まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

美味しいランチの話

2007年07月30日 | 沖縄
先週、散歩の途中で見つけたゴーヤです。
軒下の小さなスペースに実っていました。
小さくとも、立派にゴツゴツ。何ともたくましいです。

暑くなってきて我が家の食卓にもゴーヤの季節がやってきました♪
炒め物=チャンプルーで頂く事が多いのですが、揚げ物に入れたり、サラダにしたり、甘酢のお漬物もよく作ります。

ゴーヤのお漬物…はじめていただいた時は少々驚きましたが、何だか忘れられない味。


その出会いの場所は、沖縄 読谷やちむんの里にある「喫茶 まらなた」というお店です。
読谷へ行く時は必ずこの「まらなた」さんに
美味しいお昼ご飯を楽しみに伺います。

一見、普通のお家のように見えるお店で、しかも「喫茶」の文字。
正直なところ、はじめはちゃんとした食事ができるのかどうか?不安もありました。

しかし!なんとも優しく美味しいお食事なのでした。
ホーッと嬉しい気持ちになり、身体には力が湧いてくる気さえしました。(笑)


そば定食は、よもぎそばともずくそばの2種類。
おそばの上によもぎの葉やもずくがトッピングされているのを想像しがちですが、こちらのおそばはそれぞれがめんの中に練りこまれて入っています。
周りに並んだ小鉢には、ジーマミ豆腐(落花生豆腐)、サラダ、お漬物、にがなの白和え、モズクの酢の物。
そして小さな花瓶に生けられたお花。この小さなお心使いがとても素敵です。



この日のデザートは黒糖のわらびもちでした。かなりのボリュームです。
そして、クランベリージュース。
日差しが強い中、車の運転は目も疲れます。
暑さと眼精疲労に効くそうですよ、とお店の方が笑顔で薦めて下さいました。
クランベリーにほのかなミントの香りも加わっていました。

以前、お店の庭で育っているミントを入れたケーキとお茶を頂きました。
この日のデザートもきっとオーナーさんの手作りなのだと思われます。
お食事の時とはまた違ったお花が添えられています。(笑)

お店の名前「まらなた」とは「いらっしゃいませ」という意味らしいのですが、沖縄の言葉ではないようです。
また今度、読谷へ行った時には詳しい所を聞いてみたいと思っています。

鬼灯〈ほおづき〉の季節

2007年07月18日 | 心おぼえ
ほおづき、漢字では「酸漿」「鬼灯」と書くのですね。(今調べました・苦笑)
「鬼灯」のほうがその雰囲気があるようなきがします。

私の家ではお盆といえば7月です。
今年の鬼灯は心なしか実の付きがよいようです。

子供の頃の、記憶の中の「お盆」は、ほんわりと柔らかな橙色の『灯り』のイメージです。
それは、漠然と提灯やろうそくの灯火の色だと思っていました。
でも、鬼灯の実の並ぶのをしばし眺めていたら、まさにこの実の明かりの(ような)色であったと気付きました。 
鬼灯の明かりの側で、祖母ときゅうりの馬を作ったり、蓮の葉の上をころころ転がる水の玉をいつまでも飽きずに眺めてみたり。
どちらかと言えばちょっと楽しいような気分が浮んできます。

そうそう、提灯行列というのもありました。
日が落ちてきた頃、浴衣に着替えさせてもらい、桃色と赤に染められた小さな提灯に火を灯して出かけます。
提灯行列はじまった~♪と歌いながら子供たちが町内をぐるりと歩いて廻る。
当時の自分にはかなり楽しい行事でしたが、この頃はあまり見かけないような気がします。残念ですね。

鬼灯は茄子科だそうです。ではでは棉は?…葵科でした。
なんとなく近い気がしたのですが。。。

そしてこちらが我が家の棉たち。
先日、幸運にも苗を頂きました。 
我家に来た時、葉は4枚くらいでしたがどうにか無事に育っています。


ピントが合っていませんが〈汗〉
こちらは夜の棉。


よく見ると〈見ずらいのですが…)昼間は空に向かって手を広げるように葉を開いていますが、日が落ちるとすっかり力を抜いたように葉を下ろしています。休んでいるように見えますね~。
カタバミも同じ様に葉を閉じますし、考えてみれば、こうした動きを見せる植物も沢山あるのだろうと思うのですが、ついつい成長を楽しみにしている棉の姿。大発見をしたような驚き!で見ています〈笑〉

今年のブルーベリーは---

遅咲きゆえに鳥の攻撃〈苦笑〉を免れた1本。
少ないながらも、順調に実を熟しています。

7月の沖縄=2007=

2007年07月10日 | 沖縄
ちょうど一週間程前に沖縄に行ってきました。
今回はあまり動き回らず、のんびり沖縄の空気を吸って帰る、という思いで出かけました。
梅雨明けの沖縄は毎日青空!でした。
私の沖縄旅行史上(と言っても数回の事ですが)連日晴天というのは初めてのことであります。感動~。

日に日に暑さが増していく中、訪ねた先々で言われたのが『暑いでしょう?何もこんなに暑い時に…好んでいらっしゃるね~・苦笑』というごもっともなお言葉でした。
本当に、その通りです(笑) でも、吹き抜けて行く風はどこまでも心地よく。
やはりいい季節です 7月の沖縄。

この旅で、地元の方と少しだけ長くお話が出来ました。
一番大切な思い出です。
もしも、後ほどまとめる事が出来たらここにも残しておきたいと思っています。

歩きながら出会えた風景-----

壁際に立つシーサー。
家人が今もっとも気になっている(作家さんの)もので、ついに町の中で見つけました。


そしてこちらもシーサー?(笑)


ほんとうに、小さな空き地にも立派にパパイヤが育っていて驚きます。


月桃の実はまだ瑞々しい。

(提灯の様に膨らんだ青い皮が枯れてくると中から丸く小さな種が出てきます)

読谷村の登り窯。
近づいていくと、煙が見えます。
何と、窯入れに遭遇か?とトキメイテ駆け寄るとすぐ横で刈った草を燃やしていました。トホホ。
横に積み上げられた燃料用の松(たぶん)はどれも立派で、美しく。
燃やしてしまうのが何だか惜しい…そんな気持ちも湧いてきます。


登り窯の赤い瓦。
青い空に映える景色です。


しかし、反対側にまわってみると本当に燃えていました(驚)

窯の火が屋根に移ってしまったそうです。大事にならなくて良かったです。

読谷のねこ。のびのび~しています。



合切袋

2007年07月02日 | 作りました
昨年の『馬』ものを家人が喜んでくれたので
今年も懲りずに作ってみることにしました。
麻布の合切袋。

実は、刺繍をしようと決めた時点で私の場合かなり時間を要する事が予想されましたので、確か昨年末の辺りから少しづつ準備を始めたのです。
しかも少々時間が過ぎてしまっても大丈夫なように、暑い季節にも合う素材を選んだ訳です(苦笑)
ちなみに、完成予定は2月でした。。。

この間に色々な事がおきて、全く頭の中から消えてしまっていたのですが
さすがに、夏が終ってからではどうにもならず・・・
(すでに何の名目で贈るはずのものだったか、分らなくなっています・汗)
慌てて~出来上がりました。ホッ。

久しぶりに裁縫箱をのぞくと、思っていたより作業は進んでいて
はじめてしまえば、ほんの数日で完成!でした。

な~んだ、こんな事ならもっと早く取り掛かればよかった---と
つい口をついて出てしまった言葉に、無反応で答える家人。
ト・ウ・ゼ・ン・デ・ス・ヨ・ネ。

「モザイクの馬」がぴったり収まる大きさです。