とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

JR島本駅西側周辺の将来像を問う

2011年10月31日 | JR島本駅西まちづくり
9月議会で「JR島本駅西側周辺の将来像を問う」と題して一般質問していますので、議会だよりの原稿依頼とともに質問者宛に送信される、未校正原稿を参考に、一部整理して紹介します。

1)学校法人西大和学園の大学立地構想に関連して。
①法人におかれましては、まずは教育学部、看護学部、健康医療学部の設置を計画。将来的には大学を拠点に教育、医療関係の付属施設の併設も構想。豊かな地域福祉環境づくりに貢献したいと考えておられるとのこと。法人の経営される奈良の女史短期大学の実習先病院には、例えばどのようなところがあるのか、把握されていますか。

総合政策部長 学校法人西大和学園の大学立地構想に関連しまして、「短期大学の学生の実習先について」。現在、学校法人西大和学園からJR島本駅西地区へ大学立地を希望する旨のお話があり、これを受けまして、まちづくり協議会においてご検討をいただいている状況。当該大学の学生の実習先につきましては、把握はいたしておりません。

戸田議員 なぜ、これを問うたか。まちづくり協議会の第1回理事会におかれまして、病院設置構想について事務局から説明がありました。学校法人西大和学園の実習先病院と何か関連がある施設なのですか、病院なのですか。特に関連がなく、町内にある病院の移設構想であるとしたら、学校法人が示しておられる医療関係の付属施設の併設、豊かな医療福祉環境作りへの貢献という将来構想には、具体性、実現性がないように思えますが、いかがですか。

総合政策部長 第1回のまちづくり協議会でのお話についてのお尋ねであるというふうに思いますが、当日、ご説明申し上げましたのは、そういった病院の立地についてもお話があるということで申し上げておりますが、それについてはJRの西側地区に限定したお話ではなく、島本町域内でそういったお話がある、こういうふうな観点からご答弁申し上げたところでございます。

戸田議員 島本町内に、幾つも病院を建てることは可能なのかどうか。
②難関進学校として、実績も勢いもある中・高等学校をお持ちです。その教育ノウハウを本町で活かしたい、また保育園・幼稚園などの幅広い教育福祉施設の設置もお考えであると、総合政策部長は6月の平野議員の一般質問においてご答弁されています。町内にそのような土地がどれほどあるのか。町としてどういった候補地が考えられるのか。隣接する府立島本高校との位置関係も気になります。想定できる利用可能な土地を、具体的にお示しいただけませんか。

総合政策部長 「法人が将来的に検討されている教育福祉施設の候補地について」当該法人におかれましては将来的な構想として、中学校・高等学校をはじめ保育園・幼稚園などの教育福祉施設の立地を検討したいというふうにはお聞きしております。なお、法人から、これらの用地についての具体的な候補地のお話はいただいておりませんことから、本町といたしても候補地について申し上げられる状況ではございません。

戸田議員 キャパシティーの問題を申し上げています。もとより、駅西側だけではとうてい実現できない将来構想となっていると思います。桜井以外の農空間保全区域の開発も必要になってくるのではないか、と危惧しているわけです。中・高一貫校設置ともしなれば、当然、運動場や体育館も必要になり、新たな私立幼稚園設置となれば、今ある二つの町立幼稚園の充足率からすると、これはもう統廃合ということにもなりかねない。そうなれば、駅前の一等地の第一幼稚園を手放すことになるかも知れない。私は議員ですから、いろいろなことを総合的に考えようといたします。町は、この点、どのようにお考えですか。

総合政策部長 将来的な構想として、そういうふうに考えておられるというふうなことを申し上げたところでございますが、本町の限られた土地利用の中で、駅前に限らず、そういった候補地があれば、それはそれで検討されるというふうには思っておりますが、今、例えば駅前の幼稚園とか、そういった具体的な話は全くございませんので、町として、今、具体的に申し上げらよれるような状況ではございません。

戸田議員 そもそも法人がお示しくださっている将来構想は、例えば、多くの自治体が総合計画基本構想で述べている、掲げている、理想を網羅した総花的な構想と言えなくもありません。超一等地に大学を立地し、あとは諸事情により実現できなかったということになるかも知れない。具体的で確実な全体像を議会にも住民にも示すことなく、大学立地を前提に地権者の合意形成を進めようとしていると見える町の姿勢に、私は問題を感じているわけです。不信と不安を感じます。この点、ご答弁をいただきたいと思います。

総合政策部長 大学の設置につきましては、まず、今現在まちづくり協議会で十分検討いただいておる状況でございます。その立地につきましても、前提条件として、これまでも申し上げておりますが、地権者の皆様のご意向、合意がなければ、これは実現する話ではございませんので、そういった観点から、町としましては、協議会の中でさらにしっかりと議論していただきたい、このように考えておるところでございます。

戸田議員 町が地権者のご意向を調査、集約されるのは当然のことで、繰り返し述べられなくても、実は当たり前のことです。農の後継者を持たない地権者の方が、農業以外の方法で土地を有効的に利用したいと思われるのも、また当然のことです。豊かになるということは、本来、素晴らしいことです。しかし、前のアンケートでは、「売りたい」と答えておられた方は、ごく少数でした。

そこで2)点目の質問に先に移りたいと思います。「JR島本駅西側に、交通広場がないのはなぜ?」ということで、①から③まで、続けて問います。
①駅西地区は、JR新駅駅前という公的な空間であるにもかかわらず、新駅設置構想の中で、公共団体施行による土地区画整理は行われませんでした、現在のところ。なぜか。その理由と、意思決定の過程で交わされた議論について、ご説明ください。

②現在、駅西側には交通広場的空間がありません。新駅と周辺の開発計画において、西側広場のあり方、尺代・若山台方面からの交通アクセスについて、当時、どのように考えておられましたか。

③新駅ができて利便性が高まる桜井台、若山台、尺代方面からの交通アクセスを考えれば、本来、駐車場も駐輪場もあってしかるべきです。しかし、町としては設置されていない。なぜ、町の公共事業として設置されなかったのか。その理由をお示しください。

総合政策部長 まず、「JR島本駅西側の交通広場について」の①点目「土地区画整理事業を行わなかった経緯について」JR新駅の設置につきましては、当時の町の財政規模や財政状況などを踏まえまして、まずJRの新駅を設置することを第一義として、必要最小限の施設設置を基本に事業を進めてまいったところでございます。従いまして、本町の財政状況や執行体制等の状況、また地権者を含めた住民の皆様の土地利用についての意向把握もできておりませんでした。こういった理由から総合的に勘案をし、これまで新駅設置の当面の必要な事業について進めさせていただいたところでございます。

続きまして③点目「駐輪場及び駐車場の設置について」。島本駅西側にも駐輪場や駐車場があれば、桜井台、若山台、尺代方面の住民の皆様の島本駅へのアクセスの利便性は向上すると考えております。しかしながら、設置に伴う費用として住民の皆様の税金を投入することとなり、費用対効果を勘案すると、さらに慎重な検討が必要である、このような判断をさせていただいたところでございます。従いまして、島本駅西側の駐輪場につきましては計画案としては設置をする、このようになっておりましたが、当面は東側の駐輪場の利用状況なども勘案をしながら、具体的な設置につきましては今後の検討課題とさせていただいたところでございます。

都市環境部長 それでは②点目。島本駅西側に駅前広場が必要であるとの考え方につきましては、駅設置計画時点から当然ございました。しかし、これにつきましては財政や執行体制等の状況から、駅西側に駅前広場や自動車でのアクセス道路を設置することは、新駅設置後の課題といたしました。また尺代や若山台から自動車でのアクセスは、当面、東側の駅前広場を利用していただくことといたしましたが、徒歩と自転車につきましては西側にも一定のアクセス道路が必要との考えから、桜井50号線の新設道路を計画したものでございます。

戸田議員 東側には水無瀬駅がありまして、島本駅設置の際、より考慮すべきは主に西側からの利用者の利便性の向上でした。しかし、尺代、大沢、若山台からタクシーや家族の送迎で自動車を利用されても、結局、JRを超えて東側からアクセスしなければならない。水無瀬鶴ヶ池線を通らねばならず、また狭く危険と言われる踏切の危険性が多少なりとも改善したとは思えません。一体、島本駅は誰のために、何のためにできたのか。

国からの交付金を得るため、一定の規模が必要であったということは理解しています。しかし、大変大きな駅になっており、自由通路の維持管理費、負担が将来にわたって住民にのしかかってきます。にもかかわらず、新駅開業においては利用者である住民の視点、町全体の総合的な交通施策の視点、人口減少時代への洞察力が欠けていました。
ここで、問いたい。今現在進められている西側地区の開発計画についても、主権者である住民の多くが実は願っている農空間・景観保全を実現しようという姿勢や、大学立地が町の将来にどのような影響を与えるのか、深く全体的に検討、熟考する視点を欠いているのではありませんか。

総合政策部長 「西側地区の今後について」でございますが、これにつきましては先ほどもご答弁申し上げておりますとおり、今現在、まちづくり協議会において議論をしていただいております。地権者の皆さん方のご意向でございますが、西側地区について、一定農空間の保全というふうなことで営農したいというご意見もございますし、また一方では一定の土地利用といいますか、高度利用も考えておられる方もおられます。そういった様々なお考えがございますので、そういった中で、今現在、町としては一定のゾーニングといいますか、そのご意向に沿ったまちづくり、地域づくりを進めていく必要があるというふうに考えておりますので、農空間の保全、営農を希望されている方は、そういった形での営農の支援というふうなことで、一定の農空間の保全ゾーン、そして一定の土地利用を考えておられる方については、そういった形での土地利用が可能なゾーニング、そういったことを町としては進めていく必要がある、このように考えているところでございます。

戸田議員 その勉強会、協議会でございます。平成22年度の勉強会を経て、本年度の協議会では一足飛びに、大学立地ありきの開発を中心に据えたものになっていると思います。今年の2月に法人より打診があったにもかかわらず、勉強会においてはそのことには一切触れられていません。もし、私が地権者の1人があったならば、これは相当に気分を害していただろうなと思っています。なぜ、勉強会の段階で大学立地構想について情報提供されなかったのですか。まちづくり構想の図案を作っていられました、ワークショップで。この点、ご答弁をお願いいたします。

総合政策部長 大学からの意向でございますが、当初は2月頃というふうに私、申し上げておりますが、これは様々な候補地がある中で、それぞれ打診をされている、そういった状況がございました。ただ、その時点では全く、地区を特定したものではなく、大阪府内、京阪神沿線でもいろいろ選択肢はあったというふうに考えております。そういった中で、より絞り込んだ形で4月末頃であったと思いますが、改めて大学(法人)のほうからお話があった。そういった状況でございますので、そのことについて、地権者の皆様方に情報提供をさせていただいた、そういった状況でございます。

戸田議員 協議会には、理事会を設置しておられます。概ね、事前に合意形成をされたうえで、第1回の協議会において冒頭、大学立地構想を公表されました。協議会として、その場で合意を求める雰囲気さえあり、さすがにこれは事務局の方で一定、整理をされたと思います。私は傍聴を認めていただいておりましたので、そこの経緯を見ております。また資料には、資料配付がされたばかりで、その日のうちに協議会としての方針を出すということに関しましてね、要点録を拝見したら、「乱暴だと思う」という記述もございました。

勉強会で、地権者のご意見をまとめたという構想案は、結局、保留区域申請に必要な案として手続き的に作成されたに過ぎなかった(注:この点については、時系列で考えると戸田の発言には誤りがあります。申請の素案は、勉強会の議論を経ていない段階で地権者に知らせることなく町が出しています。)そうじゃなくても、少なくとも結果的にはそうなっています。しかも、1月20日の都市計画審議会において、当該地の保留区域設定を審議する際、その根拠となったこの計画案を、勉強会の成果である、この構想案を資料提供されていない。結果、審議会がこれを必要なしと採択により判断されるという事態をも招いています。このようなあり方が、地権者のご意向を広く公平に尊重していると言えますか。

総合政策部長 まず、協議会の状況でございますが、協議会につきましては6月18日だと思いますが、第1回協議会において、そういった地権者の皆様方への情報提供をさせていただいたところでございます。なお、地権者の皆様方について、こういった大きな問題でございますので、その場で判断というのはとうてい無理であるというふうにも私も考えておりましたし、一定、持ち帰っていただいて協議をしていただくというようなことで、今現在、その皆さん方のご意向を調査させていただいておる、そういったことでございますので、その点、ご理解賜りたいというふうに考えております。

本年度の都市計画審議会において、いろいろ議論いただきました。その際に、審議資料として情報の共有というふうな形でいろいろご要望がございましたが、これについては審議会において、その場で皆さん方にお諮りをいただいて、その決定に基づいて手続き、処理をさせていただいたところでございますので、その点につきましても、ご理解賜りたいと思います。

戸田議員 平成21年度に取られた地権者のアンケート結果は、今なお生きていると思います。その後、アンケートは取られていません。市街化調整区域のままでよいとされた方が少なくなかった。大学立地構想を前にして、このことが全く忘れ去られていると思います。いかがですか。

総合政策部長 21年度に実施しましたアンケートについては、当然、そのことを認識しながら進めておりますが、調整区域のままでというふうなご意見については当然あったわけでございますし、今も現在あるというふうには認識しておりますので、当然、営農を希望される方についてはそういった形で考えておられるとは思いますが、今回は協議会において、その対象区域全域、あの区域についてどのようなまちづくりを進めていくのかというふうなことが前提になっておりますので、その一部に大学の立地の構想があるということでございますので、全域について、地権者の皆さん方のご意向を尊重する必要がございますので、仮に大学を立地するということになれば、あの区域については市街化区域への編入が必要になってくる、そういうふうに認識はいたしております。

戸田議員 通告の最後の質問をさせていただきます。桜井の踏切、青葉地区に繋がるマンボ、西国街道、高槻方面へJR高架をくぐるアクセス。これらの問題点については、過去に様々な経緯があったと思います。解決に向けて、現在、どのようなお考えをお持ちですか。大学立地構想と関連して、お答えください。

総合政策部長 ④点目の「アクセスの環境改善について」でございます。桜井の踏切の改善についてはJR新駅の設置時にもご要望があり、検討した経緯がございます。改良工事はJR西日本に委託することとなると思われますが、踏切改良は原則として道路管理者であります本町が事業主体となります。このためJRとの協議も一定行ってまいりましたが、かなりの改良費用が必要となるものと予想され、現時点では困難ではないかと考えております。

次に、青葉地区に繋がるマンボにおいては豪雨時には道路が浸水することも稀にあり、以前から改良のご要望をいただいておりますが、根本的な解決はマンボ内の道路排水が流入する水路敷を最下流から改修する必要がございます。また、ご質問の西国街道とは、府道西京高槻線の高槻市域内のJR東海道本線との交差部分が狭隘で、形状的にも良くないことを指摘されているものと思われますが、この改良につきましても府道でございまして、本町としての実施は困難である、このように考えております。なお、これらの課題につきましては十分認識をいたしており、引き続き課題解決に向けまして取り組んでまいりたいというふうに考えております。

戸田議員 これら3点の問題につきましては、西側のあり方を総合的に考える中で解決しておかないと、今後も対策を打つチャンスは訪れないと私は心配、危惧しております。それで、お尋ねしました。これについては、町がおっしゃるように提案要望し、関係機関と協議調整するものと思っております。

最後になります。当該地区は北摂山系の稜線を背景にした田園都市構想を可能にし、文化の殿堂として、また町の誇るべき鉄道玄関駅となる魅力を十分に備えています。地産地消、観光、景観、それから環境、防災・減災の視点から、農空間であることが非常に意義があり、今後ますます重要になるものであると考えています。当該地区の農地を失うということの意味を考えると、大学であれ病院であれ、あるいは何か別の施設であれ、具体的かつ全体的な構想の把握と情報開示が町の責務であることを申し述べます。それで、この質問を終わります。

なお、9月議会では、50分(質問&答弁)の持ち時間で他にふたつの一般質問「若山台バスターミナルに音響信号機を!」「よりよい『福祉ふれあいバス』実現に向けての提言」をしました。


最後まで、読んでいただいてありがとうございます!
画像は、9月末頃のJR島本駅西側農地
里山の稜線との連続性が良好な景観の決め手

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ひと・まち・語らい広場

2011年10月30日 | とだ*やすこの活動日記
朝、午後からの議会活動報告会「ひと・まち・語らい広場」の準備に、あれもあった、これもあったと振り返りながら資料を猛然と整理。絞り込めないまま、資料を鞄に詰め込んで玄関にセット。「天王山ファーム&フードマーケット」の賑わいを実感するためJR山崎駅前へ。地元の農家直売の有機・省農薬野菜、冬瓜、南瓜、茄子、白菜と菜の花の間引き菜、新鮮なお野菜5種類を購入。全部で500円と知り、耳を疑いました。

毎月の十日市には女性、ファーム&フードマーケットには小さなお子さんを連れた家族連れが多いのですが、今日のマーケットには若い男性だけの来訪者がちらほら・・・各店にそれぞれのファンがおられるからだと思います。カレー(広瀬のテクテクさんが出店されています)や天然酵母のパン、素材の確かなクッキーやケーキ、オーガニックコーヒーなど、その場で味わえる場もあり、さわやかにお洒落にくつろぐ人でベンチが埋まっていました。

安心安全の食材を扱う多くのお店から出店希望があるそうですが、敢えて規模を大きくすることを目標とせず、天王山の麓で「地域」を軸にして開催していくことに重点をおいておられるそうです。「地域」の元気を創造するとき、たったひとりの鍵になる人物の存在が大事であることを、十日市、天王山ファーム&フードマーケットを訪れる度に思います。島本町に欠けているものがみえてきます。

午後は水無瀬神宮へ。中将棋公開対局です。あいにく降りはじめた雨でしたが、比較的暖かいことが救いでした(野外での鑑賞は冷えます)。和歌山や神戸など近畿圏はもちろん、東京など遠方から来てくださった方が多く、中将棋ファンには貴重な機会になっていると思います。「核」となる魅力があれば、参加人数は後からついてくる、あるいはそもそも人数の多い少ないには大きな意味がない、とわたしは考えています。関係者のみなさん(差し手、解説者、研究者、駒作家など)が、にわかに表舞台に立ち、思わぬスポットを浴びることになった中将棋を大事に思っておられる様子が、ひしと伝わってくる、そんな催しであることが、今は大事。

午後1時半、後ろ髪をひかれる思いで、「ひと・まち・語らい広場」会場のふれあいセンターへ。議会活動報告は、朝、あれもこれもと話題を広げたまま、絞り込む余裕がなく、結果として雑多な報告になってしまった・・・雨の降る中、ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。水無瀬神宮の公開対局から、急ぎ駆けつけてくださった方もありました。市民と議会をつなぎ、「島本町まちづくり基本条例」の理念に基づいた住民主体の「まちづくり」実現へと、着実に駒を進められるよう、わたしはこれからも頑張ります。



画像は、春の天王山ファーム&フードマーケットの様子
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晴れたらいいな、明日

2011年10月29日 | とだ*やすこの活動日記
1)とだ*やすこの議会活動報告「ひと・まち・語らい広場」

10月30日(日)
午後2時~3時半
ふれあいセンター 第1学習室

「まちづくり」「街づくり」を語ろう!

28日に開かれた議員全員協議会で、し尿処理の課題解決について、島本町の方針等が報告されました。今回の報告で、必要最小限の設備で、し尿処理施設を「町内」に設置することが明確になりました。候補地は複数、町有地で考えているとのこと。検討段階で詳細をお示しできる段階ではない、としています。候補地の選択、地元住民の理解、財政的な負担、課題は山積しています。「忌避施設」と決めつけることなく、技術の進歩による最新の施設を調査研究し、自分たちの町にとって、本来、必要な公共施設であることを、わたしたち住民がまず認識することが大事と、わたしは考えます。

高槻市・島本町広域行政勉強会において、し尿処理課題に関するワーキング(2回)は、双方の現状を共有したにすぎません。にもかかわらず、8月に、島本町から平成21年12月の「依頼文」に対する回答を求めています。ここのところがまったくもって納得できません。9月12日に出された高槻市の回答は、現時点では「し尿処理の受託は困難」でした。すべての自治体で処理量が減少する時代、広域行政で施設を有効に、合理的に利用することは、まったくもって理に適っていますし、国の方針でもあります。広域化を実現できなかったことにより、両市町はより多くの財政的負担を負うことになり、残念な結果です。

高槻市にし尿処理を委託を依頼すると同時に、「高槻市・島本町広域行政勉強会」の再開を依頼し、勉強会の内容に「合併の議論」を含めるとしたことが、橋本大阪府知事の「大阪都構想」の影響などもあって、マスコミ報道が先行するかたちで合併問題が浮上。「合併」という文言を入れた両市町の広域行政勉強会再開でしたが、はじめのボタンの掛け違えが、さまざまな局面を経て、合併へと導かれていくことを、肝に銘じておくことです。川口町長からは、平成の合併を見送った経緯で生じた感情的な行き違いがある、という内容の発言がありましたが、それは今となっては、的外れの言い訳としか聞こえません。


2)水無瀬神宮客殿・中将棋公開対局

午後1時より(受付開始:12時30分)

会場
水無瀬神宮 客殿

対局騎士
日本将棋連盟四段 牧野光則氏
第7期中将棋名人 宮居正芳氏

解説
神崎 健二七段
聞き手

主催
島本町「水無瀬駒」による地域活性化事業実行委員会

島本町は水無瀬駒のふるさと!
公家将棋をゆかりの水無瀬神宮で復興!



3)天王山ファーム&フードマーケット(第3回)

午前11時~午後3時

場所
JR山崎駅横広場 コンビニの隣。

出店者
乙訓周辺の「安心・安全・美味しい食」に関するお店

万一、大雨や暴風の場合は中止とします。
当日朝9時頃 ブログにてお知らせされます

主催
天王山ファーム&フードマーケット実行員会

実行委員の森かおるさん(料理研究家・大山崎レリッシュ主宰)を
1月の「まなびとひろば」にお招きします!ご期待ください!
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お別れ・・・

2011年10月29日 | とだ*やすこの活動日記
今日は、澤嶋真紀子さんを偲ぶ会(ご家族の主催)の日でした。午後、澤嶋さんの事務所に、おともだち、ご近所の方、さまざまな市民活動のお仲間、北摂の市民派議員などが集われ、在りし日の澤嶋さんの写真とともに、思い出を語っておられました。たくさんのお友だちがおられる方でした。「素で生きてはったから」だと思います。

わたしは、平成元年、1989年、メゾン水無瀬に移り住み、まもなく仕事を辞めて地域に目を向けはじめたころ、当時まだ珍しかった省農薬・無農薬に挑戦する三重・輪中の専業農家から、直接お米を購入するシステムを構築するグループ(平野かおるさんとご家族が中心的存在)に誘っていただき、親しくなりました。

議員になってともに活動した2年間、澤嶋さんにとっては、それが闘病期間となりました。治療に向かっての姿勢、議会活動の継続の意思、なにもかも驚くほどに強かった・・・でも、ほんとうは、50歳という年齢ではじまった闘病生活を受けいれるには、想像を絶する無念と哀しみがあったはず。そっと見守ることしかできませんでした。公表されていませんでしたが、乳癌でした。

ご冥福をお祈りします。
ありがとう。さようなら。
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議員全員協議会のお知らせ

2011年10月27日 | とだ*やすこの町政報告
議員全員協議会のお知らせ

10月28日(金) AM9:30~11:00(9:00としたのは誤りでした)
役場3階 委員会室

1)理事者からの報告
・高槻市からのし尿処理事務委託の回答に関する本町の今後の方針等について
・人権文化センターに行政サービスコーナーを設置することについて
・高槻市バスの上牧地区までの延伸に伴い、JR島本駅まで延伸していただくことをお願いしていた件について

2)平成24年度議会費予算について
3)申し合わせ事項の一部変更について


9月12日に、高槻市長から、現状では「し尿処理委託」は引き受けかねる、との回答をいただいてから既に1か月以上経ちます。
どのような方針をどのように決定したのか、説明が注目されます。傍聴にいらしてください。

終了後、午後から、戸田は農業委員として、府の農業委員会大会に参加します。



画像は、式年造替の一般公開で訪ねた奈良の春日大社
神職から、檜皮葺について説明を受けているところ

右の屋根には苔がはえて、左の屋根は葺き替えたばかり
順番に、毎年のようにどこかを修復されているそうです
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定例議会はなくとも(Ⅱ)

2011年10月26日 | とだ*やすこの活動日記
昨日の続きです

10月17日(月)
・議会改革特別委員会 
※部会での「調査研究」において交わされた議論・意見の公開の是非について、前回に引き続き延々と議論(既に4時間)
平野議員の議会報告ニュースレター「ひらのかおるタウン通信」(6月議会終了後発行)の内容を問題に、菅議員が「約束」「取り決め」を破ったとして謝罪を求める文書を提出しています。

「議会改革とは地域の民主主義を実現すること」というタイトルで・・・「議会改革特別委員会では議員定数・議員報酬について議論しています。『16名を12名に減らし報酬を月額40万円(現在31万5000円)に引き上げる』という意見には、異論を唱えています。(中略)議員を減らすことが改革という風潮は危険です。また、報酬の引き上げは認められるものではありません」という箇所が主に問題とされている箇所です。

「広報は『議会だより』で行うとした『約束』『取り決め』に反する」という自公民の主張ですが、議会という機関が公式に行う「広報」と、個々の議員が有権者に向かって行う「主張」と「意思決定の説明」との区別ができていないのではないか、と思えます。発言引用の部分は『部会』における発言であり、特別委員会全体で議論しているものではない、だから「事実と反する」。部会に所属しない議員も議論しているかのような「誤解を招く」というのも主張のひとつであることが、議論を通じて次第にわかってきました。

それにしても、傍聴が許されれ、会議録が作成され、公費を使って調査・研究をもとに意見交換、議論されていることを、議員が自ら責任をもって発行している議会活動報告に、紙面の都合で「一部抜粋」して自らの「意見を公言」することが、なぜ、議員同士の信頼を損なうのか!?なぜ、議会改革特別委員会の進行を著しく妨げるものなのか!?委員会で正式に「謝罪」を求められるようなものなのか!?

水面下で交わした議論や意見交換、調整を漏らしたわけではありません。そもそも、先の「取り決め」とは「決定事項は『議会だより』で広報する、その他個人の見解などは良識の範囲内で」というものであり、個人を誹謗中処したり、事実に反することを記載したり、著しく事実を捻じ曲げたりしていない限り、良識の範囲内とみなされるべきです。いずれにしても議会が自ら憲法における表現の自由を妨げることはできません。

・会派ミーティング(来年度「議会費」予算請求について)

10月18日(火)
・議会だより編集委員会
・島本町ゴミ学習プロジェクト ※合併問題とリンクして以来、主に「し尿処理の課題」を検討しています

10月19日(水)
・議会改革特別委員会部会 中止
※「部会」での発言の公開の是非をめぐって、前回の委員会で「ルール」を定めるとし、「それなくては開けない」と中止になりました。
なんの「ルール」?なのか、「要綱」「取り決め」とどう違うのか、理解できません。伊集院委員長(自民党)に説明を求めたものの、「恫喝」「野次」でうやむやに。挙手による賛否で強硬突破してまで定めようとする「ルール」とは、いったいどのようなものか。開かれた議会をめざすはずの「議会改革」で、部会の発言を公表することを制限し、憲法における表現の自由よりも「お約束」を重視する「ルール」が提案されないことを祈ります。

10月20日(木)
・ふるさと島本案内ボランティアの会(年長者学級の企画行事、山崎地区散策)
※後鳥羽上皇のお位牌をはじめて拝見、よい企画でした。わたしは旗持ちを担当しました
・会派代表者会議(平成24年度予算編成について)

10月22日(土)
京都・由岐神社における「鞍馬の火祭」を観る(鞍馬泊)
※母にとって父との思い出の地であった「鞍馬温泉」を家族で訪れました
若山台のフリーマーケットへの参加ができませんでしたが、たいへん盛況だったとのこと。この素晴らしい取り組みが町全体を変えていく力になるでしょう

10月23日(日)
鞍馬より、大原経由で島本へ
さわしま事務所にて、お別れ会の準備

10月24日(月)
学習会「都市計画マスタープラン」を知ろう!開催(主催:人びとの新しい歩み)

10月25日(火)
今日こそ、資料の整理!

どんな小さな会議、学習会でも、日程調整、準備や調査に費やす時間とエネルギーは少なくはありません。議員個人が資料を保存できる空間、外線電話がかけられる環境が、島本町議会にはありません。効率が悪く、ときに充実感が得にくく、報酬よりも実はこのことが問題とわたしは考えています。一方、年収およそ1,000万円の地方議員でも、いざ事務所を設けると、運営と生活の両立は厳しいという実態があります。大規模都市になると、選挙のあり方、選挙資金もずいぶん違ってきます。

島本町議会は、議員報酬を上げれば議員の構成が変わり、資質が向上するでしょうか。わたしはそうは思いません。より規模の大きな、報酬の高額な自治体の市議会議員のあり方を見聞きして、なんら実態が変わらないと感じています。島本町には島本町の特徴があり(民意の反映)、議員報酬をUPしても議員の構成、特に「資質」は変わらないと、戸田は考えます。

また、女性や定年退職者、自営業者ばかりになるという考え方があるようですが、住民の代表として多様な構成による、多様な意見の聴取はむしろ歓迎すべきこと。財政や法律の知識などは豊富であることが望ましいものの、それが議員にとっての必要最低条件ではありません。財政や法律、専門的知識、経験は、職員が日々、業務や研修で習得しているものであり、それをいかにして住民の幸福感実現に活かすか、その方向性を定めるのが議員の役割(監視も含めて)と戸田は考えています。まずは暮らしのなかから生まれてくる市民感覚が必須です。

議会内の「世間の非常識」との精神的戦いにエネルギーを消耗しないよう訓練し、市民感覚を失わないこと!生活者であり続けること!
なにかをめざして輝いている仲間との交流・文化・歴史に学び、芸能芸術鑑賞の感動で充電!
みなさんのご支持、ご支援があっての活動です!頑張ります!


画像は、職員対象の普通救命講習の様子(11日)
ずべての職員が定期的に、繰り返し受講しています
実際に受講してみて、救急に対する考え方や用語の変化を知りました
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定例議会はなくとも(Ⅰ)

2011年10月25日 | とだ*やすこの活動日記
午後、「都市計画マスタープランを知ろう!」(主催:人びとの新しい歩み・平野・戸田)を開きました。島本町都市計画マスタープラン(案)をもとに、都市計画マスタープランとはなにか、今回示された(案)の内容は前回からどのような変化があるのかなど、島本町都市計画審議会の委員である平野議員から、おおまかに説明をした後、参加者(6人)から、さまざまな疑問、意見、思いが語られました。

戸田は、「都市計画」(街づくり)に「住民参画」の手法を取り入れ、課題の整理、問題解決への道を共有しながら「都市計画マスタープラン」を策定することが、既に時代の潮流になって久しいことを、他の自治体の取り組みを例に紹介しました。「語らい」を通じて、住民意識調査(アンケート)、住民説明会(地区別に対応)、審議会の構成メンバーに複数の専門家(都市計画・公共交通・土木技術者など)を置くなど、やればすぐにできることに目を背けている島本町の実態が浮き彫りになりました。いただいたご意見は、たいへん参考に、勉強になり、有意義な学習会となりました。

ここで少し、9月末から10月の活動「あしあと」振り返っておきます。実は「10月、11月は(議員は)休みやな!」というお声をいただきました。町政に関心をもって、日頃、傍聴や学習会に積極的に来られている方のお言葉ですから、これは重く受け止めなければなりません。議会改革とは、まず、議員の仕事とはなにか、議会はなにをしているのか、知っていただくことからはじめないといけない。それができていないということです。


9月30日(金)
人権啓発施策審議会傍聴
若山台バスターミナル交差点、音響信号設置について、関係機関との現地調査&合同協議開催
(関係機関=高槻警察・UR都市機構・島本町・若山台管理組合・ガイドヘルパー)

10月2日(日)
たかつき交通まちづくり 3周年記念シンポジウム参加

10月3日(月)
議会運営委員会傍聴 後半議会の議案入手 農林業祭実行委員会

10月4日(火)
ふるさと島本案内ボランティアの会(定例会)後半議会・定例会準備

10月5日(水)・6日(木)
後半議会・定例会準備

10月7日(金)
定例会

10月8日(土)
NPO再生塾・アドバンスドコース(終日)

10月9日(日)
町民スポーツ祭
国立文楽劇場 上方舞・山村流「若登会」(追善会)

10月10日(祝)
大山崎・十日市
十日市のにぎわい視察と出店者へのヒアリング

10月11日(火)
ふるさと島本案内ボランティアの会・レベルアップ講座(講師:島本町学芸員)
  ※素晴らしい企画、楽しくためになる講演会でした
町職員のための普通救命講習会(消防本部)
  ※町職員とともに受講。講義と実演で3時間!今後も定期的に受けたいと思いました

10月12日(水)
・大山崎町・町長への表敬訪問(平野議員・外村議員・戸田)
観光・交通をはじめとする広域的な連携、島本町の課題などについて情報の共有、意見交換をさせていただきました
「ふるさと島本案内ボランティアの会」「NPO再生塾」で学んだことが役に立っています
・夕刻、生協前・水無瀬駅前で街頭演説(人びとの新しい歩み)

10月13日(木)
・朝、JR山崎駅前街頭演説(人びとの新しい歩み)
・奈良・春日大社へ(式年造替を見学)※水無瀬神宮の茶室「灯心亭」の改修工事が行われる際の参考に視察

10月14日(金)
・朝、JR島本前街頭演説(人びとの新しい歩み)
・1月14日の「まなびとひろば」会場予約 ※ふれあいセンターに新たな雨漏り発見・・・深刻です

10月15日(土)
・島本町財政問題・学習会「本当に、合併せなアカンほどの財政悪化なのでしょうか…?」
(主催「公正民主の会」島本町共産党が参加 講師:大阪自治体問題研究所・初村 尤而氏)
※初村先生のお話は、わかりやすく、何度聞いても役に立ちます
※冒頭の下村氏(前回の町長選候補者)の挨拶・・・事実上の町長選出馬表明?と戸田は受け止めました
・辻元清美の永田町航海記「自然エネルギーが日本を救う」(講師:飯田哲也氏)
※300人の会場が満員、会場に入れない人もあったようです
※代替という印象が強かった自然エネルギーでしたが、飯田氏の明るく、説得力のあるお話で
原発が「必要悪」とされた時代は終わり「必要」ではなくなっていることが理解できました

つづく・・・


画像は、大山崎の十日市
安全安心の野菜を求める市民と都市近郊農家との交流の場
十日市ファンが、毎月、大山崎産の省農薬野菜に殺到します
新鮮な野菜を良質の塩で調理!素材を生かす手抜き料理!
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祭りは誇りだ!

2011年10月23日 | もっと文化を!そして歴史を!
鞍馬・由岐神社の「火祭」は、20代で一度訪れ「神」を感じた荘厳なお祭りです。以来、いつか、必ず、もう一度観たいと思っていた「鞍馬の火祭」でした。今年は土曜日開催。過去の経験上、宿泊しないと祭の全貌を体感することは難しいと判断、1年以上も前に、一か八かで、いちおう申し込んでおいた鞍馬温泉の宿泊予約(数百倍らしい)に当選。思い切って、行ってきました。

940年も守られてきた伝統行事「祭りは誇りだ!」。男性は褌姿で松明を掲げ、女性の多くが着物には割烹着。外国人観光客の比率の多さに驚きました。鞍馬街道は街並みも保全され、山の霊気に満ちており、地域の誇りが生きていました。世代を超えて受け継がれている地域の伝統行事が、多くの人に感動を勇気を与え、経済的効果をもたらし、世界的観光スポットにもなりえることを実感、感動しました。掲載効果を狙ったイベント的なもには賞味期限があり、祈りや鎮魂を発露に受け継がれた伝統は、熟成、発酵する。そう思いました。

近場の秘境でエネルギーを補給する旅・・・今年は、水無瀬神宮の秋祭りは失礼しましたが、明日からまた頑張ります。







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都市計画マスタープランを知ろう!

2011年10月20日 | JR島本駅西まちづくり
お知らせ

「都市計画マスタープランを知ろう!」

と き:10月24日(月)午後1:30~4:30
ところ:ふれあいセンター第3学習室
主 催:人びとの新しい歩み


現在、島本町は今、街づくりの基本方針、将来像を決める「都市計画マスタープラン」の改訂中。パブリックコメントを募集しています(10月15日~11月14日)
島本町ホームページ


これを受けて、住民のみなさんと勉強会をします。わたしたち議員は「都市マス」と呼んでいますが、ちょっと聴いただけでは難しい感じがするかもしれません。けれども、みなさんのお住まいの地域の構想はどうなっているのか、知っていただくよい機会。身近な地域のあり方から、都市計画=街づくりに興味をもっていただけると思います。

島本駅西側の開発問題も当然入ってきます。日頃、いただいているみなさんのお声を、町に、ご自分の表現で、伝えてください。書式は問いません。

最近では、地区別の住民説明会などが開かれ、模造紙や様々な彩のペンを使って、ワイワイガヤガヤ、住民参画で行う「まちづくり」の手法が主流になってきています。どういうわけか、島本町ではこれが一向に行われていません。かつて「NPO環境市民」のサポートのもと、住民参画で行った「環境セミナー」を最後に、まったくみかけません。当時わたしは、ひとりの住民として積極的に参加していました。職員も私服で参加していました。

その後、なにかの席で「NPOなんかより、わしらの方がずっとこの町を知っとる!」という大声を聴いて、びっくりしたことを覚えています。ご自分も参加されたらよいのに・・・と思ったものです。

さて、都市計画審議会では、平野議員、共産党議員が、説明会やアンケートのない進め方に関して厳しく問いました。しかし、パブリックコメント募集で住民意見を把握できるとというのが町の姿勢。わたしたちが「パブコメ」と呼ぶ、この意見募集を活用していただくしかありません。「改定案」は町のホームページで公開されています。ダウンロード可能。役場の文化・情報コーナーや図書館で閲覧可能。詳しくは広報「しまもと」10月15日号をご覧ください。内容がかなり詳しく載っています。問合せは、町の政策推進課まで。


意見の応募方法

住所、氏名を明記の上
・直接、役場2階政策推進課へ
・郵送で、〒618-8570 住所記載不要
・FAXで、962-0385


画像は、楠公道路の歩道
自転車が走るとしたら「ここ」という色分けがされています
自転車は車両、基本、車道を走ることが原則です

クルマ目線の道路公共工事で、走れない社会に
歩道を走る場合は車道側を走ることになっているらしい
関係者の発言は、みんな、どうも歯切れが悪いです
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水無瀬神宮で中将棋!

2011年10月19日 | もっと文化を!そして歴史を!
水無瀬神宮客殿・中将棋公開対局のお知らせ

10月30日(日)午後1時より(受付開始:12時30分)

会場
水無瀬神宮 客殿

対局騎士
日本将棋連盟四段 牧野光則氏
第7期中将棋名人 宮居正芳氏

解説
神崎 健二七段
聞き手
伊藤 明日香 女流初段
読上げ
冨田 哲也 中将棋連盟理事
記録
武田 穣 中将棋連盟会長

主催
島本町「水無瀬駒」による地域活性化事業実行委員会
問合せ
島本町教育委員会 生涯学習課
075-962-6316


ご参加をお待ちしています!

昨年は、雨が降る中、70名近く方に参加していただきました。遠方から来られていた方が少なからずおられました。中将棋愛好家に注目していただいているとしたら、ありがたいことです。今年は、町内の方にももっと関心をもっていただき、毎年注目を集める近江神宮のカルタ大会のように、継続していける事業に育てていただきたいと思います。


画像は、昨年の対局の様子
手前が中田七段、向うが神崎七段

昭和17年に水無瀬神宮において名人戦があったそう
神崎七段の師匠の師匠に当たる方が対戦されたとのこと
歴史を感じて感激しておられました
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