とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

桜前線、日本列島北上

2013年03月28日 | とだ*やすこの活動日記
桜前線が少し乱れ気味に日本列島を北上しています。街を歩けば、木蓮や雪柳、白い花がたくさん咲いています。花粉やら黄砂やらPM2.5やらで、ややこしい春ですが、道行く人の装いが日に日に軽やかになってきました。

平素は町政に関心をお寄せいただきありがとうございます。ご支援をいただき、島本町議会に送り出していただいた四年間、精一杯の努力をしてまいりました。

この間、多くの命が失われた東日本大震災を経験し、日本は原子力発電に頼れない地震列島であることが周知の事実となりました。島本町内でも、集中豪雨により町史に残る水害が起こり、多く方が床上床下浸水の被害にあわれました。どんなに科学技術が進化しようと、自然への畏怖を忘れてはなりません。命の尊さを見失ってはなりません。

会派「人びとの新しい歩み」としてともに活動していた澤嶋真紀子さんが病に倒れられ、約二年間、命と向きあう闘病生活のなか、議会を休むことなく、身をもって議席の重みを示してくださいました。思いを受け継ぎ、平野かおる議員とともに、ふたりで3人分の活動を心がけて参りました。

とだ*やすこは、人と出会い、人と学び、ともに育つ活動を続けてきました。「ひとが主役のまちづくり」住民自治を進めます。まだまだ道半ば、一期四年間、コツコツ地道に積み上げてきた活動を、町の施策に活かして花咲かせるのはこれからです。

行政を監視することはもちろんのこと、政策立案能力を高め、まちの幸福をプロデュースする政治をとだ*やすこはめざします。夢を語れる政治!をめざします。とだ*やすこの議員活動へのご理解、ご支援を引き続きよろしくお願いします。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歩いて暮らせるまちづくり

2013年03月25日 | とだ*やすこの町政報告
今まで国の基準で行われていたさまざまなことを、市町村で独自に条例を定めて独自の基準で行っていく、これが地域主権、地方分権の流れです。「国で決めてるんやから」という議員の発言(野次)を多々聴いてきましたが、本来は多くのことが自治体で決められます。

その力量と覚悟、見識が行政にも議会にも欠けているのです。議員の仕事(政党員としての仕事や市民とのお付き合いを除く純粋な「公務」)の内容を市民が、そして議員自身が知らなさすぎたのではないか、というのも1期4年の活動のなかでの正直な感想です。知っていただくことが議員の責務です。

さて、標題の件、雪深い地域と温暖な地域、都市圏と農林業の町、どちらも同じ基準や指針で道路がつくられるとしたらおかしなことです。地域の事情に沿った条例を定める必要があり、そこで行政職員と議員の見識が問われます。提案された「交通関連」の議案審議、賛成討論での戸田の発言内容をお伝えします。


「島本町道路の構造の技術的基準を定める条例の制定について」

舗装における横断勾配に島本町の独自基準を設けて車椅子の通行に配慮されたこと、緑視率の向上に植樹ます(緑地「帯」ではなく「島」のような緑化)を設けることを可能にしたことなど、評価します。

自転車と自動車の接触事故や、歩道上での自転車と歩行者の接触事故などが増えています。
現状、歩行者や自転車の安全な通行が十分確保されているとはいえません。歩行者・自転車の視点から道路整備を考える動きが、先進国のなかで著しく遅れているのが現状です。

高度成長期の道路整備は、豊かさへの象徴のひとつであったクルマ社会、増え続ける自動車への対応を中心に、車道を中心として道路全体の構造が考えられていました。これからは、歩行者、自転車、緑、そして自動車のための空間を独立的に位置づけ、これらが互いに調和した道路空間となるよう、道路構造の再構築・見直しを図る必要があります。

島本町においても、これから道路を新設又は改築する場合、たとえ道路巾などの制約があったとしても、自転車道・自転車歩行者道について、可能な限りの対策を講じられるよう求めます。

また、生活道路におけるゾーン対策の重要性が指摘され、警察庁により推進されています。歩行者等の通行が最優先され、通過交通が可能な限り抑制されるというゾーン30の基本概念に地域住民の同意が得られれば、最高速度30km/hの区域規制が面的に可能になります。

高齢化社会を迎えた日本で、公共交通、道路政策も大きな転換期を迎えています。西国街道の通過交通、登下校の安全対策として、また障がいのある方の自立を包括するものとして、調査研究をお願いし、賛成の討論とします。

以上、約2年間、技術者、学識経験者、行政職員の方に交じって、「交通&まちづくり」を利用者である市民を代表する立場から学んだことです。4年前から掲げている「歩いて暮らせるまちづくり」に、今後もしっかり取り組みます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わたしたちのまちの課題(3)

2013年03月22日 | とだ*やすこの町政報告
今期最後の議会、15日に本会議を終えて、駅前や街かどでの「あおぞら町政報告」を行っています。議会活動報告「いまここ*島本」もできてきました。みなさんの町の島本町、足元の島本町政に目を向けていただきたいと、4年間、継続的に発行してきました。気がつけば、春の花が咲いています。

課題山積の島本町、しっかり取り組みたいこと、取り組まなければならないこと。コツコツ地道に学び、積み上げてきた議員活動を春以降、しっかり花咲かせられるよう頑張ります。「人びとの新しい歩み」が行った大綱質疑の続きをUPします。明確な答弁を行わない、方針を明らかにしない町の姿勢が残念でなりません。自分自身が、いま、ここでできることをすると決めて頑張っています。


6)安倍政権の政策には、最後のセーフティネットと言われる生活保護基準の切り下げが含まれています。高齢者、子育て世帯などへの影響は深刻です。また、生活保護基準の引き下げは最低賃金の引き下げの口実になりかねません。

住民税の非課税基準、国民健康保険・介護保険など医療・福祉、教育・税制、多様な施策に連動して、生活の困難を抱えている人が益々困難な状況に陥ります。子ども達の学ぶ機会も奪われかねません。住民に寄り添う行政として、生活保護基準の切り下げをさせないよう、大阪府を通して政府に要望をあげることを求めます。見解を問います。

7)平成25年度より開設予定の仮称ボランティアセンターは、地域の住民が自分の考えで行動し、お互いに支えあい、お金では得られない出会いや感動を得ることを支援するものと認識しています。人と人、人と活動、活動と活動を結ぶ拠点として、住民自治をすすめるものと期待します。

初年度ならびに、中期的な目標設定を行っておられますか?高槻市ボランティア・市民活動センターなど、近隣自治体の既存の取り組みを参考にされていますか。関係団体や住民を交えた懇話会や検討会などを経て、「自分たちの手で、まちをよくしていく」という感覚をみんなで共有するプロセスが必要ではありませんか。

8)水無瀬駒のふるさととして、将棋文化の薫る町に
町指定文化財「水無瀬駒」にちなんで「中将棋」という一般にはその存在さえも知ら
れていなかった将棋に光が注がれました。プロの棋士による小学生の将棋指導は、島本町の特色ある取り組みとして保護者の間に定着しつつあります。

3年間の国庫補助事業は、初回としては充分な成果があったと思います。2013年度以降の国の補助金申請における事業計画案をどのように立てられますか。事業の概要も含めてお示しください。

9)地域防災計画の見直しが予定されています。美浜原発、大飯原発などで福島第一原発事故のような放射性物質の拡散があった場合を想定して滋賀県が実施した放射性物質拡散予測のうち、大阪府に影響があった場合のシミュレーション結果を、昨年、府が公表しました。

50ミリシーベルトから100ミリシーベルトに達するエリアに島本町は含まれていました。原子力災害への対策を計画に盛り込むべきと考えます。見解を問います。


以上

画像は、22日のあおぞら町政報告
JR山崎駅周辺で朝、マイクを握りました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わたしたちのまちの課題(2)

2013年03月22日 | とだ*やすこの町政報告
平成25年度2月定例会で行った骨格予算案についての大綱質疑です(平野議員とともに作成)。会派:人びとの新しい歩みを代表して戸田が質疑を行いました。改選前だからこそ、しっかり質疑しておかなければならないというのが、会派「人びとの新しい歩み」の伝統的な姿勢です。

大綱質疑の内容は、島本町が抱えている課題。みなさんと課題を共有し、熟議を経て判断していくのが民主主義。民主主義とは、鍛えられた市民の判断力あってこそ成立します。それがあって、はじめて民主主義は多数決といえます。


まちの課題:続き

3)水害や土砂災害に備えて、若山台調整池の保存活用を求めます。
昨年8月14日には、大雨による深刻な浸水被害が生じました。山間部で雨が降った場合、土砂災害が伴うと予想され、この場合、被害はさらに深刻になります。あれば機能を果たしていたかもしれない若山台調整池を既に埋め立ていた場合、下水道計画上は問題がないという島本町の主張を、世論が認めると思われますか。

地域防災に関しては、過去の水害経験者への聴き取り調査が重要といわれていますが、水・土砂災害経験の記憶が伝承されている水利組合や農業従事者より聞き取り調査を実施されていますか。「災害の記録 平成24年8月14日大雨被害の概要」はいつできあがり、どのように活用されますか。

4)魅力ある街並み・風景を守り育てる景観条例の策定に向けて
2004年に景観法ができて以来、空間すなわち風景、景観の公共性が認識され、景観条例を制定する自治体が増えています。景観行政団体をめざす島本町として、2013年度に行う予定の事業内容をお示しください。

5)ゆとりある保育環境で子育て世代に心理的、労力的、経済的な支援を
ふたつの町立保育所、第2幼稚園の施設老朽化は深刻で、過密化する保育所で、保育士の多くは非正規雇用、臨時的で不安定な条件で働いておられます。保育士の多くが女性であり、女性の働く環境を軽視していると思わざるをえません。

家庭をもって、安心して子どもを産める雇用環境ではありません。この状態をいつまで続けるのですか。正規職員を増やしてくださいという現場の悲鳴は届いていますか。

人口増をめざし、開発は歓迎、特に子育て世代の転入定住による税収増は歓迎するが、保育所の増設は財政困難や少子化傾向を理由に未着手というのでは、家を買い、あるいは家賃を払ってこの町に移り住んでこられた若い世代の夢や希望を裏切るものです。

少子化時代を生き抜く次世代育成の鍵は、想像力を豊かにする保育、ゆとりのある保育です。やがて子どもが減るから保育所をつくらないのではなく、子どもを安心して育てられる環境整備があってはじめて、若い世代が結婚して家庭をもち、子どもを育てることに希望がもてるのではないですか。

常に待機児童が発生する事態になる前に、急ぎ、保育所の新設を含めた抜本的な対策を検討することを求めます。答弁を求めます。

保育の過密状態への対策を求めてきましたが、万が一、大規模災害があったとき、保育士が乳幼児を安全に避難させられるかどうか、という視点が欠落していませんか。保育所における災害時の対応について、認識を問います。


つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わたしたちのまちの課題

2013年03月14日 | とだ*やすこの町政報告
平成25年度2月定例会で行った、骨格予算案についての大綱質疑です(平野議員とともに作成)。会派:人びとの新しい歩みを代表して戸田が質疑を行いました。

骨格予算案の大綱質疑は、島本町が抱えている課題です。「ひとが主役のまちづくり」みなさんと課題を共有し、熟議を経て判断していくのが民主主義。それがあってこのの多数決です。

1)国の予算編成は、市町村の公共施設の老朽化を解決する内容ですか

2013年度の地方財政について、国の経済政策は、島本町の歳入に実質的にどのような影響を及ぼすのですか。安倍政権の経済政策の大きな特徴である公共事業予算の拡大は、島本町における公共施設の老朽化課題を解決する内容になっているのでしょうか。保育園、幼稚園、小学校など子どもたちが、日々多くの時間を過ごす施設の老朽化対策に有効的に活用できるのか、地域の個別の課題を解決するものなのか

・体育館、町立プール、テニスコート、町立キャンプ場、住民ホールなど、スポーツ文化施設のあり方のグランドデザイン、取捨選択を含む全体構想を描くことなく、現状のまま維持補修管理費や土地賃借料を負担し続けるのですか。
公共施設のアセットマネジメントという考え方が必要ではないですか。
部局を超えたプロジェクトチームを立ち上げ、財政的、技術的、住民福祉な視点で総合的に検討することを求めます。

・住民の命と暮らしを支える上下水道管の老朽化対策と耐震化は、防災・減災の視点でも欠かせない事業、対策の現状と今後の計画を問います。
中長期的な計画策定と若手技術職員育成のために、任期付職員の採用制度を活かして、高度の専門性と豊かな経験をあわせもった人材を採用することを求めたい。町の見解を問います。

2)島本町まちづくり基本条例の理念を活かした政策決定を求めます
□高槻市・島本町広域行政勉強会について
島本町まちづくり基本条例・まちづくりの基本原則には「住民、議会及び町は、信頼関係に基づき対話を重ね、まちづくりを進めること」とあります。しかしながら、川口町政2期目の4年をふりかえるとき、「合併の議論も含めて」という重い言葉を付け加えて、高槻市に広域行政勉強会再開を依頼されたことを見逃すことはできません。

「信頼関係に基づくまちづくり」とは、ほど遠いものでした。議会に説明のないまま、当時の議長も同行、町の存続そのものを揺るがすような行動をとられていたという事実は、住民の信頼を大きく裏切るものでした。

・川口町長は、3期目をめざすと公表されています。住民、議会、町が信頼関係に基づき対話を重ねることを実現するため、現在の島本町に欠けているのはなにか、それを補うためにはどうすればよいのか、再び首長を務めようと決意されている町長のお考えをお聞かせください。

・「合併なくして、し尿処理の委託は困難」というのが高槻市の姿勢と受け止めています。今後、高槻市・島本町広域行政勉強会は、なにを目的として、どのように継続していくのか、説明を求めます。具体的なスケジュールがあればお示しください。また、双方の焼却場に関する現状把握と課題の共有はできていますか。

・し尿処理について、町域内での中間処理施設の設置に向けた候補地を検討された結果、国有地を活用するとの方針(注:町は必ずしもそうとは認めていないという姿勢。現時点では公有地という表現が望ましいといえます)ですが、当該地区を選択された立地要因・経済要因・環境要因とはどのようなものですか。進捗状況、考えられるスケジュール、財政支出のおおまかな試算をお示しください。

□JR島本駅西地区のまちづくり
当該地区を随時市街化区域への編入が可能な「保留区域」とした際、既に前年末に随時市街化区域への編入が可能な保留区域申請を行っていながら、「前回は平成17年に実施しており、5年後の平成22年の本年度が変更の時期。現時点では変更する予定はない状況ですので、平成27年にあるかないということです」と2010年4月26日の総合計画審議において、事実とは異なる発言をしています。

こういった町執行部の姿勢こそが、議会における建設的な議論や住民間の良好なコミュニケーションを失わせていると考えています。人びとの新しい歩みは、町ならびに町長と議会の関係に信頼を寄せることができないまま、今に至っています。

・土地区画整理事業は、公共事業であり、市街化区域への編入を伴う都市計画上の重要決定であり、駅前という公共的な地区のあり方を決めるものであり、町の財政支出が伴うものです。それゆえに、土地の所有者であるかどうかに係らず、公聴会での公述や意見書提出の権利が与えられています。公平公正かつ、丁寧な情報開示が求められますが、住民説明会等、都市計画手続き上の今後のスケジュールをお示しください。

・JR島本駅西地区まちづくり推進会議(全庁的に課長級で構成)において、交通インフラ、教育、保育、遺跡発掘などの文化事業など、町の総合的な政策に深くかかわる課題が抽出され、庁内各課で共有されています。今後このとりまとめ結果を活かして、推進会議で、なにをどのように議論されていくのですか。

・事業協力者に選定された大成建設の計画案には、開校を急いでおられた西大和学園の立地が含まれていないので、当該地区の開発をとりわけ急ぐ必要性はなくなったのではありませんか。

・JR島本駅と阪急水無瀬駅を結ぶ都市軸を、役場、ふれあいセンター周辺、さらに高浜旧街道から淀川河川敷までの都市像を総合的に考え、JR島本駅西地区の将来像を位置づける必要がありませんか。これは地権者のご意向とは別に、島本駅を誘致した町の課題と考えますが、いかがですか。

□提案議案の情報公開
広く住民のみなさんに町政への関心を高めていただくため、提出議案の項目を島本町のHPに掲載していただきたい。まちづくり基本条例の理念に沿って要望します。


つづく
画像は、町内のお寺の入り口にて撮影
肌寒い日にまちを歩き心に沁みました

明日は、今期最後の本議会です
小学校の空調システムと第2中学校のグランド整備予算
国の補正予算を活用して提案されています
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとまち語らい広場、開きます

2013年03月10日 | とだ*やすこの活動日記
先週火曜日は、1期四年、今期最後の総務文教委員会で平成25年度の骨格予算(案)を審議しました。桜が咲くころ、島本町では町長、町議会議員選挙がはじまります。報道などでご存じのとおり、選挙告示日は4月9日(火)。13日(土)までの5日間が運動期間で選挙投票日が4月14日(日)です。

保育所の過密状況への対策(保育所新設など)、JR島本駅西側の街区の将来像、府域一水道をめざすOneOSAKA構想、文化・スポーツ・教育あらゆる公共施設の老朽化対策、独り暮らしの高齢者の増加、商店街の空き店舗・・・まちの課題は山積しています。

一期4年の活動を通じて、やりたいこと、やらなければならないことが、いよいよたくさんあり、自分が今、議会にいることの意味がわかりました。地味に、ひたむきに積み重ねてきたことが花開くのはこれからです!まだまだ道半ば、いよいよこれからです!


1.とだ*やすこの町政報告を行ないます。みなさんのご参加をお願いします。

とだ*やすこの町政報告 ひとまち語らい広場
3月17日(日)午後4:30
島本町ふれあいセンター2階 年長者座敷
ゲスト:小沢福子さん(前大阪府議会議員・友人)

市民派議員としての4年間の活動報告と、「住民にとって幸せな町のあり方」を小沢福子前府議と語りあいます。ご参加をお待ちしています。


2.インターネットラジオ エフエム ギグに出演します♪
3月13日(水)午後7時半 まりことじゅんこのリッチハート

「なぜ、議員になったの?」普段、なかなかお伝えできないことを
ハッピーでアットホームなスタジオでお話させていただきました(9日収録)
フェイスブックで紹介していますので、こちらもご覧ください



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

星を観る☆サークルのこと

2013年03月08日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
午後、議会報告「いまここ*島本」のレイアウト校正をしました。夜は第一小学校で「星を観る☆サークル」の総会&天体観測会に参加。一年間ほとんど参加できなかったので会費を納入しに行きました。6年前PTA役員をしているとき、天体ドームのある小学校にふさわしくて、保護者と児童がいっしょに参加できる活動があればと、当時の役員で立ち上げたサークルです。

PTA役員のなり手が少なく、子どもひとりに一回必ず「平等に」と、働いている母親にも母子家庭にも役員が「義務化」され、ぎくしゃくしている印象でした。一家の生計を支えておられる母子家庭の保護者が「抽選で当たってもなにもできない」と涙ながらに訴えられるなか息の詰まるような抽選会が行われました。わたしが司会の担当でした。

再選を妨げない、経験のある方、できる方で引く受けて欲しいと伝えましたが、引き受ければ1年間さまざまな活動が待ち受けていることを知っているだけに、そこをなんとか!と押しつけることがわたしにはできません。保護者が学校に楽しみながら集まってくる「なにか」が要ると痛感しました。

学校施設は地域の資産。学校には図書室も、理科室も、音楽室もある・・・あっ!一小には天体ドームがあるではないか。ふと思いついて会議資料のはしっこに「星を観るサークル」とメモしたら、隣の役員が「いいね!」と頷いてくれました。これを機に一小応援団「和」に生涯学習部が発足、なごみ倶楽部(戸田が名づけました)ができました。

めったに使われなくなって埃だらけのドームを、当時のPTA会長といっしょに掃除することからはじめました。天体観測、すなわち夜の活動なので、働いているお母さんもお父さんも参加できるのがこのサークルの強みです。もちろん課題はたくさんありましたが、当時の校長先生はできない理由を決して口にされませんでした。

続いて生け花教室ができ、それなら花鳥風月にちなんで(戸田の勝手な思いつき)、野鳥観察、そしてできれば俳句教室(風をテーマに詠むとか・・・)を立ち上げたいと思ったところで議員に立候補することを決意、活動を離れました。その後、パステル画、将棋と次々にサークルが生まれ、活動を通じて親子が学年、クラスの枠組みを超えて集まっておられます。講師はおおむね地域住民のみなさんや卒業生です。

なかでも「星を観る☆サークル」は会員が100名をはるかに超えているとのことで、正直、驚きました。天体に詳しい教頭先生が熱心に解説され、子どもたちもふざけたりしていません。世代交代しながら保護者のみなさんが学び舎にふさわしいサークルに育ててくださっていました。公立小中学校は地域を結ぶ核といえます。学校の力、保護者の力は凄いですね。


画像は、小紋の着物
毎年1月4日、山崎保育園の新春子ども茶会で
お手伝いをしています

保育園や小学校で着付け教室をしたら
子どもに浴衣を着せたいお母さんで
きっと大盛況になると思います

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若山台に音響信号が着きました

2013年03月04日 | とだ*やすこの活動日記
若山台バスターミナルの音響信号が鳴りました♪ 高槻警察による最終確認が行われ現場に駆けつけました。総務文教委員会の前日で時間的には厳しかったですが、どうしても現場をみておきたかった。一昨年、あるガイドヘルパーさんから電話をいただき、すみやかに高槻警察に連絡、何度かのやりとりを経て、現場確認の日程をいただいてから継続して関わってきたからです。

その後折に触れ、警察、URに電話をかけて、なにをどうしたらよいのか課題を洗い出し、島本町と地元管理組合を含めた協議の場を設定することにしました。個別に話していたのでは埒があかん!と判断しました。できない理由=課題を述べられていたみなさんでしたが、予想通り、一堂に揃った席ではサクサクと会議が進みました。

会議の冒頭、人生半ばで視力を失われ、なおかつ希望を失わずに訓練に立ち向かわれたご本人が大きく紹介された京都新聞の切り抜きを配りました。帰路、高槻警察の方が「よかった、今日は嬉しい」と心の底から呟かれていたことが忘れられません。関係機関が個々に直接連絡を取りあう機会を設けたことにより、前進しました。わたしはときどき「あれ、どうなりました?」とあちこちに尋ねるだけです。

そうして、地元若山台、島本町、URがそれぞれ所管する道路に点字ブロックを設置、これにより周辺環境が整い、今年度中の予算で音響信号が設置されました。最短での実現といえます。もちろん当事者の方にとっては長い長い道のりです。待ちに待たれた瞬間。ご本人がもっとも素晴らしい取り組みをされているのですから、堂々と胸を張って歩いていただきたいと思います。(その一言が伝えられなかった)

わたしにとっては議員活動のなかで、生涯忘れられない仕事のひとつになります。議員として当たり前のことをしただけですが、涙がこぼれるほど嬉しいできごとでした。もちろん、課題解決の大きな鍵は地元若山台の地域力、瞬発力、計画性のある活動です。町に要望するばかりではなく、自らが動くこと、できることを考えることの大事さを教えてもらった案件でした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする