東のお山詣り最終確認

今日は東沢古道保存会スタッフで、今週末に開催される「蔵王古道を辿る東にお山詣り」の最終ガイディングの擦り合わせと古道の点検へ。

勝手知ったる仲間との山行は笑いが尽きない。

垢離場の滝で意に反した形で全身を清めたハプニングもあったが、古道の説明、安全面、注意点などを確認共有しました。

今日参加できなかったガイドメンバーも、それぞれ下見に出掛け、安全面を確認しています。

全ては参加者の方に古道を安全に楽しんでもらい、笑顔で帰っていただくためです。

蔵王古道の参道も、武田会員が見事に整備して仕上げてくれていました。

皆様をお迎えする準備はできましたよ。

あとは天気が良いことを祈るばかりです。

皆様と蔵王古道でお会いできますこと、スタッフ一同心からお待ちしております。

後白髪山

今日はガッキーと定義から後白髪山へ。

歩行距離19.6km

出会った人は一人でした。

後白髪の登りで中腹に差し掛かった時、ブナ林の奥からガサガサと動物が移動するような音。

こちらの存在を知らせる為手を叩いた時、10m先あるかないかのブナの木の上に黒い物体が動いた。

そう思った瞬間スルスルとブナの木を降りてきた。

子供から青年になったようなツキノワグマである。

降りてくる途中、動きを止めてこちらを凝視した。

時間にしてほんの一瞬だが目があった。

つぶらな瞳でとても愛らしい。

そのまま下まで降りて、「こちらに来るな」との願いが通じ、反対側に走って行った。

山頂からの帰り、同じ現場を通り掛かると登山道にブナの実を食べた後が散乱していた。

上を見ると熊棚が幾つもある。

それも登山道の真上に。

ブナの実を割って見ると、実と言えないほど痩せている。

ブナの実が凶作なのは事実。

今年は熊さんと出会う確率は大きいかも知れませんね。

このコースも他のコースも、クマ鈴などで人間の存在を知らせてあげましょう。

こちらが熊さんのテリトリーにお邪魔している訳ですからね。