とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

年の瀬

2011年12月30日 | 花鳥諷詠☆いまここ俳句
年の瀬に心の煤を祓ひおく   靖子


一年間、ありがとうございました

画像は、J島本駅改札前、自由通路に展示された第四小学校・6年生の作品(木版画)
「東日本大災害への鎮魂の祈りを込めて」とありました

煩悩、雑念から解き放たれることができないのが人としても
大自然への畏敬の念を忘れ、技術や策に頼りすぎてはいけないと
生徒たちの作品の多くが教えてくれていました
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コミュニティをデザインする!

2011年12月27日 | もっと文化を!そして歴史を!
去る18日、所属しているNPO再生塾(持続可能なまちと交通をめざす再生塾)の自主研修企画として、女子部主催のコミュニティデザインツアーIN大山崎町・島本町を開催しました。9時半にJR山崎駅に集合、サントリー山崎蒸留所のガイドツアーに参加後、谷崎潤一郎「芦刈」ゆかりの「かぎ卯」で昼食、大山崎町の聴竹居(一般非公開)を訪ねました。

普段気になりながら、ひとりで行く機会がなかったという近隣自治体の方はもちろん、遠くは名古屋や川西市からも参加してくださいました。1年前からあった要望に応え、企画、準備、案内を頑張った甲斐がありました。蒸留所での「試飲」がお目当ての方が多く、約半数が昼食抜きで有料テイスティングを楽しみ、おおいに盛り上がっていました。

西国街道を西へ歩いて、水無瀬神宮の茶室・灯心亭(一般非公開)を見学、参加者の学識経験者(まちづくりコミュニケーション、交通、防災、子育てなど・・・)から、開口一番「なんと凄い!これは迫力だ!ひと目で凄さがわかる!」と感嘆の声があがりました。府の補助金が打ち切られ、近づく修復の財源が課題になっています。

阪急水無瀬駅とJR島本駅周辺を散策、交通広場のあり方など、公共交通(市バス・地下鉄・道路・都市計画)の専門家にみていただく機会をもちました。このネットワークを町の交通施策に役立てたいと考えています。史跡・桜井の駅跡では、青葉茂れる桜井の・・をみんなで歌いました(世代間ギャップを埋めるためテープと歌詞を持参。ふるさと島本の観光案内もさせていただきました)。

さて、JR島本駅の電車接近注意喚起メロディについて、有料ですか?とこの日ご質問があり、お金の動きを職員に確認しました。使用料の請求が日本著作権協会(ジャスラック)からJRに年間21,000円(これは駅の規模に応じて決定された金額だそうです)、JRから島本町に請求があり、町が支払っています。

しかしながら、町内企業13社(サントリー山崎蒸留所・研究所。小野薬品・日立金属等)によって構成されている「青葉会」(任意団体)より同額ご寄附いただいており、町の支出は実質なしということになっています。島本町は、町内企業に多くの面でお世話になっています。

もともと、新駅の開業に際して、庁内若手職員で構成されるタウンセールスプロジェクトチームで町のイメージアップ、内外に蒸留所の存在を知ってもらうために出されたアイディアでした(素晴らしい!)。作曲者、小林亜星さんの事務所では使用料は不要との返答をいただいたそうです。

蛇足ですが、山崎蒸留所の最寄りの駅はJR山崎駅、なのにメロディのためか間違って島本駅で降りてしまう方が少なくないようです。JR山崎駅は「ウィスキーがお好きでしょ・・・」を流せばどうかとネット上にコメントがありましたが、わたしは賛成!です。

西国街道山崎周辺を、おもてし街道にしたいという夢があります。広域連携、特に観光は単独よりも「連携することが強みになる!」と実感できたコミュニティデザインツアーでした。暮れて懇親会は、阪急駅大山崎駅前のハーミットグリーンカフェの2階を貸切。駅前が終電近くまで明るいということの有難さを、参加者は身をもって確認しました(研究テーマに密着)。


画像は、水無瀬駅前広場に立つ参加者のみなさん
寒い中、真剣な眼差しでみてくださいました

わたしの希望は商店街との連続性で賑わいを生む広場
歩道を広くとって、バス停に憩いの雰囲気を演出してはどうかなど
貴重なご意見をいただきました

島本町は200万円の予算を計上し業者に交通広場検討を委託
大山崎町は、同額予算でコミバス導入を検討中です
公共交通にも広域的な視点が欠かせません
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議員報酬と定数のこと

2011年12月24日 | とだ*やすこの議会報告
平成23年度の給与所得の源泉徴収票をいただきました。支払金額(報酬)は5,214,521円。源泉徴収税額は141,900円、社会保険料(国民年金・国民健康保険・雇用保険等)の額が821,010円。住民税はここには含まれていません。議員年金制度が今年の6月に廃止されましたので、月約4万円の掛け金はなくなりました。

年金支給の条件である3期満了に満たない者は、任期満了時に掛け金の6割が支払われることになっています。掛け金の一部返還は個人としては有難いことです。が、今後は年金支給についても税金でまかなっていくという実態があり、国会議員同様、既得権を維持する制度にメスは入っていないのです。

町村議会における政務調査費の交付実態は、交付している町村が2割程度であることが、現在行われている全国町村議会議長会の意識調査の設問内容でわかりました。議会だよりの発行と配布、各種研修への自主参加(自費)など、わたし自身は精力的に行っているつもりです。すべて報酬のなかからの支出となります。

給与所得者として源泉徴収票を受け取っているので、給与所得控除のなかに含まれる必要経費の一種と考え、一定、サラリーマン同様に必要経費として控除されていると解釈しています。政務調査費はあってよいというのが戸田の基本的な考えですが、家族みんなが読む新聞代を政務調査費とするのがよいのかなど、判断基準が非常に不透明なものです。

立候補にあたり供託金制度(一定の得票数に満たない場合は没収される)がないのも町村議会の特徴です。その結果として、選挙運動用の自動車や選挙運動用のポスターなどを公費で負担する選挙公営システムがないことは、実はあまり知られていないことです。

お隣の高槻市ならば、選挙用のポスターや自動車(付帯設備の看板なども)が公費で支給されます。そいったことをもっと知っていただく努力と、その条件で立候補しているという覚悟が島本町議会議員には必要ではないでしょうか。

定数削減は支持母体の確定している党には有利かもしれませんが、さまざまな意見を町政に反映させる議会のあり方からは遠ざかるものです。住民の権利を狭めるもので、行財政改革とは同じにすることはできません。行政改革をすすめる力と意志のある議員を選出する責務が、有権者にあるともいえます。定数削減は議会改革の本質ではありません。

議員定数と報酬を決めるのは議員ではなく、住民のみなさんです。十分な議論が必要ですが、住民に誤解を招くという理由でなかなか情報公開が進みません。住民には正しく判断できない(情報が少ないからです)と考えている議員が少なくありませんが、議員としての立ち位置が根本的に間違っています。


画像は、知人の江口宏さん(ユーモア造形作家・高槻市在住)の作品「スモウマン」

とても気に入っている作品のひとつですが、先の個展で購入できると知り、いただきました
ノコッタ!ノコッタ!でお金が貯まるということで貯金箱になっています(単なるダジャレ)
が、残念ながら底の蓋はありません(そこは自分でやってちょうだいという作者の意思表示?)
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島本町駅前に中高一貫進学校立地構想

2011年12月23日 | JR島本駅西まちづくり
午前10時半、桜井公会堂にて開かれた、第2回まちづくり協議会を傍聴しました。今回は、学校法人・西大和学園から2名(白鳳女子短期大学と西大和学園から各1名)の方の出席があり、方針転換に至る経緯や中高一貫校の設置構想についての説明がありました。


会場からは、地権者からの意見・質問として、「意向調査・アンケートに答えたが、事情が変わったのなら、そのまま結果を使うとしたら、それは少し違うのでは?」「第2回まで半年間もなにもなく、今年度中に事業化に向けて検討とは拙速、そちらの都合のみが優先されている」「平成26年開校希望と言われるが、現実に実現可能なのか」という発言がありました。12月議会で一般質問で取り上げた内容が、机上の空論ではなかったと確信できました。

法人からは、「平成26年度開校は可能と考えている」という発言があり、その裏には、地権者の合意(売却の条件が整うことを意味すると思います)があれば、必要なすべての事務手続き(土地に関することや私学開校に関することなど)は滞りなく行えるという確信があっての発言と、戸田は受け取りました。間に合わなければ他を探すというのではなく、たとえ開校が遅れたとしても、当地、桜井での事業化に向けて継続して取り組むと断言されました。


以下、戸田の傍聴メモによるものです。

1)意向調査概要
平成23年7月28日から開始、継続中(センター・役員・町)対象
地権者56名のうち、54名完了
訪問面談51名 10haに関してほぼ完了
対象は13ha(第3小学校は含まず、道路は含む)
遠隔地は7名 郵送による調査により3名の返信あり

結果
主に売却可能 26名(48%)
主に自己利用 6名(11%)
主に賃貸   4名(7%)
主に現状維持 12名(22%) ※換地不可
主に営農(換地可) 3名(6%)
その他 未回答など 6%

主な意見
・まちづくり協議会の方針に賛成するが、自身の土地について売却は考えていない
(営農・自己活用・既存宅地等として利用)
・将来的には売却もやむを得ないが、現状は農業を続けたい
・無接続地なので、周辺の意向に合わせる必要がある
・農地として残したいが、まわりの皆さんの動向によっては売却等に協力もやむを得ない
・今後も農業を続けたいので、大学等で土地を動かす必要がある場合は、換地をお願いしたいが、できるだけ近場で接道した土地で農業を続けたい
・農地を100%利用したい。ただし、条件が良ければ他の地権者と共同貸をしてもよい
・畑として利用したい。小作権者との交渉次第であるが、売却可能である。ただし、小作権者に話をするにあたって、なにか計画がないと話づらい
・私的事情のある土地については、換地のうえ売却も可能。ただし駅前もまわりの動向に合わせて売却も視野に入れている
・宅地(事務所など?)として利用するか、土地を貸して収益をあげたい。ただし、土地の場所によっては売却の考えがないわけではない
・子どもが住む家を建てたいと考えている。それ以外の土地については、貸して収益をあげたい

2)第1回協議会以降のこと(町のHPに理事会開催についてはUPされている)
理事会にて取得面積が少ない場合でも、中高一貫校ならば開校が可能であるとの説明を11月18日に行った

3)法人側から
引きつけられた背景(他の候補地より優位性)として
奈良の大路駅に西大和学園はあり、大和川(?)龍田川(?)の合流地点、上牧町のとなり町に位置し、桜井の地名もある
東大寺という地名もあり、遠い昔につながり、縁を感じる
他にも候補地探しているが、山あり川あり、当地を希望する気持ちが強い

平成26年開校予定(希望) 1.8ha 
当初の大学立地、3学部の計画ならば3haは必要となる 
地元の意向によると、今、用意していただける土地はそれに満たない
それならば中高一貫進学校をこの地で開校(新設・奈良はそのまま)島本町ではこの地にちなんだ名称を考える
進学校としての指標は、東大・京大・超一流難関校への入学者が全国トップクラス
1位は首都圏・開成高校 2位は兵庫県・灘 3位が奈良県・西大和学園(年160人が超難関大学入学・京大に毎年約80人)

中学6クラス 40×6=240人
高校7クラス(新規募集されるそうで、ここで入学してくる女子の学力が優れていると在校生に聴きました) 
男女併学 クラスは別
英語と理科に力を入れている
奈良では、地元小学校との連携(実験教室)や教師の交流(連携)も行っているとのこと

4)今後の協議会
平成23年度中に、勉強会→全体会議→勉強会→全体会議を開催→事業化に向けての構想をつくる
年が明けて、勉強会で、かつてつくった構想図を新たに協議会として作成=事業化を進める
勉強会では、税の問題、第3者を招いて土地の有効活用、動向(相場・鑑定など)を話題提供(情報提供)


以上のような内容でした。最後にある、土地の動向、第3者を招いての話題提供(周辺の土地価格の相場や時代背景)が鍵、と戸田はみています。ここで、地権者のみなさんに大学側の示される条件(主に土地価格)をご理解いただく、ということです。学校法人、医療法人は概ね地域に歓迎される傾向にあり、また営利を目的としないが営利を追求しなければならない公益的な法人であることから、その条件は地権者のみなさまにとって非常に厳しいものになるだろうと推測しています。

進学校が立地されるとなれば(大阪方面からのJRに乗って観る風景のシュミレーションを公表された)、周辺の土地は、必ず「農地」であるべきと、今日、改めて強く感じました。駅前に「農」のある風景が広がっていることが、近い将来、島本駅と島本町にとって必ず強みになる・・・首都圏では、通勤の前後に農に親しむ「駅前農業フィットネス」(シャワールーム・ラウンジあり)の場を提供する「アグリス成城」(小田急成城学園前駅、西口に直結)もあります。そういうまちづくりをめざす時代と戸田は感じています。


画像は、島本駅の元キオスクの自動販売機
9月をもって閉鎖されています
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島本町農林業実行委員会

2011年12月22日 | とだ*やすこの活動日記
22日午後、近くの山崎保育園の伝統行事、地域住民に開かれた6歳児のクリスマス劇をみせていただきました。3時からは農業委員会、4時からは農林業祭実行委員会の反省会に出席。農作物の品評会が住民ホール(使用中止中)から役場地下の会議室に移ったことで来訪者が減少、開催場所が今後の課題となっています。実行委員としての経験が浅い身ながら、住民の視点で参加者として以前から感じていたこととして、下記のように発言させていただきました。

役場前駐車場から鶴ヶ池町営住宅跡地に本会場を写し、広く空の見える会場での農林業祭とする。
搬入車の荷台を利用した販売も可能になるだろう。
会場前の長い行列がロープを張って敷地内におさめることもできると思う。

そのうえで、品評会をふれあいセンター内(ケリヤホール・第4学習会)に移動、本会場との連続性をもたせる。
ふれあいセンターにたまたま訪れた方にも、地元の農作物を知っていただくよい機会になる。
ケリヤホールは多目的ホール、ここで品評会を行えば農作物も晴れすると思う。
来年の農林業祭は、記念すべき30周年ということで、実現に向けて検討するのによい機会と考えている。

当然、わたし自身がまだ気づかない課題はたくさんあると思うので、次期、農林業祭実行委員会での議論に委ねたいと思います。

さて、23日午前、桜井公会堂にて第2回まちづくり協議会が開かれます(お知らせが事後になりました)。6月18日以降、一度も開かれていないこと、夏季に行われた個別訪問の意向調査のまとめが公表されていないこと、その後法人側の方針転換(大学立地から中高一貫進学校立地)を個々の地権者と共有しないまま交渉が行われていること(理事会のみが開催されている)、意向調査は大学立地を前提にしたもので進学校となった場合の有効性、今後の協議会開催についてなど、12月議会の一般質問で質しました。さすがに、年内に協議会を開催しないわけにはいきませんでした。


画像は、島本駅から京都方面に歩いて目にする表示(11月25日撮影)
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ふれあいセンター指定管理者

2011年12月21日 | とだ*やすこの町政報告
.午前、とだ*やすこの議会活動報告「いまここ*島本」の原稿を入稿しました。来年の新春号になります。年が明けたら順次、みなさんのお宅に宅配できる予定です。紙面の都合もあり、すべてをお知らせすることは難しいことですが、町政に関心をもっていただけるよう、年3回を目標に発行しています。12月議会の報告から、主な内容をお知らせします。

平成23年第6回12月議会
第71号議案 ふれあいセンターの指定管理者の指定について
引き続き、大新東(株)に決定しました。(平成24年度から平成28年度までの5年間の指定管理料、553,633,500円、年間約1億1千万円)戸田は賛成しました。制度導入の背景には、サービス向上と直営と比較した経費の削減があります。夜間サービスの開始による利便性の向上、受付業務における人件費の経費削減で、同時に求められる相反する課題を一定満たしていると判断しています。また、施設の維持管理について、直営では包み隠され、先送りになっていたかもしれない施設の老朽化対策(各種保守点検業務は倍増)や、使われていない機器の一般貸出が実現していることなど、指定管理者制度導入については評価しています。

施設利用の公平性、透明性が高まったという点でも評価しています。以前は、町が主催行事のために複数押さえておいて、日程確定後もキャンセルせずに放置するという、信じがたいケースが当たり前のように起こっていたのです。無料であった9月以前は、減免団体がとりあえず終日場所を確保するということも多かったようです。町直営ならば、ここにメスが入れられたかどうか、わたしはおおいに疑問視しています。

課題は多いです。賛成の討論で述べましたが、選定基準の評価項目の獲得ポイントを比較してみると、大新東(株)が最終同点のA社より劣っているのが対住民サービス、危機管理対策。これは見逃せない結果です。施設は住民満足の最大化を「目的」とするべきで、住民サービスの向上をめざす予算配分のあり方こそが、もっとも「効率的」な予算配分といえます。住民の満足度が低いものに、安いからという理由で予算を配分することは、必ずしも効率的な経費の使い方とはいえません(=ともすれば無駄遣い)。

幸い、この点については、大新東(株)が行われたアンケート(平成22年度まとめ、23年度はの結果はまだ)では、サービスの満足度について普通以上と答えた方が大半で、現場での評価は決して低くないという結果がでています。ただ、地域に密着した常連、リピーターへの対応だけでなく、町外からの利用者にも標準的な接客対応ができるよう、職員研修等の充実を求めました。駐車場が無料、駅から近いなどの条件が好まれ、町外からの利用が少なくないようですが、ふれあいセンターの対応=島本町の印象となることを心していただきたいと思います。

比較的人件費の高い職員が配置されていた直営のときと比べて、当然、受付業務の経費は減少しています(平成19年実績3554万2247円→平成23年指定管理料1984万5千円)。指定管理者制度が管制ワーキングプアーを生むとして、問題になっている点がここにあります。平成22年12月に総務省が制度の運営について「単なる価格競争による入札とは異なる」「雇用・労働条件への適切な配慮がなされるよう、留意する」「住民の安全確保に十分配慮する」など、わざわざ通知するほど各地で事故や問題が起こっているということです。

町は、発注者として公共サービス関連労働者の処遇改善に責任を果たすよう、大新東(株)における雇用、労働条件への適切な配慮に留意するよう求めました(この点においての不十分さを指摘、平野議員、共産党は当議案に反対の立場)。また、外村議員は選定の過程、選定委員会の構成などに疑義あり(外部委員2名、職員が大半で利用者の視点に立っていない)として反対、この点については戸田もまったく同じ意見です。


他に、大阪府の推進する中学校給食の導入について、府の補助金制度に則って積極的に検討していくと最終判断、正式に表明しました(府への回答期限がこの12月)。スクールランチ(業者によるお弁当)や選択制ではなく、完全実施の方向です。初期投資には補助金が見込まれても、ランニングコストは基礎自治体の負担、あまりにも唐突で強引な印象の橋下前知事の政策でしたが、期待する保護者の声は大きく、心身ともに大人の入り口にある生徒をとりまく食の現状を思うと、否定することはできません。政争の具になり、本質を見失わないよう、生徒、保護者の視点で取り組みます。

午後は、2時より議会改革特別委員会、その後、図書館長との面談(ヒアリング)を行いました。


画像は、カフェ・テクテクさんにあった彫金のトナカイ
大人のクリスマス・・・欧米では宗教行事です

実は我が家にも自慢のオーナメントがあるのですが(一時凝っていた)、
仏教徒という理由をつけて、もう何年も押し入れに眠ったまま・・・
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午後から議会改革特別委員会

2011年12月21日 | とだ*やすこの議会報告
お知らせ

本日、午後2時から、議会改革特別委員会
役場3階、委員会室

議題は、通年議会について

お知らせがぎりぎりになりましたが、お時間よろしい方は傍聴をお願いします


画像は、長岡京市の農業祭・品評会のカブ
最近、野菜の「気」を感じるようになった・・・
そのせいか、料理の腕があがりました(あくまでも過去の自分と比べて)
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古暦

2011年12月20日 | 花鳥諷詠☆いまここ俳句
端正に後を生きよと古暦      靖子


17日金曜日に12月議会が終わりました、傍聴ありがとうございました
翌日は、衆議院議員・辻元清美さんの永田町航海記&あるお宅のホームパーティ

日曜には、NPO再生塾(持続可能なまちと交通をめざす再生塾)のみなさんと終日
コミュニティデザインツアーと称して大山崎町&島本町を散策
終日お付き合いくださった理事長の万歩計は17,000歩

ただいま、議会活動報告「いまここ*島本」執筆中(入稿めざし集中!)
UPしたい記事がいっぱいですが、眼前の課題を優先しています
追って12月議会の報告もさせていただきたいと思います


画像は、広瀬のテクテクさんのクリスマスオーナメント
自家栽培のお野菜たっぷりのランチと手作りパンで
お友だちの家にお邪魔したようにくつろげるお店

珈琲は汲みたての水無瀬神宮・離宮の水で煎れてくださいます
好みの音楽をBGMに、ときどき、ここで資料を読ませてもらいます
できることをできる範囲内で展開するコミュニティビジネスは女性が得意ですね
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明日から12月議会

2011年12月12日 | とだ*やすこの町政報告
明日から12月議会がはじまります。庁舎は今、節電対策で、とても、とても寒いです。お昼休みの時間には、もうずいぶん前から電気を消して昼食をとっています。さらに、11月21日に町長名で出された通知によると、残業中には暖房を消す、足元暖房は認めない(電気代が高いのは確か)・・・というのです。健康を害する職員が出てくるのではないかと心配しています。

特に、入り口から外気が常に吹き込む受付付近で勤務するフロアーパーソンにとっては深刻な問題。「ひと」に目を向けない節電は問題であり、関係部署に「あれは、あきません!」と伝えていました。今朝は町長室に行き、直接伝えました。検討が必要と認識しているということでしたが、既に、今日からフロアーパーソンの足元には再び暖房器が置かれるようになっていました。実は、暖房の代わりにスラックス着用が認められたのですが、つまり、これまでスカートでは寒すぎるということに思い及ばず・・・申し訳けなかったと反省しています。

週末、月食の夜、梅田方面に出かけましたが、忘年会で賑わう飲食店は汗ばむほどの暖房にフル照明。街にはクリスマスのイルミネーションが溢れていました。それを目の当たりにした後の役場の寒さと暗さには納得がいきません。料理もそこそこの飲み放題全盛、冷え冷えした職場での残業・・・。慎ましく、当たり前に暮らすことを忘れてしまっていると思えてなりません。残業後の寒さ対策には引き続き、注目します。

以下、明日からの議会のお知らせです。

12月13日(火)14日(水)16日(金)
いずれも午前10時より 本会議

13日 主に一般質問
14日 一般質問終了後より議案審議  
15日 議案審議
※戸田の一般質問は14日、おそらく午後一番くらいになると予想


主な議案
・第4、5、6諮問
人権擁護委員の選任
第69号議案
・島本町障害者支援施設設置条例の一部改正
※町立やまぶき園が障害者自立支援法に基づく新事業体系に移行
定員の拡大(30名から40名)ならびに生活介護・就労支援B型に移行など
第71号議案
・ふれあいセンター指定管理者の指定について
※指定管理者を新たに選定、議会の議決を経て5年間の契約を結びます

指定管理者:DST・DHS共同事業体 ※大新東(株)・大新東ヒューマンサービス(株)
指定期間:2012年4月1日~2017年3月31日
指定管理料:553,633,500円

公募した4社を選定委員会にて現在の指定管理者を選定
第73号議案
・島本町一般会計補正予算(以下、特に注目するもの)
歳入
・第4小学校のトイレ改修工事のための国の交付金15,133,000円を減額
※東日本大震災の影響により耐震化などへの補助金が優先されたことによるもの。3年計画の2年目の事業として、起債を含む町単独費用で工事が行われました

・山崎5丁目他、町有地売却収入3件 14,039,000円増額
・森林整備寄付金(地元企業)3,000,000円増額

歳出
保育所フリー保育所賃金 6,813,000円増額 (入所児童増加によるもの)


画像は、「笑顔を運ぶ木工展」齋藤徹氏の作品
JR山崎駅前のギャラリーで開催されていました(12月5日まで)
私立幼稚園の依頼をきっかけに造られた動物の案内板
幼稚園には、熊の巨大なボードを納められたそうです
(許可を得てUP)
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12月議会へと助走

2011年12月07日 | とだ*やすこの町政報告
12月議会がはじまります

13日、14日、16日の3日間です。いずれも10時から、役場3階です。
当日の進行は議会事務局にお問い合わせください

12月議会では、戸田は大きくふたつのテーマで質問します。
Ⅰ)JR島本駅西側は公共公益系地区 そもそも良好な景観とは?
Ⅱ)今年の文化祭の総括  ~住民ホール使用停止の影響と対策~

通告11番目で、戸田の質問は二日目の14日(水)になります。傍聴をお願いします。13人の議員が質問しますので、当初の予定の13日、14日に加えて、16日(金)にも開催されます。ブログの右にリンクした「島本町議会」をクリックするとつながる町のHPで、各議員の一般質問のテーマを知ることができます。補正予算の他、ふれあいセンターの指定管理者の選定について審議します。詳しくは追ってお知らせしたいと思います。


今日は、会派代表者会議でした。共産党3議員と、戸田、平野、外村議員で議長宛に申し入れしていた特別委員会設置に関する件で開催されたものです。ところが、まさか、まさか、事前にその申し入れ文書が資料配布されていなかった(信じられない!)ということで、会派で内容がまったく共有されていない状況でした。岡田議長が今後このようなことがないようにしたい、自分のミスであると冒頭に発言。この点を追及することよりも、特別委員会設置検討に向けて中味の議論に入ことが優先されてよいと判断、終了後に、充分なサポートを依頼して事務局に抗議しました。議長の謝罪以前、あって当然の事務処理でした。

12月2日の「しまもと広域行政・合併問題学習会」の開催、12月3日午前の辻元清美衆議院議員「つじともネット」運営委員会、午後から夜の「NPO再生塾」発表前最終準備ミーティング(今週末長岡京市職員や学識経験者を前に、研究調査に基づく政策提案を発表)。4日「若山台わいわい喫茶」訪問(活動の熱い思いを受け止める!)、歴史文化資料館での中将棋教室見学(近隣小学生や東北からの熱心な参加に感動!)。5日、本会議に向けての資料請求提出、6日一般質問通告(内容告知)。そして今日の、午前の会派代表者会議、午後の「ごみ問題学習会・島本プロジェクト」の勉強会・・・知恵と頭とパソコンをフル回転しても、寝不足が続きます。

活動のスタイルを変えないともたない!と知りながら、課題が増え、知れば知るほど自分が知らないことがあることを思い知る日々。今日は、あれして、これして・・・と帰路、西国街道を自転車で突っ走っていたら、消防車のサイレンがどんどん近づいてきました。そして黒煙が・・・ごく最近に火事があった地区に近いこともあって現場にかけつけました(正式な確認でなないが放火の疑いはなさそうと聞き及ぶ)。消防や消防団の活動をおよそ半時間見守りました。

自治防災課職員や消防団に所属している職員も(町在住の職員は入団)駆けつけていました。感謝の気持ちが込みあげてきます。消火作業は続いていましたが、議員の姿も多くみられたので6時前には現場を離れました。みなさんの命を財産を守る職務に常に公務員がいます。尊く重い職務を正しく監視する、さらなる重さと正しさが議員に課せられています。


画像は、JR大山崎駅前のイルミネーション
ツリーはすべて竹で組まれています

天王山麓の駅に聖夜来る 靖子
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