AKB48の旅

AKB48の旅

CD出荷最多300万枚突破

2015年05月26日 | AKB
AKB最新シングル、CD出荷最多300万枚突破
http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1481392.html

公称出荷枚数なんで、景気よく見せるための水増しの可能性もないわけじゃないだろうけど、それでも大台突破はめでたいことかと。

引用とか特にしないけど記事本文には、実売でもダブルミリオン突破見込みであることがしれっと書かれてたりする。オリコンデイリーとの乖離が気になるところだけど、それでもこの見込み通りになるなら、CD票が過去最高になることが確定だし、速報の票数から見て、モバイル票等も過去最高に伸びてる可能性もある。

以下は拾いものだけど、たぶん間違ってないような。今回はどこまで総投票数が伸びるんだろう。

【総投票数の推移】
第1回(2009年)…未集計
第2回(2010年)…37万7786票
第3回(2011年)…116万6145票
第4回(2012年)…138万4122票
第5回(2013年)…264万6847票
第6回(2014年)…268万9427票
第7回(2015年)…??? 票


「汚れている真実」に嵌まる

2015年05月25日 | AKB
「僕たちは戦わない」のMVを絶賛しておきながら、実際にヘビロテしてるのは「汚れている真実」のMVという体たらく。正直、嵌まってしまった。見れば見るほどにのめり込んで行く。

もちろん単なる個人の好みの問題なのは明らかなんで、そこで議論を放棄して諦めてしまえば良かったんだろうけど、それでも抗いがたく引きつけられてる現実に抗いたくなってしまって、当初は楽曲の出来の良さ、MVの出来の良さ、製作サイドの「本気度」辺りに理由を求めようとしてみた。

けれども、AKB48SHOW#74での「汚れている真実」を見て(ちなみにこっちもヘビロテ中)、なんかいろいろ勝手に確信してしまった。それなりに納得できてしまったんで、以下につらつら書いてみる。

まずはチーム8選抜の10人という人数。この人数が絶妙で、良く言えば個性的な、いろんな意味でバラバラなところがしっかり伝わってしまう。個々が雑音のように際立って、人数では希釈されない。であるにもかかわらず、それが不協和音になることはない。ダンスフォーメーションの全体像に統一感がある。全力ダンスなのに、その鋭利さの切っ先がきっちり揃ってるとでも言うか。

結果、アンバランスがバランスするとでも表現するしかない、何とも曰く言いがたい心地よさが醸し出されてる。メンバー個々人の不揃いぶり、不完全さ、未熟さの凹凸が奇跡のように噛み合って、相転移という表現はちょっと違う気もするけど、何か異次元のものがそこに立ち現れてる。

そんな象徴的なペアリングが、センターの中野郁海さんと坂口渚沙さんであることは、言を待たないだろう。シンメトリーを廃するこの試みは、しっかり成功してると思うし、運営サイドは確信犯的にやってることなんだろう。そして何より、この「汚れている真実」という楽曲の尖りぶりが、みごとに共鳴してる。きっちりと嵌まってる。

「軽蔑していた愛情」を想起させると書いたけど、この「汚れている真実」は、あれの「延長された表現型」に相当するのかも知れない。

「総選挙に対するスタンスや目的が多様化した」

2015年05月24日 | AKB
AKB48『総選挙』速報結果、今年は何が違う? 現時点の各グループ勢力図を分析
http://realsound.jp/2015/05/post-3307.html

これまでの総選挙の1位争いは“次にグループを背負うメンバーを決める”という意味合いのものでしたが、今回は12月をもって卒業予定の高橋みなみを1位にしようという動きも出ています。これは、いわば彼女のAKB48でのキャリアの集大成として1位をプレゼントしようとするものであり、これまでのトップ争いの投票動機とは異なるものです。メンバーやファンの、総選挙に対するスタンスや目的が多様化したことで、単に“戦いの場”というよりも、ひとつのお祭りとしての側面が今まで以上に強くなりつつあります

なんか全体としてはびみょーな「分析」なんだけど、引用部分だけは、ちょっと目から鱗な気分。私自身もそれなりに書いてたことではあったけど、ちょっと認識が甘かった。「外乱」ばかりに目が行ってたけど、こうして他者によって書かれたテキストとして眺めてみて、ああ、もしかするとこれが最大の「創発」になるのかも知れないと、今更ながらに気づかされた感じ。

太ヲタさんとかの動向だけを考えると、「高橋みなみを1位にしよう」なんてあり得ないことのように思える。けれども、もしこれが実現するような投票行動が、もう少しライトなファン層とかであり得るとすれば、確かに新しいディメンションが現れることになり、それは表現としては「多様化」ということになるんだろう。

速報の6位を、どこまで過大に捉えるべきなのか、いささか躊躇を覚えるところだけど、確かに一つの前兆というか、萌芽と見えないこともない。これがバタフライエフェクトの表現である可能性を心に留めつつ、開票結果を楽しみに待つことにしよう。

ちなみに、引用元の「分析」を行ったという香月孝史氏についてググってみると、以下の情報が見つかる。「「アイドル」の読み方: 混乱する「語り」を問う」という書籍も出されてるようだけど、未読。

http://peatix.com/event/38814
東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。フリーライター。論文に「スターシステムと文化の「高級」性の根拠――歌舞伎の社会的地位を事例として」(「社会学評論」第61巻第4号)など。

さっしーが勝手に『おにぎり』と言い出した

2015年05月23日 | AKB
【JASRAC賞】「恋チュン」が分配額1位に AKB曲が2年ぶり金賞
http://www.oricon.co.jp/news/2053076/full/

この日、都内のけやきホールで行われた贈呈式にはAKB48の柏木由紀、横山由依、小嶋真子が駆けつけ、同曲を作詞した秋元康氏の代理人、作曲家の伊藤心太郎氏、音楽出版者AKSの代表者に花束を贈呈。

前回の式典的な機会は何だったっけ。過去ログ漁る手間を惜しんでしまうけど、あん時もそうだったと記憶してるし、ここでも代表として横山さんが、そして恐らくはフォロワーというか後見人として柏木さんが選ばれてるのが興味深い。「ジキソー未だ修行中」のまんま。

記事としては、上記が詳しいんだけど、ここにはないオモシロ情報が以下に。

「恋チュン」がJASRAC賞で金賞
http://www.daily.co.jp/gossip/2015/05/21/0008045389.shtml

柏木は「(振り付け担当の)パパイヤ鈴木さんは『リンゴを磨くように』と(振りを)教えてくださったのですが、さっしーが勝手に『おにぎり』と言い出したおかげで金賞を取れました」と秘話を明かし、“戴冠の立役者”に感謝していた。

少なくとも私は初耳。「秘話」となってるし、これって初出情報だよね。これぞ正に才能の煌めきというもの。指原さんの面目躍如にして、恐るべきセンスと絶賛させていただきたい。

『第7回AKB48選抜総選挙』投票速報

2015年05月22日 | AKB
『第7回AKB48選抜総選挙』投票速報
http://www.oricon.co.jp/news/2053107/full/

荒れた、という見方もあるようだけど、総選挙も7回目ともなると、ある意味安定してきたとも言えそう。速報段階ではあるけど、安定の荒れ方という表現がピッタリの印象。以下月並みな感想ともども。

まずは上位の鉄板ぶり。1位から5位までは順位の異同はあっても、この5人で決まり。疑問、異論は一切出ないだろう。

そんな中、6位の高橋さんがちょっとした驚きだけど、これは小嶋さん票が流れたとも、AKB最大の功労者への、他推しからのねぎらい票とも解釈できそう。もし仮に後者のような投票行動があるとするなら、最終結果が思わぬものになるかも知れない。

次に、いわゆる「干され」とHKT(含出身者)の躍進。「干され」メンバー推しの情念は、従来からも見られてたものではあるけど、さらに高まった感じ。HKTの勢いも従来通りだけど、とりわけ谷さんの原動力は何なんだろう。総選挙に強いSKEというファクターが、たまたま突出してしまったんだろうか。

最後は、敢えて書かない方が良いんだろうけど、NMBの総選挙での弱さ。今回の速報では、こちらも極まった感じ。

というわけで、こういう形でとは言え、総選挙が「安定」してきたというのは、決して望ましい状況なんかではない。予定調和は廃されなければならないわけで、最終結果が大きく揺さぶられるような「外乱」が望まれるところ。そこでまず安直に思い浮かぶのは、噂に聞く「中華砲」なんだけど、今年はどれくらいかき回してくれるんだろ。