気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

丹頂

2007-06-28 07:27:41 | Weblog
丹頂は北海道などに生息し、その大部分が留鳥である。
主に北海道東部の釧路湿原などに生息するようだ。その釧路湿原は日本最大の湿原だそうだで、1967年に天然記念物(天然保護区域)に指定され、1980年には、“水鳥にとって貴重な生息地である湿地の生態系保存に関する国際条約である”ラムサール条約登録地になったそうだ。1987年には国立公園に指定されている。
ところで昨日のテレビによると、その釧路湿原の環境がが人間により破壊されたためか、最近になってその丹頂が人里まで遠征して、畑に蒔いた種を掘り越してしまうそうだ。
また牧場の牛の餌まで食べていくという。その牧場主が言っていた。「まあ餌を食べられるのはともかくとして、糞による被害の後始末が大変だ」と。
鹿にしろ、猿にしろ、どう猛な熊にしろ、このような例は後を絶たない。絶滅しそうだからといろいろな規制・保護をして、それらの動物が繁殖し過ぎて人間の生活に迷惑を及ぼす。長い目での計画は不可能なのだろうか?

めざしと味噌漬け

2007-06-27 07:34:36 | Weblog
私は他人から「食べ物にうるさい」と言われる。
だが、「何々は何処の店に限る」と言うような所謂グルメなどではない。ただ、ご飯はそれなりの米でいいから、上手く炊いた炊きたてのものを食べたい。
息子夫婦とは根本的に食の好みの違う私たち夫婦は、理想としていた“一家団欒での食事”は諦めた。昼は“うどん”や“焼きそば”等、好物の麺類が多いが、朝晩は“炊きたてのご飯”で満足している。
一般の家庭に共通することかも知れないが、女房は味付けに一々軽量スプーンは使用しないし、味見も適当なのだろう。従って、時には旨い味から微妙に外れることがある。「薄い!」「砂糖が足りない!」満足なときは黙っているが、気になるときは口にする。
また、同じようなおかずが続くと不満もでる。「何が食べたいのか一緒に来て見て」そう言われスーパーに付いて行ったが特別食べたいものも見当たらない。考えた末に“めざし”と茄子・キュウリ・生姜・大根の味噌漬けに決めた。
それらで食べた、炊きたてのご飯の熱いお茶漬けの味に、改めて“食の満足”を感じた。

性善説・性悪説

2007-06-26 08:02:51 | Weblog
人間の本性に関しては性善説・性悪説がある。
最近のニュースを見ていると、残念ながら、「人間の本性には悪の部分が多くを占めている」と考える人も多いだろう。だがその本質は?
性悪説を唱える荀子は「人間の本性は利己的な悪である」と言い切っている。だがそれに続けて「“善”というのは“偽”すなわち後天的な作為の矯正によるもの」とも言っている。
一方、性善説を唱える孟子も「人間は生まれながらにして善人である」などと言っているわけではない。特別な教育を受けなくとも普通は“善なる性質を持つ”と言っているに過ぎないのである。
この両説は、“教育により人間は変化する”という点では一致している。これ等の説からも、家庭も含めた社会生活を通して、“ヒトが人間として成長して行く”ということは判る。
指導者になる者には特に確りとした職業倫理教育を受けさせ、倫理観を備えさせねばならない。そして、子供はそうした環境で育てなければならないと思う。性善説・性悪説の何れを採るにしても、倫理教育は必要性だ。

アボカド

2007-06-24 05:52:38 | Weblog
調べてみると、サラダを始めとしアボカドのレシピは多い。
よく「ワサビ醤油で食べるとトロと変わらない!」と言うのを聞く。私も友人宅で勧められて食べたが、あのクリーミーな舌触りはトロとは違うと思った。わが家では1度もアボカドを買ったことがない。
ところが先日、テレビで放送されていた“アボカド特集”を見て、「試してみようか?」と心境の変化を来たし、早速実行してみた。
再度“ワサビ醤油”を試みたがやはり気が進まない。寿司や刺身など日本食を好む私だが、寧ろオリーブオイルの方がマッチしているように思えた。
それにしても、現在のところ1番旨いと感じたのはレモンと砂糖をかけてデザートとして食べる方法だった。次は蜂蜜でも試してみたいと思う。
私が調べた範囲では、そのような食べ方はどこにも示されていなかった。そんな邪道な?食べ方をする人など、他にはいないのだろうか?

政治家とNOVAの癒着

2007-06-23 06:29:27 | Weblog
駅前留学で知られるNOVAだが、その悪質な営業姿勢は批判を浴びていた。当然の結果であろう、6月13日、経済産業省は特定商取引法に基づき、一部営業停止を命じた。
このNOVAは、1990年8月10日、現社長である猿橋望氏により設立されたという。そして、猿橋氏は、地元の中山泰秀代議士の後援会メンバーであるそうだ。その中山代議士は1970年10月14日生まれで、未だ若い2世議員である。
ここまでなら特に問題ない。だが、市民とのトラブルを解決するため、大阪市消費者センターがNOVAに対し、市条例にもとづく「出頭通知」を出した際、猿橋社長と中山議員が大阪市長を訪ね、解約時の精算方法の正当性を訴え、実質上の口利きをしたそうだ。
また今年2月、経済産業省の立ち入り検査を受けた直後、中山議員が甘利経産相を訪ね、NOVA商法を肯定し、「特商法は経済活動の実態に合わない」と法律の見直しを主張していたという。
伸びた企業、日の当たっている政治家、総てが癒着しているように思えてならない。

役員報酬の開示

2007-06-22 06:55:33 | Weblog
21日、ソニーの株主総会が都内で開催された。
この総会が一部の人から注目されていたのは、「株主オンブズマン」など36人の株主が、“取締役のうち上位5人の報酬を開示する”と定款に盛り込むよう要求していたからだ。
この株主提案は結果的には否決されたが、初年度2002年の賛成は27%にとどまっていたのが昨年は42%、そして今年はそれを上回る約44%の賛成票が集まったそうだ。
議案の承認には2/3以上の賛成が必要なため否決されはしたが、株主がより踏み込んだ情報開示を求めていることがはっきりしたわけだ。
本来ならば、この程度のことは企業秘密でもなく、開示して当然とは思うのだが、それを嫌う会社側がその気にならなければ実現は不可能だろう。
実際、彼らの役員報酬は、録に仕事もせず批判の的になっている天下り役人の報酬と比較したら特別問題もないだろう。だがそんものと比べても仕方がない。一般従業員とのバランスを考えねばならない。

蓮池薫さんのブログ

2007-06-21 07:08:40 | Weblog
北朝鮮に拉致され24年間の過酷な生活を送り、2002年10月に帰国した蓮池薫さんが、今月の去る15日からブログ「My Back Page」を公開している。
未だ2回ほどの掲載だが、そのブログを立ち上げた経緯や、蓮池さんが翻訳した本の作者である、韓国で唯一ベストセラーを連発している女性作家:孔枝泳(コン・ジヨン)さんとの対談やその通訳時のエピソードなども綴っている。
今後、少しづつでも新しいことを知ることができるかと、その記述に期待している。
興味のある方も多いと思うので、そのアドレスを紹介しておく。

http://www.shinchosha.co.jp/hasuike/

「ワタミ」社長:渡辺美樹氏

2007-06-20 06:35:05 | Weblog
昨日の読売新聞に渡辺美樹氏に関する2つの記事が載っていた。
1つはコムスン売却問題に渡辺氏の「ワタミ」が、他の複数業者と提携して名乗りをあげたこと、もう1つは、「学校5日制の在り方」に関する見解で、賛成の弁護士の意見と共に、反対の渡辺氏の意見が載っていた。
「コムスン」の売却には既に「ニチイ」が手を上げていたが、圧倒的なトップ企業になってしまうことを考えると問題があるような気もする。「ワタミ」の方がいいかも知れない。
5日制問題では、私と同年代の弁護士の賛成意見より、現実をよく見ている渡辺氏の反対意見の方が納得できた。応援したい。
ただ渡辺氏には、「コムスン」を傘下に収めるグッドウィルグループの折口雅博氏と相通じるものを感じる。何れも早いうちに父親を亡くし、その後の信念と努力でのし上がってきた点が共通している。上品に見えて犯罪を犯した折口氏を「胡散臭い」と言う人も多い。2人の顔が特に似ているわけではないが、受ける印象が似ていて、少しは気になるが・・・。

「斎藤」に思う

2007-06-19 06:52:26 | Weblog
静岡大学の言語文化学科が発表している「日本の姓の全国順位」によると、日本で1番多い姓は“佐藤”で2番目が“鈴木”だそうだ。そして、“斎藤“も14位に入っている。
従って日本中には、今大人気のハンカチ王子と同姓同名で得意になっている、「斎藤祐樹」君が大勢いることだろう。
ところで今、下記のような問題を出したとしよう。
「次の氏名の『○』に文字を入れ好きな名前にしてください。『斎藤○樹』」
おそらく殆どの人が「祐」の字を選ぶのではないだろうか?
だが1年以上前に同じ質問をしたら、ほぼ全員が、槙原寛己・桑田真澄選手と共に巨人の3本柱であった斎藤雅樹選手をイメージしただろう。そして「雅」の字を記入したことは間違いないと思う。
この斎藤雅樹選手は、私と同じく埼玉県川口市で育った選手で、数少ない郷土の誇りである。1983年にドラフト1位で巨人に入団し、その後エースとして活躍した。

結婚スピーチ

2007-06-18 06:42:16 | Weblog
6月の花嫁は幸せになれるといわれ、結婚式も多い。
嘗て私も結婚スピーチをさせられた。だが、名士でもない私に順番が廻ってきた頃は、場内に充分酒が廻り、とても話を聴いてもらえる状態ではなかった。
そのとき私は、以前落語家が「何がやり難いといって、酒と女で満たされた席くらいやり難い処はない」と言っていたのを思い出した。
私は先ず、「エー!」と大きな声で言ってから一呼吸、いや二呼吸も置いた。もっと置いたかも知れない。会場内の人たちは、私が言葉に詰まってしまったと思ったのだろう、スッと静かになった。そこで続けた。
「プロの落語家でさえ、このようにお酒が充分に入った席では話し難いと言っていました。ましてやこれからお話をさせて戴く私は、素人も素人、ズブの素人でございます。どうかこれから3分間だけで結構です。皆様の暖かいお気持ちで、お耳を傾けて戴ければ大変幸せでございます。どうぞ宜しくお願いします」
その後の3分間、皆様は期待以上の暖かいお心くださった。今でも時おり思い出す。

猪瀬直樹氏の副知事

2007-06-17 06:18:49 | Weblog
この度、猪瀬直樹氏が東京都の副知事に起用された。
評論家の桜井よしこ氏が「猪瀬氏がなんと言おうと、道路公団の民営化は“道路族”の思い通りになってしまった」と 発言しているように、猪瀬氏に対しては私も、理論的になる程と思わせるような理屈は述べても、実際に物事をリードしていく手腕には疑問を抱いていた。
桜井氏のみならず、本人が主張するほど猪瀬氏の実績を評価していない人は多い。詳しい内容は解からないながらも、私もなんとなくそう考えていた。
ところが今回の石原知事による副知事への登用で、また彼への評価がぐらついてしまった。石原氏は、「国に対し発言力があり、博覧強記の人。非常にいいアドバイザーになる」と語っている。
彼には特別の担当部局を定めず、自由な立場で働かせるらしい。政府委員を長く務めた彼を起用し、国との交渉役を担わせようと考えているようだ。この結果、国に対する都の影響力が強まれば、彼に目をつけた石原氏と共に、猪瀬氏の評価も高まるかも知れない。

白内障手術

2007-06-16 07:17:57 | Weblog
女房が片眼だけだが白内障の手術を受けた。
その技術は年々進歩していて、その成功率は、一般の病院でも99%以上だといわれている。だが100%ではないからだろう、手術への承諾書にサインをさせられる。やはり心配だ。現在は日帰り手術も多く行なわれているようだが、いろいろの点を考慮して1泊入院にしてもらった。
白内障の症状は、視力が低下・霞んで見える・眼鏡があわない等であるが、その最も多い原因は加齢に伴う老人性白内障だそうだ。60歳代で70%、70歳代で90%、80歳以上になると、ほぼ100%の人に白内障による視力低下が認められるという。
軽度であまり視力に影響のない場合は、点眼薬や内服薬により進行の予防を行なうが、進行した場合は、手術以外に視力の回復手段はないという。
現在の手術の主流は水晶体の濁りを取り除き、人工の水晶体(眼内レンズ)を移植する手術で、網膜や視神経、角膜などの他の部分に異常がなければ問題はないとの話である。

気分は爽快

2007-06-15 07:01:44 | Weblog
どうやら昨日から入梅入りしたようだが、私の気分は爽快だ。
5日前のブログ「東京ドーム」でも触れたが、先日私たちは“東京ドーム”へ「巨人-楽天」戦を観に行った。そしてその際、自分たちが“オーロラヴィジョン”に映ったので、いい記念になるとそれを写真に撮った。
その写真には私たちの他に、隣にいた男性とその坊やも一緒に写っていたので、一寸躊躇もしたが、カメラの液晶を示しながら思い切って聞いてみた。
「今撮った写真に写っているのですが、もしご希望ならば送りますけど・・・」
記念になる写真だから欲しいだろうと思ったのが1番の動機だが、あげることでの自己満足もあったかも知れない。幸い欲しいとの返事であったので、翌日の夜に郵送した。
昨日それに対し、その奥さんから便箋2枚にも及ぶ感謝の気持ちを綴られた、恐縮するような丁重なる礼状を戴いた。そしてそれには過分なるプリペイドカードが添えられていた。
勿論カードを戴いたことは嬉しい。だが、球場でのほんの一言から、未知であった人と心の交流が生まれたことは、それにもまして嬉しい。

全日本大学野球選手権

2007-06-14 06:26:58 | Weblog
第56回「全日本大学野球選手権大会」が始まった。
開催前から「打倒早大」「打倒斎藤」で何時になく盛り上がっていたが、第3日目の今日、いよいよその斉藤を擁する早稲田が登場し、東京ドームで九州国際大と初戦を行なう。この九州国際大は大会開催前、「打線ではうちが上。対戦出来れば、全投手をつぎ込むつもりでやる」と対抗意識をむき出しにしていた。
既に半数以上のチームが姿を消したが、早大を含む、東洋大、東海大、創価大、関西国際大のシード校5校はまだ残っている。東都リーグでシーズン9勝を挙げ、昨日は14奪三振を演じたエース大場翔太投手や、坂井貴文外野手を擁する東洋大の評価も高い。
また、2年連続ベスト4の創価大も、「何とか2回勝って早稲田とやりたい」と対戦を熱望している様子だ。勿論、その他のシード校からも目が離せない。
ところでこの大会は、運営の面からであろうが、“東京六大学”代表と“東都大学”の代表は、決勝戦以外では顔が合わないよう、組み合わせに工夫が成されているのも面白い。

ドクダミの花

2007-06-13 06:28:49 | Weblog
気がついたら裏庭はドクダミに占領されていた。
薬効が高く部屋の消臭にもなるそうで、その内のある成分はペニシリンを凌ぐほどに強力な殺菌作用をもつといわれるが、花が終ったら片付けねば・・・。