IDEHA Blog

テレマーク&マウンテンガイドIDEHA

日本赤十字社へ

2007年05月17日 23時21分27秒 | テレマーク
遅れましたが、ほんじつ日本赤十字社山形県支部へ湯殿山テレマークフェスティバルの参加料の一部と、バックカントリーツアーの売上金の一部を合わせたものを、皆様の代表として、国際救援義援金を寄付して参りました。この寄付に協力して頂いた皆様本当にありがとうございました。改めて御礼申上げます。今回で3回目となったこの活動、赤十字社に行く度に、第1回大会の苦しさや感動が甦ってきます。そして毎年原点に返ることが出来ます。息子の生死をさまよう入院、奇跡的な回復、皆に応援してもらっての第1回大会の開催、テレマークを通しての社会貢献、この活動を行なっていく意味といろんな体力的にも精神的にも苦しい時期でしたが、自分の中でいろんな答えが出た時期でもありました。子供達が元気でいると欲が出てきてスポーツやら習い事などあれこれ縛りつけることを考えてしまうが、「元気でいることが一番なんだ」と本当に思う。今でも苦しんでいる子供やその両親が日本にも世界にも沢山いるのだ。健康で産まれてくるのは当たり前じゃない、産まれても食べ物が無くて餓死する子供も沢山いる。たまたま私達はJAPANに生まれて来ただけなのである。それらを考えれば日本での暮しはどれだけ幸せなのであろうか。テレビのニュースで毎日想像を絶する残虐な事件が起きているが、当たり前の幸せな暮しに慣れすぎて完全に感覚が麻痺しているのでは無いだろうか。物が有り余り情報が交錯して自分の体を動かさず痛みも感じずバーチャルな世界を子供達は生きていかなけれならないのだろうか。もう一度昭和40年頃の鼻水流して外で暗くなるまで遊べる環境にしてあげたいものです。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする