気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

小沢幹事長

2009-10-30 06:04:19 | Weblog
民主党の小沢幹事長は、先の臨時国会に於いて、首相の所信表明演説に対し自らの代表質問を行なわなかった。“形式的で政府の太鼓たたき”と批判されがちな与党の質問を減らすとの考えからのようである。
私は、それも一つの方法として納得できるが、これに関しては与野党に波紋も広がっている。彼の行動を見ていると、表には立たぬが陰で党を牛耳っているのが見え見えである。
「無駄を見つける!」と先に政府が設置した『事業仕分けチーム』の人選をめぐり、政府が党に断りなくメンバーを決めたことに対し小沢氏が立腹、全面的に見直す方針で一致したようである。政府の担当者は小沢氏に『申し訳ありません』と素直に謝ったそうである。政権運営の主導権は幹事長が握っているという構図が浮き彫りとなった。
小沢氏の不満で人事は白紙に戻され、僅かに期待した“新人議員の感覚”は排除されてしまった格好である。「小沢氏に面と向かって反論できる議員は党内にいない」とも囁やかれているそうである。
鳩山首相も、新人議員懇親会で「是非、日夜、小沢幹事長の指導の下で励んで戴きたい」と語ったそうだ。新人議員も哀れである。国会に於ける“賛成・反対のための単なる票”として扱われている。

寿命

2009-10-29 06:36:14 | Weblog
時どきテレビで有名人の訃報が語られる。新聞には毎日のように死亡報告が載っている。
これらの報道に接したとき、以前は大変暗い気持ちになったものである。だが最近、そうは思わなくなった。自分が薄情になったわけではなく、考え方が変わっただけである。
若い人や事件・事故の被害者の場合は確かに気の毒に感じる。しかし、人間いつかは死ぬもの、死を当然のことと冷静に受け入れられるようになっただけである。長い地球の歴史の中で200年も生きた人などいない。200年どころか、150年間生きたという確実な記録もなく、2008年現在、フランス人女性の122年と164日間が最長だそうで、人間の寿命は長くても120年程度だといわれている。元々儚ないものである。
大切なことはその人が何歳まで生きるかということよりは、生きている間に、自分は幸せであると感じることができるか否かの問題であろう。結局は自身の考え次第だということになる。
そう考えると“ボケる”ということは、変なプライドを持つ必要もなく、嫌な考えにも煩わされず最高の幸せなのかもしれない。だがこれには抵抗を感じる。できることならば、後に残る人々のことも考え、1ヶ月に及ぶか及ばぬ程度の看病の時間を与え、それまでの感謝を述べて安らかに逝きたいものである。

テレビ番組

2009-10-28 06:30:59 | Weblog
私の見ているテレビ番組に「笑っていいとも」というタモリの番組がある。
この番組、タモリのギャラがどの位かは判らぬが、この中のゲーム等もアイデアで人気を得ており、意外と製作費は安いのかと思ってしまう。とにかく、長期間続いている名物番組である。
先日の放送では、7人の回答者が与えられたテーマに関し、会場にいる100人の回答者に順にアンケートを出す。それに解答する人数がこの問題の重要ポイントとなり、成功しない方が多いゲームである。だが、その日は理想的に美しい形で成功した。
ルールは、「100」か「0」が出たら失格。前の人より少ない数を出さなければ失格。
この日のテーマは「1日1回は必ずやること」。最初ベッキ―の“歯をみがく”問題で「95」を獲得し、その後も順調に進み6人がセーフ。而も、余裕をもったこの6人目は、最後を面白くするために敢えて低い数を狙った「セロハンテープを触る」なる問題を出していたのである。だがそれを乗り越えての成功であった。
因みに最後の「1」を獲得した問題は、「コンパスを使う」であった。私には、僅か100人の中に“1日1回は必ずコンパスを使う”人がいるとは思えなかった。とにかく見事な結果であった。

野菜のり

2009-10-27 06:54:05 | Weblog
ニュースを見ていても、規格外として捨てられる野菜の量は馬鹿にならぬことが判る。そうした野菜を何とか有効に利用できぬかと考え、それを実行に移した人が九州長崎にいた。
規格外のニンジンやアスパラガス・ブロッコリーなどの緑黄色野菜をペースト状に加工し、それを“海苔の製造機械”を用いてシート状に加工する。いわゆる“野菜原料の海苔”のようなものを作ることにトライしたのだそうである。
開発者は、うま味を残しながら口の中で海苔のように溶けの良い食感を求めて独自の改良に苦労したようであるが、2006年に会社を設立。県の産官学連携事業の一環として、長崎女子短期大学と共同で研究を重ね、商品化に目途をつけたそうである。
2008年11月、日本商工会議所等が主催する第6回ビジネスプランコンテストで「野菜のり事業」がグランプリを受賞。平戸商工会議所の協力を得て、事業化するに至ったそうである。
本家本元の海苦やライスペーパー等の競合商品は存在するが、それらの商品に比べ色彩が豊富で料理に彩りを添えることができる点は有利だ。また、食物織維を含むことも健康食との気分を与え売れるかも・・・。

杉ちゃん&鉄平

2009-10-26 06:25:07 | Weblog
杉浦哲郎:4歳よりピアノを始める。 法政大学社会学部在学中にバンドでデビュー。「タモリの音楽は世界だ」でアレンジャーを務め、CMや演劇などの編曲等、音楽クリエイターとして活躍中。
岡田鉄平:4才よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学音楽学部演奏科卒業。国際音楽コンクール第1位ほか 多数のコンクールに入賞。
この2人が結成しているクラシックユニットが「杉ちゃん&鉄平」である。先日、初めて彼らの演奏に出会った。もちろんピアノとヴァイオリンが売り物ではあるが、音楽会の会場ではなくNHKの寄席番組で見たのである。楽器を用いたお笑い番組であった。
彼らは、2004年、ピアノとヴァイオリンにより“クラシックを遊ぶ冗談音楽実験室”「杉ちゃん&鉄平」を結成、クラシックの名曲と童謡・TV主題歌・CMソング・その他の楽しい音などを融合させた、聴いても観ても楽しいショーを展開していた。「Magical Mystery Classics」なるCDも出している。機会があったらお薦めだ。
それにしても、あれだけの素晴らしい技術を身につけていても、音楽ひと筋で名を上げるのは難しい世界であると、改めて感じた次第である。

お墓の移転

2009-10-24 06:04:12 | Weblog
私の街の荒川土手では、もう何年も前からスーパー堤防の工事が行われている。
スーパー堤防とは、正式には「高規格堤防」といい、洪水や地震に対して安全な土で出来た幅の広い堤防である。時には市街地を盛土し、堤防の高さの約30倍の幅、概ね200~300m程度の幅にするようであるが、“災害に強い快適なまちづくり”を目的にしているようである。
わが家の菩提寺である善光寺とお墓は、荒川と旧土手の間にあり、水害の度に水面下に埋没していた。これが、スーパー堤防の上に移動し、跡地は埋められて堤防の一部になる予定である。
新しい墓地の造成は既に終わり、今年に入りお墓の移転が始まった。既に2割ぐらいは済んでいる。総ての移転が終われば、現在の仮本堂を本格的な本堂に立替えねばならない。幾らぐらいの経費が掛かるのかは知らぬが、完成間近でよかった。まさかこの事業を途中で中止するわけにはいかないであろうが、何年かずれていたら、この事業計画も取り止めになっていたかもしれない。
今私が考えているのは、新しいお墓に移転してから入ること、なお欲を言えば、新しい本堂ができてからがいい。どうせ自分では何も判らなくなってしまっているのだが・・・。

ゾロ目

2009-10-23 06:06:49 | Weblog
自分の書いたブログにコメントをもらうのは嬉しいことである。コメントをもらえばそのお礼のコメントを返し、また他人のブログへもコメントを入れる。
そのコメントを入れるとき、ちょっと面倒なのが、一々4桁の数字を入力しなければならないことである。だが、悪質な投稿を防ぐためには仕方のないことであるし、慣れてしまえばそれほど大変でもなく、「何番がでるか?」との期待を抱くようにもなった。
ところで、世の中にはいろいろの人がいる。趣味もさまざまである。コレクションもそうした中の1つであろう。尤もコレクションといってもピンからキリまであるようであるが・・・。
私は投稿時に現れる、その「数字画像」を集める気になった。1銭も掛からない、特別のめり込んで不都合が生ずるということもないコレクションである。気長に集め始めた。集める数字は「ゾロ目」「連番」「x000」「4989」(四苦八苦)等、面白いと思ったものである。
今回はその中の一部「ゾロ目」をカットとして使用した。

郵政民営化

2009-10-22 06:46:17 | Weblog
亀井大臣の動きを見聞きしていると、とにかく“郵政民営化反対”である。あれほど多くの支持を得た郵政民営化に。
現在の亀井静香大臣は、2005年10月、自民党から郵政民営化反対等を理由に除名処分を受けている。そのような経緯もあり、族議員といわれるこの人は意地でも“郵政民営化反対”なのであろう。
当時、「自民党をぶっ壊す!」と多くの国民を惹きつけた小泉総理の掲げた目玉が“郵政民営化”であった。実際にその説明を聴いて納得し、多数の人が支持したのが“郵政選挙”であった。郵便貯金や簡易保険に集まった大量の金を民間感覚で動かしていこうという考えは、決して間違ってはいないと思っている。
民営化の結果、確かに過疎地へのサービスという点では問題も生じているようであるが、まだ新しいシステムが動き出したばかりである。極端にいえば、それらの問題は今後の知恵の出し方次第で解決できないことはないであろう。制度を根本的に変えるまでもないように思う。
今回の選挙で民主党を支持した人々も、“郵政民営化を元に戻す”ために投票したのではないであろう。2大政党政治が理想といわれていたが、前の政府のやったものは何でもぶち壊すというのでは・・・。

歯科雑感

2009-10-21 06:26:03 | Weblog
食事をした後、何となく歯が痛い。どこが痛いと聞かれても的確に答えられない。彼方此方の歯が痛い気がする。先生も困ったのであろう。レントゲン撮影をすることになった。
歯科医に於ける従来のX線撮影装置は、撮影後に暗室での現像作業が必要であった。だが最近では、デジタルX線画像を直接取込む技術を活用した、パソコンと連動させたX線撮影装置が開発されているようである。私の通っている歯科医院でも、最新式のその装置が導入されていた。
この装置の利点は、撮影は従来と同じように簡単であるにも拘わらず、結果が素晴らしいことである。CCDの感度が良いため、少ないX線で撮影が可能になり、撮影後直ちに結果をモニター画面に表示できることである。従来の痛む歯だけの撮影とは違い、歯全体の様子を見ることができ、医師の説明も理解しやすい。幸いなことに、特に悪いところはなかった。
ところで、永久歯は28本あるが、70歳代前半では歯の喪失本数は平均15本程度、従って残りは僅か13本。20本以上の歯を持つ人の割合は4人に1人だそうである。理想の“80歳で20本の歯を維持する”のは何と難しいことであろうか。そうした中で、殆どの歯が残っている私は幸せである。感謝!

LEDランプ

2009-10-20 06:35:49 | Weblog
明日21日で、エジソンが白熱電球を発明してから130年になるそうである。
そうした歴史を経た現在、経済的といわれた蛍光灯よりも更に消費電力が少なく、電力を効率良く光に変えることのできる電球が注目を浴びつつある。それはLED(発光ダイオード)電球と呼ばれる25,000時間もの長寿命なエコな光源で、大変魅力的である。
価格の面ではまだまだのようであるが、“間接光や常夜灯といった脇役としてなら十分に活躍できる段階”にあるようである。そのLEDランプが一般家庭に浸透するのもそれ程先のことではないらしい。
この技術も、日本が世界をリードしているそうである。スイッチオンで直ぐに明るくなり点滅にも強いといわれ、豊富な光色も用意されているようである。従来の白熱電球のソケットへそのまま取付け可能であることも受入れ易いと思う。
今から100年後には、LEDランプが多彩に使用され、白熱電球は忘れ去られた世の中になっているのではないであろうか? 残念ながらそんな世の中を見ることはできないが・・・。

やはり・・・

2009-10-18 06:33:59 | Weblog
各府省が来年度予算の概算要求を再提出したが、要求額は“95兆円と過去最大”となったそうである。その理由は、衆院選のマニフェストで掲げた政策の実現を目指して費用を盛り込んだためである。然も、後々まだ予算が膨らむことは必至だという。
これに対し今年度の税収は、景気低迷で予想より5~6兆円の減収になりそうだし、来年度はさらに落ち込み、40兆円を割り込むとの見方もあるようだ。
結果、今年度の場合、当初麻生内閣の予算では33兆円だった国債の発行額は、44兆円に膨れ上がったそうである。更に来年度はこれでも済みそうになく、その発行額は“40兆円台後半”になる可能性が高いようである。
選挙前、鳩山首相は「財源の捻出はできる。無駄を省けば可能なことである」とマニフェストを発表し、国民に大きな夢を与えた。増税にも国債の増発についても触れていなかった。
今になって「国債の増発か! マニフェストの断念か!」との意味の発言をしている。大変無責任である。野党時代には舌鋒鋭かった閣僚の発言も歯切れが悪く揃ってトーンダウンしている。確りしろ! 民主党!

クライマックスシリーズ

2009-10-17 06:21:35 | Weblog
昨16日から、仙台の「Kスタ宮城」でパリーグのクライマックスシリーズ第1ステージが始まった。この「Kスタ宮城」とは、正式名は「クリネックススタジアム宮城」である。宮城県仙台市に所在、日本製紙が命名権を所有している野球場であり、楽天ゴールデンイーグルスの本拠地となっている。
以前は、レギュラーシーズンで優勝したセ・パ両リーグのチームが日本シリーズを争っていた。だがこの方式では、早い時期に1位チームが決まってしまうと後が詰らなくなってしまう。
そこで考えられたのが“クライマックスシリーズ”ある。レギュラーシーズン上位3チームで改めて覇を競い、その勝者が日本シリーズに進出するシステムである。第1ステージで2位3位チームが争い、第2ステージでその勝者と優勝チームが争って覇者を決定するシステムである。
第1ステージは3試合、2勝先取したチームの勝ち。第2ステージはちょっと複雑である。先ずレギュラーシーズンの優勝チームに1勝のアドバンテージが与えられ、6試合を行う。従って、優勝チームは3勝、勝ち上がったチームは4勝して覇者となる。
それにしても首が決まっている野村監督、「第1ステージは2試合で決める!」と意地を見せている。面白い!

落語家の話

2009-10-16 06:18:06 | Weblog
昨日は、お茶の水にある病院での外来検診の後、上野まで歩き「鈴本」へ寄った。
先日、術後1年を間近に控えて撮影したCT検査の結果も異常なしとのことで、落語を聴いて腹の底から笑える環境は整っていた。病院からの帰りにはいつも何処かで気晴らしをすることにしているが、昨日は一段と爽やかであった。
寄席でトリを務めた噺家が、枕の中で面白いというよりは成程と納得させられる話をしていた。
≪本日はお忙しいと思われる中、わざわざお越しくださいまして有難うございます。落語家という商売は、大変気楽で呑気な商売でございます。私が前座の頃、師匠の中には字も書けず読むこともできない人が結構いました。ところが今は、国立大学を始めとする大学卒が8割以上います。そうした意味では落語界のレベルが上がったと言えなくもありませんが、大変な思いをして卒業させた我が子が噺家になった親は、泣いても泣ききれないでしょう。こうしてみると、“今の大学は無駄なことをしているものだ”とつくづく思います・・・≫
私は立派な噺家のことは尊敬している。だがこの話の大学に関するくだりは的を射ていると思う。私も、噺家になるための一般的な教養を身につけるのに、大学の専門教育は必要ないと思っている。

羽田ハブ空港

2009-10-15 06:30:55 | Weblog
前原国土交通相がまたまた問題発言をして騒ぎを起こしている。突然、羽田空港を24時間稼働するハブ空港として整備していく考えを示した。今回のこの方針は、鳩山首相や官房長官に相談することもなく調整不足のままの、見切り発車の発言であったようである。
確かに、利便性から考えても、都心に近くまだ拡張の可能性が残されている羽田のハブ空港化は妥当な計画かもしれない。理由としては、成田空港では間もなく2本目の滑走路の延伸工事が完了するが、騒音防止のため深夜・早朝の発着ができないという運営上の制約も多いようで、発着枠はいくらも増えないという現実である。
だが、あれほどの住民闘争を経て作られた成田空港である。多少でも空港近隣の町が寂びれるという心配を抱かせるような事業には、それなりの事前の根回し等も必要であったであろう。
大臣になったら何でも自分の思うようにできると思っているのであろうか? 国を思う彼の信念から出た行動であり、自分を売り込むスタンドプレーなどとは思っていない。だが民主主義の現在、あまり独善的にならず、もう少し多くの意見を聴いてから発言すべきであると思うのだが・・・。

虹の色

2009-10-14 06:26:57 | Weblog
テレビ番組で子供相手のクイズをやっていた。
「次の中で虹の色を表しているのはどれでしょう?」との問題で、7色の線がいろいろの順番で引かれている図が何個か示されていた。幸いその子供は間違えることなく答えられたので、見ていた私もホッとした。だが、その場にいた大人で、確信を以って答えられる人は少なかったようである。
自慢するわけではないが私は自信を以って正解である。というのは、小学校時代に、“せきとうおうりょくせいあいし”(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)と上からの順序を覚えていたからである。語呂合わせでもなくただ機械的に覚えたのであるが、子供のときには驚くほどよく頭に入る。
だが最近のように脳が活性化しなくなったいま、改めて覚えるとしたら如何すればいいであろうか? やはり語呂合わせであろう。 
『赤灯・気力・性愛死』――歳も顧みず、赤い灯の灯る夜のネオン街へ繰り出し、気力を振り絞りその結果が・・・・・。
どうであろう? しっかりと“虹の7色”を覚えられたであろうか?