まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

開花 2009 棉

2009年07月29日 | フラワーポット
今朝、カーテンを開けながら
ベランダをちらりと見渡すと、さわさわと風に揺れている茶棉の葉の中に、
ほんの小さな黄色い蕾の先を見たような気がしました。
今年は欲張って、プランターひとつに8本も植えてしまったため
例年より背丈が短いままで、まだ「苗」といった感じの棉なのですが
そういえば花芽が育ってきていたのです。

一通りの朝の仕事を済ませた数時間後
再度プランターを覗き込んでみると、小さな花が開き始めていました。

昨年は5月9日に種をまいて、7月23日に開花でした。
今年は5月16日種まき、7月29日開花。
昨年のお天気の具合がどうだったか?思い出せませんが
ほぼ同じ日数で、開花しているようです。

今年は、一つだけ斑入りの葉をもつ棉があります。
珍しい(のでしょうか?)
この枝にはどんな花が咲いて、どんな実を結ぶのか。
気になっています。


お茶の時間

2009年07月21日 | 暮らし
『祝老師作 武夷正岩茶』という中国茶をいただきました。 
6月の事です。

これは、ぜひとも大切に、おいしく楽しみたい♪
でも、どうしたらいいのか?
何もわからない。。。
そうしている間に、時間ばかりが過ぎてしまいました。

それで、先日
このお茶を販売している小梅茶荘さんを訪ねて、お茶の入れ方を教えていてきました。

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そしてやっと。
昨日、お味噌の『天地返し』を終えてから
お茶の時間を楽しみました・苦笑

頂き物の茶器を探し出して(この器、十数年の間に2度目の登場です・苦笑)
お湯を沸かし。
お店で頂いてきた「中国茶の淹れ方」を確認しつつ。
4煎目までいただきました。

注ぐたびに、味わいが変化していくお茶。
ゆったり味わう時間は特別なものに思えました。

こんなふうにお茶を楽しめる時間が増えるといいなぁ。

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この日、
急須とお揃いのちっちゃな湯呑み(茶杯というのでしょうか)のかわりに
沖縄の杯をつかってみました。
深さが異なる為、同じお茶でも色が違って見えますが
口当たりがよくて、中国茶とも好相性と思っています。



この杯は、沖縄の大嶺實清さんの工房のもので
琉球王朝時代に開かれた湧田窯の器を再現した、というもの。
中国や朝鮮から技術が導入され、その姿にも大陸文化の影響が色濃く感じられます。

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余談ですが、
大嶺實清さん、数回お目にかかっただけですが
たいへん魅力溢れる素敵な方で。

とても暑~い、ある日。工房へ伺うと
なんとも涼しげな、しなやかな真っ白な麻のシャツをお召しになっておられました。
土に向うお仕事。私にはちょっと意外でしたが
「仕事をしている時は気に入った服を着ていたい。」とお話してくださいました。
背筋をビシッと打たれたような、忘れられない言葉です。

そして、こちらは私の宝物・笑
大嶺さんから頂いた小さな瓶♪
“湧田”の土で作られています。

天地返し

2009年07月20日 | お味噌
春に仕込んだお味噌

半透明の容器。
外から見るだけでは、たいした変化は確認できません。

でも、今年は量も増やした訳ですし
梅雨もあけたことですし・・・
『天地返し』なるものを行ってみることにしました。

樽をあけて(私の場合は密閉容器)しゃもじ等で底の方のお味噌を切り返します。
発酵途中で発生した炭酸ガスを抜いて発酵しやすくして、旨み成分であるたまりを上下とかえて味を均一にする為。だそうです。

『天地返し』、月に一度くらいのペースで行う方もいるそうですが
私は少量仕込んだお味噌が何度も蓋を開け閉めする事で、カビてしまうような気がして、出来ずにおりました。

↑の写真は2月に仕込んだ米麹味噌の様子。
今回はカビ一つ無くここまできてくれました♪

この日お味噌。
香りは麦麹の方が、お味噌らしい香ばしさが強く。
お味は、米麹のほうが甘みが出ているように感じました。
(麦麹味噌に比べ、塩の量は多いのですけれど)
さてさてこの先、夏を越してどんなお味噌に育ってくれるのでしょうか。

つづく。

あんずジャム

2009年07月14日 | 作りました
あんず・・・まず思い浮かべるのは、
陽だまりの色。程よい硬さの干しあんず。

そして、忘れられないのは、カラカラになるまで干されたものを
ゆっくりコトコト煮戻した黒いあんず。
懐かしい。  あんず、大好きなんです・笑

でも、生のあんずは馴染みがなくて。
先日のrucaさんの記事を読んで、ときめいてしまいました。
さっそく作ってみる事に♪

近所のお店では、生あんずをなかなか見つけられなくて
あんず探し3日目にやっと出会えて。
無事に砂糖漬を作る事が出来たのですが。
妙に焦っていた私は、既にあんず探し2日目に、
“あんずの里”から『信州大実』を注文していたのです・苦笑


そして土曜日に届いたあんず。


翌日、ジャムを作りました。
1パック=750グラムを3つ使ってみる事に。
切ってみると想像以上に嵩が増して、鍋いっぱい。。。

グラニュー糖をまぶして暫く待つ。


加熱すると、どんどん水分が出てきて。
あんずジャムは思っていたよりも楽に作る事が出来ました。
一つ残念だったのは、果肉がほとんどとけてしまった事。
次回は、大きなままの果肉で挑戦してみたいデス。


↑トップの写真。
結局、大小あわせて8個の瓶と大匙3杯程のジャムが出来ました。

残っている1パック分のあんずで、もう一度 砂糖漬を作る予定です♪

久しぶりに“あんず心”が満たされました・笑

七夕の空

2009年07月07日 | 暮らし
今年の七夕は、あっという間にやってきて。
短冊に記すお願い事を考える間もなく7月7日の夜になっていました。

夕方から夜にかけて
にわか雨がふるかもしれないと、たしか天気予報は言っていました。
でも、寝る前にベランダに出てみると
正面に丸いお月様が、眩しいく光っていました。
今日は七夕で、満月なんですね。

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先日のIIDのイベント「キャンドルナイト」での“星のお話”の中で、
確か、東京23区内で肉眼で天の川が見えたのは約40年ほど前まで。とお話がありました。(涙)

もとより、夜でも明るい東京では天の川は見えないわけですが、
仮に、街がキャンドルの火を灯して星空を見上げたとしても
こんな満月の夜では、星はかすんで、天の川も見えないのかもしれません。

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満月の傍らで唯一瞬いて見えたのは木星で。
大きなグレイの雲の手前をうすぐ千切った真綿のような雲が
どんどん流れていくのを飽きずに眺めていました。
と、左の目の端に素早く流れていった光が。。。
あ、あれは流星?
今まで一度も流星を見たことがないので、わからないのです。
でも、だとしたら、私の初流星。
きっと、そうに違いないと想う七夕の夜なのでありました・笑


*トップの写真は夜空とは全く関係のないもので。
自然教育園のマツカゼソウ(7月4日撮影)
涼やかな緑の葉が目をひきます。
新芽はさらに明るく。
日かげにありながら、所々まるで木漏れ日が照らしているように見えました。
みかん科の草本で葉に触れると柑橘系の香りがするのだとか。
花は小さく白く。8月から10月にかけて開花するそうです。