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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

第四保育所跡地の認定こども園

2020年11月14日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
夏に島本町が募集していた第四保育所跡地の民間の認定こども園(幼保連携型)の整備・運営事業者は、社会福祉法人・南山城学園に決まりました。

ふたつの法人が募集に応じてくださり、社会福祉施設整備審査委員会の審査において、どちらも素晴らしい事業提案であるとの評価があったと聞き及びます。

特に保育内容については社会福祉法人南山城学園100点、社会福祉法人共生会99点と甲乙つけがたく、土地の売却価格が保育内容の評価を覆すこともなく(土地売却価格に関しては同点)、総合的に大差なく選定されたことに安堵しました。

令和2年度(2020年度)~令和3年度(2021年度)にかけて施設を整備し、遅くとも令和4年度(2022年度)4月には開園していただくことになっています(募集要項に明記されている)。


認可定員総数は150人
0歳児20人
1歳児20人
2歳児20人
3歳児30人
4歳児30人
5歳児30人

0歳児~5歳児クラスまでの各歳児定員を設けて、0歳~5歳児までを概ね同じ定員数に定め、0~2歳児に多い待機児童に備えます(最終的には町との協議により決定)。

3歳児の定員数30人については、小規模保育事業所「るりの詩保育園」(南山城学園)から2歳児7名を受け入れることを想定したものです。つまり3歳児からの新たな受入は計算上では3名ということになります。

また、次の2点についても納得していただいたうえで応募、参入していただいています。

まず、待機児童が発生している現在は、認可定員総数すべてを保育利用(2号・3号認定)とし、幼稚園利用(1号認定)の枠は設けません。

また、保育教諭等の不足により認可定員数の 受入れができない場合は、0~2歳児を優先的に受け入れられるよう保育教諭を配置することとしています。

徹底して待機児童解消をめざす内容になっています。山田町長のもと保育基盤加速化方針が示され、計画的に保育基盤整備に取り組んだことはもっと評価されてよいはずです。


応募の際に示された職員配置計画
園長に予定されている方は既存の保育園(定員60名)の園長
島本町は、特段の事情がない限り開園後3年間は変更することなく施設に常駐することができる方という条件を示しています。

園長1・副園長1
主幹保育教諭1
指導保育教諭1
保育教諭18
保育教諭(非常勤)10.1
看護士3.1
養護教諭1.9
栄養教諭1
調理員4.4
事務員1.9
※担当課に口頭で確認した際のメモによるものを確認し、上記のように公表します(11月24日)


支援保育・教育
病児病後児保育

施設内に児童発達支援事業所を併設される計画です。児童発達相談室と児童発達保育室を設置し、病児・病後児保育(対象;在園児と園外児)とともに別途出入口を設けるとのこと(そのような建築設計になってるとの担当課職員の説明)。

同法人が運営しておられる島本町ふれあいセンター内の地域福祉支援センターにおける障害児(者)相談支援センター「うぃっしゅ」との連携も可能になると思われ、 障害者福祉における長年の経験と実績を活かしていただけるのではないかと期待します。


各種研修と人材育成
法人として、人材育成、マネジメント層を対象にした複線型のキャリアステップ、乳幼児に特化した救命救急研修など多様な人材育成の充実に努めておられるとの印象です。


園庭と遊びと運動
年に数回のイベント(運動会など)のためにグランドを整備するよりも日々の身体の動かし方や遊びを重視するのがトレンドです。日常の「遊び場」、築山などでの上下移動が大切です。


阪急水無瀬駅前に送迎ステーション(予定)
UR空き店舗を活用して送迎ステーションを設け、保護者の通勤の動線を考えて利便性を担保されるあたり「今どき」「民間」を感じます。

コロナ感染症対策で施設の入り口での受け渡しが増え、これがそのまま多くの保育園で定着していくと予想しています。ひとりの母親として、町立保育園でお世話になった経験(約20年前)、密集都市・香港での乳幼児育児経験をふりかえりつつ、頭を柔軟に、これからの保育を広目多聞で考えます。


第四保育所跡地(町有地)は売却します
原則、本町の許可なく当該地の売却、贈与、交換などによって第三者に土地所有権を移転することはできません。応募に際して島本町が示した下限額は3億4100万円

法人が提示された額は3億7500万円、つまり島本町は、この金額で第四保育所跡地(公有地)を売却しました。この数字は、山田町長就任後に行われた一連の保育施設整備の町財政負担額をうわまわるものとなっています。
※確認した正確な数字を記載、19日の「島本町子ども子育て会議」を傍聴して加筆しました(11月24日)



画像
令和3年度保育所入所受付の時期です
育児期間中は書類に目を通すのもたいへんです

そして今秋は
新型コロナウイルス感染症対策拡大防止で
原則、郵送による受付となっています

書類を書くのは母親?父親?祖父母?
そのほかの保護者?
記入者アンケートをとってみるとよいかもしれない

夫が家事をするかがいまも話題になりますが
このことばかりに気をとられ、大事なことが
みえなくなってしまっていると思えてならない

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-08-14 10:20:38
法人の掲げる理念は素晴らしいですが、母体である障害支援については理念に伴っていないように感じます。入所者様の私物を職員が個人流用してたり、このコロナ渦において職員同士で蔓延化防止等重点措置が取られている地域に県またぎで遊びに行き、会食をしたり...。とても入所者様を守ろうとしていると思えません。障害と保育で分野は違えど、福祉としての根本的な職員指導に疑問を感じます。
急速にこちらの法人の施設が増えていくことに個人的には、少し不安がありますね。
Unknown (とだ*やすこ)
2021-08-17 13:57:08
コメント、ありがとうございます
心しておきます
また、町の担当課にもそのようなご意見、ご指摘をいただいていることを申し伝えます

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