へびいし郁子のチャレンジ 3

いのち優先 くらし見つめて こころ豊かな市民政治を

「虹とみどりの会」

福島原発告訴団全国集会いわき市に大結集!

2012-09-22 | 日記・エッセイ・コラム

午前は、西山正啓監督「主権在民」の完成試写会

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午後からの全国集会は、会場がぎっしり満席になるほど約300名を超える参加者でした。

 ・講演「福島原発の現状と危険性」

     山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

     耐震性の問題、圧力容器内部、使用済燃料プール、

     原発費用の肥大化、倫理の問題

     《4つの事故報告書をどう見るか》

     ・事故調査・検証委員会

     ・東電事故調査委員会

     ・公表された報告書一覧

     ・事故発生までの問題点

     ・真相は究明されたのか

     ・情報は提供されたのか

     ・論点のズレ

     ・情報の出し方

     ・規制機関

     ・事故後の対応(防災や補償) 

・保田弁護士、河合弁護士、海渡弁護士からは、全国に運動を広げ1万人原告団をめざそうとそれぞれ時間を超えて熱く力強いお話があった。

・河合弁護士  検察官の正義は、①巨悪を打つこと、②被害者と共に泣くこと

          検察官を動かすのは、

          ①国民の怒り  

          ②被曝による被害を示すこと、(PTSDは現実に被害と

            認められている)

          ③子どもたちに健康異常(甲状腺嚢胞等)の事実を示すなど 

 

新聞・テレビなどマスコミ取材も大変多かったので、夜9時NHKテレビ全国報道を期待したが、されなかった。どうしてでしょう。

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挨拶をする武藤類子団長

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全国ブロック毎の事務局の方々

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アピール文をを読み上げる地脇さん

《集会アピール》

  おびただしい被害を出し、命を傷つけ、かけがえのない自然環境を破壊しながら、この未曾有の原発事故でなぜ誰も責任を問われないのか。

  こんなあからさまな不正義、不条理が目の前で起こっているのになんの手も打たれない日本は本当に法治国家なのか。

 

  当たり前の正義が通る社会にしたい_そんな思いから、2012年3月に生まれた福島原発告訴団は、1324人の告訴人を集め、6月11日に第1次告訴をしました。福島に住む者、県外への避難者の怒りと思いの詰まった陳述書は検察を動かし、8月1日、私たちの告訴が受理されるところまで来ました。私たちの運動のもたらした成果であると思います。

 

   しかし、第1次告訴の受理は私たちにとって通過点です。 

 

  私たちは次の段階に進まなければなりません。

 

 全国から告訴人を集め、怒りは福島だけではない、全国が被害者であり、怒っているのだと示す必要があります。それは、この国に生きるひとりひとりが福島の思いを受け止めること、みんなが福島を孤立させることなく、その最も深刻な被害に対し、自分の問題として、豊かな想像力と行動力で立ち向かう決意を示すことでもあります。

 

   日本政府は、あらゆる戦争、あらゆる公害、あらゆる事故や企業犯罪で、ことごとく加害者・企業の側に立ち、最も苦しめられている被害者を切り捨てるための役割を果たしてきました。私たちの目標は、誰かを犠牲にして成り立つ社会を根源から問い、「犠牲のシステム」の歴史に終止符を打つことです。

  私たちは、小さな違いを乗り越え、政府や企業の犯罪に苦しんでいるすべての人たちと連帯し、この事故を引き起こした人たちにしっかりと責任を取らせたいと思います。

   この国に生きるひとりひとりが尊重され、大切にされる新しい価値観を若い人々や子どもたちに残せるように、手を取り合い、立ち向かっていきましょう。

                    2012.9.22

                   福島原告告訴団全国集会参加者一同


福島原発告訴団 全国集会 9.22

2012-09-22 | 日記・エッセイ・コラム
?8月1日、福島地検は私たちの告訴状を受理し、東電経営陣らの刑事責任について、捜査を始めました。
また、11月の第2次告訴に向かって、全国各地での取り組みも進められています。
これから適正な捜査と立件が行われるよう、全国の皆さんと、意識と運動の共有をはかりたいと思います。
「福島原発の現状と危険性」及び「原子力ムラの犯罪性」を再確認し、告訴団弁護士とともに、検察の捜査を進捗させていくため、「これから私たちができること」を考えましょう。
■日時 22日(土) 13:30~16:30(13:00開場)
■入場 資料代500円
■会場 いわき市文化センター4階大会議室
     (いわき市平字堂根町1-4 ℡0246-22-5431)
■集会の内容
講演 『福島原発の現状と危険性』  たんぽぽ舎・山崎久隆さん
お話 保田行雄弁護士
    河合弘之弁護士
    海渡雄一弁護士(予定)
■主催 福島原発告訴団
■連絡先
メール:1fkokuso★gmail.com(★を@にかえてください)
TEL:080-5739-7279
FAX:0242-85-8006
同日開催
10:00~12:00  ドキュメンタリー映画  『主権在民』完成試写会
16:45~17:30  いわき市内デモ行進

■ドキュメンタリー映画『主権在民』完成試写会
映画「原発震災を問う人々」シリーズ最新作 フクシマから東海村へ
西山正啓監督/107分/2012年作品
昨年来、経産省前フクシマ村の動きと福島、東海村を何度も往復しながら取材を続けてきた。
東海村の村上達也村長は国に廃炉を要求している。その姿勢に共鳴する若い母親たちが議会に廃炉を求める署名・請願を行うなど脱原発への活発な取り組みを始めた。
6月11日福島では、「福島原発告訴団」が1324人の陳述書と告訴状を福島地検に提出した。
原発事故の原因究明と収束は未だならず。だが原発再稼働ありきの政府方針は変わらず。
3.11以降、この国の何が変わり、何が変わらないのか。
フクシマから東海村へ。主権在民の行使が始まる。

■9月22日(土)10~12時
■いわき市文化センター4階大会議室
■入場無料(カンパ歓迎)