へびいし郁子のチャレンジ 3

いのち優先 くらし見つめて こころ豊かな市民政治を

「虹とみどりの会」

震災から 1ヶ月を迎えて

2011-04-11 | 日記・エッセイ・コラム

311日に起きた東日本大震災は、多くの人々の命を奪い、太平洋沿岸住民はもとより東日本一帯に甚大な被害を与えました。福島県にあっては、地震・津波・原発事故と大きな危機の下、何万人もの方々が故郷と生活拠点から遠くの場所に避難せざるを得ない状況に追い込まれました。

被災された多くのみなさまに心よりお見舞いを申し上げます。

さて、3.11震災以来、緊急会議を何度も開き、

     震災被災者の支援、がけ崩れ対応、住宅・生活相談、がれき収集相談、水道管・道路補修等

     支援物資集めといわき市への届け活動、急増する解雇問題への対応

     市議会対策本部及び県災害対策本部への市民要望の集約と提出

 また、原発震災に対しては

     福島原発40年ハイロアクション緊急声明・記者会見

     経済産業大臣への緊急要請行動

 などに取り組んできました。

 市民生活・ライフラインの回復と共に、損壊した郡山市役所本庁舎・総合体育館・中央公民館・公会堂・一部の小中学校の校舎と体育館などの公共施設も修復作業が進められています。しかし、原発の放射能放出、水蒸気爆発、炉心溶融懸念、東京電力・政府の不十分な対応は、多くの人々に先の見えない日々を送ることを余儀なくさせています。放射能汚染という目に見えない、臭いもしないものにどう対処したら良いのか、一番被害を受けやすい子どもや女性、妊婦への対策は大丈夫なのか等、不安な状態は収まっておりません。

3.11以後、私たちは被曝後の世界を生きています。累積被曝線量を計算して生活していかなければならないことになったのです。地震後、雇用環境も経済環境もさらに悪化しています。どんな環境になっても弱者が犠牲を強いられることは避けなければなりません。

「あきらめない政治」の役割は重要であり、多くの人々と共に、学びあい運動を進めていくことが必要です。

福島県議選・郡山市議選は、2カ月~6カ月延長ですが日程は未定です。6月議会は、議員の任期延長で開かれる予定です。

災害・雇用・子どもの安全・福祉・生活対策、脱原発・エネルギー政策転換など、みなさまのご意見をさらに集めてまいります。

郡山の未来をつくる会 TEL:024-921ー3430