昨日に続いて...
貯水池を右手にずんずん下る。下りきったところで、フラットダートが9Kmほど続く。
道は少々ぬかるんでいる。疲れているせいか、極太タイヤのせいか、タイヤが路面に張り付いているかのようにペダルが重く感じる。まるでハエとり紙の上を走っているみたいにネチネチと..(泣
しかもチェーンがきしみだした。お願い、切れないでくれぇ
途中で空腹を感じたのでどらやきを一つ食べる。ほおばりながらLiLiSukeさんの高低図を見て考えた。
CP2まで約15Km、間に合うのか?ここからは登りが主体で時間がかかりそう..。
でもとにかくやるしかない。ダメならそこでアウト。それだけ
ここからは写真も撮らず、ひたすら走る。相変わらず遅いけど...
LiLiSukeさんの高低図のおかげでペースはつかみやすい。「この登りはあと○Km」ってな具合に..
そしてなんとかCP2に到着。リミットの20分前...
我慢していたトイレを済ませ、ゼリーを口にしてチェーンに注油。
もっと先を急ぐべきか悩んだが、「急がば回れ」ということでメカトラを防ぐことを優先した。
準備完了。と思いきやトラブル発生。オイルのキャップはどこ?
しばらく捜して見つからなかったので、スタッフに処分を依頼。
さぁ出発とバイクを立てたときに、キャップを見つけて渡したオイルを受け取る...(セコイ)
CP3までは下りの比率が高いのでいけるかもしれない。と下りをかっ飛ばす(あくまで自分としては...)
これまでになかったようなガレ場もあったが、ここは極太タイヤに任せて道を選ばず突っ切っていく。
そして登り。ちなみに写真はコースです。川ではない...(笑
ここからの登りは一番荒れていたかも。バランスをとりながらなんとかクリアしていると、bayatoさんから声をかけていただく。ありがとうございました。
bayatoさんと別れてガレ場の登りをこなしていると、ここでまた太ももをつってしまう。痛みに思わず声が出てしまった。
やむなくしばらく押して歩き、なんとか下りへ。あと10分。下りだけなら間に合う。
とまたオーバーペースで飛ばす。道を空けていただいた皆さん。ありがとうございました。
でも下りだけと思っていたら、登り返しがあった。後で気づいたが、高低図にも小さく載っている。ここで一気にスローダウン...あぁ
それでもわずかな望みにかけて下りを急ぐが、パイロンが無情にも並んでいた..
CP2からCP3まで1時間。路面は荒れていたが、登りも下りも一番楽しめたと思う。なんだか「これぞ王滝」ってわけの分らないことを思った。
この先もいきたかったなぁ...トータルで10時間以上かかるだろうけど..(汗
【記 録】
走行距離: 75.8Km (正確だ!)
平均速度: 10.5Km (ナメクジのように這いつづけた結果)
最高速度: 59.1Km (多分CP3直前の舗装路)
実走時間: 7:12 (45分以上も休憩したっけ?)
DNFは悔しいけど、昨年の42Kmより正直楽しめた。チェーンオイルのキャップを無くさなかったら間に合ったかもしれない。もちろんもっと鍛えていればこんなギリギリにはならないと思う。
写真を撮らなかったら間に合う?いえいえ、それだけは出来ません...
でも心のAVEがね(笑)難しい
遅い私が言うのも何ですが
レースレースすると面白み半減します
王滝の楽しみ方は本当に人それぞれですよね。
今回まさにそれを実感しました。
私の場合、もう少し遊ぶ時間が稼げるようにがんばります...(笑