名 称:東間の富士塚(あずまのふじづか)
通 称:センゲンサマ(せんげんさま)
規 模:東西約27m 南北約27m 高さ約6m
築 造:江戸時代中期
指 定:北本市指定有形民俗文化財(名称:東間の富士塚 平成25年(2016)3月28日指定)
所在地:埼玉県北本市東間1-6 浅間神社
富士塚とは富士信仰に基づき、富士山に模して造営された人工の山や塚。
江戸時代後期には、富士講が隆盛した。関東地方で多くの信者を獲得。関東各地に富士山を模して
築いた富士塚を遥拝所・代理登山所とする信仰が定着した。
ここ東間の富士塚は、塚の中腹にある「石段供養塔」に享保八年(1723)の銘があることから、冨
士講以前の富士信仰による築造される。
写真右端にある社号標柱には、「村社 浅間社」とあります。
道路に面して建てられている『東間の富士塚』説明板
その右側に半分程写っている看板は、新型コロナウィルス拡大防止対策のため、今年は、毎年6月
30日、7月1日に行われている初山行事を中止し、来年、2年分を行う旨が記されています。
『東間の富士塚』説明板
末尾に、「毎年六月三十日、七月一日には、この一年の間に生まれた赤ちゃんの成長を祈願する
初山行事が行われている。」とあり、上の説明を補足しますと、来年は今年の分と合わせて2年分
を一緒に行うということです。
広い境内(敷地)の正面に見えるのが「東間の富士塚」 右の建物は「浅間会館」
東間の富士塚の登山道(階段)
同上
浅間神社 社殿
賽銭箱には富士山の絵が描かれています
扁額「浅間神社」
浅間神社 御由緒
塚の南側にある階段は「下山道」でしょうか?
登山日:令和2年(2020)6月2日(火)