今日の午後、農業委員会に出席しました。民間保育所の新設のため市街化調整区域の農地を転用することについて審議を行い、町の農業委員会はすべての委員がこれに賛成しました。市街化調整区域の農地を転用する場合は、大阪府に申請して知事の許可を得る手続も必要です。
これと同時進行で、町は開発・建築に関する事前協議を進めることになります。農地転用の許可に際しては、土地の譲受人である社会福祉法人・博乃会(理事長:河西良雄)より建築図面などが提供されていますで、新しい保育所のハード面に関する情報を知りたい方は、農業委員会の会議資料を庁舎1階の情報コーナーでご確認ください。
委員会の前に改めて保育所新設地の状況を確認しました。当該地に面する道路には「事故多発、スピード落とせ」と表示があること、農地が道路から随分低い位置にあり浸水被害が心配されること、保護者の送迎に充分な空間が確保できるか不安であることなど、懸念する点がありました。
このことに関連していくつかの質問をし、開発における参考意見として発言しました。農地転用許可の審査に留まらず、議員は総合的な視点から検討することを求められて農業委員に選出されていると考えることもできます。個人的にはそのように思っています。過去2年に続いて再び農業委員に就かせていただき、今期は、良識の許される範囲で広い視点から発言するようにしています。
今春の改選後、議会において、平野議員の追求に答えて副町長が「今年に入って、ある法人から希望があった」というような答弁がありましたが、実は、町が高浜で保育所にふさわしい土地を探しているという情報が既に2月頃には巷には流れ、その後、さまざまなルートを経て場所を確定する噂が飛び交っていました。
今日の農業委員会において公になり、なおかつ農地転用が認められ、地権者との売買契約もおそらく済んでいるはずで、今後は開発・建築に向けての事務手続が急ピッチで進められることになります。急ピッチの理由は、もちろん待機児童と保育の過密化解消もありますが、大阪府の安心こども基金を活用しての補助金を得られる期限が迫っているのが主な理由です。
そもそも、保育の現場が抱える課題を踏まえて、町が自ら民間保育所の設置を積極的に進めていれば、大阪府の安心子ども基金をもっと有効的に、経年で活用できたと思えます。なおかつ、保護者の意見や希望に添って、島本町の特徴を活かした保育所についてソフト、ハードの両面から町が主体的に計画できたのです。
博乃会について不満を述べているのではありません。判断できるだけの情報を自らの手で入手してはいません。保育所新設に至るまでの過程を思い出すと、悔しさを通り超えて情けない。民営化、幼保一元化、認定こども園などに固執し、保育の問題を政争の具にして、子ども・子育て支援の本質を見失ったとしか思えません。関係者は猛省していただきたいです!
画像は、高浜の保育所建設用地
ライオンズマンション・グランリバー水無瀬のすぐ前です
ゼロ歳児の人口が非常に多い地域です
これと同時進行で、町は開発・建築に関する事前協議を進めることになります。農地転用の許可に際しては、土地の譲受人である社会福祉法人・博乃会(理事長:河西良雄)より建築図面などが提供されていますで、新しい保育所のハード面に関する情報を知りたい方は、農業委員会の会議資料を庁舎1階の情報コーナーでご確認ください。
委員会の前に改めて保育所新設地の状況を確認しました。当該地に面する道路には「事故多発、スピード落とせ」と表示があること、農地が道路から随分低い位置にあり浸水被害が心配されること、保護者の送迎に充分な空間が確保できるか不安であることなど、懸念する点がありました。
このことに関連していくつかの質問をし、開発における参考意見として発言しました。農地転用許可の審査に留まらず、議員は総合的な視点から検討することを求められて農業委員に選出されていると考えることもできます。個人的にはそのように思っています。過去2年に続いて再び農業委員に就かせていただき、今期は、良識の許される範囲で広い視点から発言するようにしています。
今春の改選後、議会において、平野議員の追求に答えて副町長が「今年に入って、ある法人から希望があった」というような答弁がありましたが、実は、町が高浜で保育所にふさわしい土地を探しているという情報が既に2月頃には巷には流れ、その後、さまざまなルートを経て場所を確定する噂が飛び交っていました。
今日の農業委員会において公になり、なおかつ農地転用が認められ、地権者との売買契約もおそらく済んでいるはずで、今後は開発・建築に向けての事務手続が急ピッチで進められることになります。急ピッチの理由は、もちろん待機児童と保育の過密化解消もありますが、大阪府の安心こども基金を活用しての補助金を得られる期限が迫っているのが主な理由です。
そもそも、保育の現場が抱える課題を踏まえて、町が自ら民間保育所の設置を積極的に進めていれば、大阪府の安心子ども基金をもっと有効的に、経年で活用できたと思えます。なおかつ、保護者の意見や希望に添って、島本町の特徴を活かした保育所についてソフト、ハードの両面から町が主体的に計画できたのです。
博乃会について不満を述べているのではありません。判断できるだけの情報を自らの手で入手してはいません。保育所新設に至るまでの過程を思い出すと、悔しさを通り超えて情けない。民営化、幼保一元化、認定こども園などに固執し、保育の問題を政争の具にして、子ども・子育て支援の本質を見失ったとしか思えません。関係者は猛省していただきたいです!
画像は、高浜の保育所建設用地
ライオンズマンション・グランリバー水無瀬のすぐ前です
ゼロ歳児の人口が非常に多い地域です