とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

明日から議会、頑張ります

2019年09月29日 | とだ*やすこの議会報告
島本町議会は明日から9月定例会の後半です


9月30日 月曜日
10時~
島本町役場庁舎3階 本会議室

主な議案
平成30年度島本町一般会計歳入歳出決算
山田町長就任後、初の通年歳入歳出決算です

既にふたつの常任委員会に付託され、総務建設水道委員会・民生教育消防委員会ともに不認定となっています。

9月定例会前日の全員協議会において、今議会では新庁舎建設実施設計の補正予算計上は行わず、財政上の課題から見送ると表明されたことが影響しています。

総務建設水道委員会では戸田・河野議員(共産)、民生教育消防委員会では東田議員(立憲)のみが賛成という結果でした。明日、本会議場で、各会派、あるいは会派の拘束なく議員がそれぞれに討論・採択を行います。←見どころ


第5次総合計画基本構想
2020年・令和元年から2029年・令和11年までを計画期間として、まちの将来像と基本的な方向をしめす計画。あらゆる計画の最上位に位置づけられます。10年に一度の審議、議決になります。←重要


会計年度任用職員という新たな制度に関わる条例の制定

これについては、10月1日 10時(予定)総務建設水道委員会に付託して審議します(人びと:戸田)←極めて重要


10月4日(金曜日)
本会議
会計年度任用職員という新たな制度に関わる条例につき、討論・採択を行います。


■会計年度任用職員制度

各自治体が個々に運用し実態がつかめなくなっていた「臨時的・非常勤職員」を、2020年4月から「会計年度任用職員」という枠に、一部を除いて統一されます。←国の法改正による

その背景には、非正規雇用の深刻な問題があります。常にある仕事を継続して担い、正規職員と同様の働き方をしているにもかかわらず、雇用条件が著しく異なる臨時・非常勤職員。官製ワーキングプアという悲しい言葉を生みました。

望ましい雇用環境のお手本となるべき地方自治体が、人件費を削減し、女性や若者を雇用の調整弁として利用してきました。公務員バッシングを重ね、人件費削減をよしとした国民の選択でもありました。

勤続年数を重ねた経験豊かな方が、新規に採用された人と同じ処遇で働くという理不尽さは
職場の雰囲気を窮屈にし、ときに正規職員の居場所を危うくするものであり、実に深刻な問題です。

特に非正規率が高いのは福祉・文教分野など女性が多い職場です。2016年時点で地方自治体の非正規職員はおよそ64万人、そのうちの4分の3が女性、女性活躍推進とはほど遠い現状です。その改善はまさに国家的な課題です。

あまりにも複雑で、なかなか理解しにくい人事制度ですが、町の制度設計が、臨時的雇用のみなさんの不利益にならないよう心して質疑します。←気合を入れて質問つくりました!(が、持ち時間は質疑答弁で45分のみ、絶対に足りない)


画像
初秋のJR島本駅西風景
数年前に撮ったお気に入り


都市計画と高さ制限、そして議会運営

2019年09月25日 | とだ*やすこの町政報告
昨日は朝から晩まで実に濃い活動内容でした。島本町政、課題山積です。今、島本町政は、大変な局面を迎えています。やる気、意欲を失くすことが続きますが、自らの使命感を失うことなく、こういうこそ粛々と!


2019年・令和元年9月20日付で、島本町・大阪府決定の都市計画案件について告示が行われました。

島本町都市計画審議会、大阪府都市計画審議会での審議・採択により、事実上確定していたことではありますが、この告示によって、JR島本駅西地区を「土地区画整理事業」という手法を用いて開発することが、都市計画上、正式に可能になりました。

以下、山田町長から議長宛に報告があった内容です

北部大阪都市計画決定及び変更について(報告)

1. 北部大阪都市計画用途地域の変更
2. 北部大阪都市計画高度地区の変更
3. 北部大阪都市計画地区計画(JR島本駅西地区)の決定
4. 北部大阪都市計画地区計画(百山地区)の決定
5. 北部大阪都市計画土地区画整理事業の決定
6. 北部大阪都市計画下水道の変更
以上、島本町決定
7. 北部大阪都市計画区域区分の変更
以上、大阪府決定

JR島本駅西地区の地区計画では、駅に近い所では50mの高さの建物が建てられるということになります。北摂の山並みを隠す50㍍の高さのビルを建てることに反対する住民は多く、市民の反対運動では5000筆以上の署名を集めておられます。


そして昨日(24日)、わたしは観ることができなかったのだけれど、島本町域全域に建物の高さ制限(基本20㍍)かける条例を制定するための直接請求署名『しまもと景観・環境まちづくり会議』の記者会見の様子が複数のメディアで報道されました。

住民の求めによる条例の制定は、有権者の50分の1(516名)以上の署名を1か月以内に集め、そのうえで町長に請求するというものです。そして町長が議会に提出、議会という「議論のひろば」で議員が質疑、討論、採択します。← 戸田の議員としての仕事はここに!

JR島本駅西地区の地区計画と土地区画整理事業と住民の直接請求による条例案、これについては12月(議案として提出される)まで、考え、考え、考え抜くことになります。

担当職員にも議会事務局員にも議員にも「直接請求」の経験がない者が多く、まさに学ばせていただきますm(__)mという姿勢です。過日『しまもと景観・環境まちづくり会議』による直接請求説明会に参加しましたが、会議運営の手際のよさとチームワークは秀逸でした。

そして立派な条例案。ここに至るまで、よく勉強し議論を尽くされたことと思います。わたし自身、景観条例、景観計画、建物の高さ制限がないことの問題を認識、折に触れ指摘してきました。他の自治体の職員による学習会も開きました(一期目)。

が、住民による条例案と直接請求の活動に比べれば、自分の仕事の中途半端さを思わずにはいられません。今は目の前の9月定例会議にしっかり向きあい、よい仕事を積み重ねたい。目立たないところに光をあてたい。


議会運営委員会(24日)にて9月定例会議後半の議事日程を以下のように確認しました。

9月30日:本会議  主に平成30年度歳入歳出決算の討論採択・総合計画基本構想
10月1日:総務建設水道委員会 会計年度任用職員に係る新たな条例制定
10月4日:本会議 
※議事進行により変わる可能性があります

議会運営副委員長として公平で円滑な議会運営をめざし、委員長や事務局から謙虚に学ぶと決めています。


画像
西国三十三所巡礼
大津市・園城寺(三井寺)にて

微妙寺のレレレ千手観音に出会う
赤塚不二夫さん(フジオプロスタップによる)

お寺の許可を得て撮影、掲載しています

意見募集!四保跡地の認定こども園

2019年09月17日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
島本町は今日9月17日から民間認定こども園の整備・運営事業者の公募に係わる意見を募集しています!

町は、昨年6月18日の大阪府北部地震を受けて、耐震化ができていない第四保育所の移転新築計画(役場庁舎前来客駐車場)を進めています。

ところが深刻な待機児童問題を解決するため、保育基盤整備を加速化的に行うこととし、元の場所=現在の第四保育所用地には民間事業者による認定こども園を設置するという方針です。

そして、この度の意見募集は、民間認定こども園を整備・運営する事業者の公募要項の内容(←重要)を検討するにあたり、広く市民から意見を募集する、とこういうことになっています。

とだ*やすこは、第四保育所は現在の第四保育所で150人定員で建てるのが筋、という考えをもっていますが、町の方針は変わりませんん。

意見募集のテーマは「民間認定こども園の整備・運営事業者の公募」です。けれども、はたしてこれでよいのでしょうか、という意見があって当然と考えています。
いずれにしても保育所整備はまちづくりの重要案件!募集要項にどのような条件を明記するかは、町の幼児教育・保育の質の向上におおきく影響します!

みなさんのお声をぜひとも!お寄せください。いろいろな角度からお寄せ下さい。
•募集期間
令和元年9月17日(火曜日)から令和元年9月30日(月曜日)まで

詳しくは島本町HPをご覧ください
意見の提出フォームはこちらから ※匿名での提出が可能です


第二幼稚園跡地において、幼保連携型認定こども園整備・運営事業者の募集をしたときの募集要項がHPから消えている?のが気になります(←90人定員の民間保育所の募集要項は残っています)。

下線部分は9月26日に追記したもの 

画像
淡海へと西国巡礼秋日和 靖子

西国三十三所第三十一番札所長命寺にて


第四保育所と跡地の民間認定こども園

2019年09月02日 | とだ*やすこの一般質問
(Ⅱ)第四保育所と跡地の民間認定こども園 ~保育の安定性をめざして~

町立第4保育所の定員4割減
わたしは問いたい。定員を削減することにつき、保護者の納得を得られるとお考えでしょうか、と。なぜ、定員150人を90人に削減するのか、その理由を保護者・住民に説明できるのか、と。

そもそも「保育基盤加速化方針」について説明会が一度も開かれていないことが問題。

また、町立第4保育所の移設新築実施設計の課題について、大型トラックが通る道路側に園庭を置くのか、園舎を置くのか、設計上の重要な選択について見解を問います。

その選択は排気ガスによる大気の汚染や大型トラックの通行による騒音・振動と関係が深いからです。一方で、隣接する新築マンションへの日照に影響を与えることになり、慎重な検討を要します。

跡地における認定こども園の施設整備
どのようなスケジュールで行われるのか、また、運営を担う事業者の募集事務の進捗状況について説明を求めます。

そしてなにより、安定的な事業の継続性の担保を図るため、土地の賃借料については、第二幼稚園跡地と同様、無償とするのが妥当と根拠を述べて主張します。

他にも、募集要項に明記すべきもとして、3点に絞って見解を問います。①看護師の配置②幼保ともに障害児保育・支援教育の受け入れができること(町全体として定員の拡充が必須)③開園前後に事業者と町の幼稚園教諭・保育士が意見交換をする機会を設けること。

以上です。今回は、原点に戻って一度、読み合わせをしてみました。

画像
皇帝ペンギンのポストカード
20年以上大事にしています❤

とだ*やすこの活動報告
『いまここ*島本33号』配布中
「いまここ*ペンギン」デビュー!

皇帝ペンギンは極寒のなか
オスがタマゴを温めるそうです


島本町文化財保護条例~その成果と課題~

2019年09月02日 | とだ*やすこの一般質問
明日から令和元年9月定例会議。初日、とだ*やすこはふたつのテーマで一般質問を行います。4番目、おそらく午後一番、13時頃と予測します。

(Ⅰ)島本町文化財保護条例施行10年 ~その成果と課題~
(Ⅱ)第四保育所と跡地の民間認定こども園 ~保育の安定性をめざして~

島本町文化財保護条例施行10年 ~その成果と課題~
平成20年7月に島本町文化財保護条例が施行されて10年以上が過ぎました。その成果と課題につき、教育委員会として、どのように検証しているかをまず大きく問います。

町指定文化財のうち、国や府の指定文化財となる価値があると思われるものは、町指定に留め置くことなく、必要に応じて府や国の文化財に指定されてしかるべきと考えます。

その手続、条件などはどのようになっているかをまず問い、その上で、たとえば「水無瀬駒」とその関連資料などは、大阪府、あるいは国の文化財に値するのではないか、と提言します。

今、島本町が文化財保護行政を進める上で課題となっているのが、文化財の保存、調査研究、公開等を適切に行える施設環境。施設的な専門的機能の充実と学芸員の正規雇用です。

現在の島本町歴史文化資料館は『麗天館』と呼ばれた昭和初期の建築物。専門的機能の充実を図るのは事実上、困難。学芸員の専門性が充分に活かせない環境といえます。

よって、新庁舎建設という機会を逃すことなく適切な施設整備、専門的機能の充実を行い、文化財保護行政の発展に努めるよう、平成30年6月定例会議の一般質問で訴えました。

その後も主張、確認していますが微塵も発展がありません。この度、京都新聞の記事(8月29日)で、長岡京市が同じ課題を抱え、計画中の新庁舎に一定のスペースを確保されたと知りました。さすがです。

国は文化行政において地域の歴史文化をまちづくりに活かす方向性を示していますが、骨のある調査研究が教育委員会において行われていなければ、空虚なにぎわい創造になってしまいます。本来的な文化行政の充実こそ重要です。

画像
みづまろくん
何度みても
いつみても可愛い

今日から9月、明後日から決算議会

2019年09月01日 | とだ*やすこの議会報告


今年もまた酷暑、酷暑でした。大型台風が来るかというのでお盆の帰省を切り上げ(雨戸を一か所閉め忘れた)、京都・五山の送り火は諦めました。

送り火はわたしにとって大切な宗教行事、風が変わり夏の終わりを感じる年中行事。ようやく暑さが和らいだかと思えば、各地で大雨、ニュースでみる九州の水害に心が折れそうです。


明日9月2日 11時
議員全員協議会が開かれます
島本町役場庁舎3階 委員会室

案件
執行部からの報告
新庁舎建設事業のスケジュールについて

おそらくは財政上の課題から見直す、先に見送るという判断がなされた、とみています。6月の議会、議員の質問においてそれを示唆する発言が山田町長からありました。

九月議会の前日ににわかに飛び込んできた会議、報告ですから既に決定しているということになります。

意思決定の過程で、どこでどんな議論があり、スケジュール変更で誰に、どんなメリットがあるのか、俄かにはわかりかねています。

感情的なもの、財政的数字によるものであれば、政策判断としては納得できかねています。これまで国の特定財源を得るためと、猛スピードで進めてきたにも関わらず、今さら!?!

それならば説明会を開き、市民的議論を経て基本構想をつくれたのです!!!庁舎は単に職員の執務室ではなく島本町民のものです。


第3小学校の耐震化の際にも主張していたことですが、耐震化の必要性を想うと、建替えを先に延ばせば事態は深刻になるだけと思えます。


九月定例会議の日程です

●本会議
9月3日(火曜日) ← 戸田の一般質問は4番目、おそらく午後一番(13時頃)になる予定
9月4日(水曜日)
9月5日(木曜日) ← 大綱質疑 会派人びとの新しい歩みは一番目、今回は中田議員が登壇
9月6日(金曜日)
いずれも午前10時から本会議場(庁舎三階)
出入り自由

●常任委員会
総務建設水道常任委員会(戸田)
9月10日(火曜日)11日(水曜日)12日(木曜日)

民生教育消防常任委員会(中田議員)
9月13日(金曜日)17日(火曜日)19日(木曜日)

いずれも午前10時から委員会室(庁舎三階)
出入り自由

●議会運営委員会
9月24日(火曜日) 午前10時から

●本会議
9月30日(月曜日)
午前10時から本会議場
平成30年度決算につき各会派が討論採択を行います

主な議案は
平成30年度の各会計決算 ←審議は各常任委員会に託し行ないます

保育無償化やふれあいセンターでの暫定保育に伴う条例改正
清掃工場改修工事の工事請負契約
衛生化学工場解体撤去の工事請負契約変更 ←想定を超えるゴミの埋め立てが発覚、工事費を追加補正計上して契約を変更するもの


画像
島本町役場庁舎は市民のもの
議会傍聴席は市民席!