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鍋料理

2007-11-12 11:00:27 | Weblog
白菜が随分と美味しくなって、鍋料理が恋しい季節となりました.白菜の軸があまりにも見事に分厚くなっていたので、根元のほう5~6センチを脇によけて塩もみをつくりました.まあハイカラにいえば、プレスサラダ!というわけです.

この白菜の軸の即席漬けは、一度お試し頂きたい味です.先ず、5~6センチに切った白菜の軸を、繊維に沿って縦に2~3ミリの薄切りにします.このときあまり薄くしすぎないことが大切です.すると、白い厚みの真中に濃い黄緑というか、緑が強い黄緑の清々しい線が一本見えます.これを見ると本当に幸せな気分になります.美しいなあって心の底から思いますよ.春の玉ねぎの筋の色と同じです.

それに塩をまぶして重石をしばらく掛けるだけ!!手間も何も要りません.要は塩の味です.一番美味しいと思う塩で作ってください.私は時々ご紹介している〔イキな塩〕で作ります.本当に美味しくて、先日久しぶりに帰って来た末息子に好評でした.もう寒くなりますからあんまり浅漬けは合わないのですが、それでもちょっとあると煮物の濃い目の味を締めくくることが出来ます.もう一つおすすめが、蕪のお漬物です.小蕪が美味しくなって来ました.蕪は茹でたか茹でないかくらいにさっと火を通すと、直ぐにお漬物(?)が出来ます.これは塩茹でですから、もうそのままでも美味しいし、しょうがを添えた割り醤油でも、梅干ドレッシングでも、梅酢でも何でも最高に美味しく出来ます.

タイトルと全然関係のないお話になってしまいました.まあ鍋の季節は白菜の季節とも言えます.私は昔からお鍋が好きで娘達からも笑われますが、家を建てる時設計士さんからも呆れられました.随分娘や息子達に分けましたが、それでもまだたくさんあります.その中で鍋料理に登場する銅の鍋とおでん用のこれまた有次製の銅鍋は、結婚以来30数年ともに暮らしてきたものです.内側に張ってあった錫は擦り取れてしまいました.自分を見るように思って使っています.結婚以来と言えば、母から分けてもらった木賊の小鉢と、私が買ったフランス製のガラスのコップ.幾つか割れて片割れみたいに残っていますが、それでも飽きずに使っています.食器は何に使うか大体決まっていますが、30数年イメージがあんまり変わらない!!ってことでしょうか?

たくさんの鍋はお料理教室に役に立つようになりました.大家族だった頃の大きなお鍋はうってつけです.主人が昔貰ってきたゴルフの景品もあります.主人はちゃんこ鍋と称する水炊きが好きで,我が家では夏でも鍋料理をするのです.7月の教室ではその鍋料理で主人の自慢のすりこぎの使い方を披露し,その銅鍋も使いました.
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2 コメント

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 (娘2号)
2007-11-15 18:04:04

ちょうどナオコのブログでおかあちゃまの鍋の件について
書いたんだよ!
凄い偶然だねぇ。笑
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おでんばかりです (neko)
2007-11-24 11:14:15
最近、うちはおでんばかりです。
もちろん練ものや、卵入れませんが。
私と息子はおいしいと言って食べますが、
猫舌の主人には不評です。

お漬け物おいしいですよね。
最近は、ザワークラウトを漬けました。

木賊の器は、一年中使えて、便利かな・・
と、私も一つほしい柄の器です。

うちは、狭いので鍋の数も限られていますが、
おいしいお料理を作っていきたいです♪
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