「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

京都・嵐山の桜

2010-04-13 23:19:09 | Weblog
思い立って、桜咲く京都へ。10日朝、北野白梅から開業100年という荒電で嵐山へ向かう。

「山」にこだわっての花見旅。

途中、線路の両脇が桜のトンネルになっていた。アナウンスで知らせてくれたが、リュックのカメラを取り出す余裕がなく・・・、日だまりに白く輝く桜を記憶に刻む。

が、帰路に撮影して、しっかり記録に残すのも僕らしいか。

淡い桜色に染まっていた嵐山。見ごろを少し過ぎたかもしれないが、大勢の人でにぎわっていた。


(渡月橋から見た嵐山)


あてもなく渡月橋を渡ると、「グレートビュー」という英語の看板が目に止まる。「嵐山一の絶景」とあるので、「ミニ登山だ!」と喜ぶ。

川沿いを歩き、石段を山の中腹まで登ると「大悲閣・千光寺」に至る。ちょっと失礼かもしれないが、訪れる人も少ない小さな荒寺だった。

参観料400円は貴重な維持費だと実感。

保津川の渓谷と京都市内が遠望できて、看板に偽りなき絶景だった。


「花の山 二町のぼれば 大悲閣 」(芭蕉)



(大悲閣 千光寺)



(大悲閣から見た展望)




大悲閣を下って、渡船で向岸に移る。習性で高いところ、高いところと目指して歩くと、亀岡公園展望台に至る。

保津川の渓谷、大悲閣を抱く嵐山が目の前に屹立し、これまた絶景だった。


(亀岡公園から望む 嵐山と保津川)

帰路の荒電。仁和寺の御室桜が三分咲きとの看板で、途中下車。遅咲きで背の低い短躯なサクラ。こちらも超満員の人出、人出。

終点・北野白梅から徒歩数分の平野神社も桜まつりで、笑顔あふれる春爛漫。


(仁和寺の御室桜は三分咲き)



(桜まつりの平野神社)


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2 コメント

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わぁー! (木の葉)
2010-04-14 22:42:06
京都に行ってるんですか!
春の京都もいいでしょう?
嵐山に薄く染まった桜がなんとも美しい 
楽しんできてくださいね。
わたしは、ikuniさんの写真を見て行った気分を味わいます
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奈良にも (ikuni)
2010-04-14 23:53:59
実は奈良の吉野山がお目当てで、行ってきました。道産子の僕は日本の風景に憬れているんですね。この記録は後日に・・・
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