気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

アルコールの適量

2007-11-29 07:00:33 | Weblog
適度の酒は“百薬の長”であると昔からいわれている。
ここにタバコとは違った、酒飲みにとっては大変有難い“飲む理由”が存在する。だがその適度とはどの位だろうか? 弱い人もいれば強い人もいる。人によって“適量”は異なる? どうやらそうではないらしい。
多くの研究結果からすると、ある程度の個人差はあるが、1日のアルコール摂取量が20g程度なら健康のためによく、40gを超えると悪影響が出てくるそうである。
その“20g”を実際の酒類に換算すると、日本酒1合、ビール中壜1本、ウイスキーダブル1杯が“適量”だそうだ。因みに焼酎を飲む私の場合、限度の40gとすると「25度焼酎をコップ1杯」までである。
だがアルコール度数の異なった酒類はたくさんある。そうした物を飲んだときの“アルコール摂取量”はどのくらいになるか? 以下がその計算式である。

アルコール摂取量(g)=量(ml)×度数÷100×0.8(アルコールの比重)

林家たけ平

2007-11-28 06:37:15 | Weblog
一昨日は五木寛之氏の講演の後、地元料理店の落語会へ行った。
出演者はいつものように、“真打”2人に“二つ目”1人である。
二つ目とは、前座修行を終えた次の段階であり、更に10年近くの修行をして真打を目指す。前座との大きな違いは、紋付きの着物と羽織を着ることができるようになることと、雑用から開放されることだ。この間の努力が、真打への出世の早さに影響するわけである。
真打は、落語家として一本立ちが認められ、自分の弟子を取ることもできるようになる。また真打になると「師匠」という敬称で呼ばれるようになる。
その日の二つ目「林家たけ平」の芸には充分に堪能した。他の客の評判も上々であった。
彼は大学卒業後1年間会社勤めをし、2001年に“林家こぶ平(現正蔵)”に弟子入り、2005年には二ッ目に昇進した。今年30歳で東京の足立区出身。本名は“草野武史”――“くさのたけし”、同じ下町出身の「北野武」に似ている。大成する可能性も大きいかも・・・。
打上げの場で、次の寄席への予定を尋ね、前の席で声援することを約束して帰宅。

五木寛之氏の講演

2007-11-27 06:57:56 | Weblog
昨日、私の街で「人権を考える集い」なる行事が行なわれた。
内容は「この空の下で」なる映画の上映と、私の好きな作家、五木寛之氏の「今を生きる」と題した1時間半に亘る講演であった。
一昨日の日曜日のラジオ放送でも、五木氏の「わが人生の歌がたり」なる番組を聴いたばかりである。毎月最終日曜日にこの番組が放送されるのであるが、いつもその語り口には感心させられている。
70代半ばにもなるのに本当に若々しい声で、発音もはっきりとして大変聴きやすい。そして更に、前もって書き上げた原稿を読んでいるかのように、脈絡は確りとして、話には一言の無駄な言葉もない。素晴らしい話術である。プロの作家なのだから当然といえば当然かもしれぬが、思わず引き込まれてしまう。
一般に、喋った音をそのまま文字にしても、手直しをしなければ真面な文章にはならない場合が多いと思うが、五木氏の話はそのまま素晴らしい文章になる感じだ。長い時間だったが、有意義な講演を楽しく聴いてきた。

献杯

2007-11-26 07:13:41 | Weblog
日本では一般の会食等に先立ち“乾杯”が行なわれる。
しかし、弔事の場合には乾杯とは言わず、「献杯!」と言って区別する。
私は以前、「献杯は、法事等の会食に先立って行なう。杯を高く差し上げ「献杯」と言って“杯を乾す”」と聞いていた。大方何処でも共通しているようだ。私はいつもそれに従い、杯に半分ほど注がれていたお酒を一気に飲み乾していた。
ところが先日の法事で、隣にいた酒好きの知人が、その僅かの酒の半分も残していた。そしてその理由を説明してくれた。
「坊さんから聞いたのだが、故人と分け合うという意味で、飲み乾してはいけないそうだ」
なるほど! また、ある法事の際に、献杯の音頭をとられた坊さんが、簡単な挨拶の後、「献杯」と言って遺影に杯をお供えになったこともあるそうだ。
こうした行事は地域・情況等により異なる場合があるから一概に「・・・が正しい!」とは言えぬが、いろいろの知識を頭に入れておくのも悪くはないであろう。

江戸糸あやつり人形

2007-11-25 08:18:33 | Weblog
毎日のように紅葉の情報が入ってくる。
私が感激したあの北海道や京都のような紅葉は期待できないにしても、東京にも素晴らしい庭園はある。
1時間もあれば行ける「小石川後楽園」へ行くことに決めた。通常紅葉の見頃は11月中旬から下旬だが、今年は気候の関係で、少し遅くれて11月下旬から12月上旬だという。それなりの期待をして出かけた。
単に立派な庭園を見に行ったのなら満足できたであろうが、紅葉が目的では少し早すぎたようで、その期待は裏切られたという感じだ。
しかし、上條充氏の演ずる“江戸糸あやつり人形”という、日本ならではの繊細で、表情豊かな動きをする“あやつり人形”を観ることができた。
“江戸糸あやつり人形”とは、江戸時代に生まれ、江戸・東京を中心に伝えられてきたそうで、十本を超える糸と「手板」という道具で操る、西洋のものとは原理も異なる独自の構造だそうだ。素晴らしい日本の伝統芸だ。

アンケート結果

2007-11-24 08:22:18 | Weblog
「理想の夫婦」と題し、明治安田生命保険が全国の20~59歳の既婚男女を対象に行なったアンケート結果が毎日新聞に載っていた。
以下にその記事の一部を紹介する。

個々の回答者に「夫婦の会話時間」をたずねたところ、平日は「30分以下」が4割を占めてトップ、休日では「1~2時間」が1位だった。これに関連して「配偶者に愛情を感じているか」との質問には、平日の夫婦の会話時間が30分以下と答えた人の3人に1人が「あまり愛情を感じない」または「ほとんど愛情を感じない」と答えた。

3人に1人が「愛情を感じない」というのは気になるが、30分の会話が短いとは思わない。また、「愛情」と「会話時間」に直接の関係があるとは思っていないので、「会話時間」の長い人との比較も欲しかった。尤も、その結果も同様であったら、せっかくの記事が記事としての価値が弱くなってしまう?

レベル低下

2007-11-23 07:41:15 | Weblog
日本では“格差社会”なる言葉が叫ばれて問題になるが、発展が著しいといわれている隣の中国の方が日本以上に格差が激しいようだ。
発展しているのは沿岸地域とその周辺だけで、山奥の農村部の生活は相変わらず貧しいようだ。そのため、そうした農村部の人たちの都会への出稼ぎが後を絶たないのだという。
もともと中国は、同じ1つの国ではあっても、都会地区と山村地区では戸籍が別になっているので、農村の子供たちは都会の学校へは入れないのだそうだ。従って、親だけが出稼ぎをすることになるのだろう。
当然の結果として、残った子供の面倒を見るのは爺ちゃん婆ちゃんということになる。しかし、孫に甘いのは万国共通なようで、確りとした躾ができず、わがままに育ち勉強もせず、農村地区に残された子供の教育レベルは低下を辿っているそうだ。
“まともな躾をできず子供のレベルが低下している”――最近の日本と同じ情況だ。

歳歳年年人同じからず

2007-11-22 06:48:09 | Weblog
古人無復洛城東 今人還對落花風
年年歳歳花相似 歳歳年年人不同
寄言全盛紅顏子 應憐半死白頭翁

昔の人はもはや洛陽にはいない今、また、若い人たちが風に散る花を眺めている。
冬が終わり春になると、花は美しく咲くが、一緒にこの花を眺めた人はもはやいない。
若い君達に言っておく。若いと思っていてもすぐに老い、黒い髪も白くなってしまうぞ!

中学に入り最初に習った大変有名な漢詩だ。自然の悠久さと人間の生命のはかなさを対峙させて人生の無常を詠嘆した句である。
自分では若いつもりでいても、いつまでも若くはない。確実に“老い”に向かって歩んでいる。もし転ぶようなことがあったら、改めてこのことを認識して、体には充分気をつけよう。

「因業屋」

2007-11-21 07:21:05 | Weblog
私の街に「因業屋」という、手打ちの田舎蕎麦を食べさせる店がある。
インターネットでもよく紹介されているから知っている人も多いだろう。
一般の意見では、蕎麦は旨いが、その店構えはちょっと二の足を踏むような感じで、主人が因業オヤジとの評価が多い。だが、田舎蕎麦の好きな私は、店内の雰囲気と肝心の蕎麦の旨さでここの店には魅力を感じている。
私の、孫たちは子供のくせに、蕎麦だの“蕎麦がき”が好きだが、私と違って“細打ち”が好きなようなので、大体は近所の旨い蕎麦屋へつれて行く。
だがその日はその店が定休日だったので「因業屋」へ行った。いつもの綺麗な店の入り口とは違った入り口に驚いたようだが、味の方には満足したようだ。
この「因業屋」のオヤジさんは決して言われるような人ではない。特別愛想がいいとはいえないが、因業と感じる客がいるとすれば、それは客自身の態度に問題があると思う。
酒も旨い。日本酒は樽から注いでくれ、枡で飲む。1000円を払いグラス1杯をオヤジさんにご馳走すれば、ワインの持ち込みもOKである。

由美かおる

2007-11-19 06:51:05 | Weblog
ドラマ“水戸黄門”の常連である「由美かおる」がテレビに出ていた。
昔、金井克子・奈美悦子とのグループで「西野バレエ3人娘」とも呼ばれ大変な人気だった。当時はアイドルなる言葉はなかったが、アイドル1号ともいえるだろう。
もう57歳にもなるが、相変わらずのプロポーションには感心する。体重44kg、B86cm W58cm H86cmと40年間ボディーサイズは変わらぬという。それだけでなく、体の柔らかさも素晴らしく、右手を上げ、左手で左足を持ち、楽々と頭の上まで揚げることもできる。
2001年には50歳を過ぎてから、「生まれたままの妖精」と題した写真集も出しているが、その時の自信たっぷりな言葉をお伝えしておこう。
≪男性の方には「よし、頑張ろう」 という気持ちになってほしいし、女性の方には「幾つになっても青春時代のような肉体を保つことは可能なんだ」というメッセージを伝えたい≫
恐れ入るばかりである。

「吉兆」に思う

2007-11-18 06:52:51 | Weblog
食品不祥事問題が続いていたが、遂に「吉兆」でも表面化した。
吉兆は、日本でも最高クラスの料亭であった。創業者の湯木貞一氏が小さな割烹料理店を構え、あらゆる点に関して客の好みを考え、創意工夫をして立派な料亭に築き上げたものだ。
だがその湯木氏も、子供可愛いさのあまりか、4人の娘に婿を迎え“のれん分け”をするという過ちを犯した。そう簡単には伝統技術を伝えられぬ筈だ。だからこその老舗なのに。
吉兆の料理といえば夜のコースは4万円以上もするようだ。座敷も立派で雰囲気も最高だろう。その上最高の材料を使い、最高の板前が作った料理を最高のタイミングで食べさせるとすれば、そのような値段になるのも仕方ないだろう。
だが、そのような店は、手を広げすぎれば必ず無理が生ずる。不正以前の問題だ。
また、高級牛肉を味噌漬けにするなど理解できないし、料亭ブランドで菓子類を販売するのも変だ。一方贈答用にしても、そうした製品を買う消費者にも“??”であるが。

「記憶にない」

2007-11-17 06:20:35 | Weblog
証人喚問を受けた多くの人間が使う言葉が「記憶にない」だ。
この度、防衛省の守屋前事務次官も参院外交防衛委員会での証人喚問で、始めはこの「記憶にない」を多発していたが、ついに軍需専門商社の専務との宴席に、額賀元防衛庁長官と久間元防衛大臣が同席していたことを明らかにした。
額賀・久間両氏は、防衛庁・防衛省のトップであった守屋氏を指揮監督する立場にあったわけで、これ等の人々が業者との会食の場に出るのは、疑いをもたれるのも当然である。
喚問終了後、今度はこの2人が同じように「記憶にない」などと話していた。あれだけはっきりと指摘されていながら本当に思い出せないような“頭”ならば、始めから政治家になる資格などない。
「記憶にない」は「出席していない」との否定とは違う。証拠を突きつけられれば認めざるを得ないのであるが、第3者が他人の記憶を覗けないことをいいことにした卑怯な返答だ。
もし上手く逃げ切ったとしても、以後これ等の人間を心底信用する人はいないであろう。

北海道土産:「じゃがポックル」

2007-11-16 06:14:59 | Weblog
「じゃがポックル」とは、2002年に「ぴゅあじゃが」なる名称で販売され、その後「じゃがポックル」に商品名を変更された、カルビー千歳工場のみで生産されている“北海道限定商品”だそうだ。
「白い恋人」が賞味期限改ざんなどの問題を起こして営業禁止になってからは、北海道土産として特に売れ行きが伸びたようで、現在は極端な品薄状態が続いているそうだ。入荷待ちの行列で、並ばずに買えることの方が珍しいといわれている。
そうした状態の中で、「白い恋人」のメーカーである石屋製菓は、先ず11月15日に「白い恋人」の生産を再開すると発表した。
問題発覚後、「賞味期限は4か月としているが、実際には半年も1年も持つ」と話していた経営者は、まさか賞味期限を延ばすことで解決するのではないと思うのだが・・・。
それにしても、消費者は今後どのような反応を示すのだろうか。再びお洒落な感じのチョコレートに戻るのだろうか? それとも北海道の美味しいジャガイモから作られた「じゃがポックル」の人気が更に続くのだろうか?

絶品の「てれすこ」

2007-11-15 06:05:49 | Weblog
映画:やじきた道中「てれすこ」を観てきた。
テレビコマーシャルを見て、それほどの期待もせず、「久し振りだから・・・」との軽い気持で出かけたのである。だが、この平山秀幸監督作品は、期待を遥かに越える面白さだった。
トリプル主演映画ともいえる、中村勘三郎の「弥次さん」と柄本明の「喜多さん」のコンビが、小泉今日子演じる逃げ出した花魁と3人で繰り広げる珍道中である。
この映画には、題名にもなっている三遊亭金馬が得意とした落語「てれすこ」の他にも、幾つかの古典落語の題材がちりばめられている。涙を流す場面が何度もあるが、勿論寄席で流すのと同じ涙である。中でも柄本明の名演技には参ってしまう。そうした笑の間にしんみりさせる場面もあり、最高の娯楽作品に仕上がったと思う。本編の興行成績次第で続編も期待できるようである。
その他にも豪華キャストが勢ぞろいで、観ないと損をする。――そんな感じの作品だ。絶対のお勧め映画である。気楽に楽しんで欲しい。

政治資金パーティー

2007-11-14 08:18:13 | Weblog
昨夜は赤坂のホテルで開催された自民党代議士の「政治資金パーティー」に出かけた。幹事長、麻生さん、枡添大臣等を始めとする政治家も駆けつけ、大変な盛り上がりをみせた。
ここのところ、私の選挙区では自民党と民主党が交互に当選している。現在の代議士は自民党から出ているが、しばしば表面化している多くの閣僚の“カネの問題”で、自民党に対する期待と信頼は地に落ちたといってもいい状態だ。
一方、浪人中である民主党の前代議士は、このチャンスを利用し駅頭で多くの人に訴えている。現副大臣のライバルと比較して、時間が自由になることは大きなメリットである。
今回のパーティーは、資金集めと共に、こうした流れを何とか変えようとの思いから催されたのであろう。だが、私たち自民党候補を応援する仲間内でも「次は厳しそうだな!」との意見は少なくない。
しかし、この度の“小沢騒動”とそれに対する党執行部の対応を見て、多くの国民は「民主党にも期待できない」と考えたようだ。次の選挙、どのような結果になるのだろうか?