鳥海山ツアーその２

唐獅子小屋をAM3:00前に出発。満天の星空の中11個のヘッドランプが山頂を目指してゆっくりと歩む。9合目を過ぎて山頂まであと10分の所でだんだん空が白みだし、外輪に到着した頃、東の空がオレンジ掛かってきたかと思うと縦の赤い太陽柱がはっきりと見えて、太陽が顔を出すまでの神聖な時を参加者の皆さんと過ごすことが出来たのは、私の一つの財産となりました。太陽柱が消えて日の出を拝みそれから日本海に目を向けると、そこにはくっきりと見事な影鳥海が現れました。感動と共にいつまでも眺めていたいような、この場所を離れたくないようなゆっくりとした時間がそこには流れていました。今回のツアーでは天候、コース、芋煮、花火、太陽柱、影鳥海と全てうまくマッチして私のガイド人生でも一番と言っても過言でないほどのツアーになりました。今回参加者の皆さん重い荷物と長い山行お疲れ様でした。苦しい場面もあったと思われますがその分、それ以上の感動があったのではないでしょうか。この体験はこれからも皆さんの人生に何らかの形でプラスとなって行く事でしょう。NUMA撮影＆お手伝いお疲れ様でした。私の想像した以上の画像が沢山ありいつもの事ながらセンスの良さに驚かされます。次は大鳥池かな。