マジカル・ミスってるツアー

MMT社
猫と水どうとするめイカ面達との非常識の中の常識的日常

TAKE OFF 東京公演感想・その3

2007-10-29 00:22:46 | 小林賢太郎・(有)大吟醸
2007年・冬のある日。


「賢太郎、今度オレ深夜のドラマ出るんだァ」

「ふーーん。よかったじゃない」

「うーーん。でもなァ・・」

「何だ?心配事か?」

「うん。内容がねぇ、オレ占い師の役で主役なんだけど脇役」

「何それ、相変わらず要点不明瞭」

「うーーんとね。これから売り出すグラビアアイドル相手の引き立て役なの」

「いいじゃない。綺麗どころ、セクシーどころとの競演、羨ましい」

「全然羨ましいと思ってないくせに」

「だから、何!?」

「・・・だから、これだけ有名なラーメンズの片方なのに、このドラマに出る事がさあ・・・」

「ほうほう、ノミの様な自尊心が、プライドが傷つく訳だ」

「いや、そんなもの、生まれた時から持ってないよ。ただその、同級生だった二人が、今やBⅡ型戦闘機をも抜きさる勢いの片方、今もなめくじより遅い頭脳の片方・・」

「分かった。お前の辛さは、オレの辛さだ。二人は今も昔も運命共同体だ。オレだけ先に走っている現状なら、このオレがこければいいだけの事。そんなに自分を卑下するな。自信を持て。おれが選んだ唯一のお前なんだぞ」

「お前が選んだ唯一のオレ・・」

「そうだよ。なーーに、丁度KKP「TAKE OFF」の再演も決まった事だし、めーー一杯、転んでやるから安心しな」

「賢太郎・・。ありがとう」

「オレを誰だと思っているんだ。KKP発足の道理を思い出せ」




[ラーメンズを母体とした、KKPにおける任務]

①ラーメンズの知名度の上昇を、KKPによって、抑制もしくは、下降させる。

②始まりは、同級生、今や、社長と幽霊されている奴隷などと、巷で思われている賢太郎と仁との格差階級をこれ以上広げない為にKKPによって、距離を縮める。

③不完全な完成されたシナリオへの挑戦。最小限の美意識のみ残し、いかに空虚で幼稚な脚本であるか。ラーメンズの脚本が常に進化し続ける運命だとしたら、KKPにいたっては、回を追う毎に退化し続ける脚本でなくては、ならない。




(有)大吟醸より、お知らせ

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