12月11日
galleryらふとさんでの、今年最後のワークショップへ。
今回も染織家・
森文香さんが染められた
たくさんの糸の中から心に留まった色を選んでいきます。
木枠(とっても素敵なんです♪)に糸をはって、小さな布を織っていきます。
昔々、たこ糸を経糸かわりにして、裂き織風のモノを作った事がありましたが、
経糸を縫うように上下させながら進めていく作業は本当に進まなくて・・・泣きたくなりました・苦笑
しかし、今回は森さんから本格的な織のシステム:
*「綜絖」を教えていただき
私にとっては、長い間 深い霧の中に漂っていた謎がひとつ明らかになった瞬間!
↑この写真、記念すべき1ショットなのであります。
*「綜絖(そうこう)」というのですね。
「らふと」さんのレポートに、今回の、「綜絖」の様子が詳しく紹介されています。
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今回のワークショップでは作品に名前をつけるので
前もってカタチにしたいイメージを考えていました。
今年の紅葉黄葉はいつになく美しく、
どうにかこの景色をそのままに、心に残しておきたいと思うほどでした。
加えて、今年は楢の葉の黄色から濃い茶へ変化していく様子が特に心惹かれて。
はじめて楢の葉の美しさに気がついたような気がします。
・・・そんな穏やかな秋のイメージを持っていはハズでしたが・・・・・
出来上がりはちょっと違っていました・笑
名前は[秋のひかり 秋のかぜ] *今朝決まりました。
経:藍の生葉染め/絹 ・クルミ(木の皮)鉄媒染/綿 ・ログウッド錫媒染/綿
緯:藍の生葉染め/絹 ・スオウ アルミ媒染/綿 ・たまねぎの皮アルミ媒染/綿 ・コブナグサ アルミ媒染/綿
そして、もう一つのお楽しみ♪
Hさんのお菓子は黒大豆入りの「浮島」。
抹茶とお味噌が絶妙なバランスで、美味しかったーです。
(また、いつか、必ずいただきたい・祈)
暖かな陽にめぐまれたこの日。
全ての景色や色あいが気持ちよく、あっという間に時間が過ぎていきました。
うまく言えないのですが、作業中
用意していただいた材料・道具のひとつひとつが
おぼつかない手で扱っていても、スッーときれいに
あるべきところに納まっていく姿があり。感動しました。
こうした気持ちの良い空気感も森さんなのですね。きっと。