歌手コースを選択したのが、相笠萌、岡田奈々、西野未姫の3人(敬称略)。講師はボイトレと同じ菅井先生。課題曲は「虫のバラード」だけど、菅井先生が曲紹介するときに、秋元才加「さん」と、敬称にアクセントを置いていた。こういう、さりげない敬意の置き方というか、「ザクとは違うのだよ」感が、なんというかイケてるなあと思う。
ボイトレの時も感じたことだけど、菅井先生、指導が的確で分かりやすい。言葉に無駄がないし、一つ一つが具体的で、強いて言えば運動学的な指導になってる。頭でっかちな理詰めの人や、付け焼き刃な人が陥りやすい、説明的な指導、説教的な要素が皆無。この人の名前は、しっかり記憶しよう。
チェストボイスと言う言葉、たぶんはじめて聞いたけど、なるほどなあという感じ。たぶんこの3人の中では、岡田さんがいちばん歌が下手(失礼)なんだけど、菅井先生の指導への食いつきが一番なのも岡田さんのよう。実際、講評では、「打てば響く鐘」という、たぶん最高の評価を得てたし、番組の編集サイドも、岡田さんの持ち時間以外でも、岡田さんの真剣な表情を、何度も抜いてた。
西野さんはそこそこ歌えてるんだろう。岡田さんのような初歩的な指導ではなくて、たぶんより上級の「グルーヴがない」の指摘が。そこで実践された舌と体の連動が、こちらもなるほどなという感じ。西野さんは「泣き」に逃げそうになるのを、どうにか踏みとどまっていた。
相笠さんもそこそこ歌えてるんだけど、菅井先生の指摘は「情感がない」。そこからの的確すぎる指導で、ぐんぐん良くなるのが分かる。相笠さんに対する講評は「持ち声が良い」というもので、たぶん、素質的には一番なのかな。
それにしても、ここでも繰り返すしかないのが、3人とも素晴らしく優秀な件。いかに指導者が優秀で、個別指導が的確だからと言って、こんな短時間で目に見えて良くなるなんて、普通ではあり得ない。菅井先生もすっかり感心して、褒めるしかない状況というのが、ほんと凄いことだと思う。
ボイトレの時も感じたことだけど、菅井先生、指導が的確で分かりやすい。言葉に無駄がないし、一つ一つが具体的で、強いて言えば運動学的な指導になってる。頭でっかちな理詰めの人や、付け焼き刃な人が陥りやすい、説明的な指導、説教的な要素が皆無。この人の名前は、しっかり記憶しよう。
チェストボイスと言う言葉、たぶんはじめて聞いたけど、なるほどなあという感じ。たぶんこの3人の中では、岡田さんがいちばん歌が下手(失礼)なんだけど、菅井先生の指導への食いつきが一番なのも岡田さんのよう。実際、講評では、「打てば響く鐘」という、たぶん最高の評価を得てたし、番組の編集サイドも、岡田さんの持ち時間以外でも、岡田さんの真剣な表情を、何度も抜いてた。
西野さんはそこそこ歌えてるんだろう。岡田さんのような初歩的な指導ではなくて、たぶんより上級の「グルーヴがない」の指摘が。そこで実践された舌と体の連動が、こちらもなるほどなという感じ。西野さんは「泣き」に逃げそうになるのを、どうにか踏みとどまっていた。
相笠さんもそこそこ歌えてるんだけど、菅井先生の指摘は「情感がない」。そこからの的確すぎる指導で、ぐんぐん良くなるのが分かる。相笠さんに対する講評は「持ち声が良い」というもので、たぶん、素質的には一番なのかな。
それにしても、ここでも繰り返すしかないのが、3人とも素晴らしく優秀な件。いかに指導者が優秀で、個別指導が的確だからと言って、こんな短時間で目に見えて良くなるなんて、普通ではあり得ない。菅井先生もすっかり感心して、褒めるしかない状況というのが、ほんと凄いことだと思う。