気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

絵手紙

2011-02-27 05:33:06 | Weblog

 

私には20名以上に及ぶ従兄妹がいる。私達の親同士が皆近くに住んでいたこともあり、年齢の近い従兄弟同士はよく一緒に遊んだものである。

大人になってからも男たちは近くに住んでいて付き合いがあった。しかし、女性の場合はある程度離れているために会う機会も少なくなる。そこで、以前のブログでも紹介したように第1回の「従兄弟会」が開催された。もう2年以上も前のことである。

その後まだ第2回は開催されていないが、私が舌癌になったということもあり、見舞いの意味も込めてであろう、私と同年の1人が、趣味で始めたという絵手紙を時どき送ってくれるようになった。有難いことである。

早いもので気が付いてみれば間もなく3月だ。先日届いた絵手紙は、ようやく出来上がったという「つるし雛」を写生した便りであった。私の方からは殆ど返信なしであるが、もらう度に心から感謝をしている次第である。


クライストチャーチ

2011-02-25 06:39:05 | Weblog

この度の地震災害が報じられたクライストチャーチは、私にとって、2005年5月に訪れた懐かしい街である。

このクライストチャーチはニュージーランドに存在する。この国は北島と南島からなるが、このクライストチャーチは南島にあり、ニュージーランドで最も古く、南島で最大の都市である。だが小じんまりとして落ち着いた街である。

1850年英国からの移民が築き上げた都市であるから、比較的その歴史は浅い。今回上部が崩れ去った街のシンボルといわれる大聖堂は、1864年に着工され、40年以上の歳月をかけて完成されたそうである。英国人による入植の経緯から、現在も英国の面影を多く残す庭園の美しい都市であり、“ガーデン・シティー”とも呼ばれている。

今後も更に犠牲者が増えそうだ。それら多くの方々に対し心から哀悼の意を捧げ、1日も早い復興をお祈りする。


パンダの賃料

2011-02-23 05:55:21 | Weblog

中国からパンダがやってきた。初めてパンダに関しての情報を得た時、“友好の使者”なる言葉に惑わされ、私は日中友好を目指した中国からの贈り物かと思った。だが、そうではなく高い金額を払っての“賃借”であった。

このパンダの貸出料、タイへは1年間で1頭当たり125,000ドル、オーストリアへは150,000ドルであるのに対し、日本へは475,000ドル、アメリカへは従来の倍額1,000,000ドルを請求している。それに抗議したアメリカの動物園に対し、「パンダは政治・外交・動物保護という面だけではなく、経済的理由もあって外国に送っている」と答えている。

足元を見透かされた高い買い物ではあるが、それを見たい人が大勢いて、動物園の売り上げ増につながり採算が取れるのであれば、それはそれでいいのかもしれないが・・・。

今から8年半ほど前の2002年の10月、私は中国「山峡クルーズ」の旅に出掛けた。その際、四川省成都に在り広大なる敷地を有する「パンダ飼育センター」をも訪れた。多数のパンダの飼育はもとより、あらゆる研究を行っているという素晴らしい施設である。残念ながら、パンダに関しては完全に中国の売り手市場であるといえよう。


政党崩壊

2011-02-21 05:49:32 | Weblog

 

民主党の衆議院議員16人が会派離脱届を出したこと知ったとき、“民主党はもう政党の体をなしていない政党崩壊だ!”と思った。『政党崩壊』――我ながら適切な表現だと自賛していたのだが・・・。

その後、自民党の谷垣総裁が、「院内会派の維持すら難しくなっている。こういう今の政権に、日本のかじ取りを任せておくわけにはいかない。政党崩壊の序曲が始まった」と述べた。

何時になっても党内が2分3分され1つに纏まれないばかりか、遂に“会派離脱届”問題が持ち上がる状態を見れば、誰の頭にも自然に浮かぶ言葉であった。自己の政治生命を最優先させて入党した政党、思惑が外れ利害が対立すれば、当然のように『政党崩壊』は起こるのであろう。税金から政党への320億近い政党交付金、本当に勿体ない!

考えてみれば最近の政治は『政党崩壊』の歴史であったともいえる。それに関する著書も出版されていた。

政党崩壊:“永田町の失われた十年 (伊藤惇夫)

政党崩壊! :“二〇一〇年体制を生き延びる条件 (筆坂秀世)


都知事選

2011-02-19 05:52:31 | Weblog

外食産業大手「ワタミ」の渡辺美樹前会長が東京都知事選への出馬を表明した。

石原知事の4期は長過ぎるとの感じも与えるし、「トップダウンで設立を決めた知事の責任が大きい」と批判された『新銀行東京』問題に対する見解からも、成功した経営者である彼のような人物が適しているかもしれない。

政治家にとって、≪経営センスがある≫・≪金に困っていない≫・≪従来のしきたりに捉われない≫が必要条件だと聞いたことがある。ちょっと考えてみれば至極当然なことである。

つまり政治とは経営そのものであり、国家や自治体の運営にも、経営者としての能力が必要だ。“政治と金”の問題は人格の問題でもあるが、余裕がない人間に政治を任せると、利権に関わる金の問題を起こし勝ちであろう。また、真に住民のためを考えるならば、従来のしきたりに捉われず、経営者の感覚で政治を進めることも必要だと思う。

以上の面から考えると、若い時から人生の目的を持って生きてきた“渡辺東京都知事”は適任かもしれない。結果、石原知事の出馬の有無に拘わらず、噂されている東国原元宮崎県知事の芽はなくなったように感ずるのだが?


四季

2011-02-17 05:58:04 | Weblog

 

昨年夏の異常な暑さの反動か否かは判らぬが、この冬も異常ともいえる寒さであった。である?

2月の初めにブログ上で「寒中お見舞い」を申し上げたが、翌日から急に最高気温が上昇し、“3月中旬の気温”と報じられた。「一寸タイミングが悪かったかな?」との気がしないでもなかったが、流石2月! すっかり2月本来の気候に戻っている。

一昨日は僅かではあるが今年初の雪積を見た。やはり2月までは寒く、3月に入ってから寒さの緩みを経た後に、“4月の桜”でなくては体調も気分も狂ってしまう。夏は暑いと言ってぼやき、冬は寒いと言って愚痴をこぼす人もいるが、やはりこうでなくてはいけない。四季がはっきりしているこの日本に生まれたことを本当に幸せだと思う。

間もなく春が来て、やがて暑い夏が来て、秋が来たと思ったら、またすぐに寒い冬がやってくる。しかし、こんな素晴らしい国は少ないらしい。時間の感覚も判らなくなってしまうような北欧や、理想的といわれているが変化の少ない“常夏の国ハワイ”などより、遥かに素晴らしい国だと思っている。


ハートチョコ

2011-02-15 05:54:08 | Weblog

 

見直されてきたとはいえ、まだまだバレンタインチョコは幅を利かせているようである。

「買い物をしたいんだけど付き合ってくれる?」そういわれデパートへ行った。入口を入った所に設けられたチョコレートの特設コーナーを見つけた女房は、私は要らないといったのだが「気持だから・・・」と買った。

夕食に鰻屋へ寄ったが、時間が早かったせいか他に客はなく、何時も感じがいい仲居さんが応対してくれた。飲みながら焼き上がりを待っている間に、その彼女が「これ私の気持ちです」といって義理チョコをくれた。

【渡された 茶色いハートの義理よりも ほんとは欲しい ピンクのハート】

今の私にその資格はないが、一般論として、多くの男は「義理チョコよりも・・・」と感じるであろう。

【妻からの 本命チョコの行く末は 八割程が 彼女の舌で】

もらい物のチョコレートがあってもその大部分は女房の舌で溶ける。普段から私はあまり食べない。だが今回のチョコレートは私のために買ったもの、少なくともその中の“真赤なハート”を辞退するわけにはいかぬ。


AMEMIYA

2011-02-13 06:01:42 | Weblog

ピン芸人が競う『R-1ぐらんぷり2011』、これで準優勝を果たしたのが、無名ともいえるシンガーソングライター芸人の“AMEMIYA”である。

昨年までの彼の収入はバイトで稼いだものが主で、それこそ微々たるものであったらしい。その彼の人気が、昨年末からブレークしたようで、遂に『R-1ぐらんぷり2011』に挑戦できるまでになった。優勝賞金の5,000,000円を獲得したら“結婚式を挙げたい”と語っていたそうであるから、イヂラシイ限りである。

高校卒業後の1997年、お笑いコンビを結成したが2003年に解散。同年ボーカリストに転身し、同窓生とバンドを結成し、2004年・2005年に同バンドを率いる歌手・エンターテイナーという形で活動していたそうである。

バンド解散後は、ギター1本で自作の歌ネタを披露するというスタイルの、ピン芸人として活動を続けていた。

“AMEMIYA”の名を世に知らしめた曲「冷やし中華はじめました」には私も笑えた。歌唱力もあり今後の活躍も期待できると思う。32歳。ルックスがいいのもプラスに働く気がする。

 


ヒトパピローマウイルス

2011-02-11 06:20:07 | Weblog

ヒトパピローマウイルス(HPV)――このウイルスにより、女性の癌として現在世界では2番目に多い、『子宮頸癌』は発症する――ということが明らかになった。1983年のことであるからそれほど昔のことではない。その後、このHPVを発見したドイツ癌研究センターの名誉教授は、2008年度ノーベル生理学医学賞を受けたそうである。

HPVは極ありふれたウイルスで、性交渉の経験がある女性の80%以上が50歳までには感染を経験するそうである。特に若い年代では感染している頻度が高いそうだ。しかし、幸いなことに感染者総てが発症するわけではないという。

この病気は、2030代の癌では第1位となっているようであるが、初期の段階では殆ど症状が現れないため、ある程度進行してから発見される場合が多いそうである。しかし、ワクチンによる予防接種と定期的な健診で、完全ともいえる予防ができるようであるから、その点では扱いやすい病気といえそうだ。先進国の女性達にとって、“子宮頸癌検診を受けることは女性として当たり前のこと”であるという。

ワクチンによる予防接種で最も効果的な時期は“初交渉前”だそうで、それに従うのが理想とされている。


頭髪

2011-02-09 05:54:39 | Weblog

毎朝起きたとき、枕やシーツに髪の毛が付いているのを見るとウンザリさせられる。

抜け毛はそれだけではない。洗髪・調髪のときにも抜けるし、キーボードの上で見かけることがある。一体1日に何本くらいの毛が抜け落ちるのであろうか? 以下に記す数字は、日本毛髪科学協会研究室の資料から拝借した。

人間の頭髪は約10万本ほどで、男性で2~5年、女性で4~6年、平均すると4年ほどの周期で生え変わるそうである。4年間で10万本ある髪がすべて生え変わると仮定すると、1年間に2万5000本が生え変わることになる。その2万5000本を365日で割ると、1日68.493…、約70本ということになる。実際に複数の人の抜け毛を数えた結果でも、計算同様、1日平均7080本の抜け毛が確認されたそうである。

尚、数は少ないが、なかには寿命が長い毛もあるため、それを切らずに伸ばしていくと長髪になるという次第である。

結論として、毛は抜け変わるのが正常であるから、抜けることに問題はない。問題なのは、後から健康な髪の毛が生えてこないことだそうだ。生えるようにするには、毎日洗髪し、頭皮を清潔に保つことが必要条件なようである。


「蜷川タウン」   

2011-02-07 06:00:00 | Weblog

 

以前、“風俗の街”として知る人には知られていた「西川口駅周辺」は、規制強化により風俗店は撤退した。しかし、過去のイメージとその後の長引く不況により、空き店舗が増え街は空洞化しつつある。地元では、今はやりの「B級グルメタウン」としての街起こしに力を入れているようではあるが、なかなか思うように進まぬらしい。

この西川口再生に関して上田埼玉県知事は、「蜷川さん自身にデッサンしてもらい、気取らぬ麻布・青山・原宿のような街に出来ないだろうか」と語った。“蜷川さん”とは、もちろん文化勲章を受けた演出家の蜷川幸雄のことである。

これは、世界の蜷川といわれる彼が、予てから「自分の芝居作りの原点は川口にある。ちょっと騒がしい、庶民的な演出が広く受け入れられた」と語っていたことが影響しているかもしれない。

蜷川幸雄は川口で生まれ育った。私と同じ年に同じ小学校へ入り、一時はクラスが同じになったこともある。

現在は川口市民ではないが、売れない役者時代を含む40歳までは川口市に住んでいた。そんな彼が熱意を持って街づくりに励んだら、ユニークな面白い街が出来上がるかもしれない。


八百長問題

2011-02-05 05:54:17 | Weblog

相撲協会の八百長問題で大騒ぎになっている。

多くの識者?といわれるような人の発言を聞いていると、“国技であり、公益法人としての相撲協会であるのだから、徹底的に調査し膿を出し、体制改善をして出直すべきである”というような主旨の発言が多い。

だが急に騒ぎ出したそれらの人々は、心から、過去に八百長問題は存在しなかったと信じていたのであろうか?

過去に力士の内部告発もあったし、週刊誌がその内情を報じたこともあった。素人の私ですら、“相撲に八百長は付き物”との感覚でいた。多くの人も漠然と疑問を抱きながら楽しんでいたと思うのだが? 今更「信じられない!」という発言の方が信じ難い。理事長の「過去にはなかった。今回このような事件が起こり残念」との発言も白々しい。

抜群の強さで好成績を残した日本人横綱が八百長の常連だったとの話もきいた。“勝てるとは思うが、万が一に備え保険として星を買っていた”そうだ。“黒”でありながら物証の上がらぬ力士も多い筈で、一部トカゲの尻尾切りでは不公平だ。過去は水に流し、重大な危機感をもって本当の新規出直しをし、伝統の国技を守って行くという方法もある。


確率Ⅱ

2011-02-03 05:43:53 | Weblog

先日の「お年玉はがき」の抽選結果は散々であった。

例年100枚以上は来ているので、確率からいっても2~3枚は当たる筈であり、実際に去年までは殆どその程度、時には倍以上もの数が当たっていた。しかし、今年は“切手シート”1枚も当たらなかった。2度目の経験である。

だが長い目で見た確率から考えると、今年当たらなかった分、来年は当たるかもしれないと期待している。

ところで、ブログへの訪問者数を表すIP数が連続して同じになることはよくある。別に珍しくもない。だが先日、アクセスランキングが2日続けて同じ数字“4777位”を記録した。順位としては最近の平均をやや下廻る数値ではあったが、確率からみても本当に珍しいことで嬉しくなってしまった。

別に大した意味のあることではない。しかし、一応は1,500,000もあるといわれるブログの中で、2日続けて同じ順位になったことが妙に嬉しい。そんな風に思う私は幼稚なのだろう。いや、精神的にまだまだ若いのだと自分に言い聞かせている。そう考えた方が幸せになれると思うから・・・。