積雪期に出来る北斜面のルートを歩く。
雪が締まっているので、すいすいと木立ちの間を渡っていける。
雪解けの谷川に、色を見つけた。
フキノトウ。
ちょっとつまんでみたら、早春の淡い苦みが鼻をつく。
フキノトウ
帰路は登山道を駆け下る。
エゾリスはいないかなと、カツラの巨木を仰ぐ。
キツツキのドラミングをまねて舌打ちで音を出してみた。
反応がないので、歩き始めたら、クルッ、クルッとクマゲラの鳴き声。
遠くに黒い影が飛ぶ。必死で目で追うと、木にとまり今度はキョーンと鳴く。
雪を渡り、樹穴のある枯れたダケカンバの根元に腰をおろす。
しかし、その姿はすでになく。
帰ろうとして、首を上げたら
樹穴から頭を出したキミがいた!
見上げたらクマゲラがいた
近くにあった採餌場
ピースサイン
春の山菜は、いずれも苦みがあって、大人の味ですね。
たっぷりとした雪の中にも、春を見つけて、きょうは気持ちよかったですね。
春なんですね。
祖母の家の近くで、子供の頃よく見かけましたが、最近では見ないです。
懐かしい。
確かお味噌で煮ると、ほろ苦くて
大人の味がするんですよね。
北海道では、食べないですか?