名 称:三島神社古墳(みしまじんじゃこふん)
別 名:―
墳 形:前方後円墳
規 模:全長約55m 後円部径30m
築 造:6世紀後半
出土品:土師器・埴輪
指 定:鴻巣市指定史跡(名称:三島神社古墳 昭和34年(1959)1月16日指定)
所在地:埼玉県鴻巣市明用123 (旧北足立郡吹上町)
一の鳥居 神額には「三嶌大神」と揮毫されている
境内全景
三島神社社殿
三島神社 御由緒
鴻巣市指定文化財(史跡) 三島神社古墳 昭和34年1月16日指定 元荒川と荒川が分流する地点の自然堤防上に位置する市内最大の前方後円墳で、墳丘主軸を ほぼ南北に置き、北側が後円部、南側が前方部と考えられる。墳丘はすでに大きく削られ、埋 葬施設である横穴式石室は古く破壊されている。石室の石材である緑泥片岩及び凝灰岩質砂岩 は、三島神社本殿前の参道及び正面右側に置かれている。 墳丘の規模は、昭和58年の周溝確認調査によって主軸長約55メートル、後円部径約30 メートルであることが判明し、墳丘及び周溝中から多量の埴輪片(円筒・馬形)が検出された。 本古墳の築造年代は横穴式石室、埴輪の特徴から六世紀後半と考えられる。出土した埴輪は、 南東六キロメートルに位置する生出塚埴輪窯から供給されたことが明らかになっている。 平成28年6月 鴻巣市教育委員会 |
三島神社古墳実測図
石室の石材
二の鳥居と拝殿の間にある石室の石材である2枚の平石
社殿の左後方に鎮座する末社
社殿のある前方部を北側から
※社殿が建つのは前方部とされるも古墳は大きく崩れて前方部後円部の区別は難しいが、社殿の
あるところを前方部として説明を進めます。
社殿のある前方部から後円部方向に
後円部から前方部方向に
後円部を東側から
左側が前方部 右側が後方部 高低差がほとんどなくなっています
散策日:令和2年(2020)5月28日(木)