とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

空の色春へ春へと青を足し

2018年02月26日 | とだ*やすこの議会報告
空の色春へ春へと青を足し 靖子

今日は、春光に包まれて役場庁舎に向かいました。明日27日(火)から2月定例会議がはじまります。女性議員が多いと、なにかと注目される島本町議会ですが、3月8日の国際女性デ―が近いということで、明日は新聞社の取材(傍聴)が入るそうです。

主な議案は山田町政初の当初予算・平成30年度予算編成です。また、任期満了に伴い教育長人事が提案されます。町長はその施政方針において、JR島本駅西地区について具体的な財政面での支援も検討しながら、引き続き技術支援を行う、と一歩踏み込んで言及されます。

これに対して、大綱質疑(代表者質問)で各会派の議員が質問します。大綱質疑の日程は通常の流れでいくと3月5日になります。詳細は島本町Hp島本町議会

維新・自民・公明党が推薦する町長候補者が高槻市との合併を主張した昨春の選挙で、JR島本駅西のまちづくりは隠れた争点になってしまいました。

JR島本駅西のまちづくりは、島本町にとって、50年に一度あるかないかの重要な政策課題です。自治体の自治を踏みにじるような選挙のやり方は、つくづく罪が重いと、今、改めて思います。

明日27日、初日は一般質問からはじまります(質問する議員は7人)。とだ*やすこは3番目(通告順)、27日の午後一番になる予定です(進捗状況によっては午前中、昼にかかって終了?)※各議員の一般質問はこちらから

JR島本駅西のまちづくり=都市計画×開発計画につき、町執行部の姿勢を質します。間際のお知らせになりましたが傍聴をお待ちしています

平成30年2月定例会議議会日程

本会議
前半2月27日、28日、3月1日、5日
後半3月27日 討論・採決が中心

総務建設水道委員会 7,8,9日(人びとの新しい歩み:とだ*やすこ)
民生教育消防委員会 13,14,15日(人びとの新しい歩み:中田議員)


答弁側には、日常業務からの専門性があり、課のチーム編成。こちらはアマチュア、一議席。委員会での質問を準備するわたしの姿は、〆きりに追われる漫画家さん(あまり売れない新人)って感じで、ちょっと凄いです ※漫画家さんに失礼かもm(__)m

編集者も校正担当も色彩をのせてくれるスタッフもいない孤独な作業ですが、担当レベルの職員さんとガチンコでやりとりができる常任委員会が、そしてこの仕事がかなり好きです。

与えられた発言の権利を無駄にすることなく、より建設的な議論ができるよう務めます。最近は傍聴も増えています(入退場自由)。引き続き町政に関心をお寄せください。


画像
議会答弁のHOW to 本
議員の間で話題になっています

まだ、読めていませんが
この先にまちの未来があるのか?
そういう本のようです

匿名(偽名?)で書かれているそうです

学びと実践、そしてさらなる学びへ

2018年02月07日 | とだ*やすこの活動日記
年が明けて2018年は学びの機会に恵まれた日々でした。じっくりパソコンに向きあって仕事をする余裕がないのは辛いことですが、異なるように思えるテーマが、実は政策的にはつながっています。


1月21日「水無瀬殿を知ろう!」(主催:水無瀬殿勉強会)。水無瀬離宮研究の第一人者、豊田裕章さんから「山上御所」を中心に後鳥羽上皇の離宮・庭園都市についてお話を聴いた後、百山・桜井周辺を歩きました。シリーズ3回目です。

1月22日、超党派の女性議員(同じ会派の中田みどり議員・今回の研修の準備をしてくださった日本共産党河野恵子議員)で豊能町の公立認定こども園の見学と自主研修、あたり一面雪景色でした。

1月24日、大阪大学COデザインセンター(中之島)にて「新しいまちづくりみちづくりのための研究会」(毎月開催)に参加。テーマは『「まちづくり」を促進する契機とは何か』。話題提供者は、同センター特任助教・山岸達矢先生(公共政策学)。共感!の連続でした。

1月25日、後期議員研修「認定こども園の現状と課題」で中山徹先生(奈良女子大学教授)。第2幼稚園の将来を考えるとき、知っておくべき内容でした。テーマと講師は人びとの新しい歩みが提案(確か初夏)、実現に至るまでには紆余曲折がありました。

1月27日、「まなびとひろば」を主催した夜は、市民連合高槻・島本主催の連続講座第1回「国民投票について学ぶ」。講師は辻元清美衆議院議員。 開場は満席。少なくない方から、この歳で冬の夜ひとり島本から高槻まで行くのはもう厳しい、、、という声をいただきました。   
2月2日は、生涯学習課主催の「古文書講座」。山中浩之先生(大阪府立大学名誉教授)のご指導のもと「関戸院記」を読み解きました。わが家のすぐそばの「昔」を江戸時代の誰かの記録で知る面白さといったら!!解説を必死でメモするだけで(笑)ワクワクしました。

実は、大山崎町史と島本町史から島本(特に山崎)をみることが、今期4年のわたし自身の課題(昨春の選挙でも公言)。この度、偶然にも「関戸院記」に親しんだことで、取り組みたいテーマが浮き上ってきました。

2月3日、とだ*やすこの「ひと・まち語らい広場」を主催。昭和5年生まれの女性から山崎・西国街道が「島本銀座」と呼ばれた頃のお話を聴きました。

大日本紡績の社宅や女子寮の記憶、女性組合員の町議会進出(昭和26年、中間友子さん:ヒアリングと資料調査による)、水谷八重子主演の「白粉帖」(1947年大映:島本でロケと聴く)。

図書館の郷土史資料(奥村寛純氏著など)を読み込んでおられる方の参加もあって、話題は尽きませんでした。ひとが出会い、語らう場がたくさんある島本が素敵です。

2月4日「天王山周辺森林ボランティア講演会」(主催:天王山周辺森づくりフォーラム、大山崎ふるさとセンターにて)。ふたつの基調講演の講師はいづれも女性、参加者のほとんどが男性でした。島本から「フォレスト島本」「NPO法人 島本森のクラブ」がパネリストとして参加されました。

2018年。これまで、自分のなかで地道に取り組んできたこと、取り組みたくても時間を注ぐことができずにいたことが、少しずつ実りはじめる年となるなら、とても嬉しいです。


画像
島本町教育委員会の「古文書講座」
生涯学習課の人気のある講座です

今回のテーマは
「古文書から見る江戸期庶民の生活」

前世のどこかでわたしは
トルコや山崎に「庶民」として
暮らしていた?のでしょうか

そのどちらにも縁があって
今があるように思うこの頃です


注:講座で使用した複写を掲載しました

  仮に所有者が町でない個人所有の古文書
  あるいは個人情報が含まれていれば
  掲載は控えるのが妥当と判断しました

  ご指摘があったわけではありませんが
  洗心流のお花(いつかの新年)に差し替えます

JR島本駅西・都市計画、初の住民説明会

2018年02月05日 | JR島本駅西まちづくり
去る1月19日、住民対象の説明会がふれあいセンター・ケリヤホールで開かれました。夜の開催にも係らず満席。会場からは、なぜここまで決まってから説明するの?!説明会は継続して!!と言う声が多く寄せられました。


29日に締め切られた意見募集には約160件の意見が寄せられたそうです。今回の説明会は、法的に必ず必要な手続きかというとそうではありませんが、これまでの経過を振り返ると、継続して開かれるべきものと強く思います。

住民には、開発によってどのような街区になるのかまったく予測ができません。土地区画整理事業という公共的手法で開発する計画が既にあるのですから、その事業内容の概要が説明されるのは当然です。

残念ながら、説明会では、都市計画とはなにかという内容に多くの時間が割かれました(8年前にも公表できた内容)。質疑応答の時間も充分ではありませんでした。

発言したいと挙手される方が後を絶たず、再度の説明会を求める声、農地保全を求める声が続きました。終了後も半数近くの方(100名以上かと)が席を立たれませんでした。

持ち帰って判断したい(=最終的には町長判断を仰ぐことになる)と何度も頭を下げる都市創造部長。他の職員も自ら席を立って退散することはありませんでした。

帰らない姿勢で留まる参加者。なかには職員を強い言葉で責めたてる人もあるなか、参加者の中から「今日はここで一旦終わりにして、次回につなげましょう」というような声があがったことはよかったと、わたしは思います。

まだまだ発言したい方が多く、再度の説明会を求める声が多かったことを真摯に受け止め、次の意見交換会につなげていただきたい。このままで次のステップに進めば、行政と住民、地権者と住民の対立を生み、おそらくその溝が埋まることはないでしょう。


画像
とだ*やすこの議会活動報告
いまここ*島本27号を配布中

今回、都市農地の重要性について
農地の多機能性について書きました


JR島本駅西については
8年間、さまざまな声をいただいてきました

あの情景を残してくださいという声が
先日の説明会で、町に直に届きました