼科の診療を受ける必要があるようだ。

「イジメ」と家庭環境

2007-08-30 06:46:44 | Weblog
高校3年の少年が同級生や後輩などに集団暴行を受けて死亡した事件で、15~18歳の7人が傷害致死容疑で逮捕されたという。
被害者は「やめてくれ!」「助けてくれ!」と泣き叫んだそうだが、午後7時半から約2時間半にも亘り、金属バットで殴ったり、飛び蹴りで池に落とすなど様々な暴行を加えられたそうだ。被害者が動かなくなったため、少年たちは意識を回復させようと顔に水をかけて逃げ去ったという。呆れた話だ。
確かに昔も“イジメ”はあった。だか皆が限度をわきまえていたと思う。死に至らせてしまったという記憶はない。例外的に深い恨みがあり最初から殺意をもっていた場合もあるかも知れぬが、それはもう“イジメ”ではなく殺人だ。
現代の「イジメ」はすぐに自殺や殺人にまで発展してしまう。心貧しい加害者たちには、罪を犯しているという意識が稀薄なようだ。
5~6歳までの家庭での生活が人に及ぼす影響は非常に大きく、その時期を温かい家庭で幸福に過ごした人間は、それ以降に苦労をしても間違った道は歩まないそうだ。

伊吹文部科学大臣

2007-08-29 06:48:22 | Weblog
京都府に生まれ、京都大学経済学部を経て大蔵省へ入省。1983年に衆議院議員総選挙に自民党より出馬して初当選した。
彼には、議員会館を事務所としながら年間約4000万円を事務所費として政治資金収支報告書に記載し、一部の資金を飲食費などにも流用していたと報道された問題、選挙運動費用に200万円超の残金が出て資金管理団体に戻した際、事実と異なる記載をし「恥ずかしい話だが、担当者の勘違い」と逃げた問題、政治資金規正法で禁止されている“国から補助金を受けている社団法人から違法献金を受け取っていた疑惑”等の、カネに纏わる問題が後を絶たない。
今回の内閣改造は“政治とカネ”が大きな原因となっているが、そうした問題に深く関わっていた彼が留任を果たした。彼は亀井静香が離党したお蔭で派閥の親分になったが、派閥内にはいろいろの点で適任者がいないのだろうか? それにしても安倍総理はなぜ彼を・・・? 既に問題になった人間の方が、新規の人より話題になり難いからか?

特上・上・並

2007-08-28 06:58:29 | Weblog
飲食店のメニューを見ると、店により同じ食べ物でもランク付けのある場合がある。その場合、「特上・上・並」はあっても「上・並・下」はない。客の気持を考えてのことであろう。
それをもう一歩進めたのが「松・竹・梅」で、多くの店でこの表示方法が用いられている。勿論、“松”が高く“梅”が安い。
だがこれが浸透してくると、安い方を注文したい客は大きな声で「梅!」と言い難くなるのだろう。そうした気持ちを考えてか、いろいろと工夫を凝らす店も出てくるものだ。
ある店の表示は世間一般とは逆で、“梅”が高く“松”安い。大部分の客は元気よく「松!」と言っていた。他所の店では言えない“松”に快感を感じているのかも知れない。だが世間と異なった決まりに出会うと戸惑ってしまうのも事実だ。
私が行く店の鰻重は「柳・桜・楓」である。どれが高くどれが安いかお判りだろうか?

生命維持装置

2007-08-27 06:12:50 | Weblog
予てより入院していた友人がまた一段と厳しい状態になった。
脳を患うと、“飲み物か空気かを判断して開閉する弁”の働きに異常を来たし、飲み物が呼吸器の方へ入ってしまうことがある。これを防ぐには水をそのまま飲まず、“粘度”をもたせて葛湯のような状態にして飲めばいいのだそうだ。
だが彼は、先日私が行った時にも看護婦の勧める飲み物を嫌がり、「普通の水を飲みたい」と駄々をこねていた。そうしたことも一因なのかも知れない。遂に飲み物が呼吸器へ入ってしまったらしい。
医者の話によれば、衰弱も激しく危険な状態にあるそうだ。奥さんは医者から「生命維持装置」を取り付けるかどうかの決断を迫られたようだが、彼の子供たちの意見は「散々頑張ったんだ。これ以上はもう・・・」であり、奥さんは戸惑っているようだ。
もし私自身の立場なら付けてもらいたくない。回復する見込みもないのに、女房にこれ以上の負担を掛けたくない。この点に関しては他の友人とも意見が一致した。

呆れた国会議員

2007-08-26 05:24:40 | Weblog
7月の選挙で初当選したタレント?参院議員に愛人問題が持ち上がっている。週刊誌が「『議員失格!』元愛人が剥がしたその仮面」と題して報じたのだ。
記事によると、元ホステスで飲食店を経営する40代女性と昨年8月に知り合い、女性宅で半同棲状態になり、「当選したらオレの秘書になれよ」と秘書給与の不正取得も企んでいたようだ。
彼女によれば、彼は1打1万円の賭けゴルフに興じる一方ドケチであり、強い酒で酔わせ下着姿の彼女を撮影したりもしたそうだ。また包丁を壁に突き立てたりの異常行動がもとで1月に別れたという。彼は事実関係を一部認め、「今後は襟を正していく所存です」と謝罪したそうだ。
先の選挙では家族愛を前面に出して当選したが、とんだ化けの皮が剥がれたわけだ。党内からも辞職すべきとの意見も出ている。こうした人間を公認した党はどのように考えているのだろうか? 問題が起きてから“厳重注意”しても遅い。有権者は、立候補した人間の中から選ばざるを得ないのだから。

30年前の扇風機

2007-08-25 07:08:35 | Weblog
三洋電機の旧式扇風機が原因で火災事故が起こり、死亡者まで出たそうである。これら古い扇風機が原因で起きたとみられる火災は、2000年以降24件ほどあるそうだ。最近こうした事故が目立つようになったが、それは、重大事故の国への報告をメーカーに義務付けた「改正消費生活用製品安全法」が5月に施行されたことが大きな原因であると思う。
扇風機は15年程度の使用を想定して作られているが、これ等の事故を起した製品は何れも30年以上前に製造された製品だそうだ。こうした古い製品は、現在も1000台に1台の割合ではあるが使用されているそうなので、それに関した法整備も必要だろう。
“物”を大切にすることは結構なことである。しかし、ゴムやプラスチック等の部品は経年劣化するし、モーターの劣化による発火の恐れもある。メーカーが“使用可能期限”を表示していないのであるから責任は当然メーカーにある。だがそうした製品を使い続ける消費者は、メンテナンスに気を配り、日頃から注意を怠らないことが必要条件であろう。

外科医

2007-08-24 07:20:04 | Weblog
最近は外科医が大変不足しているようだ。
地方ではともかく、都市の病院ではそのようなことはないと思っていたので意外な気もする。東京の病院でも一部の病院以外は慢性的な医師不足だそうだ。テレビで放送されていた病院の院長は、人手不足から32時間も連続勤務を余儀なくさせられたこともあるという。
日本外科学会員を対象にしたアンケートによれば、外科医の72%が当直明けに手術をしたことがあるという。勤務時間は平均で週59.5時間にもなり、労働基準法で定められている週40時間をはるかに越えているという。
この様に外科医の職場環境は悪化の一途を辿っており、更に、訴えられる危険が産婦人科に次いで高く、外科医のなり手は産婦人科医と同じく急激に減少しているそうだ。10年後には外科を志望する学生がゼロになる可能性が無きにしも非ずとの危機感も持たれているようだ。憧れの的の医者という職業も、傍で見るほどは良くないのかも知れない。

埼玉県知事選

2007-08-23 06:38:43 | Weblog
わが埼玉県では知事選の真最中である。
3候補が立候補しているが、実際には現職と共産党の新人2人の一騎打ちである。
自民と民主が真向うから対決した7月の参院選とは打って変わり、現職を応援する民主、自民、公明に対し、共産党という盛り上がらない図式ではある。
前回の選挙で初当選した1期目の知事は、自民党多数野党の県議会の下でも上手く議会運営を乗り切り、期待以上の成果を上げた。1例として、国・他の地方で今だ嘗て実現していない、“外郭団体への県幹部の天下り廃止”等の実績も上げている。
昨日、そうした現職知事を全力でバックアップする、地元自民党主催の個人演説会が開催され、私も出かけてみた。サンコン程ではないが真っ黒に日焼けした彼からは情熱と誠実さも感じられ、好感は持てた。もう1期彼に託してみたい。
政治家不信に陥りつつある時代だが、私の郷土では、知事にも市長にも恵まれたと思っている。嘗て「ダサイ!」と言われた埼玉だが、確実に上昇している。

席を譲るということ

2007-08-22 10:11:16 | Weblog
ここ数日、連続して電車に乗りある事件に出会った。
私が飛び乗った電車には1つの空席もなかったが、幸運にも次の駅で座れた。私の隣には50代の女性Aが座っていた。更に次の駅で、その彼女から数えて3人目の前に70代半ばと思われる男性が立った。その後座席の入れ替わりはなかったが、20分ほどしてAがその男性に向かって言った。
「あのー、次ぎ空きますからどうぞ! どうぞ!」
だが良識を備えているその男性は状況を把握し、そつなく返事をした。
「ええ、大丈夫ですから」
Aはもう1度同じ言葉を繰り返し電車から降りて行った。Aの前にいたこれも50代の女性も、その場の流れからかその男性に席を勧めたが彼は断り続けた。電車が走り始めてからも気まずい雰囲気が残り、少しの間その席は空いていたが、結局その女性が座った。
“事件”はこれだけであるが、散々座った末に降りる人に、次に座る人を指定する権利はない。前に立っていた人に対しても失礼である。こんな単純なことが判らないとは情けない!

朝青龍問題

2007-08-19 07:00:34 | Weblog
朝青龍の問題がこじれ、国際問題にもなり兼ねない様子だ。
日本の国技である相撲界に入り、横綱という“心技体”の整っていなければならぬ地位にありながら、あのような勝手な行動をとっていたのだから相撲協会の処分は当然だと思う。日本人横綱なら何の問題にもならず、このような態度を取り続けるのであれば除名になっても不思議ではないと思う。
伝えられる情報によれば、複数の精神科医に対しても殆んど口を開かないとのことであるが、モンゴルとの電話ではよく喋り、本国へ帰りたいと言っているようである。
医師と口を利かないのも単なる“ふて腐れ”であり、困った医師たちは差し障りのない「急性ストレス障害」なる診断を下しているのだと思う。
だがこの問題が大きくなり、モンゴルの日本大使館にデモが掛けられ、それらに関するニュースがアメリカの新聞にも報じられようになった現在、相撲協会もその責任を感じ早急に対処しなければなるまい。外国人力士に対する“横綱教育や指導”を怠ってきたのだから。
このままだと、対日感情が大変よかったモンゴルとの間に、大きなひびが入ってしまう。

自転車防犯登録

2007-08-18 06:48:10 | Weblog
交番から電話が掛かってきた。電車で5つも先の駅前交番だ。
1ヶ月以上も前にわが家の物置から盗まれた自転車が発見されたとの内容であった。長期に亘り近くの銀行の駐車場に放置されていたため、その銀行から交番に連絡があったというわけである。
盗られた時点で諦めたので盗難届けを出さなかったが、自転車防犯登録をしてあったので連絡が来たらしい。幸い、鍵も付いていて全然壊されてはいないとのことだったので、早速そこまで電車で行き、1時間以上もそれを漕いで帰ってきた。
この自転車防犯登録は、平成6年以降は法律によって義務づけられているのだそうだ。私の場合は運がよく元のままで戻ってきたが、盗まれた自転車は、乗れない状態にまで壊され、遠方で発見されることが多いようだ。その場合、連絡を受けて引き取り、廃棄処分の手続きをしなければならぬ煩わしさが生ずる。そのため近頃は、「盗まれたらその時は仕方がない。面倒なことは嫌だ」と自転車を買ってもあえて登録をしない人が多いのだそうだ。今回の事件で、そうした一面のあることに考えさせられた。

変なトイレ

2007-08-17 06:57:01 | Weblog
ドアーの取っ手を手前に引いて私はその喫茶店のトイレに入った。
幅1.5メートル・奥行き2.5メートルぐらいあるだろうか。男女兼用で定員1名のトイレである。1人用にしてはゆったりとした空間であった。
突き当りには洋式便器が設置され、右側には立派な洗面化粧台があった。その化粧台から天井近くまで、右の壁面一杯にに大きな鏡が取り付けられ、“いい雰囲気の個室”との印象を受けた。
そしてその洋式便器は、女性の場合と男性「大」の場合は左側を向くように配置されていた。つまり、用を足す場合、鏡を背にして反対側の壁に向かうことになる。特別問題もない。
だがこうした店のトイレで男が「小」をする場合、殆んどが立ってするだろう。ご多分に漏れず私もそうした。
当然鏡に向かうことになる。その場合どのような光景を目にするか皆さんにも想像がつくと思う。本当に変な感じの困ったトイレだった。

女性議員

2007-08-16 07:29:22 | Weblog
小池百合子防衛相が事務次官人事を巡る混乱を引き起こしている。
守屋現防衛事務次官に何の連絡もせず同氏を解任し、後任者を決めたとのニュースが流れたため、守屋氏が巻き返しに動いているのだそうだ。
通常、事務次官などの省庁幹部人事は大臣と官邸双方の意向により決められるのだそうだ。具体的には、大臣が現職事務次官と相談して大筋の人事を決め、正副官房長官による人事検討会議の了承を得て閣議で決定するのだそうだ。今回の場合、相談されなかった塩崎官房長官も不快感を露にし“待った”をかけている。
私は、田中真紀子外相がやはり人事問題を機に更迭されたことを思い出した。2人とも派手で人気抜群であるところも似ている。小池防衛相も国会を欠席して訪米したりとパフォーマンスは上手いが、真の政治家としての資質には疑問も持ってしまう。
同じ女性議員でも、宝塚という華やかな世界から政界に入り、堅実に政治活動を送った扇千景大臣のような人もいるのだから、一概に“女性”がその理由だとは思わないが・・・。

日本国憲法:第2章 第9条

2007-08-15 06:39:16 | Weblog
≪1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。≫
上のように規定され、第1次吉田内閣も≪一切の軍備と国の交戦権を認めない結果、自衛権の発動としての戦争も、また交戦権も放棄したものである≫としていたが、それ以降の各内閣は“苦しい解釈”で切り抜け、福田内閣の≪F15、P3Cを保有しても、憲法の禁じている戦力に当たらない≫を経て、遂に安倍内閣は憲法改正を目指したが、幸い逆風により「憲法審査会」の設置もままならない。
現在の憲法でも“苦しい解釈”で“軍隊”を持ってしまった。結果、憲法と現状とは整合性が取れていない。しかし、憲法を改正したら“戦争への道・核への道”がより簡単になり、再び戦争の悲劇を繰り返す危険も充分にある。絶対に大丈夫と誰が断言できるであろうか?