気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

十善戒

2008-09-30 06:24:41 | Weblog
「抜苦与楽」即ち“慈悲”を説く仏教には「十善戒」との教えもある。
① 不殺生(ふせっしょう)―むやみに生き物を傷つけない。
② 不偸盗(ふちゅうとう)―盗まない。
③ 不邪婬(ふじゃいん)――男女の道を乱さない。
④ 不妄語(ふもうご)―――うそをつかない。
⑤ 不綺語(ふきご)――――無意味なおしゃべりをしない。
⑥ 不悪口(ふあっく)―――粗暴なことばを使わない。
⑦ 不両舌(ふりょぜつ)――中傷しない。
⑧ 不慳貪(ふけんどん)――ものに執着しない。
⑨ 不瞋恚(ふしんに)―――怒らない。
⑩ 不邪見(ふじゃけん)――まちがった考え方をしない。
極めて単純なことであるが、実行が難しく、実行できたら素晴らしい世の中になる。

仏教

2008-09-29 05:46:08 | Weblog
葬儀、告別式、法事等でお寺を訪れる度に新しいことを考える。
今、自分の生活が充実しているか? 幸福であるか? などと自問しても、残念ながら自信を持って肯定できる人は少ないと思う。私たちはいつも悩みごとや不安を抱えながら日々の生活を送っていると思う。
そんな私たちが如何すれば充実した幸福な生活を送ることができるのであろうか? 先日お寺で戴いたパンフレットに、「悪いことはしないで善いことをし、心を浄めなさい!」と仏さまが教えていると記されていた。
そんなことは当たり前のことで、その当たり前のことを当たり前にできないのが私たち人間であると思ったが、仏さまの言葉を素直に実行するようにとも書かれていた。
「他人に迷惑をかけなければ、自分の欲望を自由に追及していい」というのが最近の風潮であり、それ以上の“他人の気持ちを察する心”は失われつつあるようだ。時には仏さまの言葉を思い出し、自分自身を反省しなければと思った次第である。

ジューサー

2008-09-28 06:51:20 | Weblog
先日ブログ仲間の「くり坊」さんが『家には宝があるじゃない!』との記事を書いておられた。それによると、何年か前に買うだけ買って大して使用もせず、何処かに仕舞い込んでしまった「エスプレッソコーヒーメーカー」や「フードプロセッサー」を見つけ出し、また使いだしたとのことであった。
それを見て私にも同じような品物があることを思い出した。「ジューサー」である。使うのはいいのだが、後の分解掃除が面倒で3回ほどでお蔵入りになってしまっていた。
「くり坊」さんに刺激され、今度は使い始めてから5日も続いている。現在のところ人参2本とリンゴ1個で2人分400ccのジュースを作っている。材料費は人参・リンゴがそれぞれ100円で合計200円である。ペットボトルの同様なジュースは1000cc入りで200円程度だから、自分で作ると2倍半も掛ってしまう。
ジュースメーカーの使用する材料がスーパーの製品と違うことは想像できるが、値段が違い過ぎる。どうせならば販売されていない“自分好みのジュース”をと考え始めている。

麻生演説

2008-09-27 06:11:42 | Weblog
麻生首相の初仕事は国連の舞台における演説であった。
日本の首相が国連総会で演説するのは、2005年の小泉首相以来3年ぶりだそうである。景気対策を最重要課題に掲げる内閣らしく、冒頭で取り上げたのは経済問題、国際金融の仕組み作りに貢献する姿勢を強調したという。また中東和平にも触れ、「日本は信頼の仲介者になる」と言い切ったようだ。
中国、韓国から“タカ派”と見られていることを意識してか、「中国や韓国は日本にとって重要なパートナー、互恵と共益を一層進めていく国々だ」と持ち上げるようなことも語ったという。
演説は、冒頭部分の少しだけを英語で喋り、すぐ日本語に切り替えた。しかし、同時通訳の機械の調子が悪く、始めから演説をやり直すように促された。だがこのときの麻生さんは立派だった。すかさず英語で「この機器は日本製じゃないでしょ?」とやって議場の笑いを誘っていた。もし生真面目で融通の利かない安倍さんや福田さんにはできなかったであろう。麻生さんだからこそ飛び出したジョークであった。それにしても失言にはならなくてよかった。

西田佐知子

2008-09-26 05:30:28 | Weblog
むかし憧れた女優が老醜を曝し、声が出なくなった歌手がいまだに歌っている。そうした中で、今から40~50前10年間に亘りノンビブラートの歌で活躍した1939年生まれの西田佐知子は違っていた。“フレンドパーク”でお馴染みの関口宏と結婚した後は活動を縮小し、間もなく完全引退してしまった。ところが昨日の午前3時、彼女の特集がラジオから流れた。
アカシアの雨がやむとき1960年/コーヒールンバ1961年/エリカの花散るとき1962年/ピアノとクラリネットをバックに歌う、赤坂の夜は更けて(島倉千代子との競作)1965年/女の意地1965年/涙のかわくまで1967年/くれないホテル1969年。題名を忘れていても、曲を聴けば思い出す懐かしい曲ばかりだった。
沢 たまきの歌をカバーした“ベッドで煙草を吸わないで”などはゾクットくる。
今の彼女を見てみたい気もするが、確率的には見ない方がいいのかもしれない。先日、75歳を過ぎて今なお美しい岸恵子を見たが、彼女など例外中の例外であろうから・・・。

QRコード

2008-09-25 05:53:54 | Weblog
バーコードが広く普及しその便利さが認識され、それに伴い、“より小さなスペースへの印字で、より多くの情報を収納できるコード”が望まれるようになった。当然の成り行きであろう。
情報量を多くするためにバーコードの桁数を増やしたり、複数のバーコードを並べたりという工夫も施されたようだ。しかし結果として、表示面積が大きくなり読み取り操作が煩雑になり、印刷コストの上昇を来たしたりと、さまざまな問題が起きてしまったらしい。
こうしたニーズに応え問題を解決したのが、1994年に出現した、日本の会社で開発された2次元コードである。バーコードは一方向だけに情報を持っているのに対し、QRコード(2次元コード)は縦横2方向に情報を持つことで、記録できる情報量を飛躍的に増加させることができるようになったという。
ブログページの下方には携帯電話用の閲覧QRコードが印刷してあり、対応した携帯電話でこのQRコードを撮影することにより、簡単にサイトにアクセスできるようになった。素晴らしい!

先輩の死

2008-09-23 06:45:38 | Weblog
年齢が私より1回り上の先輩H氏が亡くなった。
今から50年ほど前、私の町会でボーイスカウトを設立することになった。それには“リーダー”としての有資格者が必要となるため、当時の町会長の意向により10名ほどがその資格を取得するべく励んだ。その時H氏は年長者の部類、私は下から2番目であった。
以来50年間、何かとお世話になった先輩であった。大変マメな活動家で、町会長、業界では指導的立場を務め、健康保険組合の理事長等多くの公職に携わり、先日は叙勲の栄にも浴した。
以前癌を患い無事回復したが、数ヶ月前から別の病で入院されていたようである。そして遂に一昨日に亡くなられた。80代の半ばともなれば、既に男の平均寿命は超えているが、何歳になってもこれでいいという歳はない。寂しい限りである。
幸い、私は喪主を務めるご長男とも付き合いがある。彼は、このブログを始めた当初から欠かさずに読んでくれているようだ。その内、H氏を忍びつつ2人で飲みたいと思っている。

モンゴル国

2008-09-22 05:55:05 | Weblog
日本の国技である相撲で優勝争いをしている朝青龍・白鵬の両横綱を始めとする有望力士の出身地であるモンゴル国。そのモンゴル国は、東アジアに位置する面積が日本の約4倍の内陸国であり、約240万人のモンゴル人が暮らしている。中国の北、ロシアの南にあり、首都はウランバートルである。そしてそのウランバートルには、全人口の2/3に当たる160万人が集中しているそうである。
モンゴルは“外モンゴル”と“内モンゴル”とに分かれており、外モンゴルはロシアの力を借りて中国から独立してモンゴル人民共和国となったが、1992年にはモンゴル国憲法を施行し、モンゴル国へと国名を変更し、自由主義諸国への仲間入りを果たした。
金鉱・銅鉱・モリブデン・石炭等の資源に恵まれ、対日感情の非常に良いモンゴル国は、日本とは逆に30歳以下の人口が68%を占める将来に期待の持てる若い国である。
一方中国には、モンゴル国の人口の倍に当たる480万人の“モンゴル系の人々”がいる。その中の340万人が、旧満州国の存在した“内モンゴル自治区”で生活しているという。

美人市議

2008-09-21 06:30:07 | Weblog
青森県八戸市に“美人過ぎる議員”として評判の議員がいるそうだ。
その28歳の彼女が、11月19日にDVDと写真集を同時発売することが決まったそうだ。「八戸の観光名所をPRできるのなら」との理由で、胸の谷間が露わな水着姿も披露しているそうで、何を考えているのかと思ってしまう。
自民系無所属の彼女は、八戸市議を16年務めた父が県議選に出馬して敗れた夜、父の支援者に土下座して自らの市議選出馬を表明したそうである。そしてその結果、最年少記録でトップ当選を果たしたという経歴を持つそうである。
何を勘違いしたのであろうか? 5月に日本の渚百選のひとつ大須賀海岸での水着姿、8月には三社大祭で柔肌を見せた和服姿で太鼓を叩くシーンなどを撮影したというのである。
そんな彼女に、DVDが発売されれば話題沸騰となるのは確実で、次は総選挙に出馬させるため、自民党の新総裁が八戸詣を行う? との噂も囁かれているそうである。
議員本人も、トップ当選させた市民も、その他の人も、議員・選挙を何と考えている?

物産展

2008-09-20 06:25:21 | Weblog
調べてみると、全国どこかで毎日のように「物産展」が開催されている。
「物産展」といえば、最近は東国原知事の影響で宮崎県の物産展がテレビ等でよく取り上げられるが、その“格”からすると京都や北海道には及ばない。
つい最近、私の街でも「そごう川口店第17回北海道の物産と観光展」が開催されるとの広告が入った。他の買い物もあったので、昨日開店と同時に入店できるように出かけた。
物産展で買う物は大体決めていたが、欲しいと思っていたものは、殆どが長い行列の後尾に並ばなければ手に入らない状態であった。もちろん総ての店舗が製造・販売に追われているわけではない。一生懸命に客を呼び込んでいるところもあった。
人間の心理は面白い。話題になる製品は実際に旨いのであろうが、味を知らなくても多くの人がそれに群がる。その典型が「生キャラメル」である。開店と同時に売り切れていた。
昼食用に買った寿司は旨かった。ネタは勿論出来たてのシャリも申し分なし。またまろやかなレア・チーズケーキも、男爵芋がゴロゴロ入った揚げたてのカレーパンも“グー!”。

確率

2008-09-19 06:16:58 | Weblog
最近、ブログにコメントをする際、余計な手間が増えてしまった。
自動化されたプログラムによる投稿を排除するためであろうが、画像上にランダムに示される4桁の数字を打ち込まなければならなくなったからである。
この場合特定の数字は、計算上1万回に1回しか現れない。従って「1000」「2000」というような切りのいい数字には滅多にお目に掛かれない。
ところが先日「1000」が現れた。何となく嬉しくなり写真に残しておいた。そして昨日は「9000」が現れた。こうなると不可能とは思いつつ「0000」や「2000」から「8000」までの“切りのいい大台の数字”も集めたくなってしまう。
最初に幾つでもいいから「x000」が現れる確率は1/1,000であるが、次は既に出ている「x000」を除くからその確率は1/1000より小さい。後になればなるほどその確率は小さくなる。そして、最後の数字が現れる確率は“1/10,000”になってしまう。ゼロに等しい。
それにも拘わらず、求めている数字が次に現われるのは何時かと偶然を期待している私だ。

公約とマニフェスト

2008-09-18 05:40:41 | Weblog
選挙が近づき各党のマニフェストが注目される。イギリスでは政治家と官僚の接触が禁止されており、与党のマニフェストの作成に官僚は一切関わらないそうで、政党主導によるマニフェストの作成・実行体制が確立されているという。
かつては日本でも選挙前になると「公約」が作られてきた。しかし、各政党・議員は、あらゆる関係団体に配慮することにより、多方面から受け入れられるような「公約」を作成することとなる。当然実現する見込みは薄く、「コウヤクは剥がすもの!」と揶揄されて政治不信を助長する一因となっていた。
このような「公約」の作り方を転換させたのが「マニフェスト」であるという。党が責任を持つというところに大きな特徴であるといわれている。日本では2003年小泉首相が総裁選のときに、「私の公約が党の公約になる」と明言したのがきっかけであるようだ。
公約とマニフェストの違いに関し難しい理屈を述べている専門家もいるが、どちらも“政治家が国民に約束したものであり守らねばならぬもの”という点では同じである。

ペット供養

2008-09-17 05:42:43 | Weblog
お寺が行うペットの「供養」に、最高裁が課税対象との認定を下した。
愛知県の宗教法人であるお寺が、ペット供養に法人税が課税されたことに対し、宗教行為なのに法人税を課税されたのは不当だとして税務署長を相手取り課税処分の取り消しを求めていたが、その上告審において、最高裁が原告の上告を棄却したそうだ。
寺側は、「ペット供養は、魂の救済を目的とするもので、人の供養と同じ宗教的意義がある」と主張していたそうであるが、裁判長は、「寺の“ペット葬祭業”は目的や料金設定が民間企業の事業と同じで、収益事業と認められる」とし、原告の上告を却下したものである。
下世話な表現では「坊主丸儲け」とも言われている。だが亡くなった人、更には親族を失った人の“魂の救済”をもしてくれるのだと考えると、一概にそうとも言い切れない気がする。宗教法人の宗教活動に税金がかからないことに理解できなくもない。
だが「ペット供養」は、同様な事業を営んでいる民間業者には確りと税金が掛かっている。かねがね、宗教法人はその営利事業でも上手く税金逃れをしているとの感じを受けていた。

ブログタイトル

2008-09-16 06:22:31 | Weblog
私は、長い間パソコンを楽しんできた。
当時はパソコンとは呼ばず、“マイコン”と呼んでいた。この語源はMicro-Computerの略で、1970年代に使われていたと思う。そしてその後“My Computerの略”と解釈する人も現れた。大型コンピュータの時代、コンピュータが個人の所有物になるのは画期的なことであったからこの解釈が生まれたものと思われる。
当時のマイコンは容量も小さく、まだ漢字を使用できなかった。その頃のことを考えるとパソコンの進歩には唯々感心するのみである。私がその時その時の状況に応じて楽しんできたパソコンであるが、ブログを始めてからはその楽しみ方が一段と広がった。
昨日は敬老の日で娘夫婦の招待を受けて出掛けた。結果ブログの更新を怠っている。開設当初より私のブログタイトルは「気が向いたとき」だった。これで“気分の乗らない時には更新しない”ということは判るが内容は不明であった。そこで前回からは「気が向いたとき感じたままに」と改題、今後とも皆様の更なるご支援をお願い申し上げる次第である。

太田誠一農相

2008-09-14 05:40:59 | Weblog
太田誠一農相がまたまた馬鹿な発言をしている。
この人は以前、「消費者がやかましいから・・・」との発言をして物議を醸しているし、事務所経費の問題でも槍玉に上がりながら納得のいく説明をできずにいた。
今回の、“食品業界への汚染米転売問題”でも、「(検出されたメタミドホスは)低濃度で人体への影響はないと自信をもって言える。だからあまりじたばた騒いでいない」などと馬鹿げた発言をしている。
更にその説明として、「そもそも焼酎というのは蒸留する過程で有害なものが分かれるから、殆ど毒性がいと最初から聞いている。しかも、中国ギョーザの場合の濃度に比べて60万分の1。安全なんですよね60万分の1なんだから」と“毒ギョーザ”と比較している。
これが担当大臣の発言であろうか? 情けなくなる。この人の知能は並み以下である。焼酎用として安全であるのならば、最初から焼酎用として高値で払い下げればいい筈である。
余ったポストへはめ込まれた知識無しの大臣であるそうだが、良識もない大臣である。