総務文教委員会でとりあげる予定の公文書取扱い、文書処理規程、平成23年事務事業の審議について役場でヒアリング、資料収集などしました。あっという間に一日が過ぎました。
さて、JR島本駅西地区のまちづくりについては、土地区画整理の準備組合が設立され、協力事業者5社が説明会に参加希望、22日には桜井公会堂で説明会が開かれました。非公開でした。
土地区画整理事業の準備組合設立にあたって地権者に同意を求める際、既に作成されている総事業経費の概算を含めた事業計画に触れていないことは問題、と考えます。理事会(地権者として議員が参加している)には示しているとのことですが、実は議会にまったく示されていません。
町財政を大きく揺るがす予算規模の事業(数十億円)ですから、本来は住民に、少なくとも議会には示されるべきです。地域医療の充実や有名進学校の立地を核にした駅前のあり方を、島本町の望ましい将来像と位置づける議論はあって当然とわたしは思います。
ただし、その議論がすべて地権者に委ねられるものかどうか、ここが問題です。まして、まちづくり協議会の理事や準備組合の役員に全面的に委ねられるものであってはならないのです。地権者が自らの土地のことを主体的に考えられるのは当然ですが、島本町の将来像を描く政策の決定権は市民にあります。わたしはここを訴え続けてきました。
JR島本駅西側について議論することは、決して地権者の財産権を侵害するものではありません。町長はじめ政策決定に深く係る立場の町職員幹部が、「地権者のご意向」「都市的有効活用」から抜け出せず、住民の希望や洞察力に耳を傾けず(住民による住民のアンケートにある自由記述は自然景観保全を望む内容が大半)、駅前を従来からの土地利用の発想で開発すると、島本町の本来の魅力は台無しになってしまいます。
住民に情報が公開され、情報共有をもとに議論する場と機会と時間があって、はじめて住民参画の政策決定が成り立ちます。土地区画整理事業は公共事業、まして町の名がつく駅前、公共性がもっとも高い地域のまちづくりです。億単位の予算を伴う(税金を投入して行う)事業です。なぜ、議会にその中身が知らされないのか!不思議でなりません。
なおかつ、地権者である議員だけが理事として情報を知る立場にあるのが、このことを複雑にしていると思えます。法的には問題視することができないと理解していても、議員も人の子、感情的には納得できないでいます。議会の議決を経た「島本町まちづくり基本条例」が泣いています。
今後行われる協力事業者選定のプレゼンテーションもまた地権者を主にした審査会(学識経験者4名、現在未確定)を対象とし、実質的に非公開。これが開発事業の現実です。庁内では、8月JR島本駅西地区まちづくり推進会議が発足しています(平野議員が庁議の資料を文化情報コーナーで確認して発見)。庁内各部局、福祉、教育関係も含めて各課の課長で構成されるものです。着々と確実に、開発を前提にしたまちづくりが歩みはじめています。
9月の本会議で、この問題については、会派「人びとの新しい歩み」から平野議員が一般質問します。わたしは、大山崎町との広域連携(し尿処理の事務委託を含む)、若山台の音響信号設置に向けて、8月14日の大雨洪水災害の検証について、質問します。戸田、平野、ともに第1日目の9月4日の午後の予定です。傍聴をお願いします。
画像は、香港・九龍サイドのとある街角
老舗高級ホテル、新築高層オフィスビルなどが林立するエリア
一筋入ると生活者の日常の混沌、広東語の暮らしが
ビルにも路地にも年月とともに、こびりついています
香港人はみなたくましい、たくましく生きざるをえない
香港の街区の栄枯盛衰をみながら、90年代、約6年暮らしました
香港の人びとの実力主義、拝金主義(オープンでストレート!)、家族主義、個人主義
わたしはどれも否定しないし、どれも嫌いではありません
ただ、日本人の精神性には絶対に合わないと思う
風土歴史が違い、文化が違い、到底真似はできない
異文化交流、異文化摩擦を通じて、日本と日本人
すなわち自分自身を悩み抜き、最終的に得た結論です
さて、JR島本駅西地区のまちづくりについては、土地区画整理の準備組合が設立され、協力事業者5社が説明会に参加希望、22日には桜井公会堂で説明会が開かれました。非公開でした。
土地区画整理事業の準備組合設立にあたって地権者に同意を求める際、既に作成されている総事業経費の概算を含めた事業計画に触れていないことは問題、と考えます。理事会(地権者として議員が参加している)には示しているとのことですが、実は議会にまったく示されていません。
町財政を大きく揺るがす予算規模の事業(数十億円)ですから、本来は住民に、少なくとも議会には示されるべきです。地域医療の充実や有名進学校の立地を核にした駅前のあり方を、島本町の望ましい将来像と位置づける議論はあって当然とわたしは思います。
ただし、その議論がすべて地権者に委ねられるものかどうか、ここが問題です。まして、まちづくり協議会の理事や準備組合の役員に全面的に委ねられるものであってはならないのです。地権者が自らの土地のことを主体的に考えられるのは当然ですが、島本町の将来像を描く政策の決定権は市民にあります。わたしはここを訴え続けてきました。
JR島本駅西側について議論することは、決して地権者の財産権を侵害するものではありません。町長はじめ政策決定に深く係る立場の町職員幹部が、「地権者のご意向」「都市的有効活用」から抜け出せず、住民の希望や洞察力に耳を傾けず(住民による住民のアンケートにある自由記述は自然景観保全を望む内容が大半)、駅前を従来からの土地利用の発想で開発すると、島本町の本来の魅力は台無しになってしまいます。
住民に情報が公開され、情報共有をもとに議論する場と機会と時間があって、はじめて住民参画の政策決定が成り立ちます。土地区画整理事業は公共事業、まして町の名がつく駅前、公共性がもっとも高い地域のまちづくりです。億単位の予算を伴う(税金を投入して行う)事業です。なぜ、議会にその中身が知らされないのか!不思議でなりません。
なおかつ、地権者である議員だけが理事として情報を知る立場にあるのが、このことを複雑にしていると思えます。法的には問題視することができないと理解していても、議員も人の子、感情的には納得できないでいます。議会の議決を経た「島本町まちづくり基本条例」が泣いています。
今後行われる協力事業者選定のプレゼンテーションもまた地権者を主にした審査会(学識経験者4名、現在未確定)を対象とし、実質的に非公開。これが開発事業の現実です。庁内では、8月JR島本駅西地区まちづくり推進会議が発足しています(平野議員が庁議の資料を文化情報コーナーで確認して発見)。庁内各部局、福祉、教育関係も含めて各課の課長で構成されるものです。着々と確実に、開発を前提にしたまちづくりが歩みはじめています。
9月の本会議で、この問題については、会派「人びとの新しい歩み」から平野議員が一般質問します。わたしは、大山崎町との広域連携(し尿処理の事務委託を含む)、若山台の音響信号設置に向けて、8月14日の大雨洪水災害の検証について、質問します。戸田、平野、ともに第1日目の9月4日の午後の予定です。傍聴をお願いします。
画像は、香港・九龍サイドのとある街角
老舗高級ホテル、新築高層オフィスビルなどが林立するエリア
一筋入ると生活者の日常の混沌、広東語の暮らしが
ビルにも路地にも年月とともに、こびりついています
香港人はみなたくましい、たくましく生きざるをえない
香港の街区の栄枯盛衰をみながら、90年代、約6年暮らしました
香港の人びとの実力主義、拝金主義(オープンでストレート!)、家族主義、個人主義
わたしはどれも否定しないし、どれも嫌いではありません
ただ、日本人の精神性には絶対に合わないと思う
風土歴史が違い、文化が違い、到底真似はできない
異文化交流、異文化摩擦を通じて、日本と日本人
すなわち自分自身を悩み抜き、最終的に得た結論です