マジカル・ミスってるツアー

MMT社
猫と水どうとするめイカ面達との非常識の中の常識的日常

TOWER・その4 ネタバレ注意

2009-04-06 10:30:47 | ラーメンズ
[TOWER]独断と偏見検証。

昨日読んだ、[建築雑誌]の賢太郎君発言に、とっても反応してしまい、もう一度斜め感想。

「言葉の削除」「10調べて1発言」「揺るぎないものと揺るぐもの」「芸術性」等等。


[1・箱で表現]
あの4つの黒い箱が、正六面体だったのか、直方体だったのか・・?

はじめ、二人が乗っていた箱の側面は正方形で、箱移動はサイコロ形に感じた。そうなると、階段も、ピアノも、ガンマチョメンガーも創る事が出来ない。

うーーーん、4つではなく、もっと箱があったのか?

ところで、このコントは、乱暴で強すぎると言うところの「言葉」を徹底的に削除。

しかし、目新しさはまったく無く、「1」から順番に数字を表現かと思いきや、途中で投げ出してしまう始末。

教育テレビ「10本アニメ」の様な統一性は、見つけられなかった。

そして、「ポツネン」シリーズでの平面図形の移動で、タイヤ・傘・悪魔の翼を表現した事を思えば、やはり、幼稚園の入園テストの内容の様で、少々幼稚に見える。

積み木は、想像したものを立体的に構成させる難解遊具の一つ。しかし、二人が作り出す立体は、我々からは、平面しか見る事が出来ない。この溝は観客の想像力頼り。


[2・パーティー会場裏方の二人]
賢太郎君の手馴れたパントマイムより、仁ちゃんの「あやとり教室」の方が、とても面白く出来上がったコント。

しかし、ここでも、あやとりという、入園テスト内容・・。

そのうち、雑巾絞り、靴紐蝶々結び・・のコントが出てくるんじゃないかと、疑う。

「ポツネン」シリーズで、12支を覚えられないネタをやった時、キャラに無理がある、つまり賢太郎が12支を言えない訳がなく、しらけてしまった記憶が蘇る。

器用な賢太郎が、あやとりを出来ないわけがない・・。

しかしだ。今回は、仁ちゃんが相手役としている。素晴らしい「反省突っ込み」に大笑いである。

賢太郎のオーバーな、ありえないリアクションにも「ごめん、僕の教え方が悪い」と言いながら、突っ込む事も忘れない。

仁ちゃんの2年間にわたる修行の成果なのか、こんな演出をした賢太郎の力なのか、とにかく、面白い。


[3・字音としての言葉遊び]
仁ちゃんの進化を問われる作品。そして、賢太郎の思惑通り、音(おん)として我々は「クリゾンメサイヤ」も「カマンチョメンガー」も脳裏に焼き付かされる。

珍しく、言葉の字義(訓)を大事に扱う彼が、まったく逆の発想から生み出した、意味無く音だけの言葉遊び。

そして、そんな字音だらけの言葉を繋ぎ合わせ、仁ちゃんただ一人の力のみで、大笑いに持っていく。

しかし、私の古い頭の中で、うまく「宇宙戦士・クリムゾンメサイヤ」を映像化する事が出来なかった。ちょっと悔しい。


[4・ハイウエスト]
自分のウエスト周囲に関して、常にダサコバファンの間で[警戒態勢]が発令されている事を想定して、仕掛けたコント?

まあ、それにおおいに、笑わせて頂いたが。でも、見終わって数日たっても、何であんなに可笑しかったのか、分らない。

と、言う事は、またしても、意味無く、オンのみで笑わせるという、彼のコンセプトは、成功したって事かいな。

「彼について正しいものを次から選びなさい」
①劇作家 ②パフォーマー ③ハイウエスト


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1 コメント

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③ハハハハハ・・・ハイウエストォーー! (yo-ちん)
2009-04-07 15:24:24
雑巾絞りとか、最後の問いとか、もう笑いが10分くらい止まりませんでした!

劇場アンケートに、その問いと①②③の答えだけ書いて、渡したかったなぁ~!


ダサコバのダサコバによるダサコバのための、ハイウエスト。

人民の・・じゃなかった、仁ちゃんの仁ちゃんによる仁ちゃんのための、クリムゾン・メサイア。

どちらも最高です。

その舞台を作り上げてる真っ只中の、充実してるわくわくな感じが、建築雑誌から臭ってくるんだよね。


ある舞台に背の高い高い男がいました。

劇場のどこからでも良く見えます。

しかし、たった1ヶ所、

この男の姿を見ることが出来ない場所がこの舞台にあります。

それはどこでしょう。

正解は・・・・・・ハイウエスト。

「ローライズの腰パンなら、下からお姿見えるけど、ハイウエスト、位置が高すぎて・・・」ハイウエスト談

「ハイやローのウエストならまだいいじゃん。私なんか・・・。」ノーウエスト談

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