四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

宮ケ谷戸 住吉神社の芭蕉句碑2基(埼玉県深谷市)

2021年03月12日 | 歌碑・句碑
【其の一】


 句 : 能見れは 薺花咲く 墻根かな
      (能見禮婆薺者那左久檣根可南)
     (よくみれば なずなはなさく かきねかな)

出 典: 『続虚栗』
所在地:埼玉県深谷市宮ケ谷戸181(旧・深谷市) 住吉神社境内
建立日:文化10年(1813)2月
建立者:唯阿房化一の子 中化




【碑陰】
化一の句「垣根から廣かり出たり春の水」が刻まれています


【其の二】


 句 : 秋の野や 草の中行く 風の音
    (あきののや くさのなかゆく かぜのおと)

出 典: 『俳諧百歌仙』
所在地:埼玉県深谷市宮ケ谷戸181 住吉神社境内
建立日:昭和13年(1938)秋
建立者:幡明会 茂木秋香




【碑陰】
句碑建立関係者(?)名が列記されています




住吉神社


① 『能見れは薺花咲く墻根かな』の句碑
② 『秋の野や草の中行く風の音』の句碑

散策日:令和3年(2021)2月19日(金)

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