「つなぎ法案」。3月末で期限が切れる揮発油税などの暫定税率を、5月末まで延長しようというのがこの法律である。
暫定税率を今後も10年間維持する税制改正法案は、野党が多数を占める参院で否決される公算が大きく、年度内の成立が見込めない。そのため「つなぎ法案」の成立を狙っていたわけである。与党が議員立法として提出し、野党はそれに反発、国会は全面対決の状況であった。幸い、河野衆議院議長の斡旋で一応取り下げられたがまだ大変である。
“暫定税率の維持か廃止か”に関しても、“道路特定財源の一般財源化”についても国会での審議が為されていなかった。これらの問題に関し、突っ込んだ論議を進めて欲しい。現状のような議会運営を繰り返さず、少しでも国民から信頼されるよう望む。
それにしても福田首相は、議員立法について「“関与する立場にない”」と弁明したそうだ。そうした発言を平気でできる総理の“感覚”を疑わざるをえない。そんな態度では一時逃れはできても、国民の気持がどんどん離れて行くのを理解できないのだろうか?
暫定税率を今後も10年間維持する税制改正法案は、野党が多数を占める参院で否決される公算が大きく、年度内の成立が見込めない。そのため「つなぎ法案」の成立を狙っていたわけである。与党が議員立法として提出し、野党はそれに反発、国会は全面対決の状況であった。幸い、河野衆議院議長の斡旋で一応取り下げられたがまだ大変である。
“暫定税率の維持か廃止か”に関しても、“道路特定財源の一般財源化”についても国会での審議が為されていなかった。これらの問題に関し、突っ込んだ論議を進めて欲しい。現状のような議会運営を繰り返さず、少しでも国民から信頼されるよう望む。
それにしても福田首相は、議員立法について「“関与する立場にない”」と弁明したそうだ。そうした発言を平気でできる総理の“感覚”を疑わざるをえない。そんな態度では一時逃れはできても、国民の気持がどんどん離れて行くのを理解できないのだろうか?