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マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

彼岸花

2006-09-18 15:58:00 | Weblog
我が家の庭にも白い彼岸花が咲きました.嗚呼彼岸花が咲いたなあ と久方の記事を書こうかと思っているうちに、外出続きで東京での久司先生のセミナーなどとあれこれ忙しく暮らしていると木犀のかすかな香りも流れ出しました.

やっと帰宅して教室の準備をしていると台風の不穏な気配に遠くから参加してくださる方の心配をしていましたが、土曜日には案の定何人かの方はお出かけが出来ませんでした.それでも迂回してきてくださった方にはありがたいやらお帰りが気になるやら、無事に帰り着かれたのだろうとほっとしています.

台風は10余年ぶりに佐世保に上陸、我が家もひどい風に見舞われちょっとした被害に遭いました.皆様のお宅はいかがだったでしょうか?最近言われていることですが、台風が海水温の上昇によって規模も進路も被害の大きさも変わりつつあります.私達は自然の営みの前にどうすることも出来ません.それでも温暖化という地球全体の問題に対して個人的な小さい心掛けを皆で積み上げることは出来ます.マクロビオティックを自分の生活基盤に据えるということが、どんなにか他人様のお役にも立っているということはありがたいことだと思います.
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9 コメント

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お帰りなさい。 (たま)
2006-09-19 06:13:01
和子先生、お帰りなさい。

けいたん先生のほぼ断食も美味しい食事に戻られたのですね。



台風被害があられたようで、謹んでお見舞い申し上げます。佐世保に上陸ということで、新聞にも大きく被害状況が報道されておりました。先生のお宅も大変だったんですね。

後片付けなど大変だと思いますが、お怪我の無きようお祈り申し上げます。



地球からのメッセージを受け止めて、台所から健康を発するための基本、所作、振る舞いの美しさ、行儀をあらためて見つめなおし、素材や器具の扱いに気を配るように、私達の住む地球の住み方にも心を砕かなくてはと思います。

「小さい心がけを積み上げる・・」凡事徹底ですね。



パームヒーリングの本を一頁一頁、体験しながら読み進めています。素晴らしいご本で、2冊目を購入いたしました。診療室の待合室でもご紹介したいです。翻訳くださり、ありがとうございます。心からお礼申し上げます。
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たま先生 (和子)
2006-09-19 09:24:52
そちらで様々なご活躍のご様子、頼もしくありがたいことです.見習わなければとの思いしきりですが、それぞれの道があるのかとやや諦めムードです.



台風の被害も私どものはたいしたことはありませんが、それでも住み慣れた我が家が改修のためとはいえ壊されるのを見ると、ちょっとセンチメンタルな気分になります.



パームヒーリング、丁寧に読んでいただいて有難うございます.久司先生にも申し上げてきたのですが、こういうやり方で先生のお役に立てるということもあるのだなあと感謝しています.次の「導引」ではもう一歩進んだ理解の仕方が示されています.今回の二冊の本でものの見方がより本質的になって、マクロビオティックの道を進む人達のお役に立てるのではないかと思います.ご一緒に精進していきたいと思いますので、よろしくお願いします.
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さっそく本を頂きました (neko)
2006-09-19 23:57:17
和子様

昨日、パームヒーリングの本が届きました。

さっと見たところ、とても深い内容と拝見し、落ち着いたら、しっかりと読ませていただきます。



どうもマクロビオティックというと「あれ食べちゃだめ」ということばかり、クローズアップされますけれど、

本来は、宇宙や生命を理解するため(?)の実践的方法として、食養があるのではないだろうか(??)と、私は思っております。



導引の本、楽しみにしております。



台風の被害は、大変なようですね。

友達が、宮崎で農家をしているので、心配です。



子供が産まれる前は、自分が生きている間だけ地球が存続してくれればいいや、と思っていましたが、いまは全ての子供のために、一人一人ができることをせねばと思っています。



エゴの拡張といえば、それまでですが。



長文失礼いたしました。



お大事にお過ごしくださいませ。
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Unknown (つくばちゃん)
2006-09-20 19:13:55
台風の被害、お見舞い申し上げます。

数年前、私も被害にあいました。翌日、翌々日と片付けをしながら、災害前のざわめくような強風と、災害後の対照的な高い青空を見て、自然の采配や無力さ感じたことを思い出します。

おかげさまで元気にしております。Keitan先生に、よろしくお伝えくださいませ。
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日向地方は (nekoさんへ)
2006-09-21 09:44:52
大変な被害のようです.お友達はどんなご様子かとさぞご心配でしょう.私どもまでご心配いただいて有難うございます.



パームヒーリングをお読みいただけてとてもありがたく思います.次の導引では更に明確な人間性の発展についての解説があります.パトリシオさんと前後ろの席になる機会があって直接伺いましたけれど、導引は久司哲学の真髄に触れた本だとの評でした.
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つくばちゃんさんへ (和子)
2006-09-21 09:52:06
ご心配いただきまして有難うございます.主人も私も元気にしております.ご安心下さい.そちらは大丈夫だったのでしょうか?



佐世保以北は上陸した割には、まあ軽かったのだろうと思いますが、日向地方は竜巻騒ぎで大変そうです.北海道にも梅雨が出来て(?)、だんだん日本も亜熱帯気候に属しつつあるのかもしれませんね.



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Unknown (atsuko-f)
2006-10-01 03:33:41
昨日は長男の初めての小学校運動会でした。かわいいやら、慌ただしいやらで、子供と一緒に寝てしまい、こんな時間に目が覚めてしまいました。



先日の講習会も大変お世話になりました。御心配いただきましたが、無事帰っております(御連絡が遅くなって申し訳ありません)。行きは大雨の影響で、さすがにいつもと違う光景に眠れなかった次男も、帰りは一瞬で眠りについていました。

今回の台風では、先生の御自宅も大変だった御様子、お見舞い申し上げます。福岡でも長男がはじめて「怖い」と言った風の強さでした。



最近、長男は冒険に目覚め、どこへでも一人で行こうとしています。先日も祖父母のところへ、はじめての2時間バス旅行。JRで行く!というのをなんとかバスにさせたのですが、今日も祖父母のところへバス一人旅予定です。

代わって次男は最近また「いやなの!」が激しさを増し、泣き方も叫ぶような感じ…。陽性すぎるのか?と思うのですが制止を聞かないので、ますますひどくなるような気がしています。わかりません…



私にとっては自分とその周りの事で何かと慌ただしかった9月ですが、10月の講習会も楽しみにしています。よろしくお願いいたします。
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たのもしいお兄ちゃん (和子)
2006-10-01 16:37:05
子供はそれぞれ性質がありますよね.お兄ちゃんは自立心のはっきりした性格なのですね.たのもしい限りです.子供は大人の思いのほか、正確に知っていますよね.子供達が小さかった頃、町へお買い物に行くことになった時のお話です.



どういう訳だったのか忘れましたが、長男がぐずぐずしてなかなか仕度が出来なかったものですから、その間に不燃物を捨てて来ようとゴミ集積場に車をまわしました.運の悪いことにそのほんの数分の間に長男は、車を追いかけて徒歩で予定のデパートまで行ってしまいました.そしてデパートでは案内係の所に行って、住所と氏名を告げ店内放送までしてもらっていました.



私は散々近所を探し回った挙句、長男がデパートまで徒歩で行くだろう道すがらを車で辿りましたが見つからず、店内放送の一件をデパートで聞かされ、また帰り道を探しながら帰りましたが、とうとう家で長男と涙の対面をしました.

それでお出かけは終りになってしまいましたが、車で10分以上かかる道のりを、6歳くらいの子供がよく行ったり来たりしたものだと呆れてしまいました.



子供侮るべからずです.「いやなの」君も、自己主張中なのですね.何がいやなのか表明できるようになったら、親ももう少し楽になるのでしょうが、多分お兄ちゃんのように自分も自由を広げたいのでしょう.考えられた食生活の上でのことですから、制止しなくてもよい場合は、親も一緒にそっちの方向に転んでやってください.多分何がなんだかわからないで、自己主張したいのでしょうから.
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同じようなことを… (atsuko-f)
2006-10-07 02:16:29
先生のコメントを見て、今年1月のことを思い出しました。

車で幼稚園にお迎えに行った帰り道、長男が「(弟と)二人で帰りたい」と言い出しました。一度は断ったものの、ちょっと冒険させるのもいいかな、と家まで10分位の所で二人を降ろしました。大通りだけの道筋、必ず後ろから私が車で着いていく、という条件でした。



普通なら次男はすぐに「抱っこ!」です。ところが途中で聞いても「歩く!」。仕方ないので、手をつないで歩く二人の後ろを、私がゆっくり追いました。普通なら、かなりの不審者です…

ところが途中から、長男はわざといろいろな道を歩き始め、家の裏の道を通り、とうとう駅の一方通行の道へニコニコしながら入っていきました。



私は駅で車を止め、二人が来る方向へ…ところが、姿が見えません。土地感のある長男は迷うはずがなく、私はくまなく走りまわりました。見失ったのはわずか100m。30分ほど経って、真剣に大変なことかも、と思い、近所のお母さん方にも探しに出てもらいました。

駅の構内放送もかけ、道行くあらゆる人に尋ね、走り回って1時間以上。幼稚園の先生から携帯に電話がありました。



息子二人は、駅の旅行センターの椅子に座り、北海道のパンフレットと時刻表を使い、指定席申し込み用紙を書いて遊んでいました。



灯台もと暗し。JRや時刻表や地図が大好きな長男。落ち着いて考えれば、絶対に行きそうな場所でした。私はその前を何十回も走っていたのでした。

出会ったとき、子供の前で初めて本当に泣きました。

「ちょっと遊ぼうと思ったの」。一人でないことと、自分を頼りきっている弟の手が、すこし心を大きくしてしまったようです。その後は道々謝ってまわりました…



一気に思い出してしまいました。何度思い出しても疲れてしまうその日は、13日の金曜日でした。

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