とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

2010年、ありがとうございました

2010年12月28日 | とだ*やすこの活動日記
猛暑の夏が過ぎ、紅葉が美しかった秋から冬へ
まもなく2010年が終わろうとしています

今年一年、たくさんの方に出会い、語らい、お世話になりました
年頭に今年のテーマを「対話」と決め、広目多聞を心がけてきました

みなさまにとって、今年はどのような一年でしたでしょうか
厳しい社会情勢のなか、暮らしを支えるのが精一杯という人が増えています

いまこそ「共助」の活きる時代です
「文化」のもつ力を活かすときです

「明日」がまた自分に訪れることは奇跡のようなもの
逝く人、出会う人、年の瀬に「命」あることの意味を思います

みなさまにとって幸多き年、幸多き島本町でありますよう
来年も精魂込めて活動します

どうぞよいお正月をお迎えください

端正に後を生きよと古暦  靖子

画像は、千早赤阪村で楠木正成ゆかりの神社を訪ねて
ふるさと島本案内ボランティアの会・研究会(11月16日)
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「レオニー」イサム・ノグチの母

2010年12月24日 | とだ*やすこの活動日記
今日はOFF気分で過ごします。朝からブログをUP。その後、高槻の大阪医科大学付属病院へ。あまりの待ち時間の多さに断念、そのまま京都へ。百貨店でいくつかのクリスマスプレゼントを買い、気功の先生に今年一年のお礼を。そして、京都シネマで最終日の「レオニー」を鑑賞。

「レオニー」は、彫刻家イサム・ノグチのアメリカ人の母親、レオニー・ギルモアが主人公の映画。およそ20年前、誘われて訪れた京都市立近代美術館で偶然その作品に触れ、イサム・ノグチの作品のもつ包容力に圧倒されました。なぜかしら愛おしくて、思わず作品に手を触れ、駆けつけた監視員に注意され、その数秒後に再び自然に手が伸びて、また注意されました。

「すみません!」と詫びつつ、果たして作家はどう思うのだろう、これは触れられることをまったく厭わない作品なのではないか、という思いが拭えませんでした。代表的作品、スライド・マントラがその象徴です。小学生の息子を連れて家族で行った北海道旅行、札幌の公園にあったブラック・スライド・マントラは、子どもたちがいつでも自由に遊べます。

ドウス昌代の「イサム・ノグチ―宿命の越境者〈上・下〉」が上梓されたとき、わたしは子育ての合間に必死で時間をみつけて読みました。日本人の血、日本での生活、差別。そして戦争・・・母子は過酷な運命に翻弄されます。類稀なる才能に恵まれたイサム・ノグチの作品は国境を越えて評価を得ました。けれどもその魂は国境を越えたでしょうか・・・

超えれば超えるほど、出自への思いは強く、深くなるばかりではなかったか、とわたしは思います。そして今回の映画「レオニー」・・・想像を超える苦境のまっただなかで、母レオニーが出会った日本の美。イサムのなかの美に対する才能を見逃さなかったレオニーは、芸術は国境を越えられる、芸術家になれ、とイサムに説きます。

日本人男性との交わりを通じて得た女としての性と生。妹アイリスの父親もまた日本人ですが、日本史に名を残す人物なのでしょうか、その名は生涯明かされていないとされています。美しく教養豊かに、凛として生きる女性として、また異国での心細さから守るべき人として、正しく愛された結果と、今回の映画は描いていました。

イサム・ノグチ。日本人の父、アメリカ人の母。ヒロシマの原爆記念碑を作成したのは当初イサム・ノグチでした。が、実現はしていません。平和を願う碑であるならば、日米混血のイサム・ノグチの作品で、なんら問題がないどころか、むしろ意味があった。幻となったイサムの作品の方が、現在の原爆記念碑よりも包容力と慈しみに満ちているとわたしは思います。

そこには時代のもつ限界があったと理解はしていますが、「洞察力のない小さい枠のなかの決断は、未来にとって罪」であることを語っていると思えます。イサム彫刻の包容力は、晩年に設計した札幌のモエレ沼公園にあります。いつか必ず行きたい場所のひとつです。

久しぶりの映画鑑賞を終えて、わたしは、さらに錦通りのライブハウスへと向かいました。島本町在住の同世代のKさんが出演されるというので、友人に誘われていました。友人は着物姿。お客さんのなかにはかつてのPTA仲間も。イブの夜、家族を残しての女たちの外出・・・

これがよいのか悪いのか、わたしにはわかりません。Kさんのオリジナル曲「君へ」は息子をはじめ、すべての若者の心に届けたい名曲でした。大人になるのを怖がらないで。ゆっくりでよい、ゆっくりの方がよい、と伝えたい。そして、わたしは、わたし自身を生きなければなりません。寒波の訪れた京都の夜、物静かでゆるやかな賑わいに癒された聖夜でした。

画像は、四条烏丸の角に11月オープンしたビルのクリスマスキャンドル・オーナメント
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中華でメリークリスマス

2010年12月23日 | とだ*やすこの活動日記
慢性寝不足の毎日から一日も早く脱しなくてはなりません。ノロウィルスによる感染症が流行しています。今の時期、大人は暴飲暴食にも気をつけなければ。わたしは今日、公共交通・まちづくりについて学ぶ仲間の5人で「女子会」、梅田で「飲茶のある中華料理」を楽しみました。

20代、30代〈と思われる)働く女性の「女子会」に誘っていただき、数日前からわくわくしていました。飲茶のある中華料理も妙に懐かしく、都会の夜を満喫しました。思えば、1992年12月24日、わたしの6年の香港生活はクリスマスイブからはじまりました。

希望をもって生活をスタートしたことを、今一度思い出すことができました。30代後半からの人生の激動を慈しみをもってふり返り、苦悩や困難を乗り越えるとき、「時間」がもつ力に委ねることの大事さを思います。今は、与えられたいくつかの試練に感謝しています。

家族、友人、そして仕事がわたしを支えてくれています。そんなわけで、仏教徒ですが、メリークリスマス!

画像は、女子力UP!をめざして、仲間の一人がプレゼントしてくれたドレッシング。
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ノロウィルスによる感染性胃腸炎

2010年12月22日 | とだ*やすこの活動日記
島本町立小学校で、12月1日から合計58人の発症者があったと、20日付けで町に茨木保険所から報告がありました。2年生の1クラスが14日、15日に学級閉鎖になっています。回復傾向にあるとのことですが、府内全域で流行しており、うがい、手洗い、充分な睡眠、休養など、いつにもまして生活習慣に気をつけてください。

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まなびとひろば、ご参加お礼

2010年12月19日 | とだ*やすこの活動日記
年末のお忙しい中、お手伝いしてくださった方を含めて26名もの方が参加してくださいました。ありがとうございました。プロジェクター&パソコン持参で講演を引き受けてくださった土井先生でしたが、スクリーンに写らないというアクシデントもあり、急遽パワーポイントなしで、お話してくださいました。

スクリーンには、最後まで土井先生の愛犬「こたろう」君が映ったまま・・・主催者のわたしは、土井先生に申し訳なく、ひやひやしましたが、「こういうときは臨機応変」と、実にわかりやすく、かつ高度な内容の講義をしてくださいました。「学びのライブ・まなびとひろば」には、パワーポイントを使わない講演が向いているように思います。

それにしても、みなさん熱心に聴いてくださいました。公共交通の枠組みのなかで島本町の課題がみえてきた、これから公共交通について自分なりに見識を深めたい、という感想が寄せられました。還暦を迎えておられるとは思えない先生の若さに驚いたとも。なにより、公共交通を考えることは「環境問題」を考えることであるいうことも共有できました。

参加者のなかには、辻元清美さんの姿もあり、自ずと講義は国政に係る内容にまで広がりました。「交通基本法」について、静かだが熱いやりとりが講師との間で交わされました。辻元さんには毎回、議会報告「いまここ島本」や「まなびとひろば」のお知らせを送っています。

「今日は勉強させてもらうわ」と予期せぬ来場に、思わず「嬉しい!」と叫んでしまいました。講演会終了後、京都に帰る母(12月議会中から家事を手伝いに来ていた)が島本駅のホームで、東京に向かわれる辻元さんと言葉を交わしたと言いました。

今日と同じ会場ではじめて出会った10年前と、辻元さんは活動のスタイルを今も基本的に変えておられないと知り、多くの局面を超えて応援したきたひとりの支持者として、これは非常に感慨深いものがありました。

今日の講演では、公共交通は「まちづくり」と切り離して考えることは不可能、また、公共交通を考えることない「まちづくり」は虚しいと改めて理解でき、これを参加者と共有しました。高齢化を迎える社会では、現在島本町が走らせてる「福祉ふれあいバス」の対象者とルートの拡大だけでは解決できない、というのがわたしの考えです。

地域=島本町内にコミュニティバスを「血脈」として流すことができたら、町が生きる=持続可能なまち(過疎・空き家・空き店舗・買い物難民・通院難民・孤独孤立を最小限に抑えられる)になるのではなかと考えます。「人が人に出会う」「笑顔の通う」町のコミバスは、高齢化・核家族化社会の「インフラ」ととらえています。

実現の可能性と課題解決は住民参画で考え、判断します。財源としていくらまでなら税金を投入するのか、この判断が「鍵」になると先生はおっしゃいました。「福祉」ではなく「インフラ」と考えることで当事者は全住民です。明日の朝、わたしは、福祉ふれあいバス、ルート2に試乗します。


画像は、ご近所の畑のレモンの樹
空き家・空き地・電車の空席・・・・これらを「ゆとり」と考え
生まれた「ゆとり」を若い世代が享受できる政策を考える必要がある
「高齢化社会」を考えることは「高齢者」を考えることではないと思う


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たくさんの対話を糧に・・・

2010年12月18日 | とだ*やすこの活動日記
朝9時半、ふれあいセンターで開催されるJR島本駅西側農地・地権者のみなさん対象の「まちづくり勉強会」の傍聴を申し出ました。町が(財)大阪府都市整備推進センターに委託(委託料49万3500万円)し「JR島本駅西側地区まちづくり勉強会世話役」の名のもと、5月から連続して開催しているものです。

今まで、同じ会派の平野議員、澤嶋議員が傍聴を申し出ていますが、参加者の意向ということで、一貫して認められていません。今回、12月議会で当該地区について「一般質問」したこともあり、戸田も傍聴を申し出ました。今日の勉強会は、この地に興味を示している開発業者にアンケート調査をした結果を地権者に示す、という段階を既に迎えています。

町が委託している限り、つまり税金を使っている限り、公開されてしかるべきという考え方は、正しさでいうならば「正しい」。個々の地権者のみなさんの思いが、いかに複雑でかつ個人的なことであっても、町の歳出のなかで行われる、町税を使った勉強会である限り、傍聴は可能という主張は間違ってはいません。ただ「正しさで押すと縮む」という現実があります。

「地権者のご意向」が優先されるべきという答弁を繰り返してきた町に、来年度は「農業支援」を軸にした勉強会の開催を強く求める、と一般質問を締め括ったわたしの背後から「傍聴を認めてください」と平野議員が発言(野次ですね)を飛ばしました。当然です。席に戻ったわたしに、前の席の議員がふり返って「(傍聴)絶対に許すか」という内容の言葉を、はき捨てるように言いました。

さらに、当該地の地権者でもある当議員は、今回、議場で、この件の担当部である総合政策部の部長・次長に向かって「お前ら、ちゃんとせい!」というような野次を投げ、激しく恫喝。そして自らの一般質問では、関係のない者の話ではなく、当事者の話を聴くようにと、言いました。こういった感覚に問題の本質があります。

西側農地の問題は「景観」だけではありません。特定地区の代表や組織の代表として議員が活動すること、政治の利益誘導がもたらした功罪を、今一度、ふり返って、市民ひとりひとりが考え、行動しなければなりません。どういった駅前のあり方が島本町の未来に相応しいのかを考え、住民の本当の願いはなんなのか、それをかなえる政治をわたしはめざしたい。

会場前には澤嶋議員の姿もあり、ふたりで願い出た傍聴はかないませんでした。午後は、町内のあるお宅での、あるパーティにお招きいただきました。ドイツから取り寄せられる日めくりカレンダーを注文した者が受け取りに行く日で、お手製のお料理を囲んでパーティで交流するという企画、毎年恒例の行事だそうです。今年はじめて加えていただきました。

2010年が終わりに近づいています。わたしの今年のテーマは「対話」でした。今日の出会い、交わした会話が明日の糧となります。もちろん、お手製の干し柿(絶句するほど美味しい)七面鳥(ソースともに至高の味)サラダ(野菜そのものの美味しさのみ)も・・・・この丁寧な暮らしのなかから、ご夫妻のよい仕事(写真家・インテリアデザイナー&大学教授)が生まれていると肌で学んだ一日でした。

画像は、プリンセチア
サントリーの開発したピンクのポインセチアです
売り上げの一部が日本乳がんピンクリボン運動の基金に寄付されます
今年最後の大山崎の素敵発見市で知人から購入
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人と暮らしをつなぐ地域公共交通

2010年12月18日 | とだ*やすこの活動日記
とだ*やすこのまなびとひろば 第2回のお知らせです
明日、日曜日午後2時です

歩いて暮らせるまちづくり!
暮らしの豊かさ最優先!
福祉バスからコミュニティバスへ
誰もが必要なときに利用できる地域の足
高齢化社会のインフラ整備
人が人に出会える公共交通をめざして・・・

人と暮らしをつなぐ地域公共交通(1)
12月19日(日)午後2時~4時
島本町ふれあいセンター 1階・健康教育指導室

講師:土井勉先生
京都大学大学院工学研究科・医学研究科 安寧の都市ユニット特定教授 

市職員・民間交通会社・神戸国際大学教授(経済学部・都市環境・観光学科)を経て、この度、京都大学大学院工学研究科・医学研究科「安寧の都市ユニット」に研究の場を移されました。徒歩を基本にして暮らしが成り立つ幸福を地域交通がどう支えていくのか、これからの駅前広場はどうあるべきなかなど、お尋ねしたいと思います。

第一線で活躍されている超多忙な先生にお越しいただける貴重な機会です。
わくわくする資料が届いています。現在、深夜、印字中。
みなさまのご参加をお待ちしています!

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コメント、寄せていただいていたのに・・・

2010年12月18日 | とだ*やすこの活動日記
パソコン操作があまり得意ではないこともあって「コメント管理」ができていませんでした。その存在さえ、よく理解できていませんでした。過日、有難いコメントをいただいていることにはじめて気づき、遅ればせながら「公開」させていただきました。

失礼をお許しくださいませ。

いただいたコメントにお返事をUPしております。お目通しいただければ幸いです。
今後とも、よろしくお願いいたします。


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議会改革特別委員会・第2部会

2010年12月17日 | とだ*やすこの町政報告
今日は「議会改革特別委員会」の部会が午前、午後、開催されました。準備に追われるばかりで、事前にお知らせできませんでしたが、第1部会は「通年議会」について、戸田が所属する第2部会では、議員報酬と議員定数についての議論へと進む予定でした。が、改革にあたり住民意見を集約する手法として「住民アンケート等」について一定のまとめを行うというところで、再び大きく躓いてしまいました。

「等」のなかには、直接対話による説明会&意見交換が含まれています。直接対話を行うことには概ね全員が同意の方向を示しているのに対して、当初から「直接対話の前にアンケートを集約しても期待する効果得られるとは限らない」「デメリットの方が大きい(住民の議会への理解度の問題らしい)」などの理由により、どうしても歩み寄れないという姿勢をみせる議員があり、「合意に至らない」という結論から前進できませんでした。

わたしは、まずは広く多くの住民のみんさんに「現在、島本町議会は議会改革に取り組んでいる」ということを周知したうえで関心を寄せてもらい、現時点での意見を集約し、結果を「現状」として住民と議員とが共有することが大事であると考えます。そうして対話のスタートに立つ方が、より建設的で具体的な意見交換ができると考えるから。

無作為抽出により(一例:2000人)を抽出すると回収率は高くなる傾向(京丹後市:無作為35.9%・市政関係団体等経験者59.2%)があり、できればこの方法をと思う反面、議会だよりに挟み込んで全戸配布した場合(久御山町2.5%)は、たとえ比較的回収率が低くとも、より多くの方に答えていただける機会を提供できるという点で、正直、迷うところがあります。

いずれにしても、開かれた議会をめざすために、住民アンケートでの意見集約は避けて通れないと考えます。難色を示す議員と、手法の問題・項目の問題はあるが概ね賛成という議員が多数であるにもかかわらず、「さまざまな意見があり合意にいたらない」という結論を繰り返す部会長・・・

堂々めぐりの議論の背景には、自らの意見や判断とそこに至るまでの過程を自分の言葉で述べないで、「誰が言っているか」「空気をよみながら」「より力の強い誰か、あるいは組織の構成員の意に沿う」(議員は本来独立した存在であり、特別委員会では会派、の拘束にしばられない意見を述べるられる環境)、」という、協調・調和という「美学」が潜んでいるのか。

アンケート項目に入れて、困る結果が出ることを恐れている(一例:議員報酬について「議員の報酬は多いと思いますか?」の設問など)と推測しますが、それも含めてまずは「意識調査」が必要で、なぜそのように思われているのか考える、議論することが大事ではないか、と戸田は、平野議員とともに主張し、澤嶋議員、外村議員も同じ考えです。

そういった「美学」を持ち合わせず(資質としても本来なかったと思うが、トルコ人との交流、中国社会での生活での葛藤を通して獲得できたもの)、そういったプロセスで意見を述べないわたしは、「人の意見に耳を傾けない」「村の掟を知らない」厄介者ということになるのでしょうか。

アンケート実施と直接対話、それぞれの手法は互いに補完しあうものであり、集約する内容の広さ、深さ、どちらも意味があるもので、アンケートのデメリットが大きいという主張の意味がどうしても理解できなかったのですが、「報酬」「政務調査費」など設問を考えると、議員として「デメリット」がある回答が来るということなのでしょう。

要は取りたくないという意思が、どこかに、あるいは誰かに存在し、それがみえる周りの人間の主張も、「空気をよんで」「歯切れが悪く」なってしてしまうということでしょう。当然「合意」には至りませんね。つまらない報告になってしまいました。ちなみに、戸田は「政務調査費」はあるべきと思っていますし、「議員報酬」については削減に反対。

このことについては、全国市町村議員研修への参加や識者による政策提言の調査研究を通じて学習し、今日の部会でしっかりと意見を述べたいと思。住民意見調査の手法について、その入り口にアンケートがあることが、必ずしも相応しくないと主張する意見により、議員報酬・定数については先送りとなりました。

画像は、畑でとれた舞茸
この秋、足利市の義弟の家でその美味しさに驚愕
「生きている」大地の恵に「気」を感じました




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12月議会が終わりました

2010年12月16日 | とだ*やすこの町政報告
14日から三日間の12月議会定例会が終わりました。主な報告です。

一般会計補正予算(第5号)では、退職手当債の起債などが見送られ、公共事業の大阪府貸付金の繰上げ返済が行われるなど、財政の健全化に「吉」となる要素が見受けられ、評価できました。すべての議員が賛成しました。

中学校空調機(エアコン)設置事業7660万円が計上されました。国の補助金:安心・安全な学校づくり交付金1231万8000円、起債:義務教育施設整備事業債5710万円、一般財源:394万1000円。事業費には多額の電気工事が含まれます。

来年2学期、最短で8月25日から使用できるという事業計画です。あと一年、7月までは辛い思いをさせますが光は差しています。引き続き、小学校の暑さ対策が重要課題となります。猛暑の今年、小学校はエアコンなしで校庭で遊ぼう!という時代ではなくなってしまったと痛感しました。

昨年、議員になってまもなく、共産党からの提案により、夏直前に議会で「中学校のエアコン設置」の議論を重ねていました(計上された、ふれあいセンター・空調設備改修4千万円を中学校の暑さ対策に、という提案)。PTA活動の中では、保護者の声をまとめるなど、具体的に話題にはなっていないという印象があったので、現場と議会との乖離を痛感。

生協で出会った2中のPTAの方に「実は今、議会で議論になっていますが、みなさんはどうお考えですか?ぜひ話題にしてみてください。」とお伝えしました。そのせいかどうかはまったくわかりませんが、2中ではPTAでアンケートを取られています。その結果、要望書を提出されています。

子どもたちのアンケートがあればもっとよかったと、今になって思いますが、では、小学校ではどうなのか・・・イベントの準備と当て職による行事参加で超多忙な小学校PTAでしたが、こういた活動ができていたら、とふり返って申し訳なく思いつつ、やはりあの時点のあの自分では力がなかった。議員として、しっかりと、小学校の暑さ対策について「意見集約」をし、考え、行動します。
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