5月27日(金) 高木大臣記者会見
「年間1ミリシーベルトをめざす!」 と発表(実質20ミリシーベルト基準緩和を訂正)。 23日の要請行動の結果ですね。交渉参加や約15000筆の署名等ご支援して下さった全国のみなさまにお礼を申し上げます。
文部科学省は、
先月、学校での屋外の活動を制限する目安の放射線量を、年間の積算で20ミリシーベルト未満とし、できるだけ減らしていくという考え方を示しましたが、保護者の中から値が高すぎるといった不安の声が出、文部科学省は、福島県内の学校で子どもたちが受ける放射線量を、今年度は、当面、年間1ミリシーベルト以下をめざすという目標を示しました。
そのうえで、1時間当たり1マイクロシーベルトを超えた学校については、土を取り除くことで放射線量を下げる効果が見込まれるなどとして、これらの処理費用のほぼ全額を国が負担するとしています。
来週以降、福島県側と調整し、改めて福島県内の学校で放射線量の測定を行い、費用負担の対象とする学校を決めたいとしています。
今、心配なのはプール使用です。県教委は《プール授業は可能。判断は各学校に委ねる》とのことですが、郡山市はどのように考えているでしょうか?
先日の報道では『今、たまっている水を流してよいのかどうかを検討中』ということでしたが。
もし、《プール授業は可能・判断は保護者に委ねる》などということになると、かなり厳しいように思います。
《今の状況を安全と捉える》か、《不安がある》と捉えるかは各々の判断で、どちらも尊重されるべきだと思いますが、今が非常時であることは間違いありません。
ならば、将来にわたる子供たちの健康を重視し、市内全域の小中学校のプール使用を見合わせていただきたいと思います。
どんなことも、子供たちの健やかな命を担保に行われてはならないと考えています。
ご検討をいただきますよう、お願いいたします。