とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

明日、6月定例会議が終わります

2016年06月26日 | とだ*やすこの町政報告
6月定例会議が明日で終わります。三つのテーマの一般質問を終え、頭の中では既に9月の一般質問の内容を考えています。議案は残すところ一般会計補正予算第一号(追記:国民健康保険特別会計の補正もありました、双方、関連して一括質疑)のみとなりました。

地方創生加速化交付金2000万円を活用して、地域交流推進プロデュースを専門業者に委託する事業に300万円(プロデューサー派遣・報告書作成含む)、島本商工会への補助金1700万円です。

商工会への補助金事業の内訳は、水・名水や竹など地域観光資源を活用した商品開発・マーケティング・検証費用、体験型ツーリズム・滞在型施設(ゲストハウス?民泊?)の試行的運用に関する費用。

加えて、コーディネーター派遣や臨時職員賃金、中小企業診断士謝礼、金融機関マーケティングコンサルティング、などなど、これまでとは明らかに変化が生まれている企画内容です。

推進組織(しまもと・にぎわい・ねっとわーく推進委員会を基礎とする?)の立ち上げ準備費用300万円についても、その内容は、プランディング機能(ライセンス認証など)、体験型(農体験・森林整備)ツーリズムなどのコンシェルジュ機能、空き店舗・空き家活用によるマルシェなど運用機能と、島本町らしい内容になっています。

特に、空き店舗・空き家を活用して(レトロ感のある西国街道沿いのものを想定していると認識)イベントを試行的に行い、その事業化をめざすというプランが優れていると思います。イベントそのものを目的とせず、起業家の育成や、新しいビジネスを支援する「ビジネス・インキュベーション」をめざしているからです。

「島本らしい」「手づくり感のある」にぎわいを創出する土壌ができてきていることが、今回の事業計画につながっています。そこには住民のみなさんの自発的な、まちを思う、熱意と行動がありました。わたし自身も折に触れ、山崎地区の潜在的魅力を発言してきました。

質の向上と独自性、デザイン力を加えることで、町外や海外の目の肥えた観光客に訴えることができる場所や商品が生まれるのではないでしょうか。外から専門家の助言を得られる予算措置がされていますから、夢や妄想で終わることがないと期待しましょう。

希望を言えば「日本の伝統文化の体験」が抜けています。大阪と京都、どちらにも続く地の利を活かし、本物の上方芸能(能・文楽・邦楽・地歌舞・地歌三味線・落語など)をしっかりと次世代に継承していく。そのことは、これからアメリカ・ケンタッキー州の・フランクフォート市との姉妹都市提携が実れば、次世代育成事業としても要になります。

自国の文化芸能への関心や理解なしに(薀蓄ではなく肌で知っていることが重要と思う)他国の文化を理解しようとするのは無理なことで、文化的素養や人権意識が語学と同様に求められます。

さて、実は、島本町は一度はこの交付金を受けることができず、今回はブラッシュアップしての再度の申請です。なおかつ同交付金が国から下りるかどうかがまだ確定していない状況で、以上のものは申請メニューのなかみに過ぎません。

期待させてしまって申し訳ありませんが、町の将来にひとつの希望をもってもらえる内容とわたしは考えます。いかがでしょうか。この内容で交付金が支給されないならば、どこが一億総活躍だ!という思いです。

他に、宝くじ社会貢献広報市町村補助金2400万円を活用して、水無瀬川緑地公園内に「よちよちパーク」を整備する工事3254万円(0~3歳児には遊具はない方がよい、緑地公園は緑地整備が先、維持管理補修に費用がかかる、景観を損なうという理由でこの事業に戸田は反対です)

第4小学校の校舎設計業務555万5千円(H30年度から4クラスとなる一年生の児童数増に対応して重量鉄骨の新校舎を整備するため:ビオトープをやむなく廃止してその跡地に)、第4学童保育室の新棟新築工事7459万5千円(老朽化したプレハブは廃止、トイレも男女別になると期待:静養室または静養スペースの確保を質疑で主張します)

他に、小規模保育事業所A型(江川の府営住宅活用)の運営事業者募集にかかわり、社会福祉施設整備審査委員の報酬(事業者を選定します)なお、プロポーザル公募の地域密着型特別養護老人ホームの事業者選定(博乃会に決定)の際、選定過程が真っ黒に塗りつぶされて公表されなかったため、同じ会派の平野議員が厳しく改善を求め続けています。

国の改正により、年収360万円未満相当世帯について、小学校3年生まで、あるいは小学校就学前までと年齢制限があった多子世帯の保育料負担軽減がされ、多子計算にかかわる年齢制限を撤廃、負担軽減を完全実施します(朗報です!)。そのシステム改修費用124万2千円。

約1年かけて姉妹都市提携を検討しているフランクフォート市を視察訪問する職員の旅費2名分71万6千円。姉妹都市提携について公式な場で審議するはじめての機会です(市長から文書が届き、正式に提携に向かって動き出す。バーボンの産地で蒸留所が点在する牧歌的なまち、治安も悪くないと聞き及ぶ。が、百聞は一見に如かず)

以上、当初予算からはじめての第一号補正にもかかわらず重い案件が多く、金額も大きいです。参議院選挙期間中ですが、しっかり町政に向きあいます。なお選挙では野党共闘、市民連合を応援する立場で、政策に共感できる民進党のおだち源幸候補を支持、応援しています。


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『転がる香港に苔は生えない』
1997年7月の中国「回帰」前後
香港、庶民の暮らしをの日本人女性が描きました

わたし自身、世界的な歴史の一ページのなかにいて
返還は大晦日が新年になるような日常の延長でした

富めるものは自衛にあらゆる手を尽くして当日を迎え
そうでないものは諦観と傍観のなかで迎えた「回帰」

歴史は着実にゆるやかに確実に動いている
返還セレモニーの花火やセールに沸く街を眺めながら
あ、戦争もこんなふうに起こる、と直感しました

その感覚が間違っていなかったと母国で知るとは皮肉なこと
まして政治家として向きあうなど想像もしていませんでした

戦後、日本は日本国憲法を手にし、女性参政権を得て
民間人の努力と経済の力で国際社会で多くの信頼を得てきました
その恩恵とアジアの人びとの「赦し」の上に、今
わたしたちは生かされていると思っています

議員それぞれ、6月の一般質問

2016年06月16日 | とだ*やすこの町政報告
島本町のあらゆる施策から、自ら課題を広い、監視機能を働かせたり、政策を提言を行なったりする一般質問は、今、まちでなにが起こっているのか、各議員の関心はどういうところにあるのかが、とてもよくわかります。

膨大、無限大のテーマから突然に質問しても執行部は対応できませんから、あらかじめテーマと質問内容を通告します。今週通告した各議員の6月定例会議一般質問のテーマが、島本町HPに掲載されています。

とはいっても、自ら積極的にアクセスしないと発見できないのが現状。そんななか、住民の方から、議会に関する情報も「新着情報」に載せて欲しい(載せるべきではないか)という要望があり新着情報に載るようになりました。住民による住民のための議会改革です。

多くの方の関心が集まっている関電グラウンド跡地、サトリー倉庫の大型住宅開発の内容がいよいよ質疑によって明らかになります。小学校・中学校の普通教室、保育所、学童保育室についても、近年の島本町の実績から推測して対策を練るという教育子ども部の姿勢です。ぜひ傍聴にいらしてください。

関 議員
1. 関電グラウンド跡地、サトリー倉庫の大型住宅開発に関して
2. 人事給与制度構造改革 プランの取組状況について

田中議員
1.島本町の自然環境保全と都市機能調和を目指す取組みについて
2.保育所の待機児童対策について
3.住民票等のコンビニ交付について
4.町内における防犯カメラの設置促進ついて

平井議員
電柱広告を活用した防災啓発について ~防災意識を高め命と財産守る取組みを~

野村議員
「町域内における土地利用伴う環境整備など 」について

河野議員
1. 島本町は保育士不足で待機児童増加 処遇改善の緊急対策を
2. 40人定数上回る学級・授業の早期改善を
3. 低所得者も根こそぎ連続値上げ 島本町国保料は改善を
4.介護保険 国の「要介護1・2」外し改悪ストップ声を

川嶋議員
不妊症・不育症への支援について

外村議員
1.姉妹都市提携の狙いと効果、相手都市の選定過程を問う
2.高槻市へのし尿処理事務委託交渉進捗状況について問う

村上議員
1. 今後の関電 グラウンド跡地の利用計画に関連して
2. サントリー倉庫跡地について

平野議員
1.遺伝子組み換え研究施設に関わる住民の安心・安全の確保について
2.高齢者が地域で安心して暮らせるために~介護保険総合事業、富山型デイサービスについて

戸田議員
1.山崎・西谷踏切に警備員の配置を ~バリアフリー基本構想継続協議会を傍聴して~
2.JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う(その6)
3.障がいのある児童・生徒に介護員の適切な配置を ~教育を受ける権利と合理的配慮~

佐藤議員
1. 地震災害に対する町の対応について
2. 島本町内の開発について問う

清水議員
森林整備について


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JR島本駅自由通路から眺めた画像(6月上旬)
田植えの季節です

今年でレンゲ畑が最後(報道)ということは
田植えも今年が最後になるということでしょうか

島本町にとって失うものが大きすぎるというのが
わたしの考えで、たくさんのお声をいただきます

山崎・西谷踏切の安全対策を問う(一般質問)

2016年06月14日 | とだ*やすこの町政報告
日曜日の憲法白熱教室Ⅱ「若手弁護士と語り合う日本国憲法」(主催:人びとの新しい歩み:平野・戸田)には町内外から参加いただきました。

諸富弁護士(あすわか:明日の自由を守る若手弁護士の会)のお話を聴き、9条を主にした護憲、改憲論では済まされない危機的な状況だという理解が深まりました。

政治を身近に感じてもらえるよう、棄権せずに投票に行ってもらえるよう、そして憲法の価値を知ってもらえるよう、これからも頑張ります。



6月定例会議の日程をお知らせします。
6月23日(木)24日(金)27日(月)
いずれも10時~ 役場庁舎3階本会議場

昨日、6月定例会で行う一般質問の内容を通告しました。10番目でしたので、戸田は2日目の朝に質問することになると思います。進捗状況は、随時、議会事務局に問い合わせていただけばわかりますので、ぜひ傍聴に来てください。

6月定例会議の一般質問

Ⅰ)山崎・西谷踏切に警備員の配置を  ~バリアフリー基本構想継続協議会を傍聴して~

1)蒸溜所のウイスキーがジャパニーズウイスキーとして世界的評価を得たことや、ビザ発給の緩和、格安航空路線開通の影響もあり、近年、海外、とりわけアジア各国からの来訪者が激増しています。地域創生交付金の活用などにより、全国的に人を呼び込む政策が進められていることから、今後もこの傾向は続くと考えられます。マナーの悪さが指摘されがちですが、アジア諸国の方は、自国において鉄道踏切が身近ではないことが多く、踏切の危険性と事故がもたらす深刻な影響についての認識が充分ではないと考えられます。踏切事故は、ひとたび発生すると命に係わる重大な結果をもたらし、鉄道輸送に多大な影響を与えます。インバウンド観光客を安全安心にもてなすために、踏切の安全について早急に対策を講じる必要があると考えますが、なんらかの対策を検討されていますか。

2)西谷踏切は、いわずとしれた山崎のおおまがり、大きなカーブの延長線上に位置するため、路面に凹凸があります。その緩和措置や、歩車道の区分をより明確にするカラー舗装の補修など、鉄道事業者としての対策が必須ですが、JR西日本の見解はどのようなものでしょうか。JR西日本との協議、対策は適宜なされていますか。

3)西谷踏切は旧西国街道との接道が変則的で複雑です。けれども旧西国街道の現状を改善するには民地等もからみ、俄かに解決できるものではありません。道路管理者である茨木土木事務所においても、地元住民との地道な協議を町が本気で行ない、府に積極的に働きかける姿勢があってこそ取り組める課題になると思えます。速効的な安全対策として、公安委員会より認定を受けた専門性のある警備員を配置することを求めます。町の見解を。

4)地域住民にとって踏切道は生活道路です。西谷踏切は、町内の他の踏切に比べて比較的距離が長く、歩行者、とりわけ子ども、高齢者、障害者の通行に配慮が必要です。今後、介助者とともに車椅子で、あるいは自ら電動車椅子で移動される高齢者、障害者も増えるでしょう。踏切を渡り切れないという恐ろしい事態が生じないためにも警備員の適切な交通誘導が有効ではありませんか。事故の予防のみならず、万が一の事故発生時においても、迅速かつ的確な対応につながるのではないでしょうか。


西谷踏切の警備員配置については、地元自治会、近隣住民のみなさんや企業との丁寧な協議による課題の洗い出しが必要です。まずは、町の認識と見解を問い、丁寧に可能性を探っていきます。

Ⅱ)JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う(その6)
Ⅲ)障がいのある児童・生徒に介護員の適切な配置を ~教育を受ける権利と合理的配慮~


画像は
ある日の天王山に連なる山々
日々、大阪・京都をいったりきたりで暮らしています

明日、憲法白熱教室です

2016年06月11日 | 日本国憲法と立憲民主主義
夏の選挙の後に「改憲する」と安部首相は公言しています。投票に行くまえに自民党の改憲草案には目を通しておかなければなりません。が、なかなかそうもいかないのが現実です。

もとより政治には興味がありません、苦手ですと距離をおく方が多い。

2014年12月の衆議院選挙で、棄権した人は4923万人。こんなにたくさんの人が棄権しています。ちなみに自民・公明党の得票数はあわせて2497万票でした(全国:比例代表比例区の得票数:※「みんなで選挙☆ミナセン大阪」のフライヤーより)。

政治に無関心でも、政治と無関係には生きられません!

政治はきっと変えられる、生活もきっと変えられる、市民が変われば政治はかわる、政治が変われば暮らしは変わる、政治は希望を紡ぐもの、医療が人を救えるように政治も人を救うもの、との思いから、わたしは島本町議会議員になることを決意しました。およそ8年前のことです。

安倍首相は、改憲発議に必要な3分の2以上の議席を確保することに強い意欲を表明しています。18歳選挙がはじまる記念すべき選挙を、改憲の勢いにしてしまうわけにはいかない!という思いでいっぱいです。

立憲主義を守り、暮らしを守る政治をめざし、野党も市民も本気です。今こそ憲法の価値を知るときです。平野かおる議員と主催する、明日の憲法白熱教室にぜひご参加ください。充実した資料を用意しています。


憲法白熱教室Ⅱ
若手弁護士と語りあう日本国憲法

おはなし
諸富健弁護士(市民共同法律事務所)
明日の自由を守る若手弁護士の会

2016年6月12日(日)10:00~12:00
島本町ふれあいセンター1階 健康教育指導室
参加無料・申込み不要
主催:人びとの新しい歩み(平野・戸田)

諸富 健(もろとみ たけし)さん
奈良県出身・京都大学法学部卒・同志社大学法科大学院中退
2007年司法試験合格・2009年~市民共同法律事務所

明日を決めるのは私たち

2016年06月03日 | 日本国憲法と立憲民主主義
明日を決めるのは私たち
参院選で野党勝利し、憲法を守る国会へ

高槻・島本街頭演説会6月4日
おおさか総がかり大行動

6月4日(土)12:00~12:45
JR高槻駅北ロータリー

政党から
 民進党 おだち源幸さん(参議院議員)
 共産党 わたなべ結さん(府青年学生委員会責任者)
 社民党 服部良一さん(元衆議院議員)
 地 元 辻元清美さん(衆議院議員)

市民から
安保関連法に反対するママの会
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める関西市民連合

主催:戦争させない!高槻・島本実行委員会

介護保険の学習会を終えた後、わたしも駆けつけます。安倍政治がめざすものを知り、学び、考え、戦後最大の民主主義の危機が目の前に迫っていることを、たくさんの市民、有権者と共有していかなければ!

市民派と称する地方議員は、党や組織の方針、指示ではなく、「わたし」が決めて自ら行動します。

改憲をめざす(9条だけじゃない!)安倍政治を許しません。

野党共闘、市民行動が、今、日本と日本人と国際社会を救うと確信して行動します。

みなさんも政治参加の一歩!を、自らの力で踏みだしてください!

明日です、介護保険の学習会

2016年06月03日 | とだ*やすこの活動日記
明日、島本町ふれあいセンターで開催する学習会
再度のお知らせです

どうなる??わたしたちの介護保険
どうする!やがてはじまる新総合事業

6月4日(土)10:00~11:45
※当初の12:00の予定を都合により変更しています
  
島本町ふれあいセンター3階・第4学習室
参加無料・当日参加可
おはなし:寺内順子さん 大阪社会保障推進協議会事務局長

寺内順子さんはいつも着物を着て仕事をされています。幾度かお話をお聴きしましたが、歯切れのよい語り口に時間を忘れます。ご自身の個人的なブログのタイトルは『事務局長の着物とねこねこねこな日々』、ブログのファンも多いようです。

現在、島本町では2017年度に向けて「介護予防・日常生活支援総合事業」(新総合事業)の準備、検討を進めています。国の制度改正により、これまでの自助・共助・公助とういう概念に加えて、新たに「互助」が加えられ、介護が地域社会に委ねられようとしています。

「要支援」と認定された人のデイサービス(通所介護)・ホームヘルプ(訪問介護)を介護保険サービスから切り離し、自治体の独自事業にするものですが、自治体のあり方次第で介護事情が大きく変わる、すなわち住民の意識次第で自治体間の介護事情に格差が生まれることになります。

言い換えれば、住民が無関心でいてはよい事業はうまれません。今回の法改正の問題点はなにか、地域における新たな課題はどのようなものでわたしたちの暮らしにどう影響するのか、みなさんといっしょに学び、考えたいと超党派で企画しました。

わかりやすいブックレット「どうなる介護保険総合事業」を資料として使います。希望される方にはその場でお求めいただけるようにもしました(2割引き)。どなたでも参加できます。市町村議員のご参加もお待ちしています。

主催: とだ・平野・河野・佐藤・外村


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今日の午前
水無瀬川緑地公園で行なわれた
島本町総合防災訓練

関係機関のみなさま
ありがとうございました