とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

第5回 しまもと広域行政・合併問題学習会

2010年11月25日 | まさか!まさかの「合併議論」
第5回 しまもと広域行政・合併問題学習会
5年前、堺市と合併した美原町民の実体験と今に学ぶ
お話:坂田正子さん ネットワーク・みはら 事務局長 

◇11月27日(土)午後2時~4時  開場:1時45分
◇ふれあいセンター3階 第4学習室  資料300円  
主催:しまもと広域行政・合併問題学習会


本年2月、高槻市・島本町両市町が再開した「広域行政勉強会」の冒頭に「合併の議論も含め」と追記されました。広域行政を進めることと合併を議論することとは全く次元の違う話です。

そこで今回は「市町村合併とは何か」「自治体どうしの合併が住民にどんな結果をもたらすのか」その影響や功罪について府内で唯一、平成の大合併で堺市と合併した旧美原町の実例をもとに検証したいと思います。

堺市との合併に至るまでを旧美原町の住民当事者としてつぶさに見て来られ、行政サービスがどう変わったのか、また、合併については住民の意思で決めるべきと2度、住民投票の実現に向けて力を尽くされた坂田さんのお話を伺います。

直接請求された住民投票条例案は旧美原町議会が否決、住民投票は実現しませんでした。島本町も現時点では住民投票条例がありません。否決に至る経過などもお尋ねしたいと考えています。ご参加お待ちしています。


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広域行政と合併問題、その後

2010年11月24日 | とだ*やすこの活動日記
秋には中間報告をするとしていた「高槻市・島本町広域行政勉強会」でしたが、一向に進展がみられません。「合併の議論も含めて」という文言が、交渉を複雑にしてしまったといって過言ではないでしょう。

一方で、わたしたちの「しまもと広域行政・合併問題学習会」を交渉を妨げる「迷惑な動き」と位置づけ、自分たちを正当化する者もあるようですが、合併議論を含めて広域行政勉強会の再開をお願いする「依頼文」を、川口町長名で高槻市長宛に提出したこと(あるいは、そのように導いた一部の議員)こそが「迷惑かつ時代遅れの政治力」でした。

市民の呼びかけによるネットワーク「しまもと広域行政・合併問題学習会」最近の歩みを、とだ✽やすこのレポートでお届けします(文責:戸田)。

◆第3回「島本町の財政はどうなっているの?」 8月21日
大阪自治体問題研究所主任研究員・大阪経済大学非常勤講師(地方財政論)
初村尤而さん

「『財政力』はあるが『経常収支比率』が高い(平成21年度:103.6%)」のが島本町の特徴です。経常収支比率は財政の「弾力性」を判断するための指標で、100%を超えると臨時的な支出に対応できなくなるとされています。ことあるごとに「町にお金がない」と言われる理由はここにあります。

ふれあいセンター開設、運動緑地公園整備、町営住宅建設、加えてJR島本駅。その是非はともかく、庁舎、学校など既存の公共施設の老朽化対策(耐震化を含む)を後回しにし、国の財政政策にのって一気に行った大型公共事業の借金返済が影響しています。

町税収入が大幅に減り、それを補うはずの地方交付税も削減された今、予算を決めるのは議会であっても、予算編成には住民参画が必要であるという考え方が一般的になりつつあることも学びました。

◆第4回「合併をすすめる橋下知事の『大阪版地方分権』って何?」 10月2日
大阪自治体問題研究所主任研究員・大阪経済大学非常勤講師(地方財政論)
初村尤而さん

高槻市・島本町の「広域行政勉強会」について、「合併を前提にしない限り全面的なバックアップはしないと言った」と橋下知事は発言しました(4月22日)。地方分権を叫びながら、高槻市・島本町の自治は尊重しないという問題発言です。
 
「大阪発‘地方分権改革’ビジョン」は、府内の市町村に府の権限を渡し、府で行っていた事業を市町村で行うものとし、小規模な市町村で不可能ならば中核都市(人口30万人以上)に再編成。大阪都、関西州(京都府や滋賀県などは慎重)をめざそうという強引なものです。

また、島本町は府からの権限移譲の受け入れ予定を、府内41市町村で最低の19.7%という数字で回答していますが、非常に消極的にみえるようで、実は現状に沿って正直な基本方針を示していると評価することができます。

長野県は平成の大合併の際、「合併を選択する・しないに関らず判断を尊重し、市町村自治の充実に向けた取り組みを積極的に支援する」としたそうです。安易に合併を求めるのではなく、「地域のことは地域できめる」=「地方分権」時代を迎えた今こそ、長野県のような支援が必要ではないでしょうか。

橋下知事の「大阪版地方分権」はこの流れに逆行した施策と確信できました。今週末の第5回学習会は、「平成の大合併」で府内唯一の合併を行った旧美原町の市民の方を講師にお招きします。

「合併問題」のみならず「住民自治とはどのようなものか」を学ぶよい機会になると思います。

画像は、サントリー山崎蒸留所の入り口周辺(10月21日撮影)
年長者学級の講座で久々の「ふるさと案内ボランティア」を担当
小雨の中、水無瀬離宮跡と推定された広瀬遺跡をご紹介しました
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臨時議会のお知らせ

2010年11月23日 | とだ*やすこの活動日記
26日午前10時より臨時議会(平成22年第5回)が開催されます。
今回の議案は、人事院勧告に基づく職員の給与ならびに議員報酬削減とそれに関する補正予算です。

特徴は、中高年層(40歳台以上)の給与月額に限定した給与表の引き下げ改定(0.1%の下げ)。期末手当および勤勉手当の支給割合を職員0.2ヶ月、再任用0.1ヶ月下げる。さらに、当分の間55歳を超える職員(次長・部長級)への給与月額に1.5%の減額を行う。

以上は、平成22年度について。調整という名のもと、既に支払われている部分に関して「遡及」(さかのぼる)され、12月の期末手当&勤勉手当、いわゆるボーナスから差し引かれます。さらに、平成23年について、4月以降のボーナスの支給割合を現行より0.2ヶ月減少の3.95月とするものです(再任用は0.1ヶ月減少の2.10月)。

特別職(町長・副町長・教育長)と議員についても、「一般職の職員の給与改定に伴い」(提案理由:不思議な表現=感覚ですね)改正されます。平成22年、23年ともに改正後は3.85月(現行4.05月)となります。

今回、人びとの新しい歩み(戸田・平野・澤嶋)と外村議員は、議員報酬5%(
0.5%としていました。間違いをお詫びして訂正します)しての削減(来年度から任期満了まで)と、バブル期に導入された「役職手当」15%の廃止を提案しました。提案した議員が、他の議員の質疑に応じることになり、結果として議員間の議論が展開されることになります(質疑があれば)。

通常では、議案の提案者は町長、議員が理事者(町の管理職)に質疑を行い、討論、採択を行います。理事者側には「反問権」がありませんので、かなり一方的な展開になりますが、今回は議員同士が議論を戦わせることになります。ぜひ傍聴をお願いします。



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明日のご案内・その2

2010年11月19日 | とだ*やすこの活動日記
明日の午後、議会報告会を開催します。

とだ*やすこの議会報告会「ひと・まち・語らい広場」
11月20日(土) 午後2時~4時
ふれあいセンター3階 第2学習室 
※飲食禁止の会議室となります 

現在、島本町町議会は、議会改革特別委員会を設置し、議会基本条例の制定を含めて改革への議論をはじめています。感心が集まりがちな「議員定数と議員報酬の削減」ですが、「民主主義のコスト」「国会と地方議会の違い」などを考えると、定数や報酬の削減が地方自治体にとって果して目差すべき改革なのか、戸田は疑問をもちはじめています。

また、議会基本条例の制定が全国的な流れとなっていますが、なぜ今、議会基本条例が必要なのか、そもそも議会基本条例とはなんなのか、自ら学びとったことをみなさんと共有し、ともに考えなければと思っています。

急なお知らせですが、とだ✽やすこの議会報告会「ひと・まち・語らいひろば」へのご参加をお待ちしています。午前の「人びとの新しい歩み」主催の第4次総合計画基本計画(案)パブリックコメント(意見公募」の学習会と同じ部屋です。

画像は、大好きな、平野はるひさんの作品
タイトルは「ハッピースプーン」
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明日のご案内・その1

2010年11月19日 | とだ*やすこの活動日記
11月1日「広報しまもと」に掲載されていますように、島本町は現在、第4次総合計画「基本計画(案)」を示してパブリックコメントを募集しています。急なお知らせで恐縮ですが・・・

明日、ふれあいセンターで学習会を開催いたします。主催は「ひとびとの新しい歩み」(戸田・平野・澤嶋)。意見募集を形骸化させないためにも、住民のみなさんにご意見を寄せていただき、住民参画、住民自治の裾野を広げたいと願っています。会派に属していない外村議員も参加の予定です。


総合計画基本計画にあなたのパブリックコメントを!
11月20日(土)10時~12時
ふれあいセンター 第2学習会
主催:人びとの新しい歩み

意見募集については、広報しまもと11月1日号に詳細掲載
島本町HPをご覧ください。計画案が示されています。

※総合計画とは 

総合計画は、地方自治法に基づき、全ての市町村が総合的かつ、計画的な行政運営を行うために作成するもので、さまざまな計画の上位に位置付けられます。島本町のまちづくりの基本となるものです。第四次総合計画は、平成22年度から31年度を計画期間(予定)としています。

<総合計画の構成>

総合計画は、「基本構想」、「基本計画」、「実施計画」から構成されます。

基本構想
現状と社会的な動向などを踏まえ、概ね10年後におけるまちの将来像など、まちづくりの基本目標を明らかにし、その実現に向けた基本的な方向性を示すもの(策定済み)

基本計画
基本構想を実施していくための具体的な施策の基本方向を体系的に示すものです。(今回意見公募している)



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アプローズ・喝采

2010年11月12日 | とだ*やすこの活動日記
サントリーの青い薔薇。花言葉は「夢かなう」その名はアプローズ、喝采です。遺伝子組み換えの背景を危惧しているわたしとしては、複雑な心境ですが、この花が生まれてから世にでるまでに、環境・生態系に与える影響についての調査・研究に相当の年月が費やされたと、以前、日経ビジネスの記事で読みました。

「いまここ島本」第5号をの入稿、校正を終えました。今日は午後からは議会だより編集委員会で「議会だより」の校正作業を行いました。事務局の力量に頼り、議員は文字校正を、レイアウト中心の最終点検です。「いまここ島本」に費やす労力を思うと、議会事務局の職員の力量に、ただただ頭が下がります。

明日は、公共交通セミナーでの中間発表。梅田に行きます。体調はいまひとつ。昨夜、ほぼ徹夜で仕上げた(=一夜漬け)「川西市の特色ある学校教育:がんばれ、きんたくん子ども元気UP!作戦」。生みの苦しみを味わいつつ、たいへん楽しい作業でした。政治は理想、「夢かなう」まで、邁進するのみ!
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祝町制施行70周年

2010年11月07日 | とだ*やすこの活動日記
朝から住民ホールで町制施行70周年の記念式典が行われました。華やかにさりげなく、滞りなく行われ、よい式典でした。菅議長の格調高い挨拶が印象的でした。冒頭に町史を紹介する画像が映され、美しいナレーションで町の歩みをふり返りました。

町役場が12人の職員(間違っていないといいのですが)でスタートしたというのに驚き、家並みがみあたらない景色のなか、阪急の駅ができたり、水無瀬橋ができたり、名神高速道路が開通したりしていく様子に驚きました。過不足なく、歴史文化資料館での写真展にもつながるよい企画と感心しました。

歴史文化資料館の写真展は賑わっており、さまざまに会話がはずんでいるようでした。町文化財第2号「伝聖徳太子7歳像」が一日のみの里帰り、平安時代に彫られた素朴で完成度の高い神像に見惚れました。紋付袴姿の宮司さんが麗天館開設の際の写真について説明してくださり「祖父が写っていますが神社には残っていない貴重な写真」とおしゃっていました。

島本駅前は老若男女で賑わっていました。桜井の駅跡に設けられた特設ステージで、地元ゆかりの出演者によるコンサートが行われました。町内各企業のご協力もさわやかで、いつものことながらたいへん有難いこと。法人税の割合が大きい島本町ですが、従業員のみなさんの労働こそが町政を支えてくださっていると。このことを忘れててはいけません。

町職員有志によるお好み焼き(特製秘伝のたれだそうで絶品)&手づくりクッキーの販売が、素晴らしかったとわたしは思います。管理職はおそらく総出であったと思いますし、たくさんの職員がきびきびと落ち着いて活動し、これこそが他の多くの催しと違う雰囲気の源と感じました。好印象でした。

まだまだご報告したいことはたくさんありますが、このあたりに留めおき、明日からまた、気持ちを新たに活動します。それにしても町制70周年のイベントについて事前にブログでお知らせできていなかったことを、申し訳なく思います。実は体調を4,5日体調を壊していました。

昨日原因がわかり、地域医療に助けられて事態が好転。町のお医者さんは本当に大事!週末は私事でも重要な予定が入っており、公私ともに無事参加することができ安堵しています。やりたいこと、やるべきことは山積(全部を一気にイメージする頭も心も壊れていまいそう)、ブログも休み休み、飛び飛びになります。まだまだ発展途上の入り口、学びつつ前進します。





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