「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

夏の円山

2009-07-18 14:03:10 | 円山
シマリスを見ようと、久しぶりに円山に登った。登山口に降りてきた男性二人は折り畳み式の捕虫網を持っていた。ゼフィルスが飛んでいるんだなと思う。

少し登ると、やはり青いシジミチョウが高い樹冠を、めまぐるしく飛んでいた。ときに2羽が交差しながら、上昇する。

葉にとまらないので撮影はできなかった。先週、長官山で撮影できたのは本当に幸運だったのだろう。(長官山のゼフィルス)

都心の森で宝石のように輝くゼフィルスが舞うなんて・・・その飛翔と色彩を心に刻む。札幌はなんと贅沢なマチなことか。

夏の森にはオオウバユリがあちこちで咲いていた。高さ1mを超える大型のユリ。花が咲く時期に葉(歯)がないので、大姥百合という。


(写真:オオウバユリ)

シマリスは四匹もいて、ギャラリーの高齢者も四人。話題は16~17日のトムラウシ山での遭難事故。痛ましいことだ。
そういえば、3年前に僕が登ったのも7月16日で、ひょうが降ったことを思い出した。

シマリスが出る尾根筋の木にエルタテハがとまっていた。少々、風が強かったせいか、じっとして動かない。

灰色の樹肌を飾る紅茶色のブローチのよう。


(写真: エルタテハ)


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