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ドミネーターワックス講習会

2009年10月31日 21時07分58秒 | 山関連道具


31日Kスポーツにてドミネーターワックス講習会が行われました。

バックカントリースキヤー・スキーパトロールの方々が集い2時間みっちりと内容の濃い講習でした。



講師はドミネーターワックスアドバイザーの久住和永氏。

久住氏は1992年アルベールビル冬季オリンピックスピードスキー競技(公開競技)日本代表。
ワールドカップ3位入賞3回 公認記録 時速241.611Km/hを保持する実力者。

心地よいトークと経験に裏付けられた分かりやすい説明で、最初の1時間はあっという間に過ぎた。



同じく講師としてロータスインターナショナルの高澤氏に実技指導をして頂いた。

プロの技術を間近で見ることはそうあるものでは無い。



ワックスを効果的に塗るため、今まで一般的に行われてきた複雑なミクシングの方法では雪の状況、結晶の形、
2℃単位の雪判断、湿度、日射時間等相当量の情報と知識が必要でした。

しかし現実的にはこれらの情報を無視して使用されるケースが殆どです。

ドミネーターではこういった現実を踏まえ、事前知識を必要とせず、最高のパフォーマンスを引き出せる「ズームシリーズ」を完成させました。

ズームシリーズは、雪の状況変化を雪温で判断し、ワックスの硬度を変化させる特質機能を持っています。
この特性が0℃からマイナス10℃まで広域に渡って硬度を変化させ、滑走性能を高いワックスを生み出しました。

画像は実際にベースワックス作りから、個々のワックスの特徴とワクシング方法を説明していただきました。

バックカントリーで使用するワックスとして今まで使用していた「ハイパーズームペースト」に加え、
春の月山ヤニに対応するべく「BUTTER」という湿度の高い雪に使用する高フッ素配合の静電気防止生塗りワックスはお勧めです。

ワックスのラインナップはこちらから→ドミネーターワックス



そして今回講習会に参加された皆様にドミネータ社からプレゼントされた「SEV」

通常購入すると8,000円相当のもので、さまざまなストレス(ロス)を減らし、物質やカラダが本来持っているチカラを引き出せると言う優れ物。

参加された皆様ありがとうございました。
安全な滑りは正しいワックスチョイスからですね。