まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

BIRD -朝の空ー

2007年10月29日 | 
今朝の空です。
朝一番に窓を開けたら、大きく伸びやかな雲が朝陽に向かって弧を描いていました。
鳥がぐんと身体を伸ばして飛んでいるようでした。

寝ぼけた頭でカメラを持ち出し、シャッターを切ってみたのですが
その鳥の姿は私の眼の奥に微かに残っているだけ、かも知れません。。。

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今年の春に20歳の誕生日を迎えるAちゃんに
なにかを贈りたいと考えていた時
『my favorite things』のrucaさんの絵本を紹介する記事に出会いました。
rucaさんが大切な人に贈った本 【森の絵本】

大きな森を前にして、手に余るほどの迷いや不安を抱えていた昔の自分の姿が鮮明に浮んできました。そして、それは今のAちゃんの姿にも重なって。
勝手な妄想?〈笑〉と思いつつ、rucaさんの言葉に私の思いも少し添えてこの森の絵本を贈ったのでした。

そして、先日
突然Aちゃんからのメールが飛び込んできました。
森の絵本の絵を描かれた荒い良二さんのお話を聞く機会に巡り会えたそうで。
メールに添付されていたのは、あの本に頂いたサインでした。

A---〈名前)
  Bird : 
という文字の後に
love peace の文字が書かれた、小さな花をくわえた2羽の鳥たち。

そのサインを頂くまでの話は、まだ詳しく聞いていませんが
何だかとても嬉しくなって〈笑〉
何度もBird…と読み返してしまいました。

ブログに書いておこうか?しばし躊躇したのですが
今朝の空に浮んでいた鳥の姿と一緒に、ココに残しておこうと決めました。

集い

2007年10月22日 | 心おぼえ
昨日、21日〈日〉は高校の同窓会でした。
卒業以来、一度も訪れた事の無かった母校です。
しかし、今年は「節目の年」なのだそうで
視聴覚室で行われる“集い”にご招待していただきました。

高校の最寄駅は、山手線と都電が交差する所。
あらためて眺めていると、懐かしい風景です。
決して『鉄ちゃん』ではありませんが
線路脇で電車が通過するのを待ってしまいました〈笑〉



都電の駅は、高校の脇にもありました。
私は足の怪我で松葉杖をついて登校した時に1~2度使った記憶があります。
↓かわいいですね、都電。


当時の学び舎は全て建て替えられて、記憶の中の面影は何一つ見出せませんでしたが
校門を入ってすぐの所にあった、大きな銀杏の木の場所には
やはり一本の新しい銀杏の木が植えられていて(トップの写真〉
流れていった時間と、変わらない場所の優しさを肌で感じてきました。

ハイテンションのうちに“集い”は終了して
皆で夕暮れの校庭をぐるりと一回りして帰りました。
プレハブ2階建て、おんぼろ部室は無くなり、
グラウンドは半分になっていたけれど、
そこにいる高校生の姿は何も変わっていないように見えました。
でもきっと、違うのでしょうねぇ〈苦笑〉

体育館の裏---




当時
日暮れの頃、下校を促すアナウンスとともに
流れていたのは『いとしのエリー』でした♪
わぁ~時代を感じますね。。。

一夜明けて

再会の余韻を残しています。
昨夜は興奮であまり眠れなかった。と
卒業以来ずっと会っていなかった友からメールが届きました。
私も同じですよ、かなちゃん。

そして見上げた、今日の空は いわし雲 でした。


お伊勢さんへ その3 

2007年10月13日 | Weblog
伊勢に入る前に少しだけ名古屋を散歩しました。
初めての名古屋なのです。
昔一度だけ新幹線のホームでうどんを食べた事がありますが。。。

一度は本場の「ひつまぶし」をいただかなくては!と
あつた 蓬莱軒 本店へ。
久しぶりに待ちました~この食事が出てくるまでに2時間ほどかかりました〈汗〉

ワサビとともに頂くのが一番好みでした。美味しいですね「ひつまぶし」。

お店の前でただ並んでいた訳ではありません。
前半の一時間は熱田神宮を廻ってきました。

ご神木
とても大きいです!

こちらの境内にもニワトリが自由に歩いていました。
このご神木の根元にはそのニワトリの卵と思しきものがお供えされていました。
何かいわれがあるのでしょうか?


みずすましのマンホールは、とてもフレンドリーな佇まい。



蓬莱軒近くの畳屋さんです。
看板が立体的で、なんだかキュート。
母に写真を見せると
「昔はよくこういう看板を見たわ。」と言っておりました。
そうだったのですね~。



昼食にすっかり時間をとられて、お城も街並みも、何も見る事無く名古屋の時間は終わり。
電車に乗り込み伊勢へむかいました。

「お伊勢さん」に近づいてくると電車の窓から眺める駅の中も『赤福』一色になって行きます。『赤福』さんの力を感じました。〈この時点では…〉
『赤心慶福』のこころを取り戻していただきたいです。



お伊勢さんへ その2

2007年10月13日 | Weblog
日が高くなるにつれて、猛烈な湿度に襲われ~包み込まれ~

上を見れば晴天!なのに手にした地図は見る見るうちに湿気でヘニョヘニョになっています。とにかく意表をつく天候に少々めげながら内宮へ向かいました。

「その1」でも書きましたが、この度のお伊勢参りでは
とにかく大きな木が多い事に心奪われました。

真直ぐに、高く。
健やかに、けだかく。



     

旅前の寝不足ぎみな生活と、この日の暑さで
自分の歩みが重く感じていたはずなのに、
内宮を後に宇治橋を渡る頃には、からだの内側から「元気」が満ちてくる様でした。


「おはらい町」でも、ついつい上の方に目がいってしまいます。

お馴染の赤福さん。

ブログを書いている間に急にその名前がニュースに登場するようになり、ビックリです。
タイミング、良いのか?悪いのか?

屋根の上にはニワトリ。


酒屋さんの屋根にはサル。


こ―んなに長いヒゲのシャチホコも。
それにしても、立派な瓦です。

お伊勢さんへ その1

2007年10月12日 | Weblog
9月に「お伊勢さん」に行ってきたのですが、
あっという間にもう一ヶ月が経とうとしています。

今ごろ・・・と思いつつも
義父が行きたいと話していた「お伊勢さん」の
旅の思い出を。


写真は五十鈴川です。
よくよく考えてみると、私は20年近く前にここを訪れているのです。
ですが、なぜかほとんど記憶に残っていなくて。
ゆったりと流れる、こんな綺麗な川があったことすらはっきりと覚えていない自分。
驚きます。

前日の夜どうし降り続いた雨がうそのように、晴天!の一日でした。
明るい空に弾んだ気持ちで早起きして出かけました。

ちなみに、お世話になったお部屋は…〈笑〉



宿のすぐ近くには歴史を感じさせるたてものがあります。


宿の女将さんに聞いてみると、『萬金丹のお店です』との答え。
『とにかく、むか~し~からあるんです』というおはなしでした。

帰ってから調べてみると、こちらは「小西萬金丹」さん。
明治時代に建てられた=切妻妻入むくり破風建築=というつくりだそうです。
前を通るだけでは、博物館?のようにも思われましたが、営業もされているらしいです。
万病に効くという『萬金丹』いただいてくれば良かったナ。

こちらは「小西萬金丹」のお隣の「歯医者さん」です!


宿から歩いて外宮へむかいました。
空気が澄んでいます。


とにかく木々の大きさに圧倒されました。





お参りと散歩をかねて歩いているような地元の方も多く見受けられました。
毎日、すがすがしい朝をむかえていらっしゃるのですね。

池のほとりのベンチ。
ふと足元に目を下ろすと、にわのにわとり が。
驚きました。
鶏は眠そうにからだを丸くしています。