とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

夏祓五臓六腑に風沁みる

2021年06月21日 | 花鳥諷詠☆いまここ俳句
夏祓五臓六腑に風沁みる 靖子


神の宮
境内の広さを区切り茅の輪立つ
譲りあひつつ一列に茅の輪かな
名水を御神水とし夏祓


初夏の色
沙羅の花生きた証の白を置く
畝ごとに整ひし色紫蘇畑
紫陽花の色と色とに隙間なく


移ろい
忘却といふ軽きこと濃紫陽花
耳よりの噂話に薔薇の棘
大屋根を溶かすごと降り梅雨動く


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しなやかに強く ~まちのレジリエンス~(その2)

2021年06月19日 | 防災・減災=災害に強いまちづくり
再びの男女同数を実現した島本町議会にはやくも取材が入りはじめています(地方議会に関わる法改正の影響か)。女性議員活躍の次なるステージに向けて各記者の方がどのような感性で取材されるのかとても楽しみです。

かつて、課題意識が女性議員らしくないから女性の支持を得にくいのでは?と男の方からご助言いただいたことがあります(確かに!←いや、こういう発想が既にジェンダーバイアス?)。

が、そもそも多様な女性の生き方や価値観を女性であるという理由ですべて代弁することなどできません(というのがわたしの感覚です)。

「自らの課題意識と自らの得意分野を活かして自分らしく活動できることが女性議員が多い議会で活動する強み」ととだ*やすこは考えています。

引き続き6月の一般質問のご紹介です。

(Ⅱ)質問でめざす災害に強いまちづくり ~JR島本駅西地区の雨水調整機能~



流域治水関連法の成立とともに
近年、明らかにみられる降雨量の増加により、今ある堤防やダムでは対応しきれない水害が多発しています。この度、流域治水関連法「特定都市河川浸水被害対策法等の一部を改正する法律案」の成立により、河川法など関係する法律*が改正され、自治体の権限と役割が拡大されたとのこと。まずこれについて概要説明を求めます。

*改正法律
特定都市河川浸水被害対策法、河川法、下水道法、水防法、土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律、
都市計画法、防災のための集団移転促進事業に係る国の財政上の特別措置等に関する法律、都市緑地法、建築基準法


JR島本駅西地区開発に伴う雨水調整機能の課題
とだ*やすこは、平成27年度第1回島本町都市計画審議会において、議員選出の委員として都市農業振興法の成立に言及し、市街地における農地の災害の被害拡大防止機能について述べ、もし当該地の農空間がもつ他の雨水浸水機能が失われた場合、それをどのように補っていくのか、町の見解を問うています。

これに対して当時の事務局は、計画降雨量だけではなく超過降雨も視野に入れて雨水調整機能や雨水浸透機能のある資材を採用するなどして、当該地区及び下流域が現状以上の防災向上になるよう十分検討する(趣旨)と発言していました。

このとき「超過降雨も視野に入れて」「現状以上の」というふたつの重要なキーワードがありました。島本駅西地区の都市計画決定には多くの意見書が提出され、さまざまな市民的議論がありましたが、今回、改めて防災機能の強化という視点から問います。


地下水脈を考慮した工事・計画
超過降雨を鑑みた雨水調整機能とともに必要なことは、地下水脈への配慮です。尾山遺跡における遺跡・池泉跡の発見、近年、尾山取水池から水道水が供給されていたこと、そして今、滾々と水が湧き出ている工事現場をみるにつけ、地下水脈を考慮した工事・計画が必須であることは疑う余地がない。この点について町の見解、土地区画整理組合の認識を問います。


一般質問を通告した後、複数の担当課長・参事と意見交換を重ねました。こちらが土木に関する知識をもちあわせていないため議論はかみ合わず、絵を描いたり、身近な例をあげたりの渾身の説明を受け、互いのエネルギーがぶつかり合います。

来週、23日からいよいよ6月定例会議。新型コロナ感染症対策で、山田町長二期目の施政方針や執行部からの説明は朗読したものとみなし、一方、大綱質疑・一般質問の持ち時間は削ることなく運営します。
*議事の日程と各議員の一般質問のテーマはこちらから
 


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庭に八手が自生している
お隣の立木を凌駕しつつ
瑞々しさを誇る雨季到来


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しなやかに強く ~まちのレジリエンス~ 

2021年06月12日 | 防災・減災=災害に強いまちづくり
とだ*やすこの4期目の最初の一般質問(令和3年6月定例会議)の大きなテーマは「災害に強いまちづくり」です。

これからのまちづくりには、災害対策はもちろんのこと、人口や世帯数の減少に対する強靭さが求められます。今回の質問は消防、水害、都市計画、下水道整備など多岐にわたる内容です。


レジリエンスは「強靭」、しなやかに強いことをいうそうです。JR島本駅西地区まちづくり委員会で榊原和彦会長が繰り返し使われていた言葉です。

*とだ*やすこは6月23日(水)午前10時過ぎに登壇します


(1)高速道路における消防救急業務について ~天王山トンネル内火災の消防業務の検証~


5月31日、名神高速道路下り天王山トンネル内でのトラック火災事故における、沿線自治体との広域的な消火活動につき、現時点での検証を目的として質問します。


まず、火災発生第一報から出動、消火活動、鎮火に至るまでを時系列で説明を求めます。そして、消防法や消防組織法を根拠として、沿線の市町村消防の相互応援協定(*名神高速道路消防協議会)について問います。

多重事故や二次災害に至らなかったことに安堵しつつ、現場で消火活動にあたられた消防本部職員のみなさんに感謝申し上げます。


(Ⅲ)桜井4・5丁目の下水道整備計画 ~現状と課題~



まちづくりの歴史的な経緯
桜井4丁目・5丁目は、市街化調整区域として住宅開発がなされ、下水道整備が行われないまま今日に至っています。まず、なぜ市街化調整区域でありながら秩序ある住宅開発が行われたのか、その歴史的経緯と現状の都市計画について説明を求めます。


下水道整備計画の現状と課題
当該地の下水道整備計画については、現在、どのようになっているのか、町の全体的な計画区域には含まれているが、実施計画的なものはなく、具体的なスケジュールは決まっていないという理解でよいかなど詳細説明を求めます。

*関連法 *各計画の正式名称など含めて、誰が聞いても(=会議録を読んでも)正確に理解できるような答弁が欲しいところです。
*議場での質疑質問は、わからないから問うのではなく十分にヒアリングを行って議場で明らかにするものでなければなりません。


都市計画決定への住民合意
都市計画手続きを経て市街化区域に編入して下水道を整備するのか、市街化調整区域のまま整備を進めるのかの選択が必要になります。都市計画上、熟議を経た地元住民の合意形成が必須、すなわち、住民への周知説明が前提になります。

大阪府の都市計画決定、すなわち次の線引き見直しのスケジュールにあわせて最短で進めていく必要があると、とだ*やすこは考えています。上下水道部、都市創造部に課題認識について答弁を求めます。

*(Ⅱ)質問でめざす災害に強いまちづくり ~JR島本駅西地区の雨水調整機能~ は次回にUP


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水無瀬川右岸にある水防倉庫
淀川右岸水防事務組合の管轄
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6月定例会議(6月23日~)に向けて

2021年06月09日 | とだ*やすこの議会報告

議会運営委員会
今朝は議会運営委員会を傍聴、6月定例会議会議の開催議事日程とコロナ感染症対策を含めて、会議運営に関する取り決めを確認する重要なプロセスです。

今回の議会運営委員には再びの男女同数議会を実現した島本町議会に、ある新聞社の取材が入りました。個々の議員にも取材が入っているようです。誰にどのような取材をされ、どのような記事になるのか楽しみです。

国の特別財源(コロナ対策関連)を得て各議員用にタブレット端末を購入、明日以降、すべての議員に貸与されることになりました(本日の議会運営委員会で確認)。

基本、議会活動に限定した使用になり、まずはペーパレス化と事務の効率化、その後に使用についてルールを定めていきながら議員活動の充実をめざしていきます。


意見書の採択について
自民党会派から「女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准に向けた環境整備を求める意見書」を国に提出するための採択要望が出されています。

「女性差別撤廃条約実現アクション」に参加されているある市民団体からの要望を受けてのことだそうです。果たして各会派からの賛同が得られるか。男女同数議会から国に意見書をあげられたら!と祈るような気持ちです。

戸田の所属する会派「人びとの新しい歩み」からは「沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋め立てに使用しないよう求める意見書」の採択要望を出しました。

たったひとりの茨木市民の熱心な呼びかけを機に、北摂の基礎自治体の議会で取り組みが進められています。人道的立場からも法的な見解からもこれは賛同!と思いましたので積極的に関らせていただいています。


議会ウオッチも住民自治
議会から地方から国に声をあげていくことはとても大事なことです。たった一人の声がムーブメントになりえます。各議員の意見書への姿勢、採択結果にも注目していただきつつ、住んでいる町の議会に関心をお寄せください。


令和3年島本町議会6月定例会議日程
本会議 
6月23日(水曜日)24日(木曜日)25日(金曜日)

総務建設水道常任委員会
6月29日(火曜日)30日(水曜日)
*会派より中田議員が質疑します

民生教育消防常任委員会
7月1日(木曜日) 2日(金曜日) 
*会派より永山議員が質疑します
*戸田は今期委員長を務めます

質疑できないことが辛く残念ですが委員会全体の質疑の充実に努めます!

議会運営委員会
7月 7日(水曜日)

本会議
7月14日(水曜日) *主に討論採決


主な議案(一部)
令和3年度の補正予算(肉付け予算)
  広瀬公園の大型遊具の撤去と新たな遊具の購入 17,000,000円
  ↑
  かなり老朽化が進んでいます(現地確認済)*コロナ感染症対策に係る国の財源活用
 
・動産の買い入れについて
 学校教育・文化施策に使用するパーソナルコンピューター購入 10,646,900円
  ↑
  文化施策の充実をめざして埋蔵文化財調査の結果報告書を作成できるようデスクトップ機種が一台含まれています

・島本町執行機関の付属機関に関する条例の一部改正について
  ↑
  新たに島本町空家対策等対策協議会・島本町景観計画策定委員会を置くためのもの
  いずれも公募委員枠を設けるとのこと
  ↑
  可決されれば「住民参画」の加速化的推進(遅ればせながら)

  一方、島本町バリアフリー基本構想継続審議会の体制を見直し委員数を削減するもの

住民の暮らしに近い基礎自治体の行政。何千万円ものお金の使い道と使われ方を審議するのが議会の役割。選挙で選んだ議員の活動に住民の目が注がれることが実はとても大事です。


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母が知人から譲り受けた紋付羽織
遂に洋服にしようと決意しました
*20年間迷ったあげくの結論
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