とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!
大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

水俣の甘夏

2012年03月30日 | とだ*やすこの活動日記
毒で苦しんだ者が毒を使って農を営むことはできないと、無農薬で育てられた水俣の夏蜜柑です。若い人はご存じないかと思いますし、実は、わたし自身もよく知っているわけではないのですが、昭和36年、1961年生まれのわたしは、テレビの画面で繰り返し繰り返し「水俣」をみてきました。「サリドマイド」問題もありました。

魚を捕ったり、草花を摘んだりして毎日のように遊んだ鴨川の水の色が、高度成長期時代、ヘドロで濁っていく姿をみつめてきました。いつごろだったか、川に自転車が捨てられて草が絡まり、水の流れを遮っていました。あの光景は今でも忘れられません。

原子力発電所の事故に対するわたし自身の姿勢は、こういった体験が根っこにあると思っています。また、残留農薬で毎年人が亡くなる香港では、自ら食材を選び取ることが日常の課題でした。できる限り「自然なもの」「安全なもの」が口にできるよう、小さな選択を繰り返していると、最終的に「美味しい」ものにたどり着きました。

見た目の美しさには欠けても、この甘夏にはさわやかに嫌味のない美味しさがあります。

料理の上手下手以前に、食材を選ぶ目利きであることが台所を預かる大人の役目です。消費はもっとも身近な社会活動。「消費」が「生産」を育てています。安さや速さ、まして流行で食べ物を選ぶのではなく、身体を内側から整えてくれる食材を選びたい。あまり好きな言葉ではありませんが、「食育」とはそういうものではないでしょうか。

24時間コンビニが開いていて、インターネットでいつでも好きなTV番組が観られ、電子レンジで温めるだけで食べられる食品が溢れる時代に、朝ごはんを食べて規則正しい生活を送れと繰り返しても、効果がないばかりか、できないストレスが保護者にたまるだけ。コーラとチョコレートパンという朝食を食べていること、朝食は食べないで一日2食と決めている家庭と、どっちがいいかといえばおそらく後者です。

飽食の時代、東洋医学の原点に戻るのがよいという考え方に賛成です。
給食があれば、朝は、おにぎり(胚芽を残した無農薬米と良質のミネラルを含んだ塩)と番茶で十分。
味噌汁(乳酸菌の宝庫)と醤油(大豆の発酵食品)があればいい。
太陽を浴びたもの、人が手をかけて育て収穫したものを美味しくいただくことを伝えたい。
水俣の甘夏をいただいて、そんなことを考えました。

平野かおる議員とともに構成する会派「人びとの新しい歩み」は、学校給食、保育所の食材について、生産地の公表を求めています。放射性物質の問題がなくても、保護者が給食に求めることは絶対的に「安心安全」であることがアンケート結果でわかっています(給食費の見直し=値上げの際に行った調査結果)。

添加物、残留農薬、輸入食材などへの不安は以前からあり、今回の東日本大震災の被災地への風評被害を招く公表は慎重にすべきなどというのは、言い訳(繰り返す管理職あり)。平野議員の一般質問や戸田の総務文教委員会での審議において、教育次長からは前向きに検討するという発言もあり期待していますが、保育所の給食については公表するという方向性が示されていません。

公表すれば安心というのではなく、保護者のみなさんに「関心」をもっていただくこと、自分たちのことと知っていただくこと、そして「多様な価値観で食の安全安心を見守っていくこと」が大事なのです。これが安全安心への第一歩とわたしは思っています。

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副町長の人事

2012年03月29日 | とだ*やすこの町政報告
朝、9時半、教育委員会会議を傍聴しました。傍聴者は平野議員と戸田の2人でした。午後は地域包括支援センター運営協議会を傍聴する予定でしたが、今後の日程と課題を考えて家事と休息を優先しました。スギ花粉症ですが、最近は症状が変わって、化学物質に反応しているようです。春光を浴びて外出した後は目がチカチカして、午後の外出をやめました。時間に追われずに台所に立つと、よい気分転換になります。

さて、昨日の議会では、議場への国旗掲揚に関する条例の他に、もうひとつ重要議案がありました。副町長の人事が提案され(当日の朝に知りました!)可決され、4月1日から元副町長の乾知範さんが就任します。島本町職員として行政手腕を評価され、長く助役(任期途中で副町長と改称)を務められた方ときいています。4月以降の議場は、おそらく空気が引き締まるはずです。

賛成を見送り、戸田は退席して議決には加わりませんでした。急遽として当日の朝に開かれた議会運営委員会で、新たに議案として付け加えられた副町長の人事案件でした。これに抗議の意を示しました。平野議員、共産党議員3名が退席しました。もはや悔しいという思いはありません。ただ、情けない。有権者に申し訳ないです。

島本町政の特徴は、人と人とが関係性を結ぶうえでの最少最低限の礼を尽くすことができないということです。大事に扱われることに慣れ、議員は議員でそれが権威であるかのごとく誤解して、新人議員もいまやどっぷり、という感じがします。副町長人事のような重要な案件を、もし本当に自公民議員だけに事前説明していたらとしたら、自分たちの手で変えていかなければならないと気づいてほしいものです。

それぞれ別々に住民の直接選挙で選ばれた首長と議員ですから(2元代表制と呼ぶ)、基礎自治体には与党も野党もありません。自分たちが有権者の代表として(支持者だけの代表ではない)信託を受けていることを考えれば、秘密裏に知らされて黙っていなければならないことと、そうではなく、透明にしてから進めた方がよいことの区別がつくはずですが、そういう理性や想像力がありません。これはセンスの問題で、年齢性別党派に関係ありません。

行政の監視機能を担う役割の議員が本来の機能を果たさず、「予算を通すから、そこのところよろしく」「選挙を応援するから、我々の言うことをきいて」とするのでは、もはや変化の時代に対応できない。危機的状況なのです。丸く収めて、あるいは強硬に進めて前進できた時代は終わりました。だからこそ、議会改革に全国的な機運が高まっているのです。

数の論理、世間は正しさで動いていないと考えるか、本来の民主主義の精神に反すると批判するか、そのあたりの判断はお任せしますが、「そこのところよろしく」「我々の言うことをきいて」が、私利私欲、個人的内容による「口利き」「圧力」だったり、票集めのパフォーマンスだったりすると、島本町のような小さな自治体の規模では政治がどんどん、どんどん小さくなっていく・・・(大きければ、それはもっと困りますが)

自公民の議員だけ押さえておき、あとは(わたしもここに含まれる)議場で花を持たせておいたら(=適当に吠えさせておいたら)治まると思っているのでしょうか。議論、討論が公平、活発に行われてこそ、結果はどうあれ、熟成されたよいものが生まれます。春から、乾副町長の手腕が、自立する島本町の礎につながるよう期待し、わたしも頑張ります。

3月31日で退職される(大阪府に戻られる)多田副町長は、夜11時を過ぎてしまった挨拶で、天王山に喩えてリーダーの条件を3つ示されました。1)時代の流れをよむ眼力 2)決断力 3)行動力です。退職のときに議場でされる挨拶には、どなたの挨拶にも深い思い、重要なメッセージが込められています。2年3か月の間、ありがとうございました。4月からは大阪府に戻られます。府職員として島本町を見守っていただきたいと思います。


画像は、お正月に賀茂川でみたワシタカ科の野鳥
男性がパンを投げ、それに群れで寄ってきたところ
なんてことを!と驚愕しつつカメラ撮影

家財道具と思われるものをぶら下げた自転車に乗って
ふら~と去っていかれました
ご本人にとってはダイナミックな日常の餌やりかもしれませんが・・・

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議場に国旗掲揚条例化

2012年03月27日 | とだ*やすこの町政報告
昨日で平成24年度島本町議会2月会議が終わりました。予算編成についての議決事項など、本議会の最終本会議は、量的にも質的にももっとも重い議会です。終了は午後11時を過ぎました。長時間にわたって傍聴してくださったみなさん、ありがとうございました。ほんとうにお疲れさまでした。

第47号議案:島本町議会国旗等掲揚条例の制定については、賛成多数で可決されました。戸田は反対しました。

賛成 ◎川嶋(公明)◎伊集院・◎清水(自民クラブ) ◎菅・東田・山口・平井(山吹民主)
反対 平野・戸田(人びと) 河野・冨永・高山(共産党) 外村   
保留 藤原(山吹民主)
                                    ◎:提案議員

「条例(で定めるの)がいちばんは速い」「手っ取り早い(本当にそう言いました)」と悪びれもなく答弁する議員、日の丸は我が国の国歌であり「個人的に」掲揚には問題はないと考える(違和感がないと言ったかもしれません)と提案理由を述べる議員。「権利」を与えられた者がさしたる自覚もなく「権力」となることの怖さ、「民主主義の一番の欠点は多数決である」という言葉の重みをこのときほど痛感したことはない。

提案者の答弁をきいていて、日の丸への嫌悪感(議場にある国旗としての日の丸)を生まれてはじめて感じたといっても過言ではありません。これは予想だにしなかったことでした。しかし、これからです。ことの本質は、日の丸を掲げることで「はい、終わり」「残念」というような問題ではないからです。

戦争とアジアの問題、これに対する認識と評価については、歴史認識や歴史観の問題として整理すべきであり、日の丸や君が代はこれと区別して考えていくべきであるという考えがあります。

本当に悪かったのは何か、何が間違っていたのかを考えて、反省することは反省し、他の国の人たちにも理解をしてもらうようにあらゆる機会を通じて努力していくことが必要で、このことは、むしろ日の丸・君が代と区別して行った方が、本質に近づけるという考え方です(わたしのもとによせられた住民からの声)。実は、わたし自身、これに近い考えをもっています。

提案した議員は「旗が戦争をしたわけじゃない」「旗は人を殺せない」などと答弁していましたが、このことを言いたかったのでしょうか。おおざっぱで、無神経な表現と思われかねない言葉が、会議録に残されることになります。
常に日の丸は象徴的に語られているのが現実で、さらには、起立斉唱が「踏絵」的に扱われてしまっているのも事実です。

今回、島本町議会で起こった国旗掲揚問題は「条例化」して「義務付ける」という点が問題です。戸田はここに反対しました。既に多くの自治体が掲揚しているというのも事実ですが、わざわざ「条例化」しているところは多くないのです。

戸田の行った反対討論(読み原稿・メモから:実際には違う表現をしたところもある)をここに記載します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^^

わたしは、日の丸を国旗とすることを否定するものではありません。わたしは日本を愛しています。しかしそれはナショナリズム(国家主義)的「愛国心」ではなく、パトリオティズム、「郷土を愛する心」です。

生まれ育った土地を愛する心です。他人からあえて教わらなくても、強制されなくても、心からわきあがってくる大切な想い。さまざまな困難に出会っても、家族とともに、隣人とともに、友人とともに、この国で、この島本町で幸せに暮らしていると思える愛郷的、愛国心です。

学校で教わったものでも、親から教えられたものでもなく、実はそれらに守られながら、人生の道筋のなかで自ら手にしたものです。それによって、わたしは、自由です。

わたしは、日本人であることに誇りをもっています。けれども、日の丸を掲げることでそれを表現したりはしません。なぜなら表現できないからです。
わたしは、今、島本町議であることを誇りに思っています。しかし、掲げられた町旗に忠誠を誓ったりはしません。

日本人として、一人の大人として、次世代に引き継ぐ国のかたちを、島本町議会議員として創造していけることに誇りをもっています。異なる考え、異なる立場に立つものが生きていくうえでの「信頼を支える公共」である基礎自治体のまちづくりを担う議員であることに、誇りをもっています。

互いに議論しあい、互いの主張を認め合いながら、互いの違いから生まれる新たな価値観を創造し、明日を築いていく。このことこそが、議会において重要であって、議場に国旗・日の丸があっても、なくても、このことに、なんら変わりはありません。

ここに国旗があっても、わたし自身の自由や尊厳はなにひとつ失われません。しかし、国旗を議場に掲げる必然性をみいだせません。国旗・日の丸を議場に掲げることで、この国の未来が明るくなることはないからです。


自由や尊厳は、ときに戦い、ときに涙し、大小さまざまな葛藤のなかで手にするものです。しかし、過去にはそれが著しく困難な時代がありました。いま、なお、著しく困難な状況におかれている方があります。日の丸に反対している人が少なくないということの重みを、わたしたち議員は、おろそかにしてはいけません。

聖なるものの存在が、対局に位置するものを生み、人間の平等を妨げました。人権尊重の町、島本町の議場に国旗を掲げることについては、もっと慎重であってよいはずです。

フランス共和国の国旗には、民衆が自ら手にした自由・平等・博愛の理念があり、アメリカ合衆国の国旗には独立の経緯があり、国旗には歴史的誇りとともに負の遺産が込められています。我々がイギリスと呼んでいる国(立憲君主制国家:グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)は、複数の国から構成され(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)それぞれがそれぞれの国旗をもっています。

イギリスのユニオンフラッグは、それを組み合わせたものです。歴史も伝統も異なる人たちが、手を携えて国を作ることにしたという、ある種の契約を表し、理念を表しています。我々が国旗と定めた日の丸にはどのような理念があるでしょうか。提案者にお尋ねしても、お答えはいただけませんでした。理念がみあたりません。

自らの経験から、国際社会、グローバル社会で必要とされ、尊敬されるために必要なのは、個としての成熟です。そして自分と、自分の隣人を愛する力です。国旗は、なんの役割も果たしてくれません。国旗によって人が育つことはなく、国旗によって愛国心が生まれることも、国旗によって人が守られることもありません。

ひとたび海外に出れば、表紙に菊の紋章のあるパスポートを所持した日本人。わたしは、中国、フィリッピン、韓国、台湾、アジアの人々と共に国際都市香港で暮らし、教科書で学んだものではなく、家族の歴史として語りつがれている戦争に触れました。多くの人が忘れてはいない。けれども許してくれている・・・わたしにとって日の丸は背負うものです。

長野オリンピックで揺れる小旗の日の丸が、この上なく美しいと思え、なぜ日の丸がいけないのかと、わたしは祖国を思い泣きました。今はわかります。あのとき、オリンピックで旗が美しかったのは、選手と選手を応援する人々がみな、すべて輝いていたからです。だからこそ、わたしにはわかります。日の丸がどうしても受け入れられない人の心、許すことができない人の心が。

わたしは国旗・日の丸に反対しませんが、反対する人を排除する社会を好まず、許しません。かつて三島由紀夫という小説家がいたことは、あまりにも有名で、いわゆる右翼とみなされています。けれども実は、愛国心の義務化や徴兵制には反対していたといいます。「自らは愛国者であるが、愛国の義務化には反対である」と。愛国心を含め、すべての価値は内発性、つまり内側から湧き上がってくるものでなければ意味がありません。

それを義務化しようとする風潮に、国を愛する者として私は反対します。心から敬うことなしに、単に形式的に、義務として国旗を掲げるということは、結果的に、その価値をおとしめることにもなり、到底、賛成できません。国旗を日本人が自らの手で「踏み絵」のように扱ってはならない。

国旗を議場に掲げたいとして提案されましたが、「協力」などはできません。島本町議会国旗等掲揚条例の制定に、国を愛する日本人として反対します。島本町議会国旗等掲揚条例の制定に、反対します。


以上


画像は、お正月に賀茂川でみたヌートリア
これを実家の母が飼っている夢をリアルな映像でみました
普段夢をほどんどみませんので、すごく驚きました

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2月会議の最終本会議

2012年03月20日 | とだ*やすこの町政報告
2月会議最終本会議のお知らせ
3月27日(火)午後10時から

主な議案:2012年度予算(案)に対する討論・採決
議員提案:島本町議会国旗等掲揚条例の制定について
意見書案:「こころの健康基本法(仮称)」の法制化を求める意見書

一般会計については、会派「人びとの新しい歩み」を代表して戸田が討論を行います。討論とは、賛成した理由、反対した理由や評価できる点、改善を求める点、要望などを述べるもので、議員同士が議論を戦わせるというものではなくなっています。当初はとても違和感がありました。

この度、議会議場に日の丸を掲揚するための条例案が議員提案され、あさっての議場では、議員間での質疑・答弁が行われます。通年議会(試行中)運営要綱で、議員の提案による審議には出席を求めないという条文が記載されていますので、この間、行政職員は出席しません。なぜ、今、国旗掲揚を「義務化」する条例を定めようとするのか、なんの目的をもってするのか、提案者である議員にしっかり問うておきたいと思います。傍聴をお願いいたします。

提案議員は、伊集院・清水議員(自民)、川嶋議員(公明)、菅議員(山吹民主)です。

わたしは国旗・日の丸に反対するものではありませんが、日の丸に反対する人を排除する社会を好まず、認めません。この3年間「あんたも日の丸反対か」「国旗掲揚に立たないなら卒業式に出るな(わたしは立っています)」など、住民の方から声をかけられることが少なからずありました。行事などで「ほら立てよ」と、まるで「廊下は走ったらあかんで」というノリで、立たない議員に声をかける議員もいます。

これまでも要望者や公開質問状が議長あてに届き、議会運営委員会で議論されたことはありましたが、その際、わたしが記憶する範囲では、内容について活発で深い議論がされたという印象はありません。国民の意見が二分されている複雑な問題に対して、なんの前触れもなく今回議員提案されたことに、違和感、危機感をもっています。

わたしが知るこの3年間で、与党議員の構成もかつてとは異なり、島本町議会は誇ってきた「合意による議会運営」を手放してしまったように思います。議会運営のなかで行うことが可能な国旗掲揚を、合意できないと見込んで、敢えて条例に定めて義務化しようとするものです。

議員のみならず、すべての市民の思想信条にかかわる議場のことであり、本来、こういった議案の提出は全会派一致での提案がされることが望ましい議会運営と考えますが、提案について事前に議論することもなく、後半の本会議で提案されています。わたし自身の国家観や歴史観を自分の言葉で真正面から述べたいと思います。傍聴をお願いします。


画像は、京都岡崎の観世会館
18日、吉浪壽晃先生(観世流能楽師シテ方)の独立20周年の舞台「屋島」を拝見
間狂言はあまりにも有名な野村萬斎さん、太鼓は島本町にお住いの井上敬介先生です
能に限らず、多くの伝統芸能は神に捧げるものです。珍しく母を誘いました

この日の朝は、第一小学校「なごみ倶楽部・におの子」最後の野鳥観察会でした
親子で楽しめる会として、背中にヒナを乗せて子育てするカイツブリの名をつけました
講師の先生のご都合で会を閉じることになりました
長い間、ありがとうございました
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町は人、役場も議会も

2012年03月20日 | とだ*やすこの議会報告
春分の日の今日、午前10時「町政についての住民アンケート実行委員会」呼びかけ人の一人として、水無瀬駅でマイクを握りました。戸田、平野、外村、河野、高山、富永議員が揃ってアンケートへの協力を求め、実行委員のメンバーもマイクを握りました。その後、街宣車で町をまわり「あなたの声で島本をよい町に」と、アンケートへの協力をお願いしました。

回答期限は3月31日です。まだ、お手元にあるという方、是非ともご協力をお願いします。実行委員(41名)、賛同してくださった住民のみなさんが協力して(有志)で全戸配布したものです。お手元にまだ残っていましたら、ぜひともご協力をお願いします。捨ててしまった、見当たらないという方、予備がありますので、呼びかけ人の議員までお声をかけてくださればお届けします。

夜は、ふれあいセンターで行われた「辻元清美と語ろう会」に参加しました。「永田町航海記」とは別に、座談会式で語り合う会を続けておられます。民主党入党後はじめての「語ろう会」、民主党の議員も参加しました。様々な意見や質問があり、まさに「語ろう会」でしたが、「絆はどこに?」との発言を機に、参加されたほとんどの方が被災地の災害廃棄物(がれき)を「受入れるべきである」と思われていることがわかりました。

自治体が個々に決めること、自治体の問題というならば、住民が充分な判断材料、情報や知識を共有してからでなければなりません。住民にもっとも近い島本町も議会に説明責任がある。議員として受入れるか、受け入れないかを判断するのは、その過程を経た「民意」をくみあげてからです。大阪府では最終処分場が決定していないこと、被災地に積み上げられた「がれき」の大半が「不燃物」であること、島本町の焼却場が老朽化していることなどが伝えられていないと反省しました。

話は少し変わりますが、2月に自主参加した「議員の質問力」のセミナーで、ある基礎自治体の総合政策部部長(別途、シンクタンクに所属して議会改革に取り組んであられる)がおっしゃいました。執行部側からは議員の様子や傍聴席の雰囲気がみわたせるので、他の議員が聴いている質問とそうでない質問、あるいは傍聴者の集中度がはっきりとわかる、と。「みんなが耳を傾ける」、すなわち、論点を『共有』できる議論かどうかが重要であると教わりました。

議会が論点を共有し、執行部に向かってそれぞれの立場から意見を述べ、ときには援護の野次を飛ばす・・・「野次には議場を『目覚めさせる』力があり、上手い野次は議場を引きしめる」とも教わりました。今の島本町議会はダメです。多くの傍聴者が「品格がなさすぎる」と呆れておられます。野次というより恫喝といえるものもあります。

怒鳴ることで恐怖を与えて、自らの主張や要望を通していくというスタイルです。ひと昔前の政治家ならそれも実力のうちなのかもしれませんが、今なお、そのような議員が力があるようにみえる議会は恥ずかしいと思っておいいた方がよいでしょう。議員が議員に対して、品格なき野次を飛ばしているのですから、対岸で傍観している行政側は実に「楽なもん」です。

議員の質問にも上手下手があるように、当然、職員の答弁にも上手下手がありますが、わたしはあまり上手下手は重視しません。日常業務を積極的に、精力的に、丁寧に行っている職員は、下手でも上手でも、整理された説明が返ってきます。そして誠実です。的を得ない稚拙な質問に対しても、その意図をくみ端的に答えます。課題解決に向けて必要なことがみえているからだと思います。

信じてもらえないかもしれませんが、島本町の希望は「行政職員」とわたしは思っています。思うようにしていると言った方がよいのかもしれません。どんな組織にもさまざまな人がいて、さまざまに成り立ったり成り立たなかったりしています。町は人なり。人が町をつくっています。

住民こそがまちづくりの主役であるなら、実は、もっとも変わらなければならないのは、住民を代表する議員です。わたしはそう思っています。ひるがえせば、住民自身の意識改革が必要ということです。地方分権を進めようとする時代、住民自治の力が基礎自治体の明日を左右します。その第一歩が情報の共有、すなわち執行部と議会、双方による情報開示や説明責任です。


画像は、阪急水無瀬駅前商店街、島本センターでみつけた素敵なポスター
商店街の空き店舗を利用した催しの案内!!
店舗のなかから、島本在住の若者を軸に生まれてきた動き!です


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地権者のご意向、優先?

2012年03月17日 | JR島本駅西側農地景観保全
午後、第3回まちづくり協議会を傍聴しました。冒頭(財)大阪府都市整備推進センターより、2月17日に予定されていた第3回まちづくり協議会が直前に、突然、延長された理由が述べられました。今後は、中高一貫校を先行するのではなく、まちづくり勉強会(平成22年度)でつくった「まちづくり基本構想」を、まちづくり協議会として承認していただき、土地区画整理事業で面整備して開発するのがもっとも望ましいと告げられました。

学校立地を先行するなら残りの部分がどうなるのか、というご指摘はそのとおりであること。地図上(スクリーンで示されたのみ、小さくて見えない)駅前の部分に病院と書かれているが、これは町立病院的な役割を果たしている「みなせ病院」のことで、病院を誘致できたら「うまいことになる」が、それは条件次第で実現可能なこと。駅前に「病院」と「学校」をもってくる計画であるが、非常にタイトなスケジュールになり、平成26年度の学校開校は難しいこと、などの説明がありました。

以下、整理できていないので読みづらいかもしれませんが、メモをもとに協議会の様子をレポートします。

現在、全国で行われている土地区画整理事業では保留地処分に苦慮するなど苦戦しているところがあるが、保留地を業務代行者が引き取ることでリスクは代行者が負うことになり、早期に「業務代行者」を選定して、リスクをここに渡して事業を遂行するとのこと。阪急上牧駅前の土地区画整理事業は阪急電鉄が行い、これを支援、指導したのが(財)大阪府都市整備推進センターでした。阪急上牧駅前とJR島本駅西地区では、一部、地権者が重なっており、一部の地権者には土地区画整理事業の経験があり、土地を売却、あるいは利活用されています。

学校法人・西大和学園が希望されている土地の地権者のなかには、納税猶予がかかっている農地もあり(一定期間中は農業を続けねければならない)、それが解除されるまで時間を要す人もいるとのこと。土地区画整理事業によって土地を整備することにより、公共事業的になるので行政から支援が受けやすく、交換、分筆などもできると説明されました。上牧駅がその手法をとったということですが、わたしの見る限り、上牧駅前に農地はもうほとんど残ってはいません。

関東大震災の後にできた土地区画整理事業は、土地価格が上昇しているときに可能な都市開発の手法です。高度成長期時代には「開発の母」といわれたものですが、現在では、道路や公園のインフラ整備(公共減歩)、あるいは開発に必要な資金を立替える業務代行者が取得する土地(保留地減歩)のために地権者が手放される土地は、30%~40%になるようです。つまり、土地所有者は所有する土地を40%近く開発に伴うインフラ整備と業務代行者の利益(おそらく大手デベロッパー)に提供されることになります。

社会情勢が不安定な今日の状況では、業務代行者の財政力に万が一のことが起これば、土地が「塩漬け」になってしまう危険性がないわけではないと、説明を聞きながら、わたしはふと不安な気分になりました。

それよりも、なによりも、現在、農地である土地を悪びれもせずに「地べた」と呼ぶ(財)大阪府都市整備推進センターのセンスが、わたしは許せません。説明の言葉も、口調も、内容も一貫して「乱暴」「強引」という印象を受けました。先祖から受け継いだ土地の将来を任せることができるのか、あるいは住民の暮らしを左右する駅前の姿を任せることができるかを考えると、前向きの気持ちになれるものではありませんでした。

平成24年度中に都市計画決定(事業を明確にし市街化区域に編入する)をしないと学校法人を誘致するのは難しい、と告げられましたが、このことは12月の段階で地権者から学校法人の担当者に質問があり、その際、法人側は「たとえ遅れても、この桜井の地を望む」「西大和という名称ではなく当地に相応しい名を考える」と明言されていました。あれから3カ月も経っていないのに、態度が変化しています。あるいは「合意」を迫るセンターの手法なのかもしれません。

今回は、「町立病院的な役割を果たしておられる「みなせ病院」が他にも適地を探しておられる状況で、水無瀬という名がつきながら別のところに移ってしまいかねない」という言い方で地権者に「協力」を求める展開に・・・今日の傍聴で、個人的には、ここがもっとも腹立たしいところでした。なぜなら、「平成25年2月の大阪府都市計画審議会、その前に島本町の都市計画審議会にかける必要があり、ここをめざせば学校法人の誘致になんとかギリギリ間に合うだろう」という説明が何度もあったからです。「地権者のみなさんのご協力があれば可能」という表現も繰り返されました。

「西大和のためではなく、みなせ病院をなんとかここにもってきたい」「病院が適地を探しているなか、町立病院的な病院、みなせという名がついていながら、よその土地に行ってしまうことになりかねない」「早期に業務代行者を決めたい」と力説されていましたが、それならば、水無瀬病院を誘致することこそ先行して行うことが可能、そうすべきではないかと、傍聴していて感じました。

今後のスケジュールとしては3月31日総会が開かれ、・区画整理事業でやる・法定土地計画の手続進める(業務代行者を選定)ことを「協議会の意思」としたいということです。6、7月に準備組合発足させ、業務代行者と協定を結び、平成25年2月の府都市計画審議会にかける・・・「しかし下水道整備ができなければ、この事業は進みません!」との説明もあり、常に、早く、早くと合意を迫る姿勢は昨年6月に開かれた第1回まちづくり協議会から変わりません。ただ、1回めは「大学」2回目は「中高一貫校」3回目は「病院」をもちだしての「土地区画整理」と内容は、常に豹変しています。

参加された土地所有者の方から、「インフラ整備の問題は、町もセンターもプロなのだから以前からわかっていたはずである。今になって、インフラ整備を早くしなければと地権者を慌てさせるという感じを受けた。西大和学園の話から土地区画整理事業になぜか変わっている」という指摘がありました。まったくもってその通りだと思います。下水道整備事業の予算編成はどうなるのか、浸水がたびたび起こるマンボへの対策もありJR側にもこういった協議会に出席を求め状況を理解してもらう必要があるのではないか、意識調査の結果がフィードバックもされていない状況で判断を迫るのはどうかと思うなど、質問、意見が相次ぎました。この眼差しこそもっとも信頼できるものです。町が繰り返し述べてきた「地権者のご意向」はここにあります。

「1時間あまり説明をきいたが、去年、西大和学園と突然に説明受け、今日は西大和のはなしは飛んで、区画整理事業の説明をされている。みなせ病院の件は、噂では聴いていたが正式に聴いたのは今日がはじめて。西大和学園が来ないとしても、みなせ病院は手放したくないというような話をされたが、今、減歩をして土地区画整理をやらなければならないのか」という質問に対するセンター側の説明は、「ウワモノとして西大和学園が入れることに変わりはない。開校をめざして急いでいるといえる。市街地調整地区なので地区計画をうたないといけない。みなさんが合意されてうまくいくならばやったらええですよ。しかし浄化槽です。言わば、汲み取りですわ」と言いました。

「西大和が下水道整備を自らするのか!浄化槽でするのか!ということになる。みなさんには言ってきた、一年近くかかって!」と強い口調で言われましたが、「みなさん」とはいったい誰なのでしょうか。たった3回しか行われていない「まちづくり協議会」。しかも、大学、中高一貫校、病院と土地区画整理と、説明は毎回異なっています。「去年、西大和学園と聞いたとき、土地区画整理をしなければできないと理解していた人、何人いたでしょう。理解していなかったのは、わたしだけでしょうか。ほとんどの人が協力して誘致したらよいのではないかと、漠然と聞いていたと思う。」という地権者の声。町長はしっかり受け止めていただきたい。議会も受け止めなければなりません。

駅にもっとも隣接するエリアの話がまったく出てこなかった理由は、「病院」でした。正式に「みなせ病院」が移転を考えておられることがオープンにされました。今までは、他の適地をあたっておられるなかで公表することはできかねるという段階だったそうで、今回、病院側に確認をとり、公表してもよいということとなったそうです。3月31日、2週間後の総会には、これで進めてよろしいかと問われることになり、議決されれば、協議会としての議決事項として土地区画整理事業での開発が進められることになります。1年かけて「ふりだし」にもどったともいえます。

あくまでも検討に入るということで「最後はみなさんに判断していただく」というセンター側の発言に、質問者から「その判断材料が少なすぎる!」「順序が逆やないか」と苦言が・・・実際、今日の資料は、レジメが一枚。水無瀬病院がどこに位置するかの地図も配布されていません。

センター曰く「平成25年2月、なんとかここにもっていけるよう、滞りなく事務手続きを行うのが町の仕事。下水道整備がネックになり、スケジュールにはまるよう行政で尽力してもらわなければならない。」これを受けて、「町の下水道事業はどうなっているのか。決定権をもっている人がいたら答えて欲しい。」という質問があり、総合政策部長が答えました。「3月31日に総会で賛同を得られれば、その上で、下水道計画にかかることになるが、平成24年中に計画の変更が必要。市街化調整区域なので現在は計画に入っていない。平成25年に実施設計、平成26年に工事にかかるというスケジュールになる」

財政の平準化が必要として、一般会計では小学校のエアコンやさまざまなことに慎重の姿勢の町が、この時期に下水道に多額の投資をできるのか。自滅行為ではないのか。下水道会計の財政見通しの視点、さらにはこの計画で高浜、桜井台地区の計画にどのような影響がでるのか、わたしは疑問に思っています。今日の協議会において、平成26年の工事を確約したわけではありませんが(地権者はそういう印象をもたれたかもしれない)、計画ができても「議会の議決」を経ないと予算の編成ができないことの説明はありませんでした。

19日、建設水道委員会で質疑されることになります。16日の委員会初日で、民主党議員の質問のカタチをとってオープンにされた部分は、17日の協議会で駒を先に進めるために必要な手立てでした。3月31日の総会は、午後7時から桜井公会堂で行われます。傍聴可能なはずですから、みなさんの関心をお寄せください。


画像は、阪急水無瀬駅前の島本町の観光案内(20日撮影)
壊れて隠されていた時計が、ちゃんと修理されて動いています
駅前に時計は必要と町が判断し、修理の手配をしていました


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第3回まちづくり協議会

2012年03月16日 | JR島本駅西側農地景観保全
お知らせ

明日、第JR島本駅西地区第3回まちづくり協議会が行われます。
3月17日(土)午後2時~ 桜井公会堂にて

島本町のHPに開催状況が掲載されていますが、新着情報に載らないので、なかなか情報がキャッチできないのが現状です。ぎりぎりのお知らせになってしまいましたが、理事会において傍聴可能と判断されているとのことです。

現在、学校法人西大和学園は、中高一貫進学校の立地場所として、桜井27号線(青葉地区につながる「マンボ」の延長線上の道)より北の1.8㌶の土地の買収を希望しておられます。地権者のみなさんの土地利活用の意向による面積的な制約と桜井27号線の必要性から、法人側は当初の大学立地希望から中高一貫校の開講希望に変更されました。

今日の建設水道委員会では、民主党の議員の質疑に答えるカタチで、当初は1㌶、その後2.5㌶、そして3㌶(このときは大学立地)、さらには5㌶と希望面積が拡大し、それだけ面積確保は協議会としても厳しいと判断されていたことが公言されました。協議会を戸田は傍聴していますから、正確に言えば「理事会において判断された」と言ってよいと思います。

平成23年度は地権者に2度の意向調査を行っていますが、土地利用の意向は、地域でまとまっているわけではなく、協議会としては、当然、地域全体のまちづくりを進める必要がありました。平野議員も戸田もこのことを、繰り返し指摘してきましたが、今日の答弁では、ここのところも民主党の議員の質問に答えるというカタチで認めました。

また、3月7日の理事会で、学校立地先行ではなく、地区全体のまちづくり、土地区画整理を考える方がより望ましいのではないかという意見が出たということでした。すなわち、地区全体のまちづくりが定まっていない状況で、法人の意向だけを先行するには協議会の理解が得られないと判断されたということになります。

順序が逆!と指摘してきた者としては、なにを今さら・・・という思いがないわけではありませんが、遠回りして、あるべき姿にほんの一歩は近づいたと思います。そもそも、平成22年度の「まちづくり勉強会」では、駅西地区の約13㌶の地権者を対象にして土地区画整理について説明していました。このとき既に先行して「まちづくり構想(素案)」を作成、随時市街化区域に編入可能な「保留区域」設定を町は行っています。

平成23年度に「まちづくり協議会」を発足させると同時に、「保留区域」の一部のみを学校法人に売却する方向で合意形成をめざし、学校を「核」として周辺環境と調和のとれた秩序あるまちづくりを推進すると方向転換。町は、市街化調整区域のまま「地区計画」によって開発することを可能にする地区計画の手続条例を定めて周りを固めました。

学校法人の希望される駅に隣接する土地以外、残りの土地のあり方については白紙。それどころか、交通広場のあり方(必要かどうかも含めて)や道路などのインフラ整備についても、まずは「地権者のご意向が優先されるべき」として、まったく議論されないまま今日にいたっています。できることなら農業を続けたいという方への支援はまったくありません。

土地区画整理事業については「まちづくり協議会」で説明していなかった、知識の共有が必要というような答弁もありました。学校法人による学校立地を先行させるのではなく、地域全体のまちづくりを考えていく必要があると、大阪府からもそのように指導があったというのです。(アタリマエやん!と叫びたいですね)

「行政としてどうかかわっていくのか、どのように引っ張っていくのか」という自民党議員(地権者であり理事会のメンバーでもある)の質問には町長が答えました。「地権者のご意向を尊重することに変わりはない。今後は合意形成への側面的支援や、具体化していくなかでのインフラ整備や専門的な支援を行っていく」という内容でした。

つまり、みなさんの浄財、多額の公金が使われるということになります。明日行われる協議会にも、予算ベースで年間100万円の委託金が計上されています。ご都合よろしければ、ぜひ傍聴してみてください。


画像は、JR島本駅西側周辺(季節は違いますが)
去年の年末、学校法人の担当者の方と偶然ここで出会い、
東側周辺の歴史や景観の重要性について、しばらく立ち話をしました

町が自らの方針を明らかにしないことについては
法人側も我々と同様の思いをもっておられると拝察しました




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町を褒めていただく

2012年03月14日 | とだ*やすこの議会報告
民生消防委員会が終わりました。会派「人びとの新しい歩み」の平野かおる議員は、平成24年度一般会計当初予算に反対しました。主な理由は、保育所の待機児童、施設の老朽化などの問題が、現在示されている「就学前の子どもの教育と保育環境の整備について」の基本計画では、解決できないというものです。また、保育所の給食食材の産地公表をしない、放射性物質の測定をしない町の姿勢に子どもたちの生命と健康を預かる者として疑義があると、平野議員は反対の討論で述べました。共産党の委員と平野議員が反対、賛成多数で予算は承認されました。

さて、大量の書類を抱えて山崎駅に向かっていたある日のこと。街角で大山崎町在住、島本町に事業所を持っておられると思われる方からお声をかけていただきました。「さまざまな自治体に書類を出すことがあるが、島本町の対応がもっとも迅速。民間出身の町長のもと島本町はよく頑張っておられると他市でも評判がよいですよ」・・・にわかには信じがたく「ホンマですか」と何度も聞き返し、念を押し、お礼を言うまでに時間がかかってしまいました。

いつも「町はなっとらん!」と指摘を受けることばかりなので、とても嬉しい。実をいうと、わたしも若手職員、若手管理職にはおおむねよい印象をもっています。業務処理能力、課題解決意識は、当然ながら議員の比ではありません。縦横斜めの視点に欠けると感じることは多々あるけれど、それを補うのが市民の目線や議員の役割だと考えています。特に議員は入手できる情報量が多く、時間を割いて取り組むことができるだけの報酬をいただいているのですから、ボヤボヤとはしていられません。

職員の態度や姿勢を批判し、いっそ合併した方がまし!との苦情をうけることが多々あります(ときどきわたしもそう思うことがある)。しかし、そんなとき、わたしはこう答えるようにしています。「10年待ってください。それから判断しても遅くはない。直接、みなさんにはわかりづらいかもしれませんが、素晴らしい職員が育っています。若手管理職が頑張っています」「みなさんで育ててください」「お気づきの点があれば教えてください」と。公務員バッシングで解決することはなにもありません。まずは、議会が住民から関心を寄せてもらえるよう、変わらなければならない。

理事者、執行部(町)の議案を否決したり修正したりすることがない、単なる「追認機関」に過ぎないと揶揄され、ならば「議員なんて、多くはいらんのちゃうか」ということになり、全国的に「議会改革」を進めようという機運が高まっています。「平成の大合併」「地方分権」などが改革の必要性の背景にあります。全国横並びの時代が終わり、議会の意思決定能力が自治体の明暗を決める時代が来ています。議員という仕事がほんとうにおもしろくなる、実務能力が試される、そんな時代が来ています。

議員を対象とする講座、研修、セミナーに参加すると、政務調査費を活用してとりあえず参加していると思われるような議員側(そうではない人も多い)と、講座提供側の危機感と熱意とのギャップを感じます。議会制民主主義の成熟をまたずに、定数削減、議員報酬削減などいって、議会の力を弱めてしまうのは、あまりにも、もったいないはなしです。政治的立ち位置からか、市民派議員は「反対ばっかりしている」と中傷されたりもしますが、「2元代表制のもとでは反対さえしない議員こそ問題である」と、社会がいよいよ変化してきたことは見逃せません。

3月では3つの常任委員会が開催されています。本会議と異なり、委員会には係長級の職員も含めて、至近距離に多くの職員が列をなして並びます。当然、はじめは非常に緊張しました。特に当初予算を審議する3月の議会は、目を通すべき資料の数、用意する質疑や討論のボリュームが多く、過去2年は、なにがなんだかわからない状況で(稽古もしていない、台本もない状態で舞台に立つ感じ)、2月頃から目じりの周辺がピクピク、つまりチック症状が起こっていました。3年目の今年はそういったストレスがなく、それがかえって不安でもありました。市民感覚を失っていないか、常に、自問自答する必要があります。

なんとか初心を忘れないでいられたのは、はじめて委員会に登場した若手職員の存在。フレッシュで好感がもてたからです。今回わたしは、後列にズラリと並ぶ若手職員(係長級)の様子に目を向けるだけの余裕があり、自分と直接関係のない質疑にもしっかり耳を傾けているかどうかが、不思議なほどにわかりました。同時に、怖いな、と思いました。職員側からは、議員の姿勢が手に取るようにみえているということです。市民派と呼ばれる議員は、党利党略や支持母体、支持者の意向に左右されることなく、町の将来を自らの意志で考え抜く力が求められます。わたしは、それでこそ、この仕事はやりがいがあると思います。頑張ります。


画像は、サントリー山崎蒸留所に続く西谷踏切
距離が長く、起伏もはげしく、西国街道との接続地点で車の渋滞がおこります
歩行者にはたいへん危険な踏切です

6日午後7時過ぎ、大山崎町の宝寺踏切で死亡事故が発生しています
JR山崎駅の山側に出口を設けることで、間接的にふたつの踏切の危険度を
緩和することができると、わたしは考えています

大山崎町、島本町、両町民の利便性、安全性向上のため
全国からの観光客への「おもてなし」のため、必ず実現しなければならない

JRなど関係機関との協議などは、大山崎町、島本町の双方で協力して行うよう
大山崎町の問題と傍観しないよう、戸田は提言しています

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隣の芝生、大山崎町

2012年03月12日 | とだ*やすこの議会報告
滋賀県嘉田知事が4月に女性や若者向けの「未来政治塾」を開講されます。政治や行政の未経験者が議員になって混乱は起きないか、という京都新聞の記者からの質問に、知事はこう答えておられます。「議員は行政に多様な思いを反映させることが大事で、生活者として玄人であれば政治は素人でいい。性別や年齢、職業などで多様な人材が必要だ。今は男性、自営業に偏っているが、女性や若者が参画することで政治、行政の質が上がる」。滋賀県外からも参加希望者があるようです。

議会改革の本丸は議員の資質向上と選挙です。地殻変動が滋賀県から起こるのかもしれません。女性議員が多い島本町ですが、だからといって、なにかいいことが「自動的に」起こるはずはなく、男女共同参画のスタートラインに立っているだけです。生活者としては玄人でも、その視点だけで議席を預かる怖さと向きあいながら、議会の本来の役割とはなにか、女性や若者、新人議員になにが求められているのかを考えてきました。足りない部分を補うための不器用な努力(議員研修やNPOセミナーに参加)を重ねています。

議員が変われば議会は変わり、議会が変われば島本町は必ずよくなります。そのプロセスを住民のみなさんに知っていただける、開かれた島本町議会をめざしたい。実は、今日、大山崎町の予算決算常任委員会を傍聴してきました。質疑内容と手法にレベルの高さを感じました。静粛な雰囲気です。予算決算常任委員会には、議長とを除く11人のうち10人の議員が所属しておられ(もうひとりは監査委員と思われます)、4日間にわたって「予算審議」が行われます。

島本町議会とは、まずここが違っています。総務文教委員会に所属するわたしは、正直、民生・消防・建設・水道に関しての知識や問題意識がいまだに充分ではありません。大山崎町のように予算決算委員会に、会派の構成人数に関係なくすべての議員が所属できることが、議員力の向上につながるのではないかと考えています。審議も深まります。また、大山崎町では、質疑時間に制限があって早口になったり、時間の都合で追及が中途半端になったりという雰囲気はなく、委員長の進行はいたって公平、公正、中立。島本町議会の課題が理解できました。

予算決算委員会については、人びとの新しい歩み、共産党会派、会派に所属しない議員の6人で島本町でも提案しましたが、合意にいたらず実現していません。もちろん、傍聴の本来の目的は、大山崎町長公約による「コミュニティバスの実証実験」(委託先は「京都大学低酸素都市圏政策ユニット」)や「旧庁舎の解体事業と用地売却」などの質疑。傍聴資料がなかったので具体的な数字の詳細はわかりかねましたが、質疑応答から論点が理解でき、勉強になりました。

昼休み時間には、久しぶりに大山崎町民である知人を訪ね、情報交換しました。人びとは、日々、府域を超えて暮らしていることを受け止めて基礎自治体の限られた財源を活用しないと、住民の利便性は向上しない。簡単ではないことはわかっていますが、考え続けることは決して無駄ではないと思います。


画像は、京都御所の近くの聖アグネス教会(2月18日)
雪の朝に撮影しました
今日の京都は雪が降ったそうで、春なのに寒い一日でした
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復興を祈念して

2012年03月11日 | とだ*やすこの活動日記
3・11 東日本大震災で被災された方、いまなお困難な日々を送っておられるすべての方々に復興への祈りを捧げます。
日常に感謝し、毎日を丁寧に生きること。なにもできない自分をときに受入れ、他者に寛容であること。まずは自分ができることを自分の足元で・・・

午後は島本町歴史文化資料館で開催された「東日本大地震1周年復興祈念 歴史文化資料館・絆コンサート」で音楽の魅力に触れました。


画像は、JR大阪駅
新しくなった駅には空港を思わせる解放感があります
周辺の賑わいにも非日常感があり大阪梅田は変わりました
島本駅から、本をじっくり読む間もないくらい近いです
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